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タイトル:Daily Drama Express 2004/10/30 ナースマンがゆく (2)  2004/11/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/10/30 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル ナースマンがゆく
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 高沢裕次郎(松岡昌宏)
 矢野原希美(香里奈)
 桐島奈津子(横山めぐみ)
 石川さくら(さとう珠緒)
 小野寺佳奈(小沢真珠)
 鴨志田利一(小野武彦)
 吉岡隆志(石黒賢)
 風間聖 (財前直見)
脚  本 江頭美智留

あらすじ  高沢裕次郎(松岡昌宏)は寝坊し、矢野原希美(香里奈)と二人
揃って遅刻。桐島奈津子(横山めぐみ)にきつく注意される。

 風間聖先生(財前直見)の回診時間。
 同僚ナース達は一斉に聖から目をそらす。わけがわからない裕次郎
は聖と目が合い、回診に付き添うことになる。
 回診中、聖は患者一人一人と親身になって話をする。そんな聖に裕
次郎は尊敬する。
 が、そのために回診終了時間は大幅に過ぎ、付き添った裕次郎の休
憩時間はなくなってしまう。
 同僚のナース達が目をそらした理由はそこにあった。

 聖は何かにつけ裕次郎を呼び、仕事を指示する。
 休憩も取れずに疲れきっていた裕次郎はロビーで小児病棟に入院し
ている周作(依田悠希)と出会う。車椅子に乗っていた周作はサッカ
ーが大好き。裕次郎はサッカーゲームを貸す約束をする。

 帰り際、病院の前で病院を見つめている年配の女性に出会う。裕次
郎が声をかけるが女性は「何でもないです」と言い、去ってしまう。

 翌日、鴨志田利一事務長(小野武彦)がナースステーションにやっ
てきた。顧問弁護士の息子を入院させたいためにベッドを空けて欲し
いいう。
 奈津子(横山めぐみ)や吉岡隆志先生(石黒賢)は「そんな病院側
の都合で患者を退院させるわけいかない」と反対をする。もちろん裕
次郎や他のナース達も同意見。
 そこへ聖がやってきて、担当患者の福島武郎(谷啓)を退院させる
と言い出す。
 福島は術後の経過もよく治療は全て終了しているが、食事もあまり
とらず運動もしないため体力の回復が遅れている。また、身寄りがな
いため家に帰っても看病する人がいない。そんな福島を裕次郎は心配
していた。
 あまりにもあっさり福島を退院させてしまう聖をみて、裕次郎は納
得がいかない。

 休憩時間になり、裕次郎は周作の部屋へゲームをもっていった。子
供たちは裕次郎が持ってきたサッカーゲームに夢中。
 面会時間になり、他の子供たちのところへ母親が見舞いにくる中、
周作のところへは誰も見舞いに来なかった。寂しそうにしている周作
は「うちのお母さん仕事忙しいから。でも時々仕事の合間に寄ってく
れることあるよ。」と言う。そこへ聖がやってきて周作は「お母さ
ん!」と呼び喜ぶ。子供が居たことをしらない裕次郎は驚く。

 裕次郎を含めナース達は仕事が終わってから飲みに行った。
 そこで裕次郎は初めて聖の話を聞いた。聖の夫は6年前に他界し、
一人息子の周作の病気は「骨腫瘍」歩くのも困難な状態。

 翌朝、裕次郎は福島のことが気になり、自宅まで様子を見に行った。
ゴミ出しをする福島をみて裕次郎はますます聖に不信感をつのらして
いった。

 病院につくと、ロビーでリハビリをしている周作を見かけた。
 周作の右太ももには大きな器具が装着されていた。
 『痛くてもひたすら自分の足で歩く』
 これが周作のリハビリだった。

 納得がいかない裕次郎は聖に「福島さんのことを「何故、あんなに
早く退院させたのか」と聞いた。
 「福島さんを退院させたのは、事務長に言われたからですか?」
 「だったら、どうなの?」
 聖の答えに裕次郎はショックを受けた。

 ある日、奈津子に頼まれ、聖を探しに行くことに。
 小児病棟へ行くと廊下でりリハビリをがんばる周作とそれを見つめ
る聖の姿があった。
 周作は苦痛に耐え、かんばるが倒れてしまい、起き上がることが出
来ない。
 そんな周作を見ていた聖は助けることもなく表情ひとつ変えずに
「立ちなさい。治りたくなかったら、いつでも辞めていいんだから。」
と言い放つ。
 「辞めない…」周作は歯を食いしばり立ち上がる。
 立ち上がった周作に優しい言葉をかけることなく「よし。じゃぁ、
お母さん、仕事に戻るね」と言って去っていった。

 裕次郎の怒りは頂点に達し、聖に「どうしてです?どうして一言
「良くやった」と抱きしめてあげないんですか?周作君、いつも一人
で頑張っているんですよ。一言優しい言葉をかけてあげるのがそんな
にいけないことでしょうか。みんながみんな、風間先生みたく強くな
いんです。」という。
 「言いたいことは、それだけ?」という聖に周作は「いえ、主任が
先生を探していました」と伝えた。

 翌朝、裕次郎は再び福島の家へ向かった。
 すると福島の家から聖が出てきた。聖は退院した福島の様子を毎日
見にきていたのだった。
 しかも数日前に病院の前で会った女性は福島の隣人で、身寄りがな
い者同士、お互いを面倒みながら生活していたのだった。
 聖は福島が病院嫌いなことも、看病をしてくれる女性がいることも
わかっていて退院させたのだった。

 「間違っていたのは俺の方だ。」と気づいた裕次郎は聖に謝ろうと
病院へ行った。

 病院へ向かうと庭で聖は周作とボールで遊んでいた。
 そこへやってきた吉岡は聖がなぜ周作に優しくしないかを裕次郎に
話した。

 「風間先生だって。本当は周作君のそばにいたいんだ。周作君の足
に異常が見つかった時は、風間先生もしょっちゅう泣いていた。けど、
自分が泣けば周作君が悲しむだけ。だから、絶対に涙は見せないと決
めたんだ。」
 吉岡は昔、「どうしてももっと優しくしてあげないんだ」と問い詰
めたことがあった。「優しくするのは簡単。けど今優しくしたら周作
は私に支えられて生きていくことになる。でも、私がいなくなったら
どうする?私の方が先に死ぬのよ。私がいなくなったら周作は自分の
足で歩いていかないといけない。だから今、優しくするわけにはいか
ないの」と答えた。
 裕次郎は周作と聖を見つめていた。

 ナースステーションでは、裕次郎が嬉しそうに仕事をしていた。
 事務長は聖に「ベットが空いたから患者を入院させろ」と無茶なお
願いをしている。
 もちろん聖は断る。
 前回、福島さんを退院させたのは、病院のためではなく患者さんの
ためにだったのだ。


寸  評  第2話は風間聖先生の話でした。
 聖先生の一人息子:周作君。聖先生にそっくりな笑い方。
 役ではなく、本当の息子さんだと言われても「そうなんだぁ」と言
いたくなってしまいそうでした。
 ところで、高沢は思い込みが激しすぎると思いませんか?
 看護士が、あんなに振り回されていて良いものなのか…。

 あと。ストーリーとは別ですが、なぜ石川さくらだけピンクのエプ
ロンをしているのでしょう??

執 筆 者 西脇()

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2. 編集後記
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 第2話は新潟地方での大きな地震のため、放送が1週間遅れました。
 私は地震発生時、都内池袋の駅構内にいました。週末の夕方なので人が多く、
とても騒がしい中でも地震に気づきました。

 当ドラマについて、年末に予定より1週間延ばして全話を放送するのか1回
分減るのかわかりませんが出来れば全話放送して欲しいです。

 みなさま。急激に寒くなり、体調を崩されやすいし疲労もたまってきている
と思いますが、体にはじゅうぶん気をつけて頑張ってください。(西脇)

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