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タイトル:Daily Drama Express 2004/10/25 ラストクリスマス (3)  2004/11/05


===================================================== 発行部数   17 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/10/25 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ラストクリスマス
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 春木健次(織田裕二)
 青井由季(矢田亜希子)
 日垣直哉(玉木宏)
 葉山達平(森山未來)
 藤沢律子(片瀬那奈)
 高瀬彩香(MEGUMI)
 須藤恭子(田丸麻紀)
 柴田幸子(りょう)
 新谷伍郎(伊原剛志)
脚  本 坂元裕二

あらすじ  第三話 「涙の抱擁」

 夜道。
 携帯で話しながらスーツ姿で歩く春木。
 春木「アルキサンドロ・ロッシが来日?何でまた急に?何とかしま
す」

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 話しながらレストランに入ってくる春木。
 立食パーティーの店内には大勢の客がいてにぎわっている。葉山が
司会をしている。
 葉山「では、新谷取締役、挨拶お願いします」
 入ってきた春木、小声で葉山に聞く。「イタリアって何時だっけ?」
 新谷「本日はおつカレーライス」
 シーンとする会場。もう一度繰り返す新谷。
 慌てて『笑うところ』というボードが表示され、ようやく笑いが起
こる。
 引き続き挨拶をする新谷。
 その後、『しばし歓談』のボードが表示され、和やかなムードにな
る会場。

 葉山が春木に嬉しそうに報告する。
 葉山「センパイ!また恭子ちゃんとデートすることになったんです
よ。すごいことですよ」
 しかし葉山の財布にはお金がない。少し離れたところの彩香の方を
見やる葉山。
 葉山「あいつに使われたんです。あのバッグ、58,800円もし
たんです」
 彩香は「うちの犬がくわえてきたのよ」と、由季や森山美樹に自慢
している。
 さらに彩香、「でももっとデカいのが欲しいのよ。一戸建て持って
くるような」

 日垣がくる。日垣の転勤取り消しのことについて話す由季と日垣。
 日垣は、春木から、「由季がおまえのこと好きなんじゃないのか」
と言っていた、という。由季は「春木さん、何、考えてるんだろうね」
といいながらもまんざらでもない様子。

 このプロジェクトの担当者として、みんなの前で挨拶をし、これか
らの抱負を語る日垣。しかし、「今回が最後の仕事になりそうです」
と爆弾発言をする律子。

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 別室で…。日垣と律子が二人きりでいる。
 日垣「結婚?何だよそれ。先生のことが忘れられなかったんじゃな
いのか?」
 律子「だからよ…だから結婚するの」

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 部屋に帰り、イタリアに電話する春木。
 その時、ドンドンドン、とハメ殺しのドアを叩く由季。
 由季「出た!ゴッキー君」

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タイトル『ラストクリスマス』

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 由季の部屋にいる春木と由季。
 春木「いい加減にしてくれよ!こっちはロッシーのことで…ロッシ
ーのこと知らないでよくスポーツメーカーつとまるなあ」
 ロッシーのすごさを由季に説明する春木。
 由季、レストランでのことを話し出す。
 由季「律子さん、結婚するんだって。もう恋をするつもりはないっ
て」
 春木「で、青井は喜んでるわけだ。ライバル結婚で一歩前進」
 その時、日垣が書いた由季の絵を見つけ、じっと見る春木。それは
鉛筆で書かれた、コースターくらいの大きさのものだ。由季と日垣の
ことを茶化す春木。
 「あたしよりそっちはどうなのよ?」と反撃する由季。「少しはサ
リーさんと進んでるわけ?ああいう人に限って裏表あるんだから」

 告白について話す二人。
 由季「好きです…(無言)…こんな感じで?」
 春木「それがおまえの勝負顔?それじゃ、日垣も…」
 と言っているときに、由季、ドアを開け、「逃げた…」
 春木「オレの部屋じゃん」

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 オフィスで春木と葉山が仕事をしているところに律子の個展のお知
らせが来る。葉山を昼食に誘う春木に、葉山、「弁当、持ってきたん
です…」と言って、ビニール袋一杯のどんぐりを取り出す葉山。呆れ
る春木。

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 葉山「いただきます!」
 社員食堂で昼食を食べる春木と葉山。犬のようにガッついて食べる
葉山。
 「葉山、おまえ、生命保険入れられるかもしれないよ」
 彩香に誰か男を紹介しよう、という話になる。
 「独身で、金持ってて、女に飢えてる奴…」と、考えてるところに
…新谷がやってくる。
 新谷、「今日はA定でええてい?」等、オヤジギャグを上機嫌で言
いながら歩いている。

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 レストランで…。
 春木、新谷がいる。
 新谷、春木に「オレは派遣のコに手を出すほど女好きじゃないんだ。
ただし、青井君には内緒だぞ!」
 彩香が来る。春木に紹介される新谷と彩香。その後、2人はレスト
ランで食事をすることに。
 気合いが入りすぎて変なファッションの新谷に「?」な彩香。

 離れた席から2人の様子を伺う春木と由季、葉山。
 春木「ダメだ…」
 由季「大丈夫、彩香もいい勝負だから」

 新谷「趣味は?」 彩香「日本舞踊」

 離れた席の由季「お立ち台のね…」
 どんぐりを食べる葉山。

 新谷「お料理は?」
 彩香「母によく叱られています」

 由季「レタスとキャベツの区別もつかないくせに」

 物を落として拾いながら新谷に胸の谷間を見せる彩香。

 葉山「オレもあの手、使われた」

 彩香「実は私、ストーカーに狙われてるんです…関係をせまってく
るんです…」
 彩香の胸の谷間を見て、新谷、「そんな奴、オレがクビにしてやる」

 時計を見て、「あっ!」と慌てる春木

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 春木貴子の病室。
 ベッドの中の貴子。病室にいる春木、由季、幸子。
 由季「春木さんにはもったいないお母さん」
 春木「おい、おまえ、何でも手伝うって言ったんだから、手伝えよ」
 春木の言葉に幸子の後を追って、慌てて出て行く由季。
 貴子「どっちが本命なの?どっちかっていうと、あの子は愛人タイ
プね」
 春木「青井はああ見えてそういう女じゃないんだ。意外と純情で…
知るかよ?!」

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 花瓶を持って歩く幸子。横に由季。
 由季「今日はしてないの…?指輪」
 幸子「この後、仕事だから…えっ?」
 見ちゃった、と言う由季。
 幸子「3年前に結婚して…愛情も年とるの。わかんないかもしれな
いけど」
 由季「わかるよ、私もバツイチだから」
 幸子「そっか…早くホントのこと言わなきゃね…」

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 道路で…。
 幸子「じゃあね、センパイ!」
 「ん?センパイ?」といった様子の春木。
 春木と由季に別れて別の方向に歩いていく幸子。
 春木、由季に「おまえ、幸子のことで何か隠してないか?」
 春木と由季、並んで歩く。
 春木「なあー、藤沢さんって日垣のこと、どう思ってるんだろう?」
 「4年も振り続けてるんじゃねぇ…」という由季に、
 春木「そうじゃなくて、本当は別の男の人を好きになる自分が許せ
ないから…」
 少し不安になる由季。
 春木「青井、日垣に試したことあるの?勝負顔」
 と、由季に告白をすすめる。

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 会社のロビーらしい場所を由季とDr.が歩いてくる。
 Dr.「調子は…」
 由季「元気です」
 Dr.は「なかなか女性社員が来てくれなくてヒマなんだ…。でも
うちの女医さん美人だからね…別にどこも悪くないのに集まってくる
男性社員多いんだよ」などという。

 医務室前。春木、新谷、葉山が座っている。
 ストーカーの似顔絵(葉山に似ている)を春木と葉山に見せる新谷。
 新谷「まだ見つからないか?」
 葉山「もし、見かけたら…」
 新谷「クビだよ」

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 由季に律子が個展の案内を渡す。
 律子「これ、もし良かったら…今夜がオープニングなの」

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 会社の外で。日垣と由季が立っている。
 日垣は律子の個展には行かない様子。理由は行っても律子が結婚を
やめてくれないから。
 日垣「オレもおまえみたいになろうかな…割り切ってさぁ…誰も好
きにならない…」
 由季「それ、ムリかも…(日垣を見つめながら)ホント言うとさ…
(由季、勝負顔)」
 由季を見つめ返す日垣。
 日垣「ホント楽だ…オマエと見つめあっても全然ドキドキしない。
律子と見つめあうと心臓バコバコでさ…」
 由季「バカじゃないの…じゃーねー」
 由季、少し走り去ったことろでふと日垣を振り返る。
 クールにタバコをふかしている日垣の後姿。

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 個展。最終日の幹事を引き受ける春木。
 律子の結婚相手がいる。
 個展に日垣の後ろ姿を描いた絵がある。
 そこのメッセージは…forget me not =私を忘れないで。
 意味を知ってハッとする由季。「そっか…そうだったんだ…何よそ
れ、バカみたい…春木さんの言う通りだったんだ」

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 別室で…。由季と律子が二人で座っている。
 由季「なーんだ、好きだったんだ…いつから?…ずっと?日垣さん
のこと…だけど、私思うんだけどさ」
 律子「好きじゃない…私が好きなのは先生だけ」
 ネックレスを握りしめている律子。
 由季「だったらあの絵は何?後姿だけじゃなくて、ちゃんと正面か
ら見てあげようよ。彼は待ってるよ」
 立ち去る由季。

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 由季の部屋。由季は寝そべっている。ドンドンドン、と叩く音。振
り返る由季。

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 日垣の書いた絵を見ている由季。
 由季「5分か10分かなあ、彼が私をじっと見てた時間、人生一番
最高の時間にさあ…私寝てたんだよな、一生の不覚」
 由季、ベランダから絵をフッと投げ捨てる。闇夜に消える絵。
 由季「あ〜あ、バカみたい」
 由季、律子のことを言う。「思い出は思い出でとっとけばいいじゃ
ん!直哉なら、思い出ごと受け止めてくれるのに」
 春木「このままでいいのか?このままじゃ、始まりもしない。自分
のこと、安くするなよ」
 由季「何よ、自分だって…」
 春木「えっ!?」
 由季「何でもない、おやすみなさい」
 自分の部屋に戻る由季。

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 隣が気になる春木と由季。

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 翌朝。
 あくびをしてマンションから出てくる春木。自転車を押している。
 植木で必死に絵を探す由季。
 春木、つぶやく。「やっぱりなー」
 由季「コンタクト、落としちゃって…」
 春木「じゃんけんポン!あっちむいてホイ!」
 横を見る由季。
 春木「見えてるじゃん!」
 春木「何がせいせいしただよ、強がっちゃってさ…遅刻するなよ」

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 出社する春木、葉山、新谷。
 彩香のことがすっかり気に入ってる様子の新谷。
 「ボインだし」という新谷に、葉山「ボインだけですか…ボイン以
外は?」
 新谷「どうだっていいだろ」
 個展のパーティーのことに気づき、「そうかそうか、そうかそうパ
ーティーか」と、上機嫌で出ていく新谷。

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 社内で辞める挨拶をして回る律子。デザインルームにも来る。
 あえて後ろを向く日垣。ため息をついて行く律子。

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 夜。
 「こんばんは〜」仮装パーティーにくる幸子。迎える春木。二人の
頭にはバニーちゃんの耳が。完全にかぶってる。
 そこへ登場の新谷。全身、サタデー・ナイト・フィーバーのジョン
・トラボルタになりきっている。
 仮装パーティーとは言っても“部分仮装”なのに、一人総仮装であ
るが、それには気づかず、そのまま上機嫌で会場へ向かう新谷。
 由季が来る。
 春木「日垣来ないってさ」
 由季「何よ、その耳」 会場へ行ってしまう由季。

 会場内で、なりきってフィーバーしまくりの新谷。
 春木「取引先がいませんように」
 春木「あれっ?今日、司会要らないんじゃないの?オマエがやりた
いだけだろ?」
 ボードをなどを出そうとしている葉山。
 ネックレスをつけていない律子。

 回想:「私が好きなのは先生だけ…」その時の律子はネックレスを
つけていた。

 ある絵の前で止まっている由季。

 電話をしている春木。
 春木「絵に絶対手をふれさせないように…」
 日垣の正面からの姿を描いた絵。
 それを見て振り返る春木。

 日垣に電話する由季。「来てよ!」
 由季「私にはアンタを呼ぶ資格があるの」
 日垣「何で?」
 由季「好きだから…直哉のことを好きだから」
 日垣「ウソだろ」
 由季「残念ながら、本当なの」
 由季「だから一度だけ頼みを聞いて。律子さんのところにいてあげ
て」

 盛り上がる新谷。
 日垣を連れてくる由季。
 自分を正面から描いた絵を見る日垣。
 律子のいるところを指さす由季。
 由季「何してんのよ、早く行け」
 それを見ていて、やるせない表情の春木。

 律子「日垣君…あたし…」
 律子を抱きしめる日垣。
 一瞬シーンとしている周囲。
 律子「みんな見てる」
 日垣「うるせえ…知るか!」
 新谷「おーお、盛り上がってるね〜」と、DJブースに乗り込み、
 「チークタイムはまだか!パーティーはチークではじまってチーク
で終わるんだ。すぐにオレの曲をかけろ!」と、チークをかけさせる。

 チークタイムになる。
 日垣と律子、抱き合って踊っている。

 「ごめんね」とDJに謝る春木。

 美樹「ねえ、私たちも、誰か誘ってみようよ」
 由季「うん!」 元気よく走り出すが、ふと立ち止まる。
 チークタイムで踊っている日垣と律子。
 せつなく律子と日垣を見る由季。
 それをせつなく見る春木。
 ボードを持つ由季。ボード:『笑うところ』
 由季、笑顔を見せて去っていく。
 追いかける春木。

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 レストラン外。
 春木「青井…」
 遠く離れたところに由季がいる。
 由季「来るな…来るな!」
 上を向いている由季の目に涙。
 走り去っていく由季。

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 レストラン内。
 会場の後片付けが行われている。
 彩香「私、新谷さんと結婚するわ」
 葉山「すみません…今日はお金がありません」
 葉山のお腹がなる。
 彩香「なんだ、お腹減ってるの?ウチ来る?」

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 夜道を歩く春木と幸子。
 幸子、「へえ〜、あの二人、4年越しでそうなったんだ。でもケン
にいと私は18年越しだね…ウソ…ウソじゃない。私は実は…」とい
うが、結婚していることは春木に言えない。

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 汚い感じのアパートに歩いてくる葉山と彩香。

 ドアを開けると3人の子供たち、「お姉ちゃん、お帰り!」
 彩香「この間のおみやげのお寿司、この人がおごってくれたのよ。
(奥へ向かって)お父ちゃん、お客さん」
 彩香の父「すみませんねえ…腰が悪いもんだから」
 葉山、部屋の様子に、「あの…高瀬さん…オレ…」
 彩香「悪いけど、ロクなもん、出せないわよ…」
 ねぎを切っている彩香。
 彩香を見つめる葉山。

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 タクシーで新谷を連れてくる春木。
 マンションの上を見上げる。
 由季の部屋の電気がついている。

 カップラーメンを食べている由季。
 「うん?」
 ハメ殺しのドアの下から日垣の描いた絵が差し込まれている。
 ドアを開ける由季。

 由季「何ですか?」
 春木、ボードで答える。
 『宝物なんだろ?』 (以下、次々とボードを出していく)
 『思い出は思い出でとっとけよ』
 『好きになって良かったろ?』
 『青井はよくやった』
 『よく頑張ったよ』
 涙ぐむ由季。
 『(赤で描かれたハナマルのマーク)』
 笑顔になる由季。しかし少し泣く。
 春木「拍手」といって、笑顔で拍手する。
 由季「字、ヘタ」
 春木「うそ!」
 由季「春木さん…私…告白できたよ…ちゃんと彼に好きって言った
…言った途端、終わったけど…」
 由季「最近、うちにオトコ、来なくなったでしょ…」
 由季「こうして隣にいてくれるお陰でなーんか寂しくないし、」
 由季「アンタ、結構役に立つよ」
 春木「なーに言ってんだ…」
 という春木のホッペにキスする由季。
 由季「あ〜あ、また一から恋するしかないのかぁ」
 春木「そんなこと言って、またオトコ来てるんじゃないの?」
 春木の部屋の新谷が起きだす。
 由季「新谷さん、来てたんだ」
 春木「忘れてた」
 インターホンがなる。春木の部屋の方だ。
 新谷が出る。
 幸子の夫「あんたが春木さんですか?」
 新谷「えっ?オレ?」
 幸子の夫「あんたが春木さんですか?」
 新谷「えっ?オレ?」
 由季「サリーさんのダンナさん」
 春木「えっ!」
 バコッと新谷を殴る幸子の夫。

(第3話へ)


寸  評  クレジットが5番目なのに、1話・2話であまり登場しなかった
律子がいきなり今回重要人物に。3話だけに限っていうと主役は律子
と日垣。
 さしずめ『ラストクリスマス外伝』みたいな感じになってしまいま
したね。
 今回は結局日垣に振られてしまう由季と、その由季をさりげなく応
援し、フォローしてあげた春木、今回に限っては脇役のようだった二
人の話、急展開はいつから?単に貢がされていた状態から、次第に彩
香に惹かれていっている葉山の様子も気になります。新谷のオヤジギ
ャグぶり、ハジけぶり、も楽しみの一つになりつつあります。
 あっ、でも第三話の最後に幸子の夫が乗り込んできたから、次回は
幸子がらみが中心でしょうか。

執 筆 者 増井()

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2. 編集後記
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 横浜みなとみらいのランドマーク5Fランドマークホールで開かれていた某
専門学校のイベントに行って来ました。バランスディスクでの開眼片脚立ちが
1分できて、我ながらびっくり。
 それと、今日、初めて戸塚に降りてみました。なかなかのんびりしたところ
で気分転換になりました。(増井)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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