メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2004/10/20 一番大切なものは何ですか? (2)  2004/11/04


===================================================== 発行部数   17 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/10/20 (Wed) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 水曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 一番大切な人は誰ですか?
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 中町東子(宮沢りえ)
 松ヶ谷要(岸谷五朗)
 松ヶ谷路留(牧瀬里穂)
 坂下公也(内藤剛志)
 藤尾哲春(佐藤隆太)
 中町小南(小林涼子)
 北村逸子(吉田日出子)
脚  本 大森寿美男

あらすじ  登校途中の小南(小林涼子)を呼び止めた要(岸谷五朗)は、久
しぶりに娘と落ち着いて話せると思い、川沿いの道を 小南の後ろか
ら付いて行く。小南は「どこまで付いてくるのか」と、うさんくさそ
うに振り向く。
 「すごく考えたんだ。一応悩んだんだよ。あの頃の私は、お父さん
のこと 嫌いになりたくなかったんだよね」
 母親と離婚することになった三年前、要のことを嫌いになろうとし
て パニックになっていたのだと、小南は打ち明ける。
 「もしもこれから生きてって 子供が生まれたら、親になるわけよ
ね? けど、そのために生きてこうとは思わない。そのために生きて
るわけじゃないと思うの…」
 大人びた娘の言葉に 要はあ然として何も言えない。
 「…だから、お父さんもお母さんも 私の親になるために生きてき
たんじゃないんだよね? なら、親辞めたって仕方ないよ」
 「や、辞めてないよ。そんなことは できないんだ…」
 「だったら 無理にやんなくていいよ。ちゃんと 嫌いになれたか
ら」
 要はドキッとする。あの小南が、こんなことを考えていたとは…。
小南は「じゃあね」と 学校に向かう。結局 何も答えられず、立ち
尽くす要。

 鴨下町交番。
 勤務中の要と藤尾(佐藤隆太)が ふと顔を上げると、買い物袋で
顔を隠したまま 交番前で立ち止まる女の姿が目に入る。女は中の様
子を見ようと、袋のかげから顔を出す…それは 買い物帰りの東子
(宮沢りえ)だった。東子は要たちと目が合うと、足早に去っていく。
 「職質しますか?」
 要の元妻とは知らない藤尾が、慌てて制帽をかぶり立ち上がるのを、
要は何とかくい止める。
 「主任、離婚したんですよね…」
 藤尾は、木幡(鶴見辰吾)から聞いた話を蒸し返し、自分も小学六
年の時に父親を交通事故で亡くしたと、遠い目をして話し出す。
 「…主任も一人で 寂しいんですよね?」
 否定しようと思ったその時、外に1台の車が止まる。
 「要ちゃあーん!」
 木幡だった。
 「聞いたよー。再婚したんだってえ?」
 この木幡の一言に、藤尾の顔色が変わる。更に冗談を続ける木幡に
向かって
 「うるせー!!」と叫んだ後、藤尾は交番を飛び出していく。
 残った二人は、あまり気にすることもなく 話を続ける。
 「まさか 離婚の原因はその女か?」
 あいまいにうなずく要。
 「お前がそんな器用なやつとは 思わなかったよぉ!」
 「不器用なんだよ」
 「かーっ!! 高倉健か おめーは!」
 木幡は、高倉健の似てない物マネをする。

 その夜、要は藤尾を連れて 飲みにでかけた。家では 路留(牧瀬
里穂)がテーブルの上の料理を前に、ため息混じりに連絡の電話を切
っているのも知らずに。
 あの木幡より早く 刑事課から誘いがあったのに、要が断わってし
まったことを木幡から聞き、そのことをずっと疑問に思っていたのだ
と 藤尾は言う。
 要は、「最近 調書の書き方がうまくなった」と 藤尾を誉め、何
とか話題をすり変えた。
 「どうすればうまくなりますかねえ?」
 「本を読め。ドストエフスキーの『罪と罰』」
 藤尾は手帳を取り出し、メモしようとする。
 「何て本でしたっけ?」
 「…チャイコフスキーの『白鳥の湖』…」
 「――!?…そうでしたっけ?」

 借金の取り立てに来た銀行員と入れ違いに、坂下(内藤剛志)が
『アトリエTOCO』に入ってくる。店には 相変わらずリフォーム
の客しか来ていない。坂下は「借金のことを 松ヶ谷さんに相談して
みては」と言い出す。
 「小南ちゃんの父親だ。養育費だってもらってないだろ?」
 「私の方が 稼ぎがあったってことよ」
 「お前だけが“マイナス”背負うことないよ」
 「“マイナス”って何?! 小南は私にとって“プラス”だもん!
 分けてあげないだけよ」
 噂をすれば影…ちょうど店の路地に 制服姿の要がやってきていた。
坂下が店から出て来るのに出くわした要は、さっと踵を返し、元来た
道に戻ろうとする。

 「いつもこの辺 うろうろしてるんですか? まだ未練あるんです
か?」
 追いついてきた坂下が、要と並んで 早足で歩く。
 「東子のために 制服を着ていたあなたが、別れた後もまだ 制服
でうろちょろしている…。東子の夢を支えていくために、一生忙しい
刑事にはならない。交番勤務なら 勤務表通りに仕事が終わる。――
それほど東子に夢中になったんでしょ? 僕は誰かのために 犠牲に
なる気持ちは分かりませんが…」
 それまで 見回りのふりをしていた要は、商店街の真ん中で立ち止
まり、坂下を見つめる。
 「犠牲になんて、なってません!」
 「――結局 東子は、結婚にも夢にも 裏切られたわけだ…」
 と言う坂下から、視線をそらす要。坂下は、東子が借金で苦しいの
だと付け加えて、立ち去る。

 要はその足で、『アトリエTOCO』に向かった。東子は、また制
服でやって来た要を「うっとおしい」とけなす。
 「借金、いくらあるんだ? 小南は 俺の子どもでもあるんだ」
 「今だって 許したわけじゃないのよ。小南は、私を選んだんだか
らネ」
 東子は要を、店のドアのところに 引っ張ってくる。
 「商店会長さんとキスしたって、言ったわよね? その奥さんがサ、
ここんとこに立ってサ、こっち 見てんのヨ」
 と、ドアの向こう側を指さす。以前にも無言電話がかかってきて、
小南が泣いたことを明かす。
 「あたしって、つくづく“男運”ないのよねえ」
 と、東子はため息をついて、店のソファに座る。
 「おまえなあ、いいかげん そのフラフラするところ、治せ!」
 「仕方ないよ、転校ばっかりしてたから。――知ってる? 転校ば
っかりしてると、本当の自分を見せる必要がなくなるの。考えてみた
ら、要ちゃんのところが 私にとって一番長かったのかなぁー」
 「遠足ばかり してただろ?」
 「…でも、最後に転校したのは 要ちゃんだからネ」
 東子はそう言って、要を横目で いたずらっぽくにらむ。

 突然、店のドアが開き、商店会長の久内(高田純次)がやってくる。
またもや 噂をすればなんとか…。手には、和服の包みを抱えている。
この大島紬は、実は久内の母親のかたみ。家から持ち出すとき、妻の
加奈子(三浦理恵子)に見つかってしまったが、「着ないだろ」と 
そのまま持ってきたのだった。
 「知ってる? このお巡りさんね、若くてきれーな奥さん いるん
だよ」
 要が3ヶ月前に再婚したと聞き、愕然とする 東子。
 「あ、そうなんだ。ちゃんと 結婚したんだ…」
 東子は「どうぞ ごひいきに」と 帰り支度の要に 皮肉たっぷり
に礼をする。

 その頃、小南は学校をさぼって 川べりに座っていた。うーん、と
背伸びをすると、たまたま木をはさんで隣に座っていた 路留も、同
時に同じことをしたので、二人は「こんにちは」と 挨拶を交わす。
もちろん、二人には面識は全くないし,その“共通項”に気づくはず
もない。
 「あなた、学校でイジメにあってるとか 不登校とかには見えない
ね」
 「分かんないじゃないですか?」
 「私も、退屈をもてあましてる主婦とか 失恋中とか 失業中とか
には見えないでしょ?」
 「失恋中の主婦なら知ってます。うちのお母さん。――3年前から。
見てると痛々しいです」
 路留が 図書館から借りてきたという、池波正太郎の『鬼平犯科帳』
を 小南は手に取る。
 「夫が学生時代に読んで、感銘うけたんだって」
 「じゃ、家にあるんじゃないですか?」
 「貧乏して 売っちゃったんだって」
 路留と小南は 笑う。

 夕方、小南が学校から帰ってくると、立派なぶりを片手に「ぶり大
根作るからねー」と 久内がにっこり笑って台所に! 小南は凍りつ
き、店でミシンがけをしていた東子に 駆け寄る。
 「どうしてうちに ぶりがいるのよ!?」
 久内は「魚屋が落書き犯を捕まえた礼にくれたのだ」と説明し、
「気にしない」と言って 上機嫌で台所に戻っていく。
 「気にしないの?」
 「してるわよ!」
 「まさか、一緒に食べてくの? あんまりヘンなら、お父さんに言
ったら?」
 「――お父さんね、再婚したんだって。このそばに住んでるんだっ
て。警官だろうが 何だろうが、関わっちゃダメよ!」
 と 東子は小南にクギを刺す。

 要の非番の日。
 要夫婦は、路留の父母と4人で 街中で食事をする。父の北村隆夫
(田村亮)が、要のグラスにビールを注ぐのを、母の逸子(吉田日出
子)は冷ややかに見ている。
 3ヶ月も前に 娘と結婚した要のことを、今だに認めない逸子のた
めに この食事会をもうけたと 北村が言い、逸子を除く3人は 食
べ頃になった鍋料理をつつこうとする。
 「あら、ずいぶん悪者ね、私だけ。――前々から気にかかってたん
ですけど、警察官って 離婚してもいいんですか? ――よそに 女
を作ってもいいんですか?」
 無表情の 逸子のイヤミ一言一言が、要を気落ちさせ、また 場を
しらけさせる。
 「その女を育ててくれたのは お母さんじゃない」
 と路留が冗談めかして言うと、逸子は突然 ハンカチを目に当てて
 泣き出してしまう。
 「おそまつさま。娘をこんな風に育ててしまって…」

 街中の交差点で 義父母二人の乗ったタクシーを見送った後、路留
は 母親があんなところで泣き出してしまったことを 要に謝る。謝
り返す要に路留は「お互いかわいそうな思いしたんだから。痛み分け」
と 微笑む。
 「俺は 少しもかわいそうじゃ ない」
 路留に向かって 手を差し出した要が「君といるんだから」と付け
加えると、路留も手を伸ばし、2人は手をつないで デパートに買い
物に出かける。

 デジカメ目当ての路留についていくと、要は、小南が 売り物のケ
ータイを手にとって見ているのに 出くわす。こっそり見ていると、
小南は落ち着かずあたりをみまわし、持っていたケータイを ポケッ
トに入れ、走って逃げようとする。
 要は路留を気にしつつも 小南を追いかけ、店を出る直前に捕まえ
た。人のあまりいない階段のところまで 小南を引っ張って連れて行
く。
 「出せ、いいから 早く出せ、ケータイ」
 小南は 仕方なくケータイを出し 要に渡す。
 「これはな、このままじゃつかえないんだぞ。ちゃんと契約…」
 「落ちてたんだよ、それ」
 ストラップが付いているのを見て、要ははっとする。
 「ちょーどよかった。届けたからね、お巡りさん!」
 自分を探している路留が 遠くにちらっと見えたのを気にしながら、
要は小南に話しかける。
 「この間は 驚いたよ。あんまりしっかりしてるんで…」
 「ふーん。しっかりした娘が 万引きすると思ったんだ! …どう
してこの町に来たの? どうしてお母さんの前に現れたのよ?!」
 小南は 走り去っていく。
 タイミングよく、要を見つけた路留がやってくる。

 平机の 鍵のかかった引き出しを開け、中から通帳を取り出す。残
高は160万以上あるのを 要が確かめていると、「お風呂沸いたよ」
と 路留が突然部屋に入ってくる。
 「いつもの貯金…」
 と要は慌てて、大事な引き出しの鍵を 貯金箱に入れてしまう。
 「ねえ、お金、要るの?」
 ひたすら焦っている要を後目に、路留が「ちょっと待って」と言っ
て 持ってきたのは、路留の通帳。
 「それは使っちゃだめだよ。それはお嬢さんのための お金でし
ょ?」
 路留が「デジカメ買わなくてよかったー」と言って 差し出した通
帳を「これは、君のお金だろ?」と 要は丁寧に返す。
 何より要は、引き出しの鍵を無くしてしまった以上、この大金の入
った通帳の隠し場所に困っている。

 その夜、交番で勤務中の要と藤尾の所に、酔った女をおぶった男が
走って入ってくる。
 「おい、痴漢だ!」
 男は女を 振り落とす。
 「ホテル 着いたか?・・・なんだ、駐車場か」
 そう言ったきり 眠ってしまったのは、久内の妻 加奈子だった。

 久内が交番に呼ばれるが「こんなに飲んでるの 初めてだ」と、妻
のあまりの豹変ぶりに 驚きで声も出ない様子。
 痴漢呼ばわりされて、2年も裁判で争った経験があると言うその男
は、たまたま飲み屋で隣に座っていた加奈子に 股間を何度も触られ
たのだと言う。
 「欲求不満のおばさんなら、何やっても許されんのか?!」
 男の言葉に ついにキレた久内は、その男に 襲い掛かる――。

 翌日。
 「どうですか?奥さん」
 非番の要が 家具の久内を訪ねる。久内は 「何も覚えていない加
奈子に 夕べのことを話したら、『死にたい』と言って泣いてた」と
 話す。
 「いいよね、異動があるってね。俺なんか どこにも逃げようがね
えよな。カミさんは もっとだ…」

 東子の店に、また久内がやって来る。
 「もうじき 仕上がりますよ」
 「…この間の、着物なんだけどね、カミさんのに 変えられないか
な?」
 東子が「着物の生地はたくさん取れるから 大丈夫」と答えると、
久内は安堵の表情を見せる。妻のサイズが分からないからと、普段着
(派手なピンクの薄地のワンピース!)を 手渡す。
 「あら、サイズ計りにいらっしゃらないんですか?」
 「ちょっと いろいろあって、ね…」
 久内は 言葉を濁す。
 「――ちょっと言いにくいことなんだけどさ、あの着物で、カミさ
んの服を作るために ここに来たってことにしてくれないかな? ―
―それから、アノことは なかった、ってことで…。まさか…本気じ
ゃ、なかったよね?」
 「ぜーんぜん!! 忘れます」
 2人は笑う。
 「バカだったよね。やっぱ、東子ちゃんみたいに 平気で離婚なん
か出来ないんだな。堂々と人を好きになって、堂々と離婚して 独り
になる。やっぱすごいよな。俺はマネ出来ないな。どーしたって、つ
れ合いのこと 考えちゃうからな」
 久内は 帰っていった。

 「何よ、あれ! 何なのよ!」
 久内が離婚のことを、あんな簡単に言ったことに腹を立て、東子が
 加奈子の服を放り投げ、イライラしていると そこに要が立ってい
た。
 「小南のために貯めてたお金だ。君たちが受け取って当然のお金だ」
 と、要は封筒に入ったお金を渡し、「それだけ」と言って店を出て
いこうとする。東子は 要を呼び止める。
 「このこと、奥さん知ってるの? 話したの?近くに住んでるって」
 「それは 話してないけど、そのお金のことは承知してる」
 「承知? ずいぶん高級な奥さんなのね、今度のは。…でも、かわ
いそうね、一生うだつの上がらないお巡りさんじゃ」
 東子の機嫌が悪いのが分かっているのか、要は 黙って聞いている。
 「いつまであんな暑苦しい制服着てんのよ! あれ見てると 悲し
くなるのよ。ほんとならサ、今頃 私の作ったスーツ着てサ、1面ト
ップに載るような犯人追っかけてサ、活躍してもらうのが 私の夢だ
ったのに」
 「勝手なこと 言うなよ」
 「勝手だよね、ほんとに。非番のあなた あてにして、家事押しつ
けて、自分は仕事ばっかりしてたのにネ。――でも、そういう約束な
かったら、小南 産んでなかった…」
 「…」
 「あなたのことなんか、ぜんっぜん愛してなかった。――人を好き
になって 苦しそうにしてるあなたの顔なんて、見ていたくなかった。
だから、私から解放してやったのに、何やってんのよ! そんな昔の
まんま 苦しそうな顔して、私の前に また現れないでよっ!――刑
事になって、出世してよ! 幸せになってよ!」
 封筒のお金をつかんで、無理矢理要を追い出し、東子は後ろ手にド
アを閉め カーテンを引いた。
 散らばった一万円札を拾って 家へ帰る途中、サイレンを鳴らしな
がら覆面パトカーが 要を追い越していった。中には サングラスを
かけた木幡の姿があった。

 その夜。
 東子が貯金通帳と電卓を交互に見ながら 渋い顔をしているので、
小南は声をかけられず、二階の 明かりのついたままの東子の部屋を
 何気なくのぞく。
 ベッドの後ろに、この間川べりで出会った女性(路留)の持ってい
た本と同じ『鬼平犯科帳』が、ひもでしばってあるのに気づく。

 「これ、お母さんの?」
 下で まだ電卓をたたいている東子のところに、小南は本を持って
きて尋ねる。
 「ああ、お父さんの。離婚する頃さ、もらったんだけど。読んでな
いなあ」
 「三年前、お父さん どうしてその人のこと好きになったんだろう
ね?」
 電卓の手が止まる。小南は「ごめん」と一言謝って、階段をかけ昇
っていく。
 東子は 昼の出来事を思い出し、畳にねそべり 一人考え込む。


寸  評  第二回。要と東子の過去を 視聴者に説明するためのようなお話
でしたが、説明っぽくなくて、うまく作ったなと思いました。正直あ
まり好きな女優さんではないのですが、宮沢りえさんの 演技がいい
のでしょうか?
 久内夫婦のところは、第二話でひとまず落ち着いたようです。この
先、路留が再婚相手だったと 小南にバレるあたりが ちょっと楽し
みです。
 小南は 川べりで出会った女性(路留)のことを ひょっとしてと
勘づいているのでしょうか。もしも路留が「警察官の夫が」とか「最
近引っ越してきて」とかいった キーワードを口にしていたら、きっ
と小南は気づいてしまったんだろうな。今期“月9”のドラマと違っ
て、気を持たせるドラマです。

執 筆 者 三森(anponhana@mail.goo.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 ビデオの録画に失敗し、遅くなってしまいました。
 今日から冷え込んでます。地震があった新潟の人たちのことが 心配で、も
しも自分だったらと思うと とても人ごとではありません。地震対策で、「家
具の固定」とか「水、食料は○日分」とか聞きますが、あれだけの被害の地震
では、どれほど効果があるのか、疑問に思います。
 七年ほど前、水害でほんの数時間だけでしたが 学校の体育館に避難したこ
とがあります(その時配られた毛布二枚、今も使ってます…)。体育館で横に
なっていると、他人の足音が耳障りで しかも声が響くので、耳がおかしくな
りそうでした。新潟の人たちもそんな思いをしているのです。早く、何とかし
て差しあげたいですが、言うのとするのは 大違い。一体、私に何が出来るの
か…。(三森)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。