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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/26 バツ彼 (9)  2004/11/02


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/26 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バツ彼
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 安達恭介(高橋克典)
 佐久間陽平(高嶋政伸)
 川口夏樹(真矢みき)
 山根正博(天野ひろゆき)
 藤井真奈美(滝沢沙織)
 森下美加(北川弘美)
 姉崎俊貴(阿部サダヲ)
 姉崎章子(稲森いずみ)
脚  本 小松江里子

あらすじ  第8話 夏祭りに散った恋

 佐久間陽平(高嶋政伸)が息子・太一(佐藤勇輝)に、夕食に食べ
たいものを聞くが、気のない返事。
 陽平は、もう会社に行く時間、と、ゴミを持って出る。

 廊下で、ゴミを持って出てきた川口夏樹(真矢みき)に会い、ゴミ
を持ってあげる。ついでに、食事を食べているか、など説教も。


 夏樹は、柿崎章子(稲森いずみ)に、陽平は案外いい人ね、と言う。
 章子は、いい人なのはわかっている。でも、太一が遭いたいと言う
と.....と。

 また、陽平から章子に電話。
 週末の太一の水泳大会を見に来て欲しいという。
 章子は、週末にはお店があってと断るが、5分でもいいと言われ、
押し切られそうになる。でも、夏樹のバツ印を見て、断り通す。

 失望のあまり、倒れる陽平。
 それを見て、驚く田辺紘子(中山忍)。


 安達恭介(高橋克典)は、会社で、森下美加(北川弘美)に無視さ
れる。
 藤井真奈美(滝沢沙織)にも、自業自得ね、と言われる。

 恭介は、元妻の家を訪ね、出てきたベビーシッターに、若い男を見
たが、と聞く。
 「代わりのシッターさんですね」と言われ、「男のシッターさんな
んだ」と恭介は安心する。

 娘・彩香(三浦成)が現れ、「パパ、戻ってきたの?」と聞く。
 「いや、またこれからお仕事なんだ」と恭介。
 彩香は行ってしまう。


 山根正博(天野ひろゆき)は陽平に、恭介には酷い目に遭ったと愚
痴る。
 「冷静に考えれば、わかるだろ。どうして結婚していて、金もない
お前に」と陽平。
 「今ならわかりますよ」とむくれる正博。

 そこに、陽平に呼ばれた恭介がやってくる。
 正博の件を反省しているか聞く陽平。
 恭介は正博にきちんと頭を下げる。

 でも、正博から、陽平にもあんな若い娘が近づいてくるはずがない
と言われたと聞くと、「そうだろ、そうだろ」と態度が大きくなる恭
介。
 美加とも関係があることを責める陽平。
 でも、いつもの迫力がない。

 太一は、夕食をさっさと済ますと、風呂へ行ってしまう。
 陽平もほとんど食べていない。
 心配して、訳を聞く恭介。だが言わない陽平。

 「彼女のことか?」と恭介。
 「四回、断られた」と陽平。
 「何を誘ったんだ?」と恭介。
 「『太一と一緒に、食事しませんか?』、『太一と一緒に、水族館
へ行きませんか?』、『太一の夏休みの工作、一緒にやりませんか?』
、『太一の水泳、見に来ませんか?』」と陽平。
 「みんな、太一君を引き合いに!?」と恭介。
 「それじゃなきゃ、会ってくれないんだ。もう誘う勇気もない」と
陽平。
 「でも、電話は出てくれるんだろ。好意は持ってくれてるんだよ。
いつ、誘ってるんだ?」と恭介。
 「彼女の定休日は水曜日で、オレは土日だろ。土日が多いな」と陽
平。
 「土日は、彼女たちの店の稼ぎ時だろ。バイトもいないし」と恭介。
 「じゃあ、忙しいってのは、本当なんだ」と陽平は明るくなると、
お腹がすいた、と正博の分の焼きそばを取り上げて食べる。


 夏樹は、お腹の中の子がいれば、当分男はいらない。今はあの店を
成功させることがすべて、と言う。そして、章子に目標を聞く。
 章子は、離婚すればすべてが自由になると思ったけど、自由ってい
うのも.....今はあの店を成功させたいというと、夏樹は店のことで
はない。恭介のことが気になってたけど、自分に遠慮してたんでしょ、
と言う。
 章子は、あんないい加減な男、嫌いと言う。

 帰り道、章子は恭介と会う。
 章子は恭介のボタンが取れ掛かっていることに気付き、自宅で付け
る。
 恭介は、女の人が家庭的なのを見るといいと思う、と言う。
 「だって、この間まで、主婦してたんだもん」と章子。

 恭介はお願いとして、陽平が落ち込んでいるので、デートしてやっ
て欲しいと頼む。そして、陽平のいいところをいろいろと挙げる。
 章子は、ボタンを付け終わった背広を恭介に渡すと、「わかったわ。
わたしもちゃんと考えてみる」と言う。


 陽平は、夕食の買い物を手に、雑貨屋を覗く。
 すると夏樹が脚立に乗って、棚の上の陳列をしている。
 陽平は店に飛び込んで、「何してるんですか!妊娠してるって、わ
かってるんですか!?」と夏樹をどかすと、自分が代わりに並べる。

 そこに章子が戻ってくる。
 陽平は、「今日は夏祭りにお誘いに来ました。あさって、お店が終
わってから、太一と三人で」と言う。
 少し考えた後、章子は承知する。


 帰宅した陽平は、恭介に喜んで電話。そして、今度こそ、友達では
なく、お付き合いしたいと言うと、宣言。
 電話を切った後、恭介も嬉しそう。


 まだ、美加に無視され続ける恭介。
 恭介は美加に頭を下げて謝る。
 「本当にそう思ってるんなら、キスして下さい」と美加。
 「そんないい加減なこと」と恭介。
 美加は恭介に抱きつくと、「わたし、安達課長になら、どんないい
加減なことされてもいいんです」といい、美加の力が強まる。

 恭介が頑張って顔を上げると、真奈美が立っている。
 恭介がそのまま美加の腕をほどけないでいると、真奈美は行ってし
まう。


 陽平が太一の浴衣を買って来るが、太一は夏祭りに行かないと言う。
 章子も来るという陽平に、章子と2人で行ってくればいいじゃない
か。陽平のデレデレした顔なんて、みっともなくて見ていられない、
と太一。
 陽平は太一の頬を叩き、太一は浴衣を投げ出すと、行ってしまう。
 太一を叩いた手を見つめる陽平。

 恭介が陽平の所へ来て、太一に泣いた跡がある、と言う。
 陽平は、太一が行ったことがショックで、父親である自分をそう見
ていたなんて、と言う。
 「さびしかったんじゃないか?章子さんに父親を取られた気がして。
今まで、自分1人の父親だったのに」と恭介。
 「太一のためにと思っていたのに」と陽平。
 「本当か?お前、何度も太一のためにって、見合いしては断られて
たよな。でもお前、章子さんのことが好きなんだろ。1人の女性とし
て」と恭介。
 「ああそうだ。オレは1人の女性として章子さんが好きだ。オレが
結婚したい。オレのために、家庭を作りたい.....オレはもう、1人
はいいんだ。1人は寂しいよ.....」と陽平。
 「それでいいんじゃないか?だから男と女がいるんじゃないか?」
と恭介。


 浴衣を着た陽平は、1人で出かけるのも.....と悩んでいる。
 恭介は、「太一を見ているから、行ってこい。今度いつ会えるか、
わからないんだろ?ああいう女は、誠実なタイプに弱いんだ」と陽平
に自信を付けさせて、送り出す。

 恭介は、ふて寝している太一に、自分は陽平にも太一にも幸せにな
って欲しい。そのためにはまず、陽平が幸せにならないと。最初はお
父さんを取られたみたいで太一も寂しいかも知れないけど、と言う。
 「ボク、お父さんに酷いこと言っちゃった。嫌いって.....」と太
一。
 「お父さんも、わかってるよ」と恭介。

 陽平は、夏祭りで浮かれるが、気のない章子。
 陽平はおみくじを引く。『中吉』
 弁財天の時は『小吉』だったから、運が上向いてきている、と意気
込んで章子の断りを聞かず、告白を一気にする。
 でも章子は、友達としてならお付き合いしてもいいけど、それ以上
は。だから今日はきちんと断りに来た。これからは友達としても会わ
ない方がいい、と。
 そして章子は、「あなたなら、わたしよりずっといい人がいると思
います。さよなら」とかけていってしまう。
 陽平は、下駄でくじきそうになり、追い掛けられない。

 帰宅した陽平は、玄関に倒れてもがく。
 びっくりする恭介と太一。


 恭介が章子に、なんで断ったんだ?と電話。陽平が落ち込んで食事
も食べられない。陽平のどこがいけないんだ!?と。
 「わたし、好きでもない人と、つきあえない。あなたみたいに器用
じゃないの。だから陽平さんとはつきあえないの」と章子。


 現場事務所でも落ち込み続けている陽平。

 陽平は雑貨店のそばを通るが、背を丸めてかけていく。
 その後ろ姿を見た夏樹は、章子に断ったのはいいけど、二度と会わ
ないとまで言うことはない、と言う。
 「恭介さんにも言われた」と章子。
 「まさか、もっといい人と出会えるわと言ったんじゃないの?」と
夏樹。
 「言ったわよ」と章子。
 「断られる方としては、一番嫌味な言葉ね」と夏樹。
 「そう.....」と反省する章子。


 陽平が帰宅すると、紘子が夕食を作っている。
 恭介が呼んだんだと言う。
 太一も紘子の料理をおいしいと食べる。
 陽平は、紘子に迷惑だと何度も言うが、紘子は自分でよければ、い
つでも作りに来る、と言う。

 駅まで陽平が送っていくと紘子は、陽平に好きな人がいるけど、振
られたと恭介に聞いた、と言う。


 夏樹は章子に、陽平を断ったのは、好きな人がいたからでしょ。恭
介なら、もう自分は興味ないから、付き合えば、と言う。
 夏樹は家庭を持つには陽平がいい人だとわかっているが、男として
好きになれない。でも、恭介はいい加減な男なのに、気が付くと.....
と言う。
 「よくあることよ」と夏樹。
 「わたしにとっては初めてよ」と章子。


 恭介は陽平に、紘子と付き合うことを勧めるが、陽平は章子を諦め
たくない、と言う。これからの人生で、もう二度とこういう気持ちに
なれない気がする。最後の恋かもしれないんだ、と。


 夏樹は章子に、恭介と付き合ってみれば?と言うが、章子は向こう
にその気がない、と答える。
 「当たり前でしょ。向こうは章子がそんな気持ちでいるって知らな
いんだから」 と夏樹。


 章子は、恭介とマンションのエレベータに2人きりで乗り合わせ、
恭介を意識する。恭介も落ち着かない様子.....


寸  評  章子は陽平を振ってしまいました。でも、今度は陽平は振られて
も頑張ると言うんですね。4人で付き合うことによって、みんなの考
え方がそれぞれ変わっていったのでしょうか。
 夏樹は本当に恭介を諦めたのでしょうか?心の底では、恭介に夫に
なって欲しいと思っている?それとも、好きで頼りにしていても、結
婚という制度に縛られることは嫌う?

 恭介は、夏樹と章子のどちらを本当には好きなのでしょうか?積極
的に会いに行っているのは夏樹ですが、陽平の存在がなければ、章子
にも会いたい?
 また、同じ枠でのドラマ『年下の男』の時同様、稲森いずみは高橋
克実を好きになる役ですね。『年下の男』では、結局母親に取られて
しまいましたが、今回は夏樹や真奈美等々居並ぶ女性達に勝つことは
できるのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 これは、まだ夏ドラマなのですが、済みません、世間ではもう秋ドラマ放送
開始です。秋ドラマも配信しますが、夏ドラマも最終回の配信まで頑張ります。

 ところで、今年は災害の当たり年ですね。
 今まで、東京地方は雨も少ないけど渇水にもならず、酷暑以外の問題もなか
ったのですが。
 ここへきて、二日ばかり雨が降り続き、会社のそばの隅田川もすっかり濁っ
た水が水位も高いままです。
 そして、昨日震度5弱の地震。
 東京も災害が始まったのでしょうか?震度5の地震というと、小学生の時に
地面がぐらぐらと揺れて立っていられず、怖かったのを思い出します。こんな
大きな地震はその時以来かと思いました。
 ちなみに今日、会社のエレベータのうちの2機が、地震による故障のため、
停止していました。乗り合わせていたらと思うと、ぞーっとします。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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