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タイトル:Daily Drama Express 2004/10/22 3年B組金八先生 (2)  2004/10/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/10/22 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 3年B組金八先生
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 坂本金八(武田鉄矢)
 坂本乙女(星野真里)
 坂本幸作(佐藤泰臣)
 花子先生(小西美帆)
 小林先生(黒川恭祐)
 遠藤先生(山崎銀之丞)
 和田教育長(長谷川哲夫)
脚  本 小山内美江子

あらすじ  第2回 3BVSヤヨの微笑み

 坂本金八(武田鉄矢)は、千田校長(木場勝己)から、狩野伸太郎
(濱田岳)に対する給食費滞納の督促状を渡される。今は、給食費が
銀行振り込みになったことをいいことに、滞納する家が増えている。
狩野の給食費は、入学時から千田が自分の個人口座から立て替えてき
た。狩野の家は、困窮家庭ではない。これ以上立て替えるのはたまら
ない。小林花子先生(小西美帆)は泣くばかりだったが、正式に3B
の担任になった金八に取り立てて欲しいという。

 その時、3Bの生徒が、飯島弥生(岩田さゆり)のことで、と金八
を呼びに来る。

 3Bでは、弥生が知恵遅れと知ったクラス中が、なぜ学級委員にだ
け教え、自分たちには教えなかったのだ、と騒ぐ。特に不満を訴えて
いたのが田中菜穂佳(石田未来)や麻田玲子(福田沙紀)。
 金八は少しずつ弥生のことにみんなが気付いていくことを待ってい
た、と言う。

 その時、富山量太(千代将太)が自分に教えてくれれば弥生を守る。
女好きだからというのとは違い、守ってやりたい存在だと言う。

 そこに弥生の母・昌恵(五十嵐めぐみ)と、昌恵に手を引かれた弥
生が入ってくる。
 昌恵は、3Bのみんなに話したいことがあると言う。
 3Bの一部の生徒は、弥生のせいで授業が遅れるのはイヤだ。自分
たちは受験生だから、と言う。

 昌恵は、弥生は知恵遅れだが、難しい話は理解できなくても今では
自分のことを話せるようになった。鎌倉では、養護学級に通っていた。
でも今、鎌倉まで弥生が通うことはできない。こちらでは教育委員会
で、充分普通学級に通えると言われた。これからを考えると、自分の
方が弥生より先に死ぬ。その時、弥生が1人で生きていけるように、
このクラスで来年の3月までみんなとやっていきたい、と言う。

 男子生徒が、トムクルーズは台本が読めない(読字障害)という話
をし、勉強ができなくても、仲間の協力やライバルの理解によって、
突然すごい能力が開花することもあると、金八。


 金八は昌恵に、弥生がキッと3Bを変えてくれるし、3Bが弥生を
変えてくれる、と言って送り出す。


 金八が保健室を訪ねると、丸山しゅう(八乙女光)がシップを貰っ
ていた。階段から落ちたという。
 「また気持ち悪くなったのか?」と金八が声を掛けると、しゅうは
さっさと行ってしまう。

 そこに伸太郎が顔を出し、金八は督促状を渡す。
 伸太郎は、「そういうこと、わかんないんで」と笑いながら言うと。
軽いノリで保健室を出て行く。
 金八は本田知美養護教諭(高畑淳子)に、自分が給食費を立て替え
て貰った時は泣いたけど、伸太郎は笑っていた、と嘆く。


 メガホンでいつもしゃべる金丸博明(府金重哉)とその仲間達が、
弥生に土曜日、補習を受けたら?と聞くと、「土曜日、ダメ。オリン
ピックの聖火リレーの練習」と弥生は断る。


 金八が帰宅すると、3Bの生徒が4人来ている。
 金八は、伸太郎が給食費を持ってきたのか!?と期待するが、違っ
た。
 来ていたのは博明達で弥生の『オリンピックの聖火リレー』とは、
4年後の北京のこと!?と不思議がっている。

 そこに坂本乙女(星野真里)が来て、『オリンピック』ではなく、
『オリンピクス』では?と言う。正式には、『スペシャル オリンピ
クス』といい、知的障害者のオリンピック。それなら来年2月に日本
で行われると養護学校教諭・青木圭吾(加藤隆之)から借りたビデオ
を見せる。

 青木、青木と言う娘・乙女に、不快感を表す金八。


 土曜日の弥生の練習に、数人の3Bの生徒達が集まる。
 練習を青木が取り仕切っている。
 田中菜穂佳(石田未来)も、塾を休んで来ている。
 そんな土手の様子を、自転車に乗ったしゅうが見ていた。

 だがしゅうは、みんなに見つかると、急いで逃げようとして、買い
物袋からリンゴを落とす。
 だが、それをしゅうは拾おうとせず、逃げる。

 弥生が1人、そのリンゴを拾う。


 買い物を持って帰宅したしゅうは、母親に帰宅が遅い。まっすぐ帰
れと言っただろう、と殴られる。だが、階段の途中でしゅうが身を丸
めていると、バランスを崩した母親が階段の途中から落ちる。

 それに気付いたしゅうが救急車を呼ぼうとすると、ダメだと母親は
しゅうを突き飛ばし、しゅうは頭を打つ。
 しゅうは家を飛び出そうとする。

 しゅうの前を母親が身を丸めて、辛そうに歩いている。近所のおじ
いさんがしゅうに、母親を病院に運ぶためにタクシーを呼ぶようにい
うが、しゅうは逃げる。飛び出したしゅうをひきそうになって止まっ
たタクシーに乗せられて母親は病院へ。しゅうはどこかへいく。


 しゅうの母親を病院へ連れて行ったおじいさんは、近くの中華屋で
近所の人に、しゅうの家では夜中に変な物音もする。しゅうはおとな
しそうに見えるけど、きっと家庭内暴力なんだ、と。
 しゅうの家は昔は羽振りが良かったが、父親がああなってから.....
 しゅうの母親はえらいところに後妻に入ったもんだ、と噂し合う。

 しゅうは夜の川原に座り、携帯で『あだちチャイルドホットライン』
に電話する。
 電話がつながると、母親に怪我をさせてしまった。母親は頭を打っ
たけど、なんでもなく、腕の骨にヒビが入っただけ。でも、また母親
に嫌われてしまう。父親は今、単身赴任だから、自分がしっかりしな
いと、と言う。


 翌日、しゅうが母親を怪我させた、家庭内暴力だといううわさで、
学校も街ももちきり。しかも継母だから、何があるかわからない。近
づかない方がいい、と。

 稲葉舞子(黒川智花)がクラスメイトに、しゅうはそういう子では
ない、と弁護する。
 なんでしゅうの肩を持つのかはやすクラスメイトに、幼なじみだか
ら、と舞子は答える。


 出席確認。しゅうがいない。
 母親とバトルして、2人とも病院に運ばれたとデマを言う生徒もい
る。
 舞子がしゅうの家に電話したら、用事を頼んだから、少し遅れると
しゅうの母親が言っていたと訂正。


 川原にしゅうが座っていると、大森(鈴木正幸)巡査が、「学校は
どうした」と声を掛け、しゅうは逃げていく。


 教室で、金八が今日の言葉を解説する。この時間を無駄な時間だと
言っていた生徒も、金八の話を聞く。
 あいだみつを『そのときどう動く』
 金八は一緒に詩も取り出す。
 「でも.....あの.....」とかは使わない方がいいと思う、という詩
であり、人間には、何かを引き受けなければならない時がある、と説
明する。

 その時、教室にしゅうが入ってくる。
 しゅうはみんなに何を言われても、何も言い返さない。
 おはよう、と声を掛けられてもしゅうは黙ったまま。

 その時、弥生が、しゅうが土曜日に落としたリンゴを差しだし、
「リンゴ」と言う。
 しゅうは黙って立ったまま。
 「リンゴ、おいしいよ」と重ねて弥生が言うと、遂にしゅうは、
「ありがとう」と言ってそのリンゴを受け取る。

 金八は、「このクラスには、言い訳をしない人がいます」と言って
褒める。


寸  評  まだ、しゅうの謎が解けません。金八先生的には弥生がクラスと
どううち解けるのかが力点かもしれませんが、わたしは、しゅうが気
になって仕方ありません。
 とくに歯がゆいのは、今回の母親に暴行されているのに、しゅうが
暴力をふるっているように見えること。
 因みにあのトラック、夏頃に前がつぶれました。ということは、そ
れ以前はしゅうの父親はトラックの自営の運転手だった。でも、事故
を起こし運転手としてはやっていけなくて、地方に行った。いや、入
院中なのかも知れませんね。
 いつ、そこらへん、及び母親の暴力の原因が明かされるかですね。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 『大奥 第一章』のテーマ曲がサザンです。時代劇とサザン!?とすごく気
になりました。というか、正確にはいったいマッチするのか心配しました。
 でも、実際に聞いてみると、ドラマ自体もああいう作りですから、違和感が
無く、嬉しかったです。
 サザンのファンとしては、これでまた新曲が出るので、楽しみです!(鈴木)

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