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タイトル:Daily Drama Express 2004/10/12 マザー&ラヴァー (2)  2004/10/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/10/12 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル マザー&ラヴァー
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 岡崎真吾(坂口憲二)
 杉浦瞳 (篠原涼子)
 永野圭(水川あさみ)
 中町恭介(金子貴俊)
 神野麻衣子(矢沢心)
 種田庄二(蛍原徹)
 野本公平(阿南健治)
 岡崎マリア(松坂慶子)
脚  本 岡田惠和

あらすじ  第2話「母か恋人かそれが問題だ」

 岡崎真吾(坂口賢二)からデートのドタキャンの理由を聞いた杉浦
瞳(篠原涼子)は「それってマザコンじゃない。さよなら」と捨て台
詞。真吾が怒って「ちょっと待てよ。マザコンで何が悪い。男なんて
みんなマザコンだよ。自分の母親愛して自分の母親大切にして何が悪
いんだよ」と言う。真吾の真剣さに心打たれた瞳は、もう一度胸がキ
ュンとする。

 瞳は真吾に「ごめんなさい」と謝る。真吾も謝り二人は今晩デート
の約束をかわす。会社へ戻った瞳に神野麻衣子(矢沢心)は「ビシッ
と言ってやりましたか?」と尋ねるが瞳は「ビシッと言われてしまい
ました」と答える。瞳は真吾の魅力にますます惹かれている様子。

 下北沢駅で真吾を待つ瞳はスーツ姿で浮いている。真吾は馴染みの
居酒屋「暗転」に瞳を連れて行く。「かっこつけないでさあ。普段の
自分知ってもらいたいと思って」と説明する真吾。「10月12日なの?
同じじゃん誕生日」「真吾くんと?」「おれの母さんと」「31ってい
うと丑年。それも同じだよ。血液型はひょっとしてO?運命とかだね。
俺達うまくいくね」と真吾は盛り上がっている。

 芝居を見に行った帰りの劇団員たちが店に現れる。瞳を皆に紹介す
る真吾。可愛今日子(西丸慶子)が「彼女年上ですか?」との質問に
気まずい雰囲気。永野圭(水川あさみ)が見てきた芝居を酷評し、団
員たちは演劇論を交わす。瞳は会話に入れない。真吾が「瞳さんなん
だけど、母さんと誕生日同じで丑年でO型すごくない?」と皆に話す。

 瞳が先に帰った後、中町恭介(金子貴俊)から「どうするの?誕生
日。大好きな母さんと同じなんだろう」と言われて「どうしよう」と
悩む真吾。圭は「悩むかそこで」とあきれ顔。

 瞳の会社。瞳は「嬉しかったなあ。紹介されちゃうとやっぱりねえ」
とデートの報告を麻衣子にしている。麻衣子は「売れない小劇場の役
者でしかもマザコンってどうなんでしょうねえと」冷静に分析する。
瞳は「彼の場合はマザコンっていうより母親のこと愛してるだけって
いうか」と真吾をかばう。麻衣子は友人がつきあっていたマザコン男
性のことを持ち出し心配する。彼女は恋人と旅行を約束していたが、
旅行の日と彼の母親の誕生日が重なりドタキャンされブチキレて別れ
たというのだ。

 真吾の実家。真吾が「年はちょっと上なんだけど、OLなんだけど
結構しっかりした仕事しててスーパーバイザー。誕生日、母さんと一
緒なんだよね。一緒にやるっていうのどうかな?二人の誕生日をさあ」
と提案する。マリア(松坂慶子)は「そんなのダメよ。彼女と過ごし
なさい。祝ってあげなさい。そんなに母親のことなんて考えなくてい
いのよ」と真吾の提案を断る。

 種田庄二(蛍原徹)が配達にやって来て誕生日の日にワインと鶏肉
を用意しとこうかと言う。真吾とマリアは気まずい雰囲気。

 人力車の客待ちをしながら真吾が中町恭介(金子貴俊)に誕生日の
相談をしている。恭介はあきれているが真吾が「無理してると思うん
だ。母さん。母さんのためにも瞳さんの誕生日ビシッと決めようと思
うんだ。バイト増やした。短期」言うと恭介が「キスぐらいしとけよ」
と言う。

 真吾は電話で瞳を誕生日の日、デートに誘う。

 10月12日夕方。代官山駅前でスーツ姿の真吾が瞳を待っている。高
級そうなレストランで食事をする二人。瞳が「大丈夫なの?お母さん」
と尋ねると真吾が「うん。大丈夫」と答えるが、真吾は「すぐ戻って
くるから待ってて」と席を立ち行ってしまう。憮然として一人で食事
をする瞳。


 真吾は全速力で実家に帰りマリアに花束をプレゼントを渡す。「母
さん誕生日おめでとう。ごめん。戻らないと彼女待たせてるんだ」と
行って瞳の所へ走って帰る。戻る道でバイクにぶつかる。

 レストランで誕生日ケーキが運ばれ、瞳はケーキを見つめている。
瞳は閉店時間までねばるが店員に閉店を告げられ24000円の食事代を
払って店を出る。瞳は「頭きた。帰る」とケーキの箱と花束を持って
帰りかけるが、店の前に戻ってくる。そこへバイクに跳ねられ服がボ
ロボロになり怪我をした真吾がやってくる。物陰から真吾の様子を瞳
がうかがっている。

 真吾は店が閉まって明かりが消えているのを見て「マジかよう。何
でこうなるんだよ。ごめん。ごめん。瞳。ごめん。好きなんだよ。瞳。
ごめん。好きなのに。俺」と叫ぶ。瞳が「私も好き」と現れる。真吾
の怪我を心配する瞳。真吾は大したことはないという。「花束渡して
きた。喜んでた。ごめん」と真吾が謝り「もういい」と瞳は許す。真
吾が「しまったケーキ」と言うと、瞳が食べなかった誕生日ケーキの
箱を差し出す。真吾が時計を見ると12時5分前。「やっべ。時間がな
い」と真吾が言い瞳にキスをする。瞳は感激のあまりクラッと失神す
る。


寸  評  コメディタッチの肩のこらないドラマという仕上がりです。母と
同じ誕生日・干支・血液型で運命を感じていました。共通点が多けれ
ば多いほど心理的に接近するということはよくあることですね。レス
トランで誕生日を祝っている最中に、恋人に中座されるって最悪のパ
ターンだと思います。

執 筆 者 たま()

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2. 編集後記
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 新ドラマ「めだか」と「大奥」を見ました。「めだか」は面白かったです。
定時制高校の話は今までもフジテレビで「HR」や「白線流し」などがありま
した。小学生時代の同級生が教師と生徒役という設定は難しいなあと思いまし
た。「大奥」は女の闘いという感じが色濃くて、おどろおどろしい話でした。
 少し前のドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」を見ました。主人公は仕事人
間で家庭を省みなかった父親。妻の家出・離婚で娘と向き合ううちに自分にと
って大切なものに気がついていきます。中でも娘が逆上がりできた瞬間に立ち
会う瞬間に主人公が涙を流して感動するというシーン。他の人から見ると何で
もない出来事ですが、親からするとこれとほど感動的なシーンに立ち会うこと
ができた幸せはないかもしれません。娘と過ごす時間が欲しくて9時から5時ま
での仕事探しに奔走しますが、なかなか見つかりません。夫が育児にかける時
間が少ないことから、母親に子育てのすべての責任がかかってしまうというの
も少子化の1つの原因かもしれません。
 子どもが成長していく時間というのは、親にとっては共に過ごす時間が少な
くなっていくという時間でもあります。だからこそ貴重で愛しい時間でもあり
ます。多くのお父さんがそのことに気がついてほしいなあと思いました。マザ
コンが多い理由というのも、実は「父親不在の家庭が多い」ということの裏返
しかもしれません。(たま)

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