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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/12 バツ彼 (7)  2004/09/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/12 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バツ彼
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 安達恭介(高橋克典)
 佐久間陽平(高嶋政伸)
 川口夏樹(真矢みき)
 山根正博(天野ひろゆき)
 藤井真奈美(滝沢沙織)
 森下美加(北川弘美)
 姉崎俊貴(阿部サダヲ)
 姉崎章子(稲森いずみ)
脚  本 小松江里子

あらすじ  第7回 男の責任・女の自由

 安達恭介(高橋克典)は、隠れて井の頭公園駅へ向かうが、待って
いた佐久間陽平(高嶋政伸)に捕まってしまう。

 陽平は、ゆうべ川口夏樹(真矢みき)と近所づきあい以上のことを
した、と責める。
 酔ってしまって記憶がない、と恭介。
 「したかしないかぐらい、わかるだろ!!」と、キレる陽平。そし
て、「責任取って、けじめ付けろ」と迫る。

 恭介は、会社でもずっと引きずり、藤井真奈美(滝沢沙織)の誘い
も断る。


 夏樹は柿崎章子(稲森いずみ)に、恭介が泊まった。でも、したか
覚えていないと、二日酔いの頭を抱える。
 「ハッキリしなさい!」と怒鳴る章子に、「寝たことにするわよ」
と夏樹。


 山根正博(天野ひろゆき)は、恭介が夏樹と寝たことを喜ぶ。
 恭介は、陽平は女より始末が悪い、とぼやく。

 ため息をつきながら恭介がアパートの前に来ると、「へー、ここな
んだ」と真奈美。恭介の後をつけていたのだという。もし、森下美加
(北川弘美)が先回りしたら、困るから、と。
 恭介が冷たいのは、新しい女ができたから?と聞き、恭介が否定す
ると、「部屋、行こう」と真奈美。

 今日は、と恭介が断ると、キスして!と真奈美。

 2人が外階段でキスしているところに、章子が帰ってきて、「昨日
の今日で!」と怒鳴る。

 怒って帰った章子に電話。
 恭介からで、キスしないと帰らないから、と言い訳。
 「人には、節操があるの!」と章子。
 「オレ達、付き合ってたっけ?」と恭介。
 「いいえ」と章子。
 「彼女に説教されるなら、まだわかるけど」と恭介。
 「夏樹の代わりよ」と章子。

 陽平に呼び出され、嫌々部屋を訪ねる恭介。
 そこには、正博も来ている。家に帰っても、あれ以来妻が冷たく、
ここの方が居心地がいいから、と。

 陽平の考えた恭介の責任の取り方は、夏樹と真剣に付き合うことだ
という。夏樹以外の女は、全部切れ、と。このままでは、恭介が心配
だという。
 「お前に心配されなくてもいい」と恭介。

 他の女と寝た責任も取らなければならなくなる、と反論する恭介に、
他の女はまだ若いが、30代後半の夏樹には、恭介が最後の男かもし
れない。表面、強がっていても、人一倍結婚したいかもしれない。

 恭介は、それは夏樹に失礼だと言うが、陽平は、女性は結婚して家
庭にはいるのが一番の幸せ。自分は、亡くなった妻以外とは一度も寝
たことがない、と言う。
 恭介と正博は、この世の半分は女。人生の楽しみの半分を捨ててい
ると、拝む。

 だが、それでも責める陽平に、なら、どうしたいのか夏樹に聞いて
みると恭介は言い、安心して飲む陽平。


 会社帰りに焼鳥屋で、夏樹と飲む恭介。
 そして、したか確かめ、わたしたちが手をつないだだけってことは
ないから、したんじゃない、と夏樹。
 男の責任取らなければと言い出す恭介に、「結婚して。今すぐ」と
夏樹。慌てる恭介。

 「冗談よ」と夏樹。男の責任、女の責任なんてない。自由でしょ、
と夏樹。そして、恭介がそういう考え方をするのかと非難する。
 そう言ったのは陽平だと言い訳する恭介。
 夏樹は、そういう考え方の男がまだまだ多い。世界の30過ぎの独
身女を見る目は冷たいと怒る。

 焼鳥屋を出て、「部屋来る?」と聞く恭介。
 「わたしが結婚するって言い出さないってわかって、安心してな
い?今日はやめておく」と夏樹は帰る。


 章子は夏樹に、一生結婚しないのか問う。章子自身は、いつか再婚
したいと言う。
 夏樹は、結婚しないで、その時、好きな男と一緒にいればいいし、
老後は1人で老人ホームに入ればいい。そのためには、働いてお金貯
めないと、と言う。


 田辺ヒロコ(中山忍)が陽平に、田舎から今度は加茂なすを送って
きたから作りましょう、と言う。
 陽平は、ただの会社の後輩に、そんなことさせられないと断り、ヒ
ロコは、『ただの後輩』の言葉に、ショックを受ける。


 陽平は、息子・太一(佐藤勇輝)を早く風呂に行かせると、章子に
電話し、明日の定休日、一緒に太一を通わせるスイミング・スクール
の見学に行って欲しいと言う。びっくりする章子に、章子が来てくれ
ると太一が喜ぶと説得する陽平。


 スイミングスクールに行って泳ぐ太一。
 陽平は章子の意見を求める。
 章子は、太一が喜んでいるのだから、いいのでは、と言う。
 陽平はその意見に賛成、と言う。
 陽平は、入会手続きを取る。

 ギャラリーで太一を見ながら、陽平は章子に、恭介と夏樹の関係を
どう思うか聞く。
 章子は、自分にもわからないと答え、陽平は、章子が自分と同じ考
え方で良かったと言う。
 章子は、「踏み外す勇気がないだけかも」とつぶやく。

 三人でファミレスで食事。
 陽平は太一に、ナイフとフォークの使い方など、細々と注意。
 「パパと食事してもおいしくない」と太一。

 章子はそっとお箸を貰うと、太一に渡し、まだこの年なら、マナー
を細かく注意するより、楽しんで食べた方がいい。おいしいと思って
食べないと、栄養にならない、と言う。
 陽平は、母親が生きていたら、そう言っただろう。父親だけでは、
押しつけるばかりで、と言う。
 章子は、陽平は良くやっていると思うと言うが、陽平はこれからも
時々三人で食事したいと言う。
 とまどう章子に、太一からもお願いさせ、引き受ける章子。


 正博が会社に恭介を訪ねると、恭介は帰ってしまっていて、正博は
美加に捕まる。
 妻にばれて、もう会えないと言う正博に、さびしいとしなだれかか
る美加。
 正博は思わず抱きしめる。


 会社で、不自然なほどヒロコを避ける陽平。


 夏樹が体調不良のため、今日は店を閉める。
 章子が夏樹の食事を作る。

 夏樹は、病気ではなくて妊娠かも、と言う。
 章子は、恭介に今度こそ責任取って貰わなきゃ、と言う。

 でも、夏樹は、お腹の中の子の父親は、前に付き合っていた年下の
男。
 でも、その男は電話に出ない。


 章子は、会議中の恭介に急用だと電話して、呼び出す。
 そして、1人でその夏樹の相手と会う勇気がないから、と言う。

 やってきたその男に章子は、夏樹が妊娠し、相手はその男だという
と、男は、夏樹は沢山の男と付き合っていたらしいから、お腹の中の
子の父親が自分かはわからないと言う。
 その後も延々夏樹の悪口を言う。

 「そこまでにしておこうよ。君のやり方、スマートじゃないよね」
と、見かねた恭介がその男を説教する。


 終わった後章子は、恭介に説教される男もいるんだと、びっくりす
る。

 恭介は、自分はできちゃった婚。ちゃんと責任は取っているという。
 「それじゃ、何回も結婚しなきゃ、ならないね」と言う章子に、そ
ういうことのないように、いつも『アレ』を持ち歩いている。どんな
に酔った時も、忘れたことない、と言い、財布の中を見る。
 財布の中には、『アレ』が残っていた。
 ということは、夏樹とはただ一緒に寝ていただけ。


 章子が男の子とを夏樹に報告すると、
 「顔に惹かれて、ロクでもない男に.....そういう星の下に生まれ
ちゃったのね」と弱気な夏樹。
 「次はもっといい男、捕まえるって言って」と元気づける章子。


 陽平は、1人の男とちゃんと付き合っていれば、こんなことになら
なかったと言い、恭介にたしなめられる。
 恭介は、陽平の家で作ったビーフストロガノフを小鍋にとりわけ、
夏樹のところへ連れて行く。

 章子が受け取って温めている間に、夏樹に病院へ行くよう、勧める。
 夏樹は、「『おめでとう』って言われたら、どうするの?まだ、生
むとも生まないとも、決めていないのに」と弱気。

 そんな夏樹の背中を恭介はそっとさすり、何でも相談して。1人で
抱えていないで、と言う。
 夏樹は恭介の胸にすがって泣き、恭介は夏樹を抱き留める。

 そんな2人を見て、章子は夏樹の部屋を出る。
 そこにちょうど陽平が顔を出し、太一もまだ起きているからお茶を
飲んでいきませんか?と、少し強引に誘う。
 章子はちょっとムッとして口調で断ると、マンションを出て、マン
ションの窓を見上げる。


 朝、リビングのソファーで寝ている恭介を陽平が起こす。
 恭介は、夜中の3時にチャイムを鳴らして陽平に中へ入れて貰った
のだ。

 寝ぼけている恭介に、なんとか朝の支度をさせ、陽平は一緒に部屋
を出る。
 恭介のせいで遅刻.....
 「もう、こんな生活、イヤ」とぼやく陽平。


寸  評  夏樹が妊娠してしまうとは思っていなかったですが。
 恭介は、夏樹のお腹の子のパパになってあげるのでしょうか?それ
とも、娘の彩香のことを考えると、そういう軽はずみなこともできな
い?

 陽平も、太一をダシに使う技を覚えましたね。
 でも、陽平のことをただの友達程度にしか思えない章子には、うざ
ったい存在になりつつありますね。
 好きでないならはっきりと言った方がいいのか、少しでも期待を抱
いていた方が、人生楽しいのか.....微妙なところです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 「東京湾景」と「君が想い出になる前に」を続けてみると、主題歌が始まる
時に、どちらをみているんだっけ、という気持ちになります。(鈴木)

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