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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/14 愛情イッポン! (6)  2004/09/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/14 (Sat) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.土曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 土曜日の連続ドラマ
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タイトル 愛情イッポン!
局  名 日本テレビ系
放映日時 土曜21時
キャスト 夏八木巴(松浦亜弥)
 望月太郎(海東健)
 横山薫子(石川亜沙美)
 轟のぼる(伊藤淳史)
 内村さつき(釈由美子)
 夏八木正平(中村雅俊)
 住川幸輝(山口智充)
 住川笑美子(戸田恵子)
 成田杉作(船越英一郎)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  テレビで、谷亮子選手を見る夏八木正平(中村雅俊)。
 でも、その邪魔をして、画面の前に立ちはだかる轟のぼる(伊藤淳
史)。


 道場では、内村さつき(釈由美子)が、次々と投げていく。さつき
は黒帯。

 子供達に、轟とどちらが強いか聞かれ、
 「オレは、女は投げない主義なんだ」と轟。


 夏八木巴(松浦亜弥)は、自転車の外れたチェーンを直そうとして
いたが、望月太郎(海東健)が、やってやるという。
 そこに子供達が来て、望月を道場に呼ぶ。
 「人気あるじゃん」と巴。


 住川笑美子(戸田恵子)は、節約のために、遠くの市場までわざわ
ざ買い物に行ってきた巴を褒める。
 だが巴は、「頭が痛い」と、倒れる。

 巴は風邪。


 正平は笑美子に、クーラーに当たっているから、体が弱ったのだと
文句を言う。
 笑美子は、こんな時ぐらい、優しく食事を作ってあげるよう、正平
に言う。
 「お店行かなくちゃ。もうあたし、ここんちの嫁じゃないんだから」
と笑美子。


 手を切ったり、やけどしたりしながら、食事を作った正平は巴の部
屋に持っていく。そして机の上の勉強のノート、家計簿、稽古日誌を
見て、「ありがとうな」とつぶやく。

 「何見てるのよ」と、目覚めた巴が文句を言う。

 正平はいきなり、巴のための食事を食べ始める。
 「悔しかったら、自分で作ってみろ」と正平。
 そして、クーラーを消してしまう。
 「こんなものつけているから、風邪引くんだ。人間には、元来体内
調整機能があるんだ」と言い、巴の汗を拭く。

 巴が倒れたのは、夏風邪と疲労のため。今日は神様のくれた休日と
思って、休もうとしたが、あんなことが起こるなんて......と巴。


 轟は巴の自転車を拭いている。
 「夏八木のこと、好きなんだ」と山形修一(山崎樹範)。
 「神聖な道場で何を!」と轟は道場で山形を何度も投げ飛ばす。

 望月は、巴が来ないなら、帰ろう!とつぶやく。


 正平は轟を呼んで、羊羹でもてなし、巴が望月を好きか聞く。
 轟は、「あんな軟弱な奴、オレが投げ飛ばします」と言い、正平は
喜ぶ。


 巴が寝ていると、轟がそっと入ってきて、
 「今日は休め。お前のがんばりは、よく知っているぞ」と言う。
 そして部屋を出て行こうとして戻ってくると、「好きだ」と囁く。
 気持ち悪がる巴。


 住川幸輝(山口智充)は、フリマで稼ぐことに。
 正平に、フリマのための不要品があるか聞こうとするが、『フリマ』
という言葉が通じない。

 それを聞いた望月は、みんなでフリマをしようと子供達に言う。
 巴が倒れたのは、稽古の他に家のことでも苦労しているから。だか
ら巴のボロボロの自転車を新しくしてあげよう、と。

 その頃巴は、そんな話が進んでいるとは思いもしなかった。
 あの自転車は、想い出のお母さんの自転車だった.....

 巴の部屋の前で悩む轟。
 幸輝は、望月より轟を応援すると言って、轟の背中を押す。

 轟は巴のベッドの上に。
 巴は悲鳴を上げ、「ここ、女の子の部屋なのね。あたし、パジャマ
なの」と言う。

 ベランダから、巴の部屋を覗く正平。
 正平は巴に飲ませる薬にする葉を摘んでいた。
 そして、轟に何をしているのか聞く。

 正平は、青春時代、これで風邪を治したというその葉を粉末にした
ジュースを巴に飲ませようとする。
 巴は正平に飲むように言い、正平は立ち上がると、手を腰に当て、
一気に飲み干す。
 巴はお腹の調子が悪いと断る。


 フリマ。
 巴の自転車も並べられている。
 柴田みりん(サエコ)は、望月と一緒にフリマができて、喜んでい
る。

 さつきが夏八木家で洗濯物を干している。
 正平はそんなことをしなくていいと言う。
 さつきは、これで今日は夜勤だから帰ると言い、背中に正平の視線
を感じて嬉しい。

 フリマで夏八木道場の子供達と一緒に売っている望月を見て、横山
薫子(石川亜沙美)は泣く。

 正平は轟に、付き合うなら、さつきのような人にするよう言い、轟
は正平が巴の部屋にいたことをとりあえず忘れているようなので、安
堵する。

 横山武(山下真司)が正平に試合を申し込む。太郎と薫子は婚約を
しているのに、巴のせいで薫子が泣いている、と。
 正平は、太郎って誰だ?と首をひねり、通りかかった巴にも聞くが、
わからない。
 横山を、来合わせた小料理屋『技あり』の成田杉作(船越英一郎)
が連れて行く。

 巴は自転車がないことを気にするが、笑美子は、誰かが乗っていっ
たのではと言い、巴も納得。

 巴は、初めて母・理津子(笛吹雅子)のこぐ自転車の後ろに乗せて
貰った時のことを思い出していた。自転車は勿論、あの巴の自転車。

 巴がイヤな予感を感じていると、クーラーが煙を上げる。
 巴は悲鳴を上げ、正平が飛んできて、轟を呼ぶ。
 巴は部屋を飛び出していく。

 巴の自転車を、おばさんが1000円で買っていく。
 でも、まだ新しい自転車を買うだけのお金には満たない。
 そこに薫子が望月を探しに来る。
 その薫子に、残りのがらくたを5000円で買って貰う。

 笑美子が来て、巴の自転車が売れてしまったことを聞くと、あれは
巴のお母さんの形見と言い、みんなに探させる。

 みりんと、そしてなぜか薫子も巴の自転車を探している。

 轟の前に、他校の柔道部員が現れ、「白帯キャプテンって、有名だ
ったのに、黒帯取ったとも聞かないけど」とはやす。
 それを望月と、そして巴も聞いてしまう。巴は轟を最低だ。スポー
ツをやる資格がない、とののしると、どこかへ行ってしまう。

 轟は望月に、みんなに話すのか聞く。
 巴に知られてしまったのに今更、と言う望月に、轟は、子供達に知
られたくないと言う。

 横山は、成田とともにまた来てもやっぱり太郎がここにいると言う。

 そこに轟と望月が来る。
 横山は、「太郎君」と望月に声をかける。
 正平は轟に声をかける。
 轟は、今日限りで道場も柔道もやめさせて貰うと言う。
 わけを問う正平に、黒帯がウソのことを告白。六回挑戦したが、黒
帯を取れなかった、と。
 望月は轟が言い奴だと言って、一緒に土下座してかばう。

 正平は轟を道場に連れて行くと、何度も何度も投げる。
 轟はフラフラ。
 それでも正平は轟を立たせて投げる。
 見ていた望月が心配する。

 その様子を巴が見る。
 正平は、「巴、出て行け。男がボロボロになっている姿を見るんじ
ゃない」と命じる。
 巴は素直に道場を出て、扉を背に立っている。

 子供達に恥ずかしいことをしたと恥じる轟に正平は、恥ずかしいこ
とをしたという過去は消せない。ならぱ、本当にするよう、頑張るん
だ!と。そして、尚も轟を投げ続ける。

 巴は扉の外から轟に、轟がいたからここまで頑張って来られた。一
緒にこれからもやっていこう、と声をかける。

 轟は更に投げられる。
 いつしか望月だけでなく、成田も横山も轟を応援。
 正平はウソを子供達の心のせいにするな、と言う。

 巴の自転車を売ってしまった米山健太郎(西原信裕)は、深く後悔
している。
 定岡文也(小堀陽貴)も泣き出してしまう。
 笑美子はみんなが新しい自転車を買おうとした気持ちは巴もわかり、
必ず許してくれる。だから泣かないように言うが、子供達はますます
泣いてしまう。

 そこにさつきが通りかかり、何事かと思っていると、夜間なのに無
灯火の自転車が通りかかり、さつきが注意。
 なんとその自転車は、巴の自転車。

 子供達は巴の自転車を取り戻し、夏八木道場へ向かう。

 そのころ轟は巴に、子供達を集めて欲しいと頼む。

 子供達が何事かと道場に並んでいると、白帯に締め直した轟が、自
分は本当は白帯だと謝る。
 でも子供達は、「トドはトドじゃん」と全く気にしていない。そし
て轟と自分たちのどちらが早く黒帯(初段)を取れるか、競争だと言
う。
 巴も一緒に競争するという。

 笑美子が巴の額に手をやると、すっかり熱も下がっていた。


寸  評  定番のストーリーでしたね。悪気はないのだけど、大事なものを
売ってしまって.....
 でも、いつも気になるのですが、ああいうものをいつも取り返せま
すよね。でも、取り替えされてしまって無くなってしまった人はどう
なのでしょうか。今回はボロい自転車で、しかもライトも直さなけれ
ばならない状態。これなら、買った時の千円を返してくれれば、自転
車を返してもいいですね。

 今回印象に残ったのは、いつもはだらしがなくても、正平はお父さ
んなんだな、ということでした。ワルぶっていても、巴のことを心配
しています。

 また、今回正平は道場で柔道着を着て轟を投げていましたが、今ま
で謹慎中の身で、指導はできなかったのではなかったのではないでし
ょうか?あれは指導ではない!?
 どこで線が引かれるのかわかりません。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 「東京湾景」の番宣で、オープニングの曲の歌詞を知ると、これからのスト
ーリー展開がわかる、というのがありました。
 そして、この番宣の後、オープニングを見ていると、歌詞の日本語訳が字幕
で出ていました。この番宣の前には字幕はなかったと思うのですが、今では記
憶も曖昧です。

 なお、和田の着ている服はブランド品だとかいろいろこの番宣ではやってい
ました。
 確かに役者さんの服なのだからブランド品を使っていてもおかしくないので
すが、全然ブランド品に見えません。これは役者さんが上手と考えるべきか、
ブランド品がブランド品に見えるのは、その状況と着ている人の態度からなの
か、ちょっと考えてしまいました。(鈴木)

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