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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/05 バツ彼 (6)  2004/09/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/05 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル バツ彼
局  名 TBS系
放映日時 木曜22時
キャスト 安達恭介(高橋克典)
 佐久間陽平(高嶋政伸)
 川口夏樹(真矢みき)
 山根正博(天野ひろゆき)
 藤井真奈美(滝沢沙織)
 森下美加(北川弘美)
 姉崎俊貴(阿部サダヲ)
 姉崎章子(稲森いずみ)
脚  本 小松江里子

あらすじ  第6回 バツの悪い朝帰り

 朝、安達恭介(高橋克典)は、台所で寝てしまっている。
 目覚めた柿崎章子(稲森いずみ)は、自分の体に異常がないことを
確かめて、目覚ましを見て、ハッと飛び起きる。もう8時。
 章子は慌てて恭介を起こすと、恭介は朝から会議だと飛び起き、
「なんで起こしてくれなかったんだよ!」と章子に言い、飛び出して
いく。
 「何もしなかったわよね!」と聞く章子に、「そう言うと、何かし
てって聞こえるよ」と恭介。


 とりあえずネクタイを締め、恭介が駅へかけていくと、佐久間陽平
(高嶋政伸)に声をかけられる。
 陽平は引っ越し早々、女を引っ張り込んだか、女の所に泊まったか
?まさか、章子に手を出してないよな?と恭介を疑う。
 恭介は否定。

 ラッシュの井の頭線に乗り込むと、陽平は荷物を網棚に載せ、両手
を頭の後ろで組んだ。前に痴漢と間違えられて、酷い目にあった。
 でも、こうしていれば間違われようがないから、と。そして恭介に
も同じようにするよう言うが、痴漢に間違われたことがない、と恭介。
 確かに、電車が揺れて女性の体に触れても、笑うだけで許される恭
介。


 章子が遅れて雑貨店に来る。警察に寄ったら、とても時間が掛かっ
てしまったと言って。
 電話くれれば、泊まりに行ってあげたのに、と言う川口夏樹(真矢
みき)に、恭介が一緒にいてくれたと章子。
 寝たのか、と語気を荒げて確かめる夏樹に、「そんなことない」と
否定する章子。


 恭介が藤井真奈美(滝沢沙織)に、引越祝いやろうか、と聞くと、
元カレと先約がある、と帰っていく。

 森下美加(北川弘美)が恭介に相談したいことがあるという。2人
きりで、と。
 でも、恭介は美加を振って帰る。
 「そっちがその気なら、こっちには別の手があるんだから」と美加。


 夏樹が、店のガラスにへばりついて中を覗いている陽平を中へ招き
入れる。
 章子はいない、と夏樹。
 陽平は、息子・太一(佐藤勇輝)のために、何か買いたいと言う。
 「悪いわねぇ。無理に買わせたみたいで」と夏樹は言うと、ゆうべ、
恭介が章子の所に泊まったそうだけど、何か聞いていない?と聞く。
 ショックのあまり、呆然自失の陽平。


 陽平が帰宅すると、恭介が山根正博(天野ひろゆき)に、早く家に
帰らないと、帰りづらくなるぞ、と言いながら夕食を作っているとこ
ろだった。
 太一は花火を見に行っている。

 陽平は恭介をリビングに呼ぶと、章子のところに泊まったことを責
める。
 正博は、恭介が章子と寝てしまったのか!とびっくり。
 何もしていない、と恭介は強調するが、ウソを付く奴は信じられる
か。亡くなった女房ともデーとした男だ、と陽平は頭から信じない。
 頭に来た恭介は、「何か。オレが彼女と寝たって言えば、満足か?」
と言う。
 「やっぱり寝たんだ。もう、二度と顔を見せるな!電話もする
な!!」と陽平。

 恭介は陽平の部屋を飛び出す。


 恭介は部屋で缶ビールでコンビニ弁当を食べる。

 そこに章子が昨日のお礼にと、煮物を持ってくる。
 だが、章子が夕べのことを話したから、陽平に疑われ、絶交するこ
とになった。もうここに来るな。電話もするな!!と章子を追い返す。


 陽平は、散々クッションに当たり散らした後に、太一が帰ってくる。
 恭介からお小遣いを貰って、花火を買ったから、やろう!と。

 正博は太一をお風呂に入れる。
 電話が鳴る。
 恭介なら、いないと言ってくれ、と陽平。
 「いないわけないでしょ」と文句を言いながら出る正博。

 でも、電話の相手は章子。

 陽平は正博を追っ払うと、緊張して電話に出る。
 章子は、空き巣に入られたから、用心のために恭介が泊まってくれ
た。いいことをしたのに怒られては、恭介がかわいそう、と。


 朝の電車で、陽平は恭介に、空き巣ならそう言って、と話しかける。
 でも恭介は、「話しかけるなよ。絶交されたんだから」と、そっぽ
を向く。


 章子は夏樹に、話すんなら全部話して、と文句を言う。
 夏樹は恋人と親友が一晩過ごしたんだから、ジェラシー感じてしま
う、と答える。
 「本気なんだ」と章子。


 陽平は、なぜ恭介が電話をかけてこないのか、とイライラし、正博
に電話させる。
 だが、恭介は携帯の電源を切っている。
 謝ったら?と言う正博に、自分は何も悪いことしていないのだから、
謝れない、と陽平。


 その頃恭介は、娘・彩香(三浦成)を連れて、サンリオ・ピューロ
ランドに行っていた。


 陽平はイライラし、正博や太一を怒りまくる。
 ソースが残り少なくなっているのに気付き、買いに行く。


 恭介は、1人井の頭公園駅を出ると、夕飯の弁当を買う。

 街の中で、恭介と陽平が偶然出会うが、2人とも口を利かず歩く。
 途中、陽平は、「今、夕飯作っている。お前の分も一応ある」と言
う。
 「オレは買った。夕飯誘う前に、何か言うことあるだろ」と恭介。
 「オレが.....オレが.....やっぱりダメだ。オレが悪いとわかって
いても、お前には謝れない」と陽平。
 「悪いことをしたら謝る。幼稚園児でもできるぞ」と恭介。
 「無理だ.....考えてみろ。オレは学生時代から、お前に振り回さ
れ、お前の尻ぬぐいをさせられてきた。お前が謝ることはあっても、
オレが謝ることはできない。でも。絶交は取り消してやる。お前がよ
ければ、だが.....」と陽平。

 恭介は苦笑しながら、陽平を許し、キティーちゃんのキーホルダー
を渡す。彩香がお友達にお土産を買ったのを見ていて、自分も買って
きた、と。
 陽平は、夕食はトンカツ、と言う。
 「このクソ暑いのに、食えるかよ」と恭介。
 でも、恭介の買った弁当のおかずも、トンカツ。


 陽平達が帰宅すると、玄関に女物のサンダル。
 台所には、陽平の部下の田辺ヒロコがいて、トンカツを揚げている。

 さっそく恭介は、「知らなかったな。お前にこんなきれいな後輩が
いるなんて」と言う。
 ヒロコは、父親が送ってきた、と、陽平に鹿ヶ谷カボチャを渡す。

 そして帰ると言うが、恭介が一緒に食べていったら?と引き留める。
 「用事があるんじゃ?」と陽平。
 「いえ」と、呼び止められて、嬉しそうなヒロコ。

 その時、チャイム。
 章子が陽平の注文の品を届けに来た。
 そして、恭介が来ていると聞くと、仲直りして良かったと言う。

 章子がヒロコのサンダルを見る。
 「ただの後輩が来ているだけだから」と強調する陽平。

 でも、どんなに誘っても章子は帰っていく。

 ついでヒロコも帰っていく。


 恭介は陽平を部屋に呼ぶと、ただの後輩が、休日に鹿ヶ谷カボチャ
を持ってきて、夕食まで作ってくれるわけがない。気付けよ。もった
いない、と諭す。


 翌日現場事務所で、田辺を意識し、避けようとする陽平。


 夏樹の取引先がつぶれた。
 章子は、夏樹が目先の利益に捕らわれたからだ、と責める。
 夏樹は、銀行から金を借り、仕入れ先を探し、飛び回っているのは
自分。自分は経営者として全責任を取り、章子には、きちんと給料を
払う。ただ商品を売っていて、何の責任もない章子に、何も言われた
くない、と言う。


 恭介は真奈美と食事をし、これから新居で.....と話がまとまった
時、電話。
 この埋め合わせは今度、と言って、恭介は真奈美と別れる。

 恭介を呼び出したのは夏樹。
 恭介が駆け付けると、夏樹は30前に結婚しておけばよかった、と
言う。
 「専業主婦も大変だぞ」と恭介。
 「経営者よりは楽よ。年取って、段々イヤな女になっていく。章子
にもきついこと、言っちゃったし」と夏樹。
 「夏樹はいい女だよ」と恭介。
 「そればっかり。抱こうともしないのに」と夏樹。
 「それはご近所づきあいを越えるでしょ」と恭介。
 「勇気がないだけでしょ」と夏樹。

 章子から夏樹に電話。お金なら少しはあるから、と。
 夏樹も章子に謝り、今までの売り上げで、何とかなる。お金を取ら
れたのは悔しいけど、勉強だと思えば、と。


 正博は、やっと帰国の許可が出た、と帰っていく。

 恭介は夏樹の家で飲み直すことになるが、マンションから正博が出
てくるところで、慌てて隠れる。
 それから、こそこそと夏樹の部屋へ入る。


 章子は窓から恭介の部屋を見て、電気がついていないのを知る。


 酔った恭介が帰ろうとすると、夏樹は、元気が出るようにキスして
.....と迫る。


 朝、恭介が気が付くと、裸で夏樹の隣に寝ていた。
 なぜか昔から陽平には頭が上がらないから、と慌てる恭介。

 恭介は、ゴミ出しをすると自分の部屋へ入ろうとする。
 でも、そこにこっそりと夏樹の部屋を出てきた恭介。

 2人は鉢合わせ。
 「お前、何していたんだ!」と陽平。
 「そ、その.....」と口ごもる恭介。


寸  評  章子は、恭介に近づきすぎたことで、却って夏樹を刺激し、恭介
にも遠ざかられることになったのでしょうか?
 章子のタイプは、多分好きになると、気持ちだけ、ドンドン寄って
いってしまう気がします。そこがこれから、親友・夏樹との関係をど
うしていくか、ということですね。
 でも、高橋克典と稲森いずみ。「年下の男」を思い出してしまって。
また、稲森が高橋に熱を上げるし。このまま、稲森が振られたら.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今回の夏ドラマを見ていて思うのは、夏ドラマの割に、テーマを持ってドラ
マが多かった気がします。
 夏ドラマはお気楽なものが多いという気がしますが。
 本当にはじけたドラマは、「ウォーターボーイズ2」ぐらいかな、と思いま
す。まあ、この「バツ彼」も、夏ドラマっぼい群像ですが、何せ、登場人物の
年齢が高めで.....
 金曜深夜枠や土曜日は別に夏に限らずお気楽だし.....と思います。

 逆に、「逃亡者」や、「君が想い出になる前に」、「ラストプレゼント」
等々、重いテーマのドラマ、多いですよね。(鈴木)

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