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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/25 ラストプレゼント (8)  2004/09/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/25 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 平木明日香(天海祐希)
 百瀬有里(永作博美)
 小田聡(佐々木蔵之介)
 廣川来実(須藤理彩)
 安芸蓮太郎(要潤)
 小田歩 (福田麻由子)
 平木綾音(田畑智子)
 古茂口豊(松重剛)
 高橋真子(深浦加奈子)
 牛尾加奈子(中島ひろ子)
 平木昇 (林泰文)
 平木伸子(大森暁美)
 平木清孝(平泉成)
脚  本 秦建日子

あらすじ  第8話「家族」
 小田歩(福田麻由子)が「パパは有里おねえさんとママもあのお兄
さんと幸せになってください」という置手紙を残し家出した。平木明
日香(天海祐希)は「一緒に行こうか。聡んち。歩の新しいお母さん」
と自分の部屋にいた百瀬有里(永作博美)を誘う。有里は聡との結婚
を断っているので躊躇している。

 聡の家に向かうタクシーの中。有里が明日香に「誰が知ってるんで
すか?」と言うと「医者」「私真面目に聞いてるんですけど。聡さん
(佐々木蔵之介)とか蓮太郎さん(要潤)とか歩ちゃんとか」「知ら
ない。言える訳ないし」「私には言ったじゃないですか」「ごめんね。
運が悪かったと思ってあきらめて」と答える。

 明日香の携帯電話が鳴る。牛尾加奈子(中島ひろ子)からだ。加奈
子によると廣川来実(須藤理彩)と設計の依頼主坂本夫婦(村上航と
遊井亮子)との話し合いがうまくいっていない模様だ。(坂本家の設
計は以前明日香が担当、その後来実の担当になっていた。)それどこ
ろではない明日香は「あれはもう来実に任せてあるから、今電話話し
中にしたくないの」と電話を切る。

 会社では来実が坂本夫婦と設計について話し合っている。平木さん
なら設計をやり直してもプラスワンアイデアを付けてくれる。僕達の
思い通りの設計ならプロはいらないという坂本の声に来実は担当を平
木に戻しましょうと言ってしまう。坂本夫婦は喜んでいる。

 聡の家に明日香と有里が着いた。聡は有里がいることを不思議がり
「どうして?」と尋ねる。有里は「説明するの難しいんだけど人生い
ろいろって感じ」と言葉を濁す。

 明日香が家で留守番し聡と有里が外に探しに出かける。有里の脳裏
には、明日香との出会いから「余命2ヶ月」と告白された先程までの
出来事が次々と浮かんでくる。踏切で電車が行き過ぎるのを待つ有里
は「余命2ヶ月。反則だよ」とつぶやく。重大な秘密を告白された有
里の動揺と困惑は大きいようだ。

 8年ぶりに家に入った明日香は食堂に飾られている歩の小さな頃の
写真を見て目を細めている。

 有里と聡が戻ってくるが歩の足取りはつかめない。聡が歩の手紙の
中にあったお兄さんって誰だと明日香に問いただす。明日香は「聡に
は関係ない」「わかってるよ。俺には関係ないよ。でも歩には関係あ
るだろ」「私にギャアギャア言う前に自分の方反省しなさいよ。この
置手紙だって私のことより聡と有里さんのことが先に書いてあるでし
ょ」と聡を責める。聡は有里から結婚を断られたことを説明しようと
する。有里が「のど渇わきませんか」と言って聡の言葉を遮る。

 「そのうち帰ってくるわよ。自分から」と明日香。「お前どうして
そう楽観的なんだ」と聡。「そうかなあ。自分からは帰って来れない
んじゃないかなあ。歩ちゃんって結構頑固な所あるし、誰かさんに似
て」と有里。

 聡は「1つ聞いておきたいことがあるんだ。なんで二人が一緒にい
た?」明日香は「友達だから。仲良いのよ。私たち女同士年も近いし。
今度映画見に行くことになってるんだ」映画の話になり聡の聞きたい
内容からずれていく。聡は「もういい。無事帰ってきたらそれから聞
くからじっくり」と言ってトイレへ。明日香は「知ってた?聡ってさ
あすごく緊張したりすごく怒ったりすごく心配したりするとすぐ下痢
になっちゃうの」と説明する。

 聡がいないので有里が明日香に質問する。「聡さんにも歩ちゃんに
もずっと言わないつもりですか」「言えないでしょ、そんなこと。質
問されても答えられないや」煙草を取り出し吸い始める明日香。「怖
くないんですか?」「怖くなんかないわよ。考えないようにしてるし、
考えた所でどうなるもんでもないし」

 明日香の携帯が鳴る。父清孝(平泉成)からで明日香は階段の下へ
行き話をする。
 「帰って来ないか?意地張ってなあ、一人ぼっちで暮らしてて何に
なる。家族はやっぱり一緒に住むのが一番だ」清孝は明日香の部屋を
片付けたので田舎で一緒に住もうと言ってきたが、歩の連絡を待って
いる明日香は「前向きに検討しますから」と電話を切る。


 聡は有里と明日香との間で何かあったのではと疑っている。聡が
「本当は(明日香との間に)何があったの?」と問うが有里は「だか
らいろいろ」としか答えられない。「俺さ納得したわけじゃないから
ね。あんな一方的な終わり方で納得した訳じゃないから。歩だって有
里のこと」「聡さんって時々子どもだよね」

 玄関のチャイムが鳴り聡と有里との会話は中断。警官と同級生健太
(高橋賢人)の父母。2時間ほど前に男の子とバスに乗ったという情
報。母は歩にそそのかされたと怒っている。有里は「歩ちゃんは無責
任に人を巻き込んだりする子じゃありません。歩ちゃんは自分の考え
で行動できる子です」と歩をかばう。

 会社の屋上で来実が落ち込んでいる。社長古茂口豊(松重剛)が来
実のリクエストのエトワールのシュークリームを買って屋上へやって
来る。「神様って不公平ですよね。世の中には何でも手に入る人とそ
うでない人がいる。明日香さんはきれいでスタイルも良くて才能もあ
って結婚して子どももいて」「離婚もしたぞ」「私は顔は牛だし体は
ムーミンだし才能ないし彼氏の一人も満足にできない」と来実が愚痴
を言うと社長が「良い傾向だ。人間たまにはちゃんと傷ついた方がい
い。平木もな多分ちゃんと傷ついてきた。だから今のあいつがある」
来実は食べかけのシュークリーム片手に「ごちそうさまでした」と屋
上を出て行く。

 聡はバスの終点の新宿へ行くと言って出て行く。家にいて待ってい
るだけでは気持ちが落ち着かないようだ。

 歩の家出の手がかりを捜すために明日香と有里は歩の部屋へ行く。

 もんじゃ焼きを食べている歩と健太。店員が二人を不審に思い警察
に通報する。通報に気がついた歩が健太と逃げる。

 歩の部屋の前、有里は「歩ちゃんに招待されるまでは勝手にこの部
屋に入るのをやめようって」と言うが明日香が強引に部屋に入れる。
明日香は絵日記を見つけて夏祭りのページを読む。有里は歩が引き出
しに閉まった小箱【1枚の写真(明日香と聡と赤ん坊の歩が写ってい
る)とバンダナの入った】を見つける。

 明日香が「さっきのあれ嘘。やっぱり怖いし、悔しいよ。もう歩と
夏祭りに行けない。もう歩の誕生日にお祝いが言えない。クリスマス
も迎えられない。お正月も迎えられない。卒業式もセーラー服も歩の
振袖姿も見られない。悔しいよ」と言いながら泣いている。有里も明
日香の話を聞きながらもらい泣き。

 歩がもんじゃ焼きの店にいたと連絡が入る。聡にその旨連絡する。
二人は通報に気が付いて逃げた後だった。聡が子ども達が無銭飲食し
たと思いお金を払おうとする。
 しかし歩がお金を置いて逃げて行った。

 聡から二人が警察への通報に気付き店を出て会えなかったと連絡が
入る。明日香は「とりあえず無事なんだ。晩ご飯食べたんだ」と安堵
する。時計は夜の11時半を指している。

 聡は駅の構内を捜している。

 とあるビルの屋上。歩が「私がどんどん小さくなって見えないぐら
い小さくなったら、パパもママも幸せになれるのにな。すっごく小さ
くなって誰からも見えなくなってそのままいなくなればいいのに」と
言うと「バッカじゃねえ。今夜はロッキー(健太の犬)と寝かしてや
るよ」と健太。歩はロッキーを抱きしめる。健太が「ちょっとぐらい
迷惑かけたっていいよ。大人だっていつも俺たちにスッゲエー迷惑か
けてるんだから。だから小さくなるなんて言うな。お前が小さくなっ
たって絶対お前のこと見つけちゃうからな」と歩を慰める。

 朝、疲れた明日香が食卓の上に頭を乗せ眠っている。有里が明日香
の背中に上着をかける。

 病院の近くの道を来実が歩いていると蓮太郎が後から声をかける。
来実は明日香のお見舞いと仕事の相談のため、蓮太郎はお見舞いにや
ってきた。蓮太郎が来実に「昨日のあれ(明日香へのプロポーズ)聞
いてました?」「返事貰ったんですか?」「返事はまだ」二人は病院
へ向かって歩いて行く。

 聡が帰ってくる。眠っている明日香を聡が責める。明日香の携帯が
鳴る。病院の公衆電話から蓮太郎が勝手に退院した明日香を怒ってい
る。明日香は「今(携帯を)話し中にしたくないと電話を切る。蓮太
郎は自分がプロポーズした夜に聡の家に泊まったという明日香の話を
聞いてやりきれない表情。

 聡が明日香の電話のやり取りを聞いて「再婚するならするでどうし
て歩が傷つかないようにできないんだ」と怒っている。有里は自分が
留守番するので聡と明日香は会社に行ってと言う。明日香が「仕事を
辞めて田舎へ帰ろうと思って有休消化したいなあって」と留守番をか
ってでる。聡は「会社の金でも使い込みでもしたのか?」と突然仕事
を辞めるという明日香に信じられない様子。有里が明日香と留守番す
るから聡に会社に行ってと言う。

 玄関のチャイムが鳴る。健太がいた。

 ビルの屋上に聡、有里、明日香がやってくる。聡が歩に駆け寄り泣
きながら抱きしめる。「パパ怒ってるんだぞ。ママだって心配したん
だぞ。みんな歩のことが好きなんだから」明日香は疲れから足元がふ
らつく。すぐに有里が明日香の手を取り支える。「歩、自分から帰っ
て来なかったね。あなたの方が歩のことわかってたみたいね」と明日
香は有里の手の上に自分の手を重ねる。

 タクシーで明日香、聡、有里、歩は小田家へ帰ってくる。聡が明日
香に「飯食ってけよ」と誘う。明日香の携帯に社長から連絡が入る。
来実が坂本夫婦との約束をすっぽかして欠勤したので「今すぐ事務所
に来い」と言われる。

 聡の家では聡が朝ご飯の準備をし始めている。明日香は「トラブル
で大至急会社に行かなきゃならなくなっちゃったの。後のことは親子
3人で仲良く話し合って」と言う。有里が「1つ提案があります。
4人で暮らしませんか?」有里の思いがけない提案に3人は有里の顔
を見る。有里は「この家で家族4人で暮らしませんか?」と言う。


寸  評  来週から4人で暮らすことになるのでしょうか?複雑な関係の
4人の同居は果たしてうまくいくのでしょうか? 歩の捜索が中心の
第8話は「火曜サスペンス劇場」を思わせる雰囲気でした。明日香と
清孝が電話で話しているシーンなどは画面が上下分割されていたし、
明日香だけでなく有里も秘密を握ってしまうという設定なので、なお
さらサスペンスという感じが深まったという感じがしました。

執 筆 者 たま(dorama_last@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 猛暑による夏の疲れが今になって出てきたようです。心も体も疲れ気味。最
近長時間テレビをつける習慣がないので、娯楽はもっぱら読書です。「たそが
れ清兵衛」などを書いた藤沢周平の本を本棚から出してきて読んでいます。
 藤沢作品の主人公は町人だったり下級武士だったりと今でいう負け組の人物
が多いのが特徴です。人間の哀しさ、醜さ、辛さなど心の暗部を見つめた作品
なので正直暗い話もあります。晩年の作品は読後感に明るさを持たせたものが
多く見られます。
 短編小説も味わい深いですが長編の「蝉時雨」などはもう一度読んでみたい
話です。この話は今年内野聖陽と水野真紀主演のNHK金曜時代劇で放映されて
いました。
 私はドラマより原作の方が良かったです。皆さんも時代小説は苦手と言わず
に一度藤沢作品の心優しい世界に癒されてみてはどうでしょうか。(たま)

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発行元:ドラマ研究会
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