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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/17 君が想い出になる前に (7)  2004/08/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/17 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 君が想い出になる前に
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 佐伯奈緒(観月ありさ)
 望月光彦(椎名桔平)
 結城和也(玉山鉄二)
 富田ちひろ(加藤あい)
 阿久津順子(木村多江)
脚  本 清水友佳子
 横田理恵

あらすじ  東都総合病院。
 「断片的に記憶が戻ってきたのは良い兆候だと思いますよ」
 医師に言われ、お礼を述べて光彦(椎名桔平)が部屋を出て行くと、
残った奈緒(観月ありさ)と阿久津(木村多江)に「あまり、焦らな
いで下さいね。全て思い出すことが、必ずしもいいことばかりではあ
りませんから・・」と言う。
 記憶を失うということは、一種の乖離。思い出せないのは必要がな
いから思い出せないと考えて下さい…


 奈緒が事務所へ行き、光彦の状態を社長に報告する。光彦の記憶が
戻りつつあることを社長も喜んでくれる。
 「おはようございます」ちひろ(加藤あい)が事務所へ入って来る。
 社長はちひろに藤嶋との仕事も大詰めのため励ます。そこへ事務所
のチャイムが鳴る。

 「あの、奈緒さん居ます?」
 入って来たのは和也の母親。上京してきたのはいいが、お昼を一緒
にしようと和也のところへ行ったが、冷たくされたので奈緒のところ
へやって来たのだった。社長は気を効かせて奈緒に行くように促す。

 店で、母親は式場のパンフレットを奈緒に渡す。「親が口出しすべ
きことじゃない・・」と言いながらも、式場の評判の話しを一生懸命
する。

 夜、いつものバーで和也(玉山鉄二)は奈緒に「ごめんな、お袋の
ヤツ焦っちゃって」と謝る。そして、明日は奈緒の姉、美穂の納骨式
に、和也も奈緒のお父さんに挨拶したいし、と参加することになる。
マスターにマンションのことを聞かれるが、結婚は喪があけてからの
来年になるが、マンションはまだ・・と話す。
 奈緒と和也が帰ろうとすると、入って来ようとしたちひろに会う。
気まずい雰囲気のまま、ちひろは「お疲れさま」と小さく挨拶をする。


 納骨式当日。和也の車で山梨まで向かう。山梨では父親、正治郎
(小野武彦)が4人を笑顔で迎える。
 納骨式を終え、
 「みんなのおかげで良い納骨式だった。これでやっと肩の荷が降り
たよ。ありがとう」とお礼を言う。和也は時計を見て、明日朝一で仕
事だからと、正治郎が止めるも帰ると言う。正治郎は、近いうちにこ
ちらから和也のご両親に挨拶へ伺うと言い、和也のほうも両親が会い
たいと申していたと応え、帰って行く。

 和也が帰り、祐輔(広田亮平)が庭で光彦と花火をしているのを見
ながら正治郎は奈緒に「自分の幸せを考えればいいんだからな」と優
しく言う。
 光彦の笑顔を見ながら、「あいつ変わったな。あんな顔して笑うの
始めてみた」と正治郎は嬉しそう。
 奈緒も祐輔に呼ばれて、花火を一緒に始める。楽しい祐輔は「ずっ
と奈緒お姉ちゃんと一緒だといいのになぁ」と無邪気に言う。困った
奈緒は光彦の顔を見ると、浴衣姿で花火をしている奈緒をずっと見つ
めていた光彦と目が会ってしまう・・

 縁側で祐輔は疲れて、奈緒の膝で眠ってしまう。奈緒は光彦と外を
眺めながら、美穂との花火の想い出話をする。光彦は奈緒が結婚の準
備で忙しくなることを思い、「奈緒さんが居なくなっても祐輔と二人
で頑張って行かなきゃいけませんね」そして、明日から前の部署へ戻
ることになったが、いろいろ大変かもしれないけどやって行こうと思
う。と前向きに考えていることを奈緒に言う。奈緒は心から応援をす
る。
 祐輔が奈緒の膝で「お母さん」と寝言を言ったので、光彦は祐輔を
抱き上げようと奈緒に近付き、顔と顔が接近したところで目が会い、
緊張しながら祐輔を渡し寝かせに連れて行く。

 和也はバーへやって来て、マスターに山梨へ行ったことを報告する。
「いよいよだな」「ええ」

 ちひろは部屋で、実家の親に電話をする…


 元の部署へ戻った光彦は、慣れない部屋と机に少々戸惑う。そこへ、
阿久津が専務が呼んでいると、光彦の部屋へやって来る。

 柏木専務(柏木孝行)部下の杉山(山口馬木也)にディスクが見つ
からないことにいらだっていた。そこへ光彦が入って来る。
 専務は、笑顔で光彦を椅子に座らせ体の調子を聞き、光彦がしてい
た仕事で、シンガポールの重要な情報が入ったディスクがシンガポー
ルのオフィッスにも、光彦のシンガポールの自宅にもなく、困ってい
る。もし、思い出したら直接教えてほしいと伝える。

 事務所に奈緒指名の依頼が入る。内容はウェディング&ハネムーン。

 光彦の部屋に、阿久津がシンガポールプロジェクトの資料を持って
やって来る。光彦は阿久津に「お昼時間がありますか?」と尋ねる。

 喫茶店で、「専務が言っていた重要な情報って何ですか?」ディス
クのことを知ろうと阿久津に聞く。阿久津の説明によると、国家プロ
ジェクトでは、表に出ないお金も動き、その管理をしていたのが光彦
だった。ディスクへのパスワードは専務と光彦しか知らなく、事件の
前にパソコンへ入っていた情報が全て消えていた。誰がどうやってア
クセスしたのかは、まだわかっていない。「あまりプレッシャーに感
じないで下さい」阿久津は労わり、グラスを傾ける。その阿久津の指
輪を見たときに、光彦が思い出す。「・・それ、わたしが贈ったんで
すね?」阿久津の目がゆっくり見開き、「そうです。わたしの誕生日
に、あなたが海外出張で買って来たものです。・・他には?もっと他
のことを思い出されたのですか?」「いいえ・・すいません」

 家に戻った光彦はシンガポールから送られて来た荷物をダンボール
から出して、ディスクを探す。祐輔が部屋に入って来るとちょうどチ
ャイムが鳴る。

 光彦が出て行くと、ドアの前にはちひろが…

 美穂の遺影に手をあわせる。光彦には「突然すいません」とわびる。
 ちひろにお茶を出し、奈緒はもうすぐ帰って来ると告げると、どう
しても会って話しをしたいことがあってと、夜遅くに尋ねた理由を言
う。
 そこへ、奈緒が帰って来る。ちひろの顔を見て奈緒は驚く。「お邪
魔してます」

 ちひろは、右も左もわからなかったアシスタント時代からお世話に
なった奈緒に、自分の口からどうしても伝えたかったと、今月いっぱ
いで事務所を辞めようと思うと言う。もう、決めたので、明日には社
長に言う。と決心は固い。もしかして、奈緒と和也のせいかと聞くが、
きっぱり否定される。「ご迷惑をおかけします」と頭を下げる。ちひ
ろの決心が固いのがわかると、奈緒もスタイリストとしてどこに行っ
ても通用すると思うとエールを送る。しかし、ちひろは全て、0にし
て、一からやり直したいと言う。

 ちひろが帰ってから、なにげなく光彦の部屋を覗くと、光彦はまだ
ディスクを探していた。それに、奈緒も手伝い始める。ダンボールを
開けると、写真立てが出て来る。美穂と祐輔と、リンさんとサフィア
さん。祐輔のベビーシッターと、望月家のお手伝いさんと祐輔が説明
する。その下には、美穂と光彦の写真が・・しかし、割れている。割
れた写真立てを光彦は見て、何かを思い出す。泣きながら美穂が「わ
たし、あなたとやって行く自信ないから」と怒って、そのときに写真
立てが割れてしまったのだった・・しかし、どんな理由で喧嘩をして
いるのかは思い出せない。


 事務所の社長にちひろは退社の意思を伝える。社長もちひろの決心
が変わらないことを知ると、「残念ね」と受け入れる。ちひろが事務
所から出て行くと、社長が残念そうに、みんな実力がつくと引き抜か
れてしまう。「奈緒ちゃんは結婚しても辞めないでね」と笑顔で言わ
れる。

 ちひろが現場へやって来る。奈緒から聞いた和也は「ちひろちゃん
事務所辞めるんだって?」と聞く。これからのこと良く考えて、辞め
るって決めたらすっきりした。「和也さんのせいじゃないです」

 夜、バーで奈緒に「俺、何も言えなかったよ」奈緒も事務所だけじ
ゃなく、スタイリストも辞めようとしているちひろを心配する。「全
部俺のせいだ…」和也は頭をかかえる。

 遅くなって奈緒が帰って来る。光彦は割れた写真をずっと眺めてい
た、頭の中では美穂と喧嘩をしているシーンを思い出して・・「奈緒
さん、わたしは妻と上手くいってなかったのでしょうか?」急な質問
に驚くが、他人に見えない部分があったと思いますが、お姉ちゃんは
幸せだったと思いますよ。結婚が決まったときも、祐輔が生まれたと
きも、シンガポールへ行くときも、「お姉ちゃん羨ましいぐらいに笑
っていました」


 奈緒がウェディング&ハネムーンの現場撮影時、他のスタッフに奈
緒が結婚することを聞いたとお祝いの言葉を言われる。

 突然、父親から電話が入る。「昨日和也さんのお母さんから電話が
あって、次の土曜日にご両親と一緒に都内のホテルで会うことにした
ぞ。和也さんのほうにはお母さんから連絡行ってるはずだから・・」


 和也は藤嶋に「とうとう最終日ですね」と声をかける。最初はトラ
ブル続きだった現場も今日で最終日。藤嶋から「いろいろあったけど、
おかげでいいCMになりそうだ。今日終わったらみんなでパーっと行
くか」と誘われる。

 ちひろも現場へやって来る。「おはようございます。最終日頑張り
ます。」和也はちひろを呼び、事務所を辞めても夢だったスタイリス
トは続けるように言う。「ちひろちゃんなら絶対にいいスタイリスト
になれると思ってるから」ちひろは、今の言葉で救われたと言い「和
也さんのことは、どこで何しても忘れません。最後の仕事が和也さん
と一緒で良かったです。大好きです。」
 ちひろがそこまで言うと、動いていたクレーンが、和也の後ろに立
てかけてあった材木を倒してしまう。それに気づいたちひろが和也を
押し、代わりにちひろが材木の下敷きになってしまう。
 和也は慌てて、材木をどかし、救急車を呼ぶように廻りへ怒鳴り散
らす。

 奈緒は現場で片づけをしていると、和也から電話を受け、ちひろが
怪我をしたと知らされる。

 ちひろは救急車で運ばれる。奈緒も慌てて病院へ急ぐ。走って病室
へ入ると、ちひろのベットに和也が憔悴した表情で付き添っている。
「・・俺を庇って怪我をした…」

 検査の結果では骨にも脳にも異常はないが、背中を強く打っている
ので、明日詳しい精密検査をすると医師から言われる。
 夜遅くなり、社長にも今連絡とれたと奈緒が病室へ入って来る。和
也は「奈緒、明日仕事だろ。大丈夫だから帰っていいよ。俺がついて
いる。俺の責任だから・・」奈緒は、「何かあったら連絡して」と、
後ろ髪をひかれる思いで、病院を後にする…・


寸  評  ちひろちゃん一途ですね。感心します。それにCM撮影も最後に
はうまくいったし。あと、もうちょっとなのに・・頑張れと思います。

執 筆 者 田村(t_volr@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 ミスタードーナツに売っている、“氷紅茶”を始めて飲みました。“氷コー
ヒー”は昔から好きで、夏にミスドに行くと必ずと言っていいほど注文をして
います。今回の氷紅茶。解け過ぎると甘いですが、氷に紅茶の臭いが凝縮され
ていて、ミルク飲みながら紅茶の風味が味わえる美味しさでした。暑かったの
でいっきに飲んでしまったので、後で紅茶の氷が残ってしまって残念でしたけ
ど。(田村)

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