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タイトル:Daily Drama Express 2004/07/30 ああ探偵事務所 (4)  2004/08/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/07/30 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル ああ探偵事務所
局  名 テレビ朝日系
放映日時 金曜23時15分
キャスト 妻木  (永井大)
 井上涼子(酒井若菜)
 森野泉 (辺見えみり)
 松本康介(東幹久)
 藤島薫 (川島なお美)
脚  本 高山直也他

あらすじ  第4回 捨てられた花嫁!ホスト残酷物語

 井上涼子(酒井若菜)が夜、ジョギングをしていると、妻木(永井
大)が夜の公園で、女といちゃついている。相手の女は、森野泉(辺
見えみり)。

 2人に涼子が、「穢れている!!」と文句を言う。

 でも2人は、この公園に出没する覗き魔を捕まえるために、演じて
いたのだ。
 だが、涼子が叫んだので、覗き魔達は散ってしまう。
 「この責任、どうとってくれるのよ!!」と泉。


 怪しい男達が、倉庫で取引。金と交換したものは!?


 翌朝、涼子は謝るが、泉は2週間もかけておびき出したのに!!と
怒る。

 妻木は逆に、なんであんな時間に、あんなとこに?と質問。
 涼子はこの間、買い物へ行ったら、ズボンが入らなかった。3キロ
も太っていたので、ダイエットをしている、と言う。
 泉は、「5キロぐらいじゃない?」とからかい、泣きそうな涼子。
 慌ててフォローする妻木。でも、最後に口が滑って、台無しに。


 そこに、田舎娘が入ってきて、去年婚約した婚約者・上田鉄夫を探
してくれ、と頼む。
 去年東京へ出たきり、失踪した、と。
 田舎娘の名は、美智子(山川恵里佳)。


 2人がアパートの鉄夫の部屋を訪ねると、大家さんにいきなり、殴
られる。
 なんと借金取りと間違えられたのだ。

 2人が探偵とわかると、大家さんが説明する。
 鉄夫は借金に追われ、半年前、夜逃げ同然でいなくなったという。

 行方がわからないかと、食い下がると、便利屋がその後、鉄夫の荷
物を運んでいったと教えてくれる。


 便利屋へ行き、2人が鉄夫の行方を聞くと、便利屋の社長は、お客
様の情報は話せない、と突っぱねる。

 2人は、鉄夫の父親が、あと2,3日の命。死ぬ前に一度、鉄夫に
会わせたいと泣き落とし。
 情にほだされた社長は、荷物の運び先を教えてくれる。


 2人はその住所を訪ねる。
 そこは立派なマンション。

 チャイムを鳴らすと、若い男が出てきて、妻木が上田の写真を見せ
ると、「そんな男、知らないよ」と言う。

 2人はマンションを出る。
 涼子は、あのぼろアパートとギャップがありすぎ!と言うが、妻木
は逆に脈あり、と言う。
 あの若者に上田の写真を見せた時、行方を捜しているなどと一言も
言ってないのに、「知らないよ」といきなり言ったから、と妻木。

 妻木は男を尾行し、涼子には周辺を当たらせる。

 妻木は、若者がホストクラブに入っていくのを確認する。
 クラブ "Best Player's" のホスト・キヨヒロ(金子昇)だった。


 涼子は周辺を当たったが、誰も上田を知らなかった、と妻木に報告。

 妻木は、涼子をホストクラブの客として潜入させる。
 涼子は、大家の藤島薫 (川島なお美)と一緒に行き、キヨヒロを
指名。飲みまくる。


 朝、二日酔いに苦しむ涼子。
 気付いたら薫の家に寝かされていて、これでは会社にも行けない、
と言う。
 ホスト・クラブでのこともよく覚えていない。
 がっかりする妻木。

 そこに薫が入ってきて、昨夜のホストクラブの代金15万円を立て
替えておいたから払って、と領収書を妻木に渡す。
 あまりの高額にびっくりする妻木に、キヨヒロの観察結果を伝える
薫。
 ナンバーワンではないキヨヒロ程度のランクのホストにしては、時
計もライターもスーツも、高級品過ぎる。おまけに、パトロンもいな
いのでは、怪しい。


 今度は妻木が、西園寺と名乗って、そのクラブのホストとして入店。
 でも、もうひとり入店者がいて、それがなんと松本康介(東幹久)。
 松本も偽名を使っている。
 お互い顔を見合わせてびっくり。

 店で、キヨヒロがアイスの入った容器をひっくり返す。
 妻木が助けようとすると、オーナーの神崎(森次晃嗣)は、妻木に
席に戻るよう言う。
 そして、神崎はキヨヒロを殴る。

 トイレで切った口の血をぬぐうキヨヒロに、妻木が声をかけるが、
キヨヒロは相手にしない。


 ホストとして、妻木と松本は張り合う。
 妻木の推理に「シャーロックホームズみたい」と客は喜ぶ。

 対抗して、松本は一発芸として、生卵を何個も丸飲み。
 それから客にはやされ、2人は飲み比べ。


 二日酔いに苦しむ松本。
 曽根慎太郎(金児憲史)が、取引の証拠がつかめないなら、松本の
潜入捜査は長引きそう、と言う。


 妻木は涼子に、店で松本に会った話をする。

 泉は、妻木にあのマンションの名義は鉄夫だと教える。
 では、鉄夫はキヨヒロに殺された!?


 妻木は、キヨヒロが出かけたのを確認すると、ピッキングでドアを
開け、中を調べる。
 クローゼットの中に、プレスリーの等身大の人形!?妻木はギター
を弾いて、ハッとする。


 その頃、キヨヒロは神崎から、次の取引を指示されていた。
 いつまで、こんな生活を?と聞くキヨヒロに、オーナーは、言うと
おりにしていれば、このままのいい暮らしができると言って、黙らせ
る。


 妻木が事務所で悩んでいる。
 涼子は、まさか殺されるなんて、飛躍しすぎ、と反対。
 そこに薫が入ってきて、この間、ホストから、「どうみても20代」
と言われたので、お肌のお手入れのためにエステに行った。気持ちよ
くて、生まれ変わったみたい!と言う。

 薫の言葉に、ひらめいた妻木は、鉄夫の写真を取り出す。


 2人は、出かけるキヨヒロに声をかける。
 「これから、客とランチで」と断ろうとするキヨヒロに、
 「それとも、上田鉄夫さんとお呼びした方がいいですか?」と妻木。
 ドキッとするキヨヒロ。

 妻木は、キヨヒロが右利きに見せているが、部屋にあったギターは
左利き用。
 鉄夫の写真も、右腕に時計。

 左利きと言うだけで鉄夫とは関係ない、とキヨヒロ。

 その時、涼子が、キヨヒロが書いた伝票を取り出す。
 なぜ、その伝票を!?と驚くキヨヒロに、妻木は自分が西園寺だと、
あの時のカツラとめがねをつけてみせる。
 涼子は、この伝票と鉄夫の筆跡が一致したという。

 キヨヒロは開き直る。
 東京に出ても、その日暮らしがやっとの生活しかできない。
 そこで、ホストクラブで働くことにしたが、鉄夫の顔では、ホール
にも立たせて貰えない。
 そこで整形手術を受けた。顔を変えたら、お金も女も、向こうから
寄ってくるようになった。
 だからも美智子には、上田鉄夫は死んだ。幸せになりたければ自分
のことを忘れてくれ!と。

 平手打ちをしようとする涼子の手をキヨヒロは止め、「顔は商売道
具でね」と言う。


 2人は美智子に、鉄夫のことが知りたければ、クラブにキヨヒロを
訪ねるよう言い、美智子はクラブへ向かう。

 どうして、キヨヒロが鉄夫だと言わなかったのか責める涼子に、
「依頼は上田鉄夫を捜してくれ、ということでしたから」と妻木。


 美智子はキヨヒロを指名するが、やってきたキヨヒロは、美智子を
いきなり店の外へつまみ出し、鉄夫は会いたくないと言ってんだから、
放っておいてくれ!と言う。


 美智子は妻木に、鉄夫を連れ戻してくれと依頼。
 費用がかかるという妻木に、通帳を取りだし、これで足らなければ、
借金してでも、と言う。

 鉄夫を連れ戻すことを請け負った妻木を、涼子は責める。
 だが妻木は、もし鉄夫がもう美智子のことを何とも思っていないな
ら、自分が鉄夫だと名乗って、美智子を振ればいい。名乗らないのは、
美智子のことはまだ好きだが、他に名乗れないわけがあるのだろう、
と言う。


 妻木は、プラカード持ちのスケさん(スケアクロウ(阿南健治))
に、キヨヒロの情報を聞く。
 スケさんは、キヨヒロのプライベートには、全く女の陰がない。ま
るで生娘が操を守っているようだ、と言う。
 そして、あのクラブには近づかない方がいい。密輸グループと関係
があって、警察も内偵に動いている、と教える。
 妻木は、あのキヨヒロが氷をこぼしていた時のことを思い出す。


 妻木は神崎に、記者に変装して雑誌の取材を申し込む。
 快く引き受けた神崎に、妻木はテープを回して取材。


 事務所でテープを確認した妻木は、松本に電話する。


 アタッシュケースを下げて、サングラスをかけたキヨヒロを見送る
と、泉は携帯をかけ、神崎の声のテープを再生する。
 「今日の取引は.....」


 キヨヒロが、とある倉庫に入ると、「金は?」と声。
 キヨヒロはアタッシュケースを高く掲げる。

 キヨヒロの前に、クーラーボックスが転がってくる。
 キヨヒロがそれを空けると、中身は氷砂糖。

 「ダイヤじゃねぇじゃないか」と怒るキヨヒロに、妻木が現れて、
「これでおしまいだな」と言う。


 神崎の事務室に、キヨヒロの取引相手、梶原が現れる。
 驚く神崎に、「取引場所はここだと」と梶原。

 そこに松本が現れ、密輸と贓物故売で逮捕、と言う。
 そして、クーラーボックスを開け、中から氷を取りだし、ハンマー
で割ると、中からダイヤを取り出す。

 曽根がキヨヒロのことで、松本に囁く。

 松本が、約束が違うと言って、あの倉庫へ怒鳴り込むと、妻木や涼
子が現れ、キヨヒロも美智子も現れる。

 人間は見た目だと言い張るキヨヒロに、「じゃあ、整形前のお前を
好きになった彼女はどうするんだ。そんなに変えたければ、全身整形
して貰えば」と妻木は鉄夫(キヨヒロ)を殴り飛ばす。
 倒れた鉄夫は鼻をかく。

 妻木は、鉄夫はお金のために自ら整形したのではなく、騙された借
金を返すために、整形させられていた。

 美智子は、あのクラブで会った時から、鉄夫とわかった。顔が変わ
っても、困ると鼻をかく癖は変わらないから、と。そして、一緒に田
舎に帰ろう、と言う。

 松本は鉄夫をパトカーに押し込む。
 美智子はずっと待っている、と言う。

 松本は、「手はずが違うじゃないか!」と妻木に文句を言い、妻木
もついでにパトカーに押し込む。


 −− ああ探偵事務所。それは電話帳の一番初めに載っている探偵
社です…。


寸  評  最後の松本と妻木の「約束」。約束通りだったら、キヨヒロも神
崎の事務所に現金を持って現れ、そこで一緒に逮捕できた、というこ
となのでしょうか。妻木がキヨヒロを別にしたのは、美智子に会わせ
たかったからでしょうか。これでキヨヒロが出所なり釈放なりされた
後、おとなしく美智子と田舎に帰れば、美智子の2番目の依頼も果た
せたことになりますね。
 でも、薫の領収書に15万円払ってしまっていますから、妻木の事
務所の収入は、どれだけ残ったのでしょう。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 「東京湾景」でも、その元の「冬のソナタ」でも同じですが、ヒロインにウ
ジウジされるのに、最近我慢できません。
 好きなら好き、嫌いなら嫌い、とハッキリ言って、まわりに妙な期待を抱か
さないことが大切、と思ってしまいます。
 恋愛のウジウジを、じっと見つめ続けられなくなっているのは、実は年を取
った、ということではないですよね!?(鈴木)

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