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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/23 東京湾景 (8)  2004/08/27


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/23 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京湾景
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 木本美香[李美香/涼子][金優里](仲間由紀恵)
 和田亮介(和田聡宏)
 早瀬佳男(佐藤隆太)
 大杉健 (哀川翔)
 神谷文 (仲村トオル)
 井上弘一[朴弘一](中村俊介)
 木本正雄[李正雄](石坂浩二)
脚  本 原夏美

あらすじ  木本美香(仲間由紀恵)は、和田亮介(和田聡宏)と一緒に韓国
へ飛び立った。
 初めての二人での旅行 にはしゃぐ美香と亮介。二人は韓国の文化
を感じるために、さまざまな場所を訪ね歩く。一人で座る美香を遠く
からふいに亮介が写真に撮った。そんな些細なことでもじゃれる二人。

 翌日は美香の母・優里(仲間由紀恵・二役)の故郷を訪ねる予定に
して、二人がホテルに戻ると二つの 知らせが入る。美香には妹の紀
香(ソニン)からで、井上弘一(中村俊介)が自分たちを空港に追っ
てきて事件に巻き込まれたこと。亮介には父の健介からで、母光代
(岩本多代)が突然暴れ出して入院したこと。どちらもすぐに戻って
来てほしい、とのことだった。

 翌日、二人は予定通り、優里の故郷にある優里と健介の思い出の地
を訪ね、もし二人が引き裂かれたとしてももう一度会えるように、と
いう思いを込めたあるものを鍵付きの箱に入れて埋める。鍵は美香が
大事に受け取った。

 帰宅した美香は、父正雄(石坂浩二)から、弘一の手術経過がわか
るまでは、仕事も含め外出禁止を言い渡される。そして、親に隠れて
旅行するような男は最低だ、と強く叱責される。「和田亮介などとい
う男とのつきあいは許さない!」という正雄に、「ただ一緒にいたい
だけなのに・・・」と美香はつぶやく。

 一方、亮介も故郷の母の病院に到着する。光代が入院したきっかけ
を健介に亮介が尋ねると、健介が話し始めた。

 健介は優里が見合いをすると聞いて、思わず見合いをしているホテ
ルまで覗きに行ってしまった。その後優里から手紙が来たのだがそれ
を光代がみてしまったのだ、と話す。光代は優里との過去を承知した
上で健介と結婚したので、その手紙を見つけて裏切られたと思ったの
だろう、と。だから、亮介と美香のことを知ったらさらに光代はおか
しくなるだろうから別れてくれ、と健介は亮介に頼む。

 亮介は健介の話を美香に話す。美香は、改めて優里が健介が生きて
いることを承知の上で正雄と結婚したことを知る。

 そこへ、正雄から弘一が意識を取り戻したとの連絡が入る。ホッと
する美香に、でも下半身不随で一生車いすの生活になる、と告げられ
た。

 帰宅した正雄は、弘一が美香には会いたくないと言っていると告げ
る。しかし、正雄はそれは弘一の本心ではないとして、今回の責任を
とって弘一に添い遂げるべきではないか?と美香に話す。紀香は、勝
手に追いかけたくせに責任をとるなんておかしい、と割ってはいるが、
正雄は、一人の人間が障害を抱えて生きていくことになったのだから、
軽はずみな発言は許さない、と怒鳴りつける。

 なかなか福島から東京へ戻れない亮介の部屋を、小山ヒロシ(速見
もこみち)と大杉健(哀川翔)が管理していた。ヒロシと大杉は美香
と亮介のこれからを心配していた。美香の相棒、早瀬佳男(佐藤隆太)
と山根真理(佐藤江梨子)の二人も美香と亮介のことを心配しつつ、
自分たちの愛をはぐくんでいた。

 数日後、美香は無事に仕事に復帰する。仕事から帰ると、家に麗子
(李麗仙)と龍弘(石田太郎)が来ていた。二人は弘一に会いに来て
ほしい、と美香に頼みに来たのだ。「会いたくないなんて嘘に決まっ
てる。あの子を救えるのは、あなただけなの・・・お願いします。」
と麗子は泣いてすがった。

 翌日、美香は麗子たちの希望に答えて井上の病室を訪ねる。井上は、
美香を見て一瞬驚くが、努めて明るく装おうとするが、途中で泣き出
してしまう。美香と亮介を別れさせようとした罰が当たったんだ、本
当にごめん、と弘一は美香に頭を下げながら、だがそれも美香の心を
手に入れたい一心だったと、涙を流す。

 福島では、亮介の光代の看病が続いていたが、光代が正気を取り戻
す気配はない。韓国での写真を現像した亮介だったが、美香の写真が
母に見つからないように隠す。

 夜、美香の携帯に亮介から電話が入る。亮介が、何かを言いかけよ
うとした時、美香は、自分たちは当分会わない方が良いと言う。井上
や光代が傷ついている時に、自分たちだけが幸せでいるのは苦しいと
言う美香に、亮介は応じる。美香と亮介は、韓国での幸せな思い出に、
それぞれ思いを馳せる。

 その頃『海岸酒場』では、大杉、ヒロシが佳男と真理の新カップル
誕生を祝して盛り上がっていた。

 翌日、大杉は福島に亮介を訪ねていた。理由を尋ねる亮介に、大杉
は自分の娘の話を始める。将来娘を奪い取る男が来たら殴るかもしれ
ないが、正面からぶつかってこないような男は願い下げだ、と。
 周りに合わせて自分を押さえるおまえだが、美香のことについては
熱いものが沸き出ていると思う、自分の思いに正直になって、正雄に
会ってこい、と大杉はアドバイスする。そして、それが出来なければ、
やめてしまえと言い放つ。

 井上が入院する病院の喫茶室で、美香は麗子、龍弘と会っていた。
麗子は「弘一は良いことをしようとしたのに、神様は意地悪だ・・・」
と言い出す。美香が事情を聞くと、麗子たちは、美香と亮介を止める
ためではなく、一言でも謝りたいと成田に行ったと言う。成田に行く
前に寄った木本家では、弘一は激怒する正雄をなだめさえしたのだと。
この話に、美香は驚く。

 龍弘は、再び指輪を出して、もう一度弘一との結婚を考え直してく
れないか?と申し出る。麗子は、指輪を美香の手に握らせて、「お願
いよ・・・」と頼み込んだ。少し考える時間をください、と美香は何
とか答える。

 その頃、木本家には亮介が来ていた。大杉に背中を押された亮介は、
渋々応対する正雄に美香との交際を認めて欲しいと頼む。正雄は、日
本人であることを理由に拒否する。すると、亮介はそれならば自分が
韓国人になると土下座までして頼み込むと、正雄は反対の理由は日本
人と言うことだけではないと言う。

 亮介は健介の息子だろうと正雄は問う。自分がどんなに愛しても、
優里の心の中には健介がいたと正雄は自分の心情を吐露する。そして、
その息子と自分の娘が愛し合うことを許せるほど自分は寛大ではない、
二度と自分や美香の前に姿を現さないでくれ、ときっぱりと断る。

 帰宅する美香が家の近くの公園で弘一とのことを考えていてふと気
づくと、そばに亮介がいた。驚く美香に、亮介は正雄に何度反対され
ても諦めないと宣言する。

 バッグから弘一からの指輪を出そうとする美香の手を亮介が止めた。
そして、韓国で撮ったツーショット写真を渡す。
 「すごくかわいかったから・・・」写真を見て涙ぐむ美香を、亮介
は抱き寄せた。「一緒にいたい、たったそれだけのことなのに・・・」


寸  評  弘一が下半身付随とはなんとも悲劇的な展開でした。責任をとり
なさい、という正雄の気持ちもわかりますが、それで人生を決められ
てしまう美香もつらいですね。来週の予告で、「美香さんの本当の父
親は?」と健介に問うシーンがありました。生まれた年からいくと、
いまさら健介の娘って言うこともないと思うのですが・・・

執 筆 者 井村(tokyowankei@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 「ラストプレゼント〜娘と生きる最後の夏〜」を今見ていますが、主人公明
日香の娘歩への想いもわかりますが、それ以上に娘の死期が近いことを知って
しまった、明日香の父の思いがなんとも切なくて泣けてしまいます。自分の子
供に先立たれる親の切なさ、あぁ、やるせない。。。(井村)

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