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タイトル:Daily Drama Express 2004/08/02 東京湾景 (5)  2004/08/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/08/02 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 東京湾景
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 木本美香[李美香/涼子][金優里](仲間由紀恵)
 和田亮介(和田聡宏)
 早瀬佳男(佐藤隆太)
 大杉健 (哀川翔)
 神谷文 (仲村トオル)
 井上弘一[朴弘一](中村俊介)
 木本正雄[李正雄](石坂浩二)
脚  本 原夏美

あらすじ  自分のすべてを話した木本美香(仲間由紀恵)を和田亮介(和田
聡宏)はやさしく受け止める。しかし、井上弘一(中村俊介)と井上
の母、麗子(李麗仙)は二人で婚約指輪を渡して強引に話を進めよう
とする。その態度に憤慨した美香は亮介に会いにアパートへ行く。

 そこには亮介の父、健介(夏八木勲)がいた。健介は美香の顔を見
て名前を聞いて固まる。そして美香のためにもうホテルへ戻ると言う
が、そのときに部屋に飾ってあった絵を持ち帰ってしまう。

 『海岸酒場』では、早瀬佳男(佐藤隆太)が大杉健(哀川翔)相手
に、亮介の部屋の絵と美香の母、優里(仲間由紀恵・二役)との関係
を推理していた。絵を書いた人物と優里の恋人が同じであれば、美香
と亮介は30年に渡る運命でめぐり合ったことになる、と喜ぶ佳男。

 一方で、大杉は美香と亮介には、優里たちのような悲しい結末を迎
えてほしくない、とこぼしていた。

 その頃、美香はいつも亮介がうれしいことを言って自分を支えてく
れている、と話し、それを優里の恋人と重ねて話していた。

 再会を約束したのに会えずに亡くなった恋人をどれだけ思い続けた
んだろう・・・?ともらす美香に、「俺は死なない。約束する。」と
亮介は約束をする。美香はそんな亮介に安らぎを覚えていた。

 数日後、美香の会社に弘一からメールが届く。先日の出来事を詫び、
父正雄(石坂浩二)の会社が倒産寸前と言ったのは間違いだと書かれ
ていた。

 美香は、佳男にキューピットとしての働きに感謝してランチをおご
っていた。浮かれる佳男だったが、美香は井上のプロポーズの問題に
頭を悩ませていた。それを佳男に相談する美香。

 井上が兄のような存在だからこそ断りにくい、と話す美香に、誠実
な人物であればこそ、早く断るべきだ、と佳男はアドバイスする。

 そこへ編集長(長野里美)が現れ、”和の心特集”の第2弾の内容
について尋ねてきた。美香は企画書を見せる。取材対象は亮介だった。

 亮介が昼休みをとっていると、父健介が現れた。健介は美香につい
ていろいろ尋ねてきた。美香とは身分が違うからやめておけ、と止め
る健介を、古臭いこと言うな、と亮介は突っぱねる。

 「親の忠告には耳を貸すものだぞ。」そういい残して健介は福島へ
帰っていった。

 その夜、美香と佳男は『海岸酒場』で亮介に取材を依頼する。渋る
亮介。すると、大杉は書道教室だけでなく、今度ある書の大会での姿
を含めて取材をしてもらえばいい、と提案。乗り気の美香を見て、亮
介はやっと引き受ける。

 路上に止めた車の中に、井上と山根真理(佐藤江梨子)がいた。話
を聞き終えた井上は、降り際に真理にお金を渡す。

 仕事中の美香に井上から先日の件の謝罪の電話が入る。美香はプロ
ポーズを断ろうと直接会って話したい、と申し出るが、井上は今週い
っぱいソウルだから、その後で、と言う。電話を切った後、美香の写
真を見つけて物思いにふける井上。

 福島では、東京から戻った健介。亮介の母、光代(岩本多代)が久
しぶりの同窓会のために卒業写真を探す。光代は、箪笥の奥から健介
が持ち帰った絵を見つける。さらに一緒に、古い手紙の束とイニシャ
ル の『K』が彫られた絵筆が入った木箱が出てくる。手紙を読んでし
まう光代。

 美香と佳男はカメラマンを連れて亮介の書道教室を取材する。その
後、二人はデートする。大会で書く文字を美香は尋ねるが、亮介はま
だ決まっていないと答える。突然「キスしてもいい?」と尋ねる美香 。
亮介はさらっとかわすが、美香が落胆したところで亮介は突然キスを
して驚かす。

 美香は、井上のことを亮介に話したほうがいいか?と佳男に相談す
る。男はぶっちゃけ全部話してほしいモノだから早く話したほうがい
い、とアドバイスする佳男。

 亮介が倉庫で働いていると井上が会いに来る。ホテルのカフェに入
った二人。美香は親同士が決めた俺の婚約者なのを知ってて付き合っ
てるのか?と尋ねてきた。

 手を引け、と言ってくる井上のことを、卑怯だと相手にしない亮介
に、井上はこう言った。「なぜ美香が君に僕の話をしなかったと思
う?それは本気じゃないからさ!日本人とは韓国人との結婚までの恋
愛 ゲームさ。」その言葉に立ち尽くす亮介。

 その夜、木本家に麗子が来る。先日のことを美香に謝る麗子。紀香
(ソニン)がお茶を出しにくると、麗子は二人は姉妹でも似ていない、
美香は容姿だけでなく性格も母親似かしら?などと聞いてきた。正雄
は怪訝な顔で話を聞く。

 その後、紀香が美香の部屋に来て、井上と結婚するのか?と尋ねた。
好きな人ができたからしないよ、と話す美香。美香の部屋にある亮介
の二枚の書を見て、すべてを知った上で受け止めてくれてるんだね 、
と紀香はうれしそうに話した。

 紀香が部屋を出た後、美香は亮介に電話した。亮介は井上のことで
もやもやを抱えていた。美香は日曜日の取材スケジュールを伝え、そ
の後大事な話がしたい、亮介に申し出る。さらに、プレゼントされた 
書を見て、なにか自分もプレゼントをしたいと言い出す。

 いいプレゼントが思いついた、とウキウキしながら電話を切る美香。
一方、モヤモヤを抱えたままの亮介。

 美香は、書道道具屋にいた。気に入った筆を手に取ると、筆にイニ
シャルを入れてほしい、と頼む。

 日曜日。プレゼントを持って美香が取材に行こうとすると、家に井
上と麗子が数人の初老の男たちをともなって現れた。
 仕事に行こうとする美香を、麗子が「お父様の一大事なのだからあ
なたも出席するように」と言って引き止めた。

 正雄の30億の負債を井上の会社が請け負う、という話を、日本側で
は賛同が得られたもののソウル支社の反対を受けている、と井上が説
明する。日本を基盤に成功して本国にお金を落とさない在日韓国人は 
好まれないのである。

 黙り込む正雄に、本国の人間を説得する唯一の方法がありますよ
ね?と麗子が提案した。

 それを聞いた正雄は立ち上がってこう言った。「美香、朴家(井上
家)の人間になってくれないか?私のために弘一君と結婚してくれな
いか?」そして美香に向かって頭を下げた。

 美香は「お父さんやめて!」正雄の母は「一家のあるじがこんなこ
としないでおくれ。」弘一は「ビジネスと美香のことは関係ない」と
それぞれ言うが、正雄は受け付けない。

 すると麗子が婚約指輪の入った箱を美香に差し出した。動揺した美
香が落としたバックから、亮介へのプレゼントの筆がこぼれ落ちた。

 一方、書の大会では亮介が韓国語で”約束”と書いていた。


寸  評  亮介もやっぱり普通の男でした。これまでの亮介の何に対しても
冷静にしている姿を見ていたら、井上に「美香は本気じゃない」と言
われても相手にしないんじゃないか?と思っていましたが、普通に動
揺していました。ちょっと人間らしくて逆に好感を持ってしまいまし
た。

執 筆 者 井村(tokyowankei@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 2月に生まれた長男が、日々気づかぬまま着々と成長していて、先月ハイハ
イをはじめたと思ったら、先週から後追い(ママ追い:ママが見えなくなると
大泣きする)が始まってしまいました。ちょっとキッチンにモノを取りに行っ
ただけでなかれてしまうので、たいへんなのですが、こうやって二人目はあっ
という間に脱赤ちゃんをしていってしまうんだろうなぁ・・・と感慨にふけっ
てしまいました。(井村)

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