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タイトル:Daily Drama Express 2004/06/08 アットホーム・ダッド (9)  2004/07/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/06/08 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル アットホーム・ダッド
局  名 フジテレビ
放映日時 火曜22時
キャスト 山村和之(阿部寛)
 杉尾優介(宮迫博之)
 山村美紀(篠原涼子)
 杉尾笙子(中島知子)
 大沢健児(永井大)
 岩崎真理江(川島なお美)
 倉本冴子(滝沢沙織)
 上田聡 (中村繁之)
脚  本 尾崎将也

あらすじ 和之(阿部 寛)がスーパーでカートを押していると、優介(宮迫
博之)が近寄ってきた。「カートは使わないほうがいいですよ」自分
が手に買い物かごを下げているのを指差す。「重くないからどんどん
買っちゃうでしょ。主夫のまめ知識」鼻で笑う和之に家計簿をつけて
いるか聞いてくる。もちろん和之はつけていない。

「亮太(吉川史樹)くん誕生日いつ?理絵(安藤咲良)はね、6月8
日」スーパーからの帰り道、理絵は誕生日に“おとぎハウス”を買っ
てもらうと言い出す。5,000円ぐらいだろ。と思っている和之に
理絵は「指きりげんまん嘘ついたらはりせんぼんのーます、指きった」
と約束をする。

  安いから・・と白はんぺん4袋や、ゴーヤーチャンプルの素2袋を
買った和之は冷蔵庫へ食品を入れながら、ちょっと考える。お金が気
になった和之は財布を覗く。財布にはあと数千円、生活費の入ってい
る封筒にはあと3万円。


  美紀(篠原涼子)の職場で、「バイトしない?」と同僚が誘ってい
る。原稿をまとめるバイトだが、いつもより量が多くて困っているか
ら手伝ってほしいと相談してきたのだった。「今のとこお金に困って
いるわけじゃないし」と断ってしまう。「いい収入なのに」と同僚は
残念そう。

  和之はパソコンに入っている家計簿にレシートを見ながら入力して
いく。晩御飯の準備もせずに、真剣にやっている。
  理絵のプレゼントの“おとぎハウス”が気になり、ネットで検索す
ると“29,800円“「こんなにするのかよ」違うバージョンのハ
ウスをみると”49,800円“どんどんどんどん安いものを探すが、
理絵は「”おとぎハウス”指きりしたでしょ」…「やばいなこれ・・」


「おいしかった。今日はご馳走さま」おしゃれなレストランで健児
(永井 大)は冴子(滝沢沙織)に夕食を奢る。
  支払い時、健児はカードを出すが、ほどなく「そのカードではお支
払いできませんが・・」と言われてしまう。金額は14,490円財
布をみると数千円・・冴子の顔をみる。

「銀行口座が残高不足で使用停止?」クレジット会社に電話して事情
を聞く健児に冴子は冷ややかに「貯金は?貯金0で結婚しようって、
よく言うよ」


  朝、笙子(中島知子)とバス停まで行く途中杉尾家ではプレゼント
3,000円ぐらい、しかし、プレゼントは父親から渡してもらい花
を持たせていると教えてもらう。

  和之は隣から優介を呼び、お金の節約の方法を教えてほしいと頼む。
貯金にはかっこが悪いから手をつけないといい、おとぎハウスが買え
ないから節約したい。と。しかし、1週間ぐらいで3万円も節約でき
るわけなく・・
  とりあえず食費の節約で、和之が使っている冷蔵庫の覗くと「うっ
わぁ汚い」どこに何が入っているかわからないぐらい詰まっている。
ふと思い生ゴミ入れを覗くとまだ使えそうな野菜屑が…「作った人に
申し訳ないでしょ」

  優介は和之を連れて、優介の使っている冷蔵庫をみせる。「賞味期
限の近いものは手前に、鮮度の落ちやすいものは冷凍」整然としてい
る。

「ぱっぱと2、3万儲かる方法ないのか〜」「給料が変わらないのな
ら、使い方減らすしかないだろ」


  毎週恒例のスィーツクラブで、会費2,000円節約したいから辞
めたいと和之はつぶやく。しかし、真理江の顔色を伺った優介は「そ
れは辞めたほうがいい」と止める。
  二人が節約について話していると、真理江が「節約は主婦の基本的
な知恵」といろいろ節約術を教える。例えば、電力会社に依頼して、
アンペアを下げると月に260円。

  笙子は優介に和之が節約を始めたと聞く。
  部屋にいた美紀は、隣の家から笙子が呼ぶ姿をみつける。庭に出る
と「お宅のだんな変じゃない?」今、喧嘩をしていたところの美紀は
「そうなのよ〜」「おとぎハウス、3万円ですって」
  和之が節約しはじめた理由がわかる。

「ごめんねー一度アルバイト断ったのに、やらせてくれって頼んで」
昼間断ったバイトを美紀は始める。和之は仕事なら電気代もかかるか
ら会社でやってこいという。

「一週間や2週間では焼け石に水ですね」幼稚園バスを見送りながら
優介は言う「理絵ちゃんにわび入れたほうがいいんじゃないですか?」

「理絵ちゃん“おとぎハウス”買ってもらうんだ」友達にうらやまし
そうに言われる。

 和之は“金持ちになる10の方法”の本を読む。


 同僚からお礼を言われバイト代をもらう。封筒の中には3万も。そ
れを編集長(中村繁之)に見つかってしまった。バイトはいいけど
「自分が細かいお金を気にしているときに、奥さんからぽーんと3万
円も出されると、人によってはプライドが傷つくだろうな」と助言を
受ける。

「これは良く使うし」カメラを何点か出し、一つのカメラを質店に持
って行く。「三千円ですね」買ったときは何十万もしたカメラがたっ
たの三千円・・「じゃあ結構です」


 電子レンジにミルクを入れ、和之にバイト代を渡す機会を伺う。和
之が部屋を出ていったときに、封筒を生活費が入っている引き出しに
こっそりしまう。
「あーこんなところにー」わざとらしく封筒を和之に渡す、適当にご
まかそうとするが、入っていた封筒が最近合併してところの封筒のた
め嘘がばれてしまう。いらないとつっぱねる和之に「じゃあ、わたし
のバック買っちゃおーかなー高いやつー」せっかくなのに、拒否され
た美紀は怒って電子レンジでミルクを温めようとする。すると・・ブ
レーカーが落ちる・・「気をつけろバカ」


 部屋で何もせずにソファに横になっている和之はやってきた優介に
「失業して初めて手にしたお金が7,500円」送られて来た商品券
にショックの様子。「それ、金券ショップでお金に替えましょう」

 買ったものは馬券・・もちろん当たるはずもなく。

「何がでっかく儲けさせてやるだ」「自業自得じゃないかな」悪いと
思った優介は缶コーヒー奢りますと缶コーヒーを渡しながら、奥さん
にバイト代素直にありがとうともらえばいいと言う。

 夕食時美紀は和之に「はい」と最初からこやって素直に渡せば良か
ったのよね」と昨日のことを謝りながらバイト代を渡す。和之も美紀
の手を握りながら「さんきゅー」とお礼を言う。
「これで理絵のプレゼント買えるね」と美紀が喜ぶが、和之は3万の
プレゼントは贅沢だから、今、うちのお金で買えるものにしよう。と
提案する。
「じゃあ、これは理絵の貯金にしようか」


 今日は理絵の誕生日、“おとぎハウス”は買えないと言おうとする
が、あまりの理絵の喜びに言うことができない。お見送りのところで
会った優介にも「その先送り体質なんとかなりませんか」と言われて
しまう。

 バスを見送ってから、和之は真理江(川島なお美)を呼びとめる。
「岩崎さんバースディケーキの作り方教えてくれませんか?買うんじ
ゃなくて、手作りがいいんですよ」

「パパが手作りのケーキなんて理絵ちゃんも幸せよね」真理江は難し
いからとシンプルなケーキにしましょう。と勧めるが、「見た目派手
な方がいい」とでかい派手なケーキを作り始める。

 ケーキにデコレーションをつける。たくさん苺ものせ、大きなホワ
イトチョコにメッセージを書き、そっとケーキの上にのせる。
「完成でーす」手作りとはいえ、立派なケーキが出来あがる。優介の
助言もあり真理江にお礼を渡す。

 お礼を渡しても材料代だけだから、かなり安くなったと大喜び。

 美紀と笙子は立ち食いうどんで昼食にする。理絵のプレゼントを買
った美紀はこんなのではたして喜んでくれるか不安。笙子は「安くて
も愛情がこもっていれば」という。


 杉尾家に理絵と亮太を入れ、山村家では用事があるからここで遊ぶ
ように言い聞かす。内緒で亮太には「理絵ちゃんをここから出すなよ」
と釘をさす。

 和之と優介が山村家へ消えると、「パパね、お誕生日の用意してい
るんだよきっと、おとぎハウス買ってるんだよ。見に行こう」「やば
いよ」と言いながら、亮太は理絵を止めることも出来ずに一緒につい
て行く。
 部屋のどこにもおとぎハウスはない。「きっとあとで買いに行くん
だよ」


 健児がたくさんの紙を買って山村家へやってくる。「千円以内なん
ていうから苦労しましたよ」和之はレシートをみて、健児にお金を渡
す。その様子を理絵はみていた。
 帰ろうとする健児に「クラブ辞めちゃおっかなー」といい、手伝わ
せる。

 いつも冴子の手伝いをしているといい、何枚もの紙を一度に切る方
法や、木の作り方はとても上手い。和之と優介は教えてもらう。


 夜、お祝い用の服を着て、かわいい髪型をして、一階へ下りて行く。
 暗くなった部屋でケーキの上のローソクを吹き消す。その後、電気
をつける。「わーーい綺麗」お昼に和之や優介、健児が飾りつけた部
屋はおとぎハウスのようになっている。

 意を決した和之は「お誕生日のプレゼントなんだけど、実はね・・
プレゼントは・・」「理絵、おとぎハウスいらないよ。だって、この
部屋がおとぎハウスみたいなんだもん」

「そうか・・」和之と美紀は安堵と嬉しさがこみあげる。美紀は買っ
てきたプレゼントを理絵に渡す。理絵は大喜び、「亮太パパみてー」
杉尾夫婦に理絵は自慢をする。
 不思議に思った亮太は、「おとぎハウスは?」と口を開く、しかし、
杉尾夫妻が亮太の口をふさぐ。


 冴子のアパートで、「うんおいしい」冴子のためにおいしいと有名
な駅弁を千葉に行ってわざわざ買ってきたからと一緒に食べる。冴子
が見た箸袋の裏に“丸岩デパート”の文字が。弁当が入っていた袋を
みると、“丸岩デパート 駅弁まつり” 近くのデパートじゃん。健
児はこそこそ弁当を食べる。


 パソコンの家計簿に今日の出費分を入力していた和之に「ご苦労様」
家計のやりくりってやっぱ大事だね」これからも二人で頑張ろうねと
いういう美紀に「三人、今日は理絵に助けられた」理絵の成長に目を
細める。

「来月の小遣いだけど1万減らして」いきなり和之が家計が苦しいか
ら美紀の小遣いを減らしてほしいと言ってきた。美紀はランチの値段
もあるからと猛反発する。理絵がアツーと言いながらクーラーを何気
なくつける。「理絵!やめてー」和之と美紀が叫ぶが、時既に遅し、
ブレーカーが落ちてしまう。「ブレーカー戻すから小遣い減らしてく
れよ」


寸  評 理絵ちゃんさすが女の子ですね。美紀がお願いを聞いてくれたこと
を聞き、ちゃっかり自分もお願いをするとは・・。
 でも、あんなふうに家を飾ってお誕生日会を開いてくれたら、すっ
ごく嬉しいんですね。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 経費削減の一環で、会社の制服のブラウス支給がなくなりました。白いブラ
ウスで華美でないものを自分で選んで着るか、制服のブラウスを自分で買うか
のどちらかになりました。
 買いに行き会社のだからと安いものを選ぼうとすると、どこかで見たことが
ある誰かが着ているような感じのブラウスが売っています。「みんな選ぶもの
は同じなんだなぁ」と感じました。(田村)

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発行元:ドラマ研究会
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