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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/24 愛し君へ (6)  2004/06/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/24 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 愛し君へ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 友川四季(菅野美穂)
 安曇俊介(藤木直人)
 麻倉亜衣(伊東美咲)
 折原新吾(玉木宏)
 友川満雄(森山未來)
 安曇良枝(八千草薫)
 友川鉄雄(泉谷しげる)
 降谷圭輔(時任三郎)
脚  本 坂元裕二

あらすじ  第6回 君の街

 長崎の市電に乗りながら、友川四季(菅野美穂)は、両親のことを
思い出す。

 四季の両親は、半ば駆け落ちのようにして、一緒になった。
 老舗旅館のお嬢様の母親と、下町の粗忽者の父親.....

 安曇良枝(八千草薫)が、お茶を持っていくと、安曇俊介(藤木直
人)は起き上がり、散歩に行ってくるという。

 友川鉄雄(泉谷しげる)は、仏壇の花瓶代わりのガラスのコップに
ヒビが入っているのに気付き、不吉な.....と思う。
 そして、四季の飛行機が昼前に長崎に着くことを麻倉亜衣(伊東美
咲)に確認すると、四季に電話しようとする。

 四季が安曇家を訪ねる。
 四季は、利也の位牌にお線香を上げた後、良枝に俊介に会いに来た
という。

 四季の母親は、鉄雄と結婚した理由を、自分より長生きしそうな人
だから、と答えた。1人になるのは寂しいから、と。
 それがウソか真かわからないけど、鉄雄は母親より長生きしている。

 四季は海岸で俊介を見付ける。
 「ひどいじゃないですか。海、見に行こうって言ってたのに」と四
季。
 「連れ戻そうって?」と俊介。
 「安曇さんが、元気なら、このまま東京へ帰ります。でも、まだ話
してないんですよね」と四季。
 「利也が死んで、まだ一年もたってないのに、今度はオレが心配、
掛けることになる.....」と俊介。

 −− お母さん、わたしも百まで生きる人と結婚したい。
わたしも百まで生きたい。

 2人は安曇家に戻り、四季も一緒に三人で冷やし中華を食べる。

 良枝は、俊介に、四季にグラバー邸を案内してあげたら、と言い、
市内のホテルに泊まるという四季に、家に泊まることを勧める。長崎
では、遠慮する女性は好まれない、と言って。

 俊介は、良枝は四季がお嫁に来てくれれば、と思っているんだろう。
まさか、失明を心配したお医者さんとは思わないだろう、と言う。

 俊介は四季を、よく利也と釣りをしたという波止場に案内し、失明
すると、世界中で自分1人ではないかという気になり、不安になると
言う。そして、見えなくなると言うのに、涙だけは出る.....と。

 四季は夜、安曇家の玄関で、そっと降谷圭輔(時任三郎)に電話し、
俊介はこのまま、東京に戻らないつもりであることを伝える。
 降谷は、「何もしないことと、何もできないことは違う」と言う。
 四季はこのまま、何もせず東京に帰ることは、できない、と言う。
 降谷は、家の人に、長崎へ行く理由を話してあるか聞く。
 話していないと言う四季に、「ご家族を心配させてはいけない」と
降谷。

 良枝は、四季の布団を敷くと、利也も俊介も、自分には何も話して
くれない。女親はダメね、と言う。

 「そんなこと、ありません。お二人とも優しいのだと思います」と
四季。
 「あなたも優しかおなごだねぇ」と良枝。


 良枝と俊介と四季で、利也のお墓参り。
 良枝は利也に、バスケの試合結果を報告。
 良枝は、難しいけど頑張って、バスケを理解していると言う。
 それは、利也を健康な子に生んで上げられなかった自分のせいだか
ら、と良枝。

 「そんなことないよ!」と力む俊介に、「あなたも、どこか、悪か
と?」と良枝。

 大浦天主堂で俊介は良枝に、ベーチェット病であることを告白する。
 「もうじき、目が見えなくなる」という俊介の言葉に、言葉を失う
良枝。

 亜衣は折原新吾(玉木宏)に、四季の好きにさせてあげるしか、な
いんじゃないの、と言う。
 新吾は、四季が俊介と結婚するのには、反対する、と言う。

 降谷が、鉄雄を訪ねる。
 鉄雄は四季が出張を任されるぐらいだから、少し安心している。で
も、四季は人の心配をしすぎるところがあるから、四季に妻の分まで
幸せになって貰いたいので、心配だという。

 降谷は、医者は人の痛みと直面する仕事だから、研修医の間に慣れ
てしまう人と、ずっと慣れずに医者を辞めてしまう人もいる。四季は
今、悩んでいるところ.....と。

 四季が、良枝と一緒に庭にいると、良枝が突然倒れる。
 四季は俊介を呼び、とりあえず良枝を寝かせると、鉄雄に、長崎に
もう一泊するという。
 出張じゃないのか?と聞く鉄雄に、知り合いのお母さんが倒れた、
と四季。
 すぐに帰ってこいと怒る鉄雄に、帰ったら説明すると言うと、四季
は電話を切ってしまう。

 俊介は四季に、今帰れば、最終便に間に合うと言うが、四季は病気
の良枝を置いてはいけない、と言う。
 俊介は、何か食べようか、と言うと、手際よく料理を作る。

 それを一緒に食べながら、四季は鉄雄のエピソードをいろいろ披露
する。
 俊介は、四季ともっと一緒に食事すればよかった、と言い、いつで
も一緒に食べられますよ、と答える四季に、医者として一緒にいてく
れるなら、眼を治してくれ、と言う。

 四季は、良枝の希望で、一緒に寝る。
 良枝は四季に、昔木蓮の木があったが、夫が亡くなった年に枯れて
しまい、以降、いろいろな花を植えたことを話す。
 そして良枝は向こうを向くと、どうしてこの家族に不幸ばかり、訪
れるのだろう。夫と息子を連れて行ってしまい、俊介の眼まで。どう
して、自分だけ何もないのだろう、と。


 朝、良枝が目覚めると、四季がいない。
 良枝は、俊介にも四季の行方を聞くが、わからない。

 起きあがって庭に出ていた良枝が、花を沢山抱えて戻ってくる四季
に気付く。

 夕べ、良枝が挙げていた花のいくつかを、市場で買ったのだった。
 されを良枝と俊介が受け取る。

 友川家では、落ち着かない鉄雄に、亜衣が、今日は戻ってきますよ、
と言う。
 鉄雄は心配で眠れなかったらしい。

 友川満雄(森山未來)が忘れ物をして戻ってきた時、四季からの電
話を新吾が受ける。
 新吾は四季に、男に会いに行ったと鉄雄が知ったら、大変と言い、
それを満雄が陰で聞いてしまい、放心状態になる。

 四季は俊介に、病院の案内を渡す。
 ふてる俊介は、自分は眼だけでなく、性格も悪くなってきたと、自
嘲し、元からです、と冗談を言う四季。

 良枝は四季に、自分が俊介を何としても病院に連れて行くと言い、
四季に礼を言う。
 四季は、自分はずるい。ここに来る時、本当に来るかどうか、何度
も迷ったと告白。

 良枝は四季に最後に、「あの子を好いとると?」と聞く。

 少し間をあけて、「好いてます」と四季は答えて、帰っていく。

 俊介は、四季から渡された病院の資料を開いていて、四季の手紙を
見付ける。
 夕べ、良枝が寝入ってから、そっと起きて書いたものだった。
 『安曇さん。
 昨日はごちそうさまでした。そういえば、あんな風に2人で食事を
したのは、カツ丼を食べに行って以来だなあ、と思って。
 初めて安曇さんに会った時のことを思い出しました。その時は、こ
んな風にその人を好きになるなんて、思いもしなかったけど。
 いえ、好きというのが、正しいかどうかわかりません。
 安曇さんはわたしのことを同情だと言ったけど、それとは違います。
 いい言葉が見つからないけど、ただ1つ言えることがあります。も
う一度、安曇さんに会いたいと願っている人がいます。
 降谷先生はあなたに会いに行くために、休みをくれました。
 病棟の子供達は、あなたが会いに来るのを待っています。
 そしてわたしも、もし。もしもまだ、心残りがあるなら、その時が
来るまで、一枚でも二枚でも、写真を撮ってみませんか?
 その時が来るまで、少しでも何かしてみませんか?
 そして、安曇さんが願うなら、わたしはあなたのそばにいたいと思
います。
 友川四季』

 良枝は俊介に声を掛け、行かないのか、聞く。ボヤボヤしていると、
人はすぐ遠くへ行ってしまう。それを利也に教わったのではないか、
と。

 俊介は階段を駆け下りると、タクシーに飛び乗る。

 バスに乗った四季は、長崎空港に着き、チェックインすると、待合
室で待っている。

 長崎空港に、俊介が到着し、まさにゲートをくぐろうとした四季を
呼び止め、四季の手にガラスの天使を渡す。
 「忘れ物。君に持っていて欲しい。ボクも東京に戻るよ。君のそば
にいたい。君の力を貸して欲しい。必ず立ち直るから。頑張るから」
と俊介。
 「はい」と四季。
 そして、お互いニッコリとする。
 俊介は、優しく四季を抱きしめる。

 −− お父さん、お母さん、わたし、好きな人がいます。


寸  評  遂に、四季と俊介がお互いの気持ちを認め、俊介もまじめに治療
を受ける決心をしましたね。
 でも、鉄雄の気持ちを思うと複雑です。
 それは、たとえ失明の危機があっても、人は平等に.....と言うで
しょうが、結婚となると。
 四季のお母さんのように、百歳まで生きそうな健康な人と娘は、結
婚して欲しいと願うものですよね。

 これから、2人はどうなるのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 「あるある大辞典」をはじめとして、A,B,O,ABの血液型による性
格?の違いがどの程度あるか、というのは、数を集めての統計的分析が行われ、
結構、はっきりとあるのではないかと思われています。
 数年前、新入社員4人の面倒を見たことがありました。彼らはちょうど4つ
の血液型に分かれていました。彼らは、まさに血液型別の類型に当てはまって
いました。それは一種、見事です。

 今の職場でも、血液型による性格の違いがあるかは、話題になっています。
 B型に見えるA型、A型に見えるB型やO型の人がいますが、ずっとみてい
ると、やはり、A型の人は結局きまじめ、B型の人は自分の興味に向かって進
んでいく、O型の人はどこかおおざっぱ、とそれぞれの血液型の特徴を示して
います。

 本当のところ、血液型というのは、どれだけ、身体の違いを作り出している
のでしょうか?(鈴木)

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