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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/18 ワンダフルライフ (6)  2004/06/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/18 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ワンダフルライフ
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 桐島明(反町隆史)
 伊佐山みずき(長谷川京子)
 妻坂正義(八嶋智人)
 桶川治虫(堀内健)
 伊佐山保(西村雅彦)
脚本  福田靖

あらすじ  第6回 昔の女

 ジャガーズの試合。
 竜崎真哉(熊谷知博)も車椅子の上で、ユニフォームに帽子をかぶ
って、応援に参加。

 だが、桐島明(反町隆史)の指導もむなしく、惜敗。
 真哉は、みんなの弱点を指摘し、「負け癖、ついているよ」と言う
と、自分で車椅子を動かして、病院に戻っていく。


 伊佐山幸枝(濱田マリ)が、風邪で寝込んでいる。伊佐山みずき
(長谷川京子)がおかゆを持っていっても食べられない状態。
 でも、伊佐山保(西村雅彦)は、「下りてきて、手伝え!」と横暴。

 桐島と妻坂正義(八嶋智人)が保を手伝うが、妻坂は秘伝のタレを
落として割ってしまう。
 このタレは、幸枝にしか作れず、今、味のわからない幸枝には作れ
ないので、幸枝の風邪が治るまで、龍苑は休業、ということになる。

 そこに、矢嶋咲子(木村多江矢)がやってくる。

 みずきが、桐島と咲子にお茶を出すが、桐島はそっぽを向いている。

 咲子の用件は、来年再婚することになった。再婚相手は桐島と同い
年の整形外科医。離婚後に知り合った。
 その男が、矢嶋俊太郎(片岡涼)の父親になるので、一応、了解を
得ておこうと言うことだった。

 咲子は、それだけ言うと、サッサと帰っていく。


 伊佐山翔(川口将平)が桐島に、真哉がみんなから嫌われていると
相談。

 みずきは翔に、真哉は病気だから、優しくしてあげなさい。チーム
のことは、桐島に相談しなさい、と言うが、桐島はずっと他のことを
考えている、と翔。

 桐島がずっと考えているいるのは、俊太郎のこと。

 そこに、カラオケで歌いまくって、酔っぱらった保が、篠田ミカ
(芳本美代子)に連れられて、帰ってきて、機嫌が悪いまま、「寝る」
と怒る。


 桶川治虫(堀内健)は、桐島が元鞘に戻れば、と期待し、葛木塔子
(市川由衣)は、「敵は奥さんだけ!」と言う。
 みずきは、夫婦のことは、他人にはわからない、と醒めている。

 妻坂は、ひたすらタレ作りに専念している。
 みずきは妻坂に、桐島がひどい夫であり、父親だったのか聞き、妻
坂が、数々のひどいエピソードを話す。
 みずきはタレの味見は上の空で、俊太郎に突き返されたグローブが
どうなっているか聞く。
 上の部屋にある、と妻坂。
 タレについて感想を求める妻坂に、「まずい」とみずき。

 みずきが、桐島達の部屋に入ると、桐島は一心に打順を考えている。
 「一度ぐらい勝たせてやらなきゃ、かわいそうだしな」と。
 みずきは、突き返されたグローブを見る。

 みずきは、桐島がどうして、ジャガーズの監督を続けているか、聞
く。
 「お前が、誘ったんだろ」と桐島。
 みずきが聞きたかったのは、咲子が来てから、桐島の様子がおかし
いけれど、どうしたのだろうと心配してのことだった。

 桐島がショックを受けたのは、俊太郎が、咲子とその再婚相手と、
ディズニーランドへ行き、そして、そこで桐島には見せたことのない
笑顔を見せていると言ったこと。
 桐島は咲子と喧嘩してばかりだった。

 保と幸枝も、喧嘩ばかり、とみずきが言うが、それは愛情の裏返し、
と桐島。


 みずきが司法試験の参考書を本屋で探していると、咲子と会う。

 咲子は、みずきをお茶に誘い、桐島が今のようなつましい生活をし
ていることに、驚いたという。
 そして、みずきを桐島の取り巻きの女性と思って、桐島はお金に汚
くて、だらしがなくて、自己中心的で、最低の男だから辞めておくよ
うに忠告しようとしたと言い、みずきが自分のタイプは、無口でおと
なしい人と答えると、それは桐島と正反対の人だから安心した、と言
う。

 みずきは、今の桐島は違う。
 咲子の言うような人には、少年野球の監督はできない、と桐島を援
護するが、咲子は、桐島は息子にまで見放された男。
 着るものや、住むところが変わっても、本性は変わらない。今のう
ちに解雇しておいてほうがいいと忠告。
 それに対してみずきは、今度の土日、ジャガーズを見に来て下さい、
と咲子を誘う。
 咲子は、自分はもうすぐ再婚する身だから、と断る。

 また、ジャガーズは、シャッフルズと試合することになり、桐島の
指導でみんなキャッチボール。
 真哉は林耕介(松川尚瑠輝)に、キャッチボールは野球の基本、と
言い、欠点を的確に指摘。
 だが、耕介は、そんなことを言うなら、真哉がキャッチボールをや
れ!と意地悪を言う。

 桐島は、龍苑でジャガーズのメンバー達を慰労。真哉は、肉を食べ
られないので、別メニュー。
 焼き肉の方は、妻坂のタレが失敗して、まずい。真哉のメニューだ
け、おいしいらしい。

 でも、みんなの冷たい視線を感じた真哉は、タクシーを呼んで欲し
いという。自分がいては、みんなが楽しめないので、帰るというのだ。

 妻坂は幸枝の所へ行き、秘伝のタレの作り方を教えて下さい、と頼
むが、隣に寝込んでいる保共々うめいていて、とても教えを請うどこ
ろではない。


 遂にシャッフルズとの試合。真哉は来ていない。
 3回で、すでに10点差以上開いていて、ジャガーズはゼロ点。

 桐島は監督をみずきに任せて、病院へと行く。

 桐島が真哉の病室に飛び込むが、ベッドは空。
 桐島は、ベッド脇にある数冊のノートを見、その中の1冊を手に、
病室を出る。

 病院で真哉を見付けた桐島は、真哉に、メンバーなんだから来るよ
うに、と言う。
 同情しているのか?自分のポジションなんか、無いじゃないか、と
問う真哉に、桐島は道場なんかしない。もう10点差以上ついていて、
真哉の助けが必要だと桐島。

 桐島が、ユニフォームに着替えた真哉を伴って、真哉のノートを手
に、やってくる。
 桐島が不在の間に、更に5点とられていた。
 真哉が来ても、何にもならないんじゃないか、と抗議するジャガー
ズのメンバー達に桐島は、真哉のノートを見せる。
 そこには、ビッシリとジャガーズと、そのメンバーの長所、短所の
分析が、細かく、的確に、図解やグラフも入れて、書かれていた。

 真哉は、野球が人一倍好きなのに、体を動かすことができない。
 病室から熱心にジャガーズを見ていたのだ。
 そして、ノートには、ジャガーズの1勝を願う文句も書かれていた。
 真哉は、ジャガーズが負けることを人一倍悔しがっていたのだ。

 翔が真哉にアドバイスを請うと、真哉は、翔はバットを短く持って、
当てていけば、フォアボールになるという。シャッフルズのピッチャ
ーは、コントロール悪いから、と。
 翔は、自分の背が低いことを活かすんだね、と納得する。
 桐島はそれを聞いて、翔を代打に指名。
 翔はバッターボックスに向かう。

 フォアボールになり、翔は出塁。
 次の打順の耕介も覚悟を決めて、真哉に聞く。
 フォアボールの後だからピッチャーは焦ってストライクで攻める。
だからライトに流し打ち、とアドバイス。
 そんなこと、できないと言う耕介に、2ヶ月前、打った時の要領だ
と真哉は言い、耕介は自信を持って、バッターボックスへ。

 みずきは、咲子が来たことに気付く。
 みずきが声を掛けると、「俊太郎のために」と咲子。

 耕介は、狙い通りライトへ流し打ち。
 翔も耕介もバックホーム!

 それからもジャガーズのメンバー達は、真哉のアドバイスに従って、
次々と点を入れ、守備に回っては、シャッフルズを次々にアウトにす
る。

 咲子は子供達と一緒に熱中する桐島を見る。

 試合終了。
 19対14でジャガーズ惜敗。

 「信じられないな。14点もとっちまった」と桐島は真哉に言い、
真哉はニッコリ笑う。
 ジャガーズのメンバー達は、次々と真哉にハイタッチ。
 桐島も手のひらを構える。

 「後、1イニングあったら、逆転だな」と耕介。
 「うん」と真哉。
 「さあ、片づけて」と桐島。

 「あなたの言う通りね。あれはわたしの知っている桐島明じゃない」
と咲子。
 みずきはバッグからあのグローブを取りだし、「これ」と咲子に差
し出す。

 翔が1人残り、スコアブックを探している。

 「初めて知った。あなたが子供好きだっていうの。ホッとした。俊
太郎に伝えなくちゃ、今のこと」と咲子。
 「いい奴なのか?そいつは」と桐島。
 「え?」と咲子。
 「お前の結婚する相手だよ」と桐島。
 「わたしには、もったいないくらい」と咲子。
 「それはよかった」と桐島。
 「じゃあ、元気でね」と咲子。
 「お前もな」と桐島。
 「うん」と咲子。
 「咲子.....俊太郎のこと、頼んだぞ」と桐島。
 「はい。もし、あの子が野球始めたいって言ったら、これ」と咲子
はあのグローブを取り出す。
 「何で、それ!?」と桐島。
 「あなたからも、お礼、言っておいてね。みずきさんだっけ?いい
人だね」と咲子。
 「そっか?」と桐島。

 翔が片づけ終わったから、三人で帰ろう、と桐島に声を掛ける。
 咲子はそれを見送ると、きびすを返す。

 妻坂がじっとタレの評価を待っている。
 みんな、シーンとしていて返事がない。

 幸枝がおかゆを保に食べさせようとするが、保はうなっているだけ。
 「緊張のない生活をしているから、風邪、うつされるのよ!」と幸
枝。
 「風邪、うつす奴が悪い」と保。
 「同じ部屋で、寝なきゃいいでしょ。とそんなんじゃ、わたしがタ
レ作ったって、お店、開けられないじゃない.....のみに行っちゃお
うかな?あなただって、行ったじゃない」と幸枝。

 その会話を聞いていたみずきと桐島は、顔を見合わす。
 勉強に戻るというみずきに、厨房に戻る桐島は、「ありがとな、グ
ローブ」と、礼を言う。


寸  評  焼き肉屋さんのタレって、今までそんなにその店を決める上での
重要事項だと思っていませんでした。
 あれは、幸枝のタレが絶品、というのもあるとは思いますが、それ
以上に、みんながまずいというのは、妻坂の味覚に問題あり、ではな
いでしょうか?

 咲子の再婚が決まり、ますます桐島とみずきの距離は縮まったので
しょうか?

 前回は、真哉は1回限りのキャラクターかと思いましたら、ジャガ
ーズのレギュラーになるようですね。
 ああいう役割は、『スコアラー』なのでしょうか?

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 今年の気象は、どうなってしまったのでしょうか?
 各地で5月に真夏日となり、観測史上最高の気温となっていきました。そし
て、東京では、終末は雨。
 それが、6月になると急に晴れが続いて。このまま、実は梅雨明け!?と焦
りましたが、来週は雨のようで.....
 さて、編集子は暑いのが苦手なので、夏がどうなるか、心配です。
 農家の方には申し訳ないのですが、冷夏だと過ごしやすいな.....と思って
います。(鈴木)

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