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タイトル:Daily Drama Express 2004/06/04 ホームドラマ! (8)  2004/06/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/06/04 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル ホームドラマ!
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 井坂将吾(堂本剛)
 秋庭智彦(ユースケ・サンタマリア)
 原口仁美(酒井若菜)
 長峰翔子(井上真央)
 中西光太(西洋亮)
 青山宏樹(泉澤祐希)
 新見まゆみ(紺野まひる)
 遠山映子(いしだあゆみ)
 河野清一郎(田村高廣)
脚  本 岡田惠和

あらすじ  翔子がフォトコンテストに入賞してインタビューを受けている場
面から始まった。
 大家族だね〜と言われ私たち本当の家族じゃないんです。と打ち明
けた。
 その事がこの後大事件を引き起こすとも知らずに。

 翔子が入賞したフォトコンテストの展示会がやっていて、それをみ
んなで見に行った。
 翔子の写真はモノクロでとても綺麗な写真だ。
 しかし、そこに光太が居ないことに気づく。
 探してみると、光太はケーキ屋のショーウィンドーに張り付くよう
にケーキを見ていた。
 そんな光景を見た、将吾と智彦は呆れ気味。
 しかし、智彦もお腹が空いていたらしく、ご飯をみんなで食べるこ
とにした。
 向かった場所はファミレス。
 思うと、みんなて外食に来たことは初めてであった。
 席があくまでの空き時間、智彦の就職の事など話していた。
 翔子が「ファミレス久しぶりだなぁー!」というと、
 清一郎が「ファミレス・・・?」と聞いた。ファミレスという言葉
がわからないみたいだ。
 「ファミリーレストランの略です。」と翔子は答えた。
 それを補足するかのように、宏樹が「ファミリーは家族って意味だ
よ!」と言った。
 なんだか智彦の様子がおかしい。すごい顔がにやにやしている。
 疑問に思う将吾だったが、そのすぐ後に謎は解けることになる。
 「9名でお待ちの河野清一郎と愉快な仲間たち??」と呼ばれた。
 このネーミングをしたのが智彦だったのである。

 席に着くと、光太が目をギラギラさせながらメニューをみていた。
 「何個食べようかなぁ…」とつぶやいていた。

 将吾は職場で衝撃的な事を聞くことになった。
 上司に呼ばれ、行ってみるとその場には1冊の週刊誌。
 それを見てみるように言われ、見てみると、
 「あのタイバス転落事故の生存者たちが謎の共同生活!?」という
見出しで書いてあり、思わず固まってしまった将吾。

 途方に暮れ、悲しみや怒り、不安などが一気に押しよせてきた気分
だ。
 職場にある、バスケットゴールの近くでまたその記事を読み返して
いると、また上司に呼ばれた。
 今度は何かと思い、上司の元へ向かうと、また衝撃的な事を聞かさ
れた。
 「どういうことですか!?」と将吾が聞くと、
 「お前には嘘つきたくないからなぁ…はっきり言うが。斉藤さん
(将吾が初めて1人でリフォームを任された家の人)からさっき電話が
あってな…あの週刊誌を見て、担当を替えてくれって言ってきたんだ。
ふざけんな!といいたいとこなんだが、そうもいかなくてな…分かっ
てくれるよな?」
 そう言われたのだった。

 一方、家でもまた大変な事が起きていた。
 よくわからない電話が相次いでいた。
 映子が対応していたが、正直うんざりしていた。
 そんな映子を見た清一郎が、電話線をそっと抜いた。

 その頃、智彦は本屋でその週刊誌を立ち読みしてその記事の存在を
知った。
 まゆみは、昼食をとっている時に隣の人が読んでいたのがチラっと
見えて知った。
 宏樹は、いつも一緒に帰っている友達2人と一緒に帰っていたら、
その2人の親が来て、
 「あの子とは一緒に帰っちゃダメ!って言ったでしょ?」と言い、
足早に立ち去ってしまった。
 翔子と仁美が家に帰ろうとすると、家の周りには人だかりが。
 週刊誌に載った事でますます注目度が高まってしまったらしい。
 手には週刊誌を握っている人たちもいる。

 いてもたってもいられなくなった智彦が、その週刊誌の会社に行く
ことにした。
 少しすると、その記事を書いた人が出てきた。
 「どういうことなんですか?この書き方!」と智彦が問いただすと、
 「何か事実関係に反する事でも書いてありましたかー?近所の人の
話は直接聞いたお話ですし、推測などは分けて書いてありますし。ど
うですか?この際もう少しお話聞かせていただけませんか?このまま
にすると、どんどん推測が広がっていきますよ。」
 と、嫌味ったらしい顔で笑みを浮かべながら言った。
 「ふざけんな!」と言い、立ち去ろうとする。
 が、智彦の目には、あのフォトコンテストの時にインタビューに来
た人の顔が目に入った。
 「こいつか!」と思い、その人の所に向かおうとするが、
 その記事を書いた人に「ここで暴れてもいいことないと思いますけ
どねぇ〜」ととめられた。

 将吾は重い足取りで、週刊誌を持って家に帰り、みんなにその事実
を伝えた。
 将吾は「ごめんなさい。何か1人でいかせちゃって。」と智彦に言
った。
 智彦は「いいよ。君が行くよりはよかったって思ったからな。でも
記事になった限り悲しいけどしょうがないよ。」
 将吾はやりきれない思いだ。
 智彦は「俺だって、ここにいなかったら軽蔑したような目で見るか
もしれない。世間がわからない事は全部排除しようとするんだ。」
 将吾は「そりゃそうかもしんねーけどさ…」と言いかけたところで、
 「俺だって悔しかったよ!全員ぶん殴ってやりたかった。」と智彦
が言い、将吾は謝った。
 「何も変わりなかった?」とみんなに聞くと、全員少し嘘をついて
「平気だよ」と言った。

 光太と宏樹の部屋では、「ねぇ、イジメの事大丈夫だった?」と光
太に聞くと、
 「注目されちゃってイジメにくいみたい。」と言った。
 そして宏樹が「僕たちここで暮らせなくなっちゃうのかなぁ…」と
いった。

 下では、智彦が意味ありげに「あれ、翔子ちゃんは?」と聞くと、
 仁美が「今お風呂」と言い、続けて将吾が「何かあったの?」と聞
いた。
 実はその時翔子はお風呂から出た直後であった。
 智彦が静かに話し始めた
 「あのフォトコンテストの時にインタビューに来た奴。あいつがこ
れを流したみたいなんだ。」と言った。
 その話の一部始終を聞いていた、翔子は自分に責任を感じ、リビン
グに出てきて、泣き崩れてしまった。
 「ごめんなさいごめんなさい。」といいながら、ずっと泣いていた。
 やっと涙が止まり始めた頃、まゆみがある提案をした。
 「今日はみんなで起きてよっか!明日休みだし!!
 ここ(リビング)で雑魚寝ってどう?修学旅行みたいに。」と提案し
た。
 そして、みんなで布団を持ってきて、宏樹、光太抜きでみんなで雑
魚寝することになった。
 まずはじめは恥ずかしい話から。
 清一郎は「ハズイ話」としっかり今時の言葉を使いこなしているみ
たいだ。
 恥ずかしい話はとても面白くて、笑いの嵐だった。
 一方、光太と宏樹は寝れないでいた。
 そんなとき、下から笑い声が聞こえるから行ってみると、みんなで
雑魚寝している事に気づき、ずるい〜というような表情でみんなを見
つめる2人。

 9人みんなで雑魚寝をした朝、ソファーなどをセットして、ブライ
ンドを開けると将吾が衝撃の光景を目にする。
 家の外には今までに見たことがないくらいの、人だかりが出来てい
た。
 その後、ベルがうるさいほど鳴り響く。
 映子が「何でしょうか?」と聞くと、マスコミが「何か一言!」と
か言ってきた。
 「何もお話することはありません。」と言うと、またうるさい位に
鳴り響くベル。
 清一郎がベルの線をペンチで切断した。
 すると、音は鳴り止んだ。
 しかし、今度は玄関のドアを叩きはじめた。
 その音は家中に響き渡る位のすごい大きな音だった。
 翔子は泣きそうな顔で、その光景を見つめていた。
 「裏に回るぞ!」といいマスコミが裏に回りまたドアを叩きはじめ
た。
 一瞬鳴り止んだ思うと、今度は何か叫んでいる。
 「河野清一郎の息子です!ここを開けてください!」と言った。
 将吾が開けると、清一郎の前に行き、お父さん帰りましょうと言っ
た。
 しかし、清一郎の反応は…。
 「どちら様ですか?」
 ビックリした息子は、もう一度言うが、清一郎の反応は変わらない。
 将吾、映子、智彦、息子で話しをした。
 息子はすごい剣幕で、
 「あなた達がこうやって暮らそうが勝手ですが、年寄りまで巻き込
む必要ないでしょう!こんな人じゃないです!一体どうやって洗脳し
たんですか!?」と言った。
 「いや、洗脳なんて…」と言おうとするが、
 「自分で来たって言うんでしょう?年寄りをお願いですから巻き込
まないで下さい。父は連れて帰りますからね!」と言った。
 清一郎は、将吾たちと話す前に自分の部屋にこもっていた。
 「父さん!僕たちが悪かったら謝りますから、帰りましょう。」と言
った。
 が、清一郎の反応は変わらず「何度も言いますが…どちらさまです
か?」の一点張り。
 息子は「血の繋がってる家族より、ここを求めるんですか!?…勝
手にしろ!」
 と言い捨てて、家を出て行った。

 そこで映子が話しはじめた。
 「河野さんの事で息子達がもめたらしいんですって。どっちが引き
取るかって。それでどっちも嫌がったらしいんです。それで誰にも必
要とされていないんだったら、もう死んじゃってもいいかなって思っ
て、あの時死のうと思ったんですって。その時に来たのが、将吾くん
からの手紙。河野さんにとって、ここでの生活は第2の人生なんです
よ。」
 そこまで話すと、清一郎が部屋から出てきて、
 「いたいんだ。ここにいたいんだ。誰が何て言おうといたいんだ。
ダメかな?」と聞いた。
 将吾は「ダメなわけないじゃないですか。居てくださいよ。」と言
った。
 そんな時、インターホンのベルが鳴った。
 宅急便みたいだ。
 すごい量の食料やエプロンなどが送られてきた。
 そのひとつの箱に手紙が添えられていた。

 −週刊誌読みました。私も5年前海外の事故で夫を亡くしました。
 この記事を読んで、うらやましいとも思いました。
 色々あると思いますが、がんばってください。
 私の家で採れた米です。ご家族で食べてください。

 応援してくれる人もいるんだと思った将吾たち。

 そこで光太が「肉だーーーーー!!」と叫んだ。
 そのことで、将吾は「やっちゃいましょうか。」と提案した。
 智彦は「何を?」と聞いた。
 「外天気いいし!」と将吾は答えた。どうやらバーベキューをする
みたいだ。
 みんなで外に出て、人だかりが見てる中バーベキューをした。
 すごい美味しくて、みんな大絶賛。
 そこで映子が、人だかりに向かって「皆さんもどうぞ〜」というが、
 帰っていく人もいれば、興味ありげに見ている人たちもいる。
 そこで宏樹が前まで行って、いつも一緒に帰ってる友達2人に向か
って
 「来いよ!!」と言った。
 その2人は親が阻止しそうになったが、それを無視し宏樹の元へ向
かった。
 一緒にバーベキューをしたのであった。

 将吾の語りが入る。
 −あゆみ。聞こえてるかな?そこから俺は見えるかな?
 俺が作りたかったのはこんな家族なんだ。
 と天国のあゆみに向かって、将吾が言った。

 次の日、職場で上司に
 「これ斉藤さんのやつです。」と渡そうとするが、
 「将吾、だからそれは…」と上司が言おうとするが、
 「分かってます。何か役に立つかなって思って。次の仕事が来るま
でがんばります!」と言い、自分の仕事に取り掛かった。
 将吾が家に帰ると、今日は家の周りに人が1人も居なかった。
 軽い足取りで家に入った。
 世間に認められる日は来るのでしょうか…?


寸  評  今回は、マスコミが押し寄せてくるところが見てて辛かったです。
 ワイドショーとか見てても思うんですけど、自宅に直接押し寄せる
とか、よっぽどの事をしたんであれば、別の話ですけど、将吾達にと
っては普通の暮らしをしているだけであるのに、いきなり押し寄せて
きたり、週刊誌に載ったらビックリしますよね。
 確かに、普通では考えられない事ですが、こういう事もありかなっ
て私は思います。


執 筆 者 堂本()

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2. 編集後記
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 また今回も遅くなってしまいました。申し訳ありません。
 今度の9話は、NewSの加藤成亮くんが出るらしいですよ☆
 NewSファンの方も要チェックですね。
 とうとう梅雨入りしましたねぇ…。
 雨は、傘さすのが嫌いなんです。むしろ濡れて帰りたいくらいなんです(笑)
 9話は、5ヵ月後に話が飛びます。
 11話で終わりですから、もうそろそろですね…。なんだか寂しいです。
(堂本)

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