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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/25 ワンダフルライフ (7)  2004/06/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/25 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ワンダフルライフ
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 桐島明(反町隆史)
 伊佐山みずき(長谷川京子)
 妻坂正義(八嶋智人)
 桶川治虫(堀内健)
 伊佐山保(西村雅彦)
脚本  福田靖

あらすじ  第7回 告白

 ジャガーズの練習。
 次々とヒットを飛ばす稲葉龍二(村田将平)。
 龍二は、「お前らとは、レベルが違うんだよ」と自信満々。

 龍二は、桐島明(反町隆史)のバントの指示にも従わず、「監督だ
って、現役時代、バントをしなかったでしょ。オレは第二の桐島、目
指しているんだ」と、ふてぶてしい態度。

 今日の龍苑のおかずは貧しい。
 伊佐山保(西村雅彦)が風邪を引いて店を閉めていたため、お金が
ない。

 電話が鳴り、伊佐山幸枝(濱田マリ)が取ると、テレビ局からで、
『あの人は今』という系統の番組から、桐島に出演依頼。

 みんな、見栄っ張りの桐島は出演しないだろうと言うが、桐島は肉
のために出ると言い、妻坂正義(八嶋智人)がマネージャーとして、
"YES" の返事をする。

 テレビ局"Chanel 2" が、龍苑に、桐島の取材に来る。
 ジャガーズのメンバー達も勢揃い。

 パイレーツの元ピッチャーの村井(村田雄浩)が挨拶する。

 番組スタッフは、桐島にいい感情持っていない。金に汚くて、と。
 でも、この番組に出てくれたのは桐島だけ。

 いよいよ、桐島のインタビュー。
 桐島はついでに焼き肉龍苑の宣伝もする。
 桐島の仕事は、「肉を焼いてます」という答えに、村井が、「肉を
焼くのはお客さんでしょ」とつっこみ、「細かいことは気にしない」
と誤魔化す桐島。

 「こいつ、面白い」と番組スタッフ。


 インタビューの後、桐島、村井、妻坂、みずきで飲みに行く。

 村井は、41歳まで23年間、現役ピッチャー。中継ぎを地味に勤
め、通算成績は、6勝30敗。

 村井は、みずきに一番思い出に残る試合を聞かれ、5年前の最終戦
だと答える。
 それを聞いた桐島の顔色が変わる。
 桐島がホームランを40本も打ち、パイレーツが一番優勝に近づい
た年。その最後の試合のこと。


 居酒屋の後、更に桐島と村井は、バーで飲む。

 村井は、桐島と飲むのが楽しいと言い、現役時代、桐島は、試合の
後、銀座や六本木に飲みに行く霧島は様になっていた。かっこいい、
と。

 村井は現在、解説者をやっているが、まじめすぎてつまらない、と
言われている。
 村井はファームまで見に行っていて、今でも桐島に憧れている若い
人は多いという。

 それに対して桐島は、5年前の試合、まだ恨んでいるのでしょ、と
聞くが、村井は寝てしまっていた。


 食べ過ぎの妻坂と帰宅したみずきは、5年前に何があったか、聞く。
 とぼける妻坂に、みずきは桐島の様子がおかしかったという。

 ブラックとの試合。桐島は、龍二にバントを指示。
 ホームランを打てるという龍二に、桐島はバントで確実に点を入れ
るのだと言う。

 バッターボックスに立った龍二は、バントと見せかけて、ホームラ
ンを打つ。

 「ホームランじゃないか!」と強気の龍二に対して、桐島は次の回
から伊佐山翔(川口将平)に代え、龍二はベンチ入り。ふてる龍二。

 ブラックの監督は、龍二に、ブラックに来ないか?と勧める。
 そして、5年前の桐島の事件を知らないのか?と言う。

 みずきが桐島に、龍二をベンチ入りにさせたことの文句を言うが、
桐島は、自分の勝手だと、気にしていない。

 妻坂が、先日のギャラが2万円しか振り込まれていないと文句の電
話をしようとした時、桐島宛の電話が鳴る。レギュラー解説者へのお
誘いだった。

 交渉前、妻坂は、解説者の平均的な年俸は約300万円。
 だが、自分は350万円、出させてみせる、と言う。

 やってきた番組スタッフは、妻坂が、桐島は現役時代、2億2千万
貰っていたとプレッシャーを掛けると、少し考えた後、2千2百万出
すという。
 おまけに、土日の少年野球の監督に支障のないよう、水曜日担当だ
という。
 妻坂と桐島は、OKする。

 その後、雑談で番組スタッフは、水曜日担当だった村井に降板して
貰う、と言う。

 テレビ局の廊下で、桐島と妻坂が村井とすれ違うと、村井は鞄の中
身を廊下にぶちまけてしまっていた。
 鞄が壊れているのに、なかなか新調できず、おまけに、スコアブッ
クを何冊も詰め込んでいるからだった。今日も二軍の試合をはしごし
た後、これからナイターだという。

 どうして、テレビ局に?と聞かれた桐島は、とっさにクイズ番組の
回答者として出演、と誤魔化す。

 妻坂は、村井が降板になったのは、桐島のせいではないと、桐島を
慰めようとするが、桐島は聞いていない。


 龍苑で、桐島のレギュラー解説者決定のお祝いをするが、桐島は酔
って正体を無くしてしまう。

 みずきと妻坂で、なんとか桐島を布団に寝かせ、みずきは妻坂に、
5年前、何があったのか、聞く。

 妻坂は、5年前の最後の試合、桐島のせいで点が入らず負けて、パ
イレーツが優勝できなかったと話す。
 桐島は、監督のバントの指示を無視して、全打席フルスイングして
の失敗だった。
 その後、球界に悪い噂が流れた。
 優勝チームから金を貰っているから負けた、と。

 「ウソでしょ」と聞くみずきに妻坂は、「本当のところはわからな
い。でも、パイレーツをクビになった後、誰からも声がかからなかっ
たのは間違いなく、それが理由だね」と言う。

 桐島は、その時のことを夢に見て、うなされて起きる。


 龍二の態度は、ますます大きくなる。
 そして、桐島の指示に従わない。
 「オレの指示に従わないなら、帰れ」と桐島。
 「人のこと、言えるのかよ.....オレは知ってんだよ。監督が5年
前、八百長したって。監督だって、自分勝手な選手だったんじゃねぇ
か」と龍二。

 慌てて保が、桐島はそんなことをしないことがわかるだろう、と取
りなしても、
 「わかんねぇだろ」と龍二は吐き捨てると、行ってしまう。


 ベランダでボーっとする桐島にみずきは、どうして八百長を否定し
なかったか、聞く。
 「八百長なんて、してねぇよ」と桐島。
 「なら、なんで否定しないの?このままでいいの?」とみずき。
 「龍二はあのころのオレだ」と桐島。

 "Chanel 2" に、桐島と一緒に、妻坂やみずき、翔が来る。

 龍苑ではみんな、ジャガーズのメンバー達も集まって、桐島の出番
を待つ。

 「カメラ目線で、爽やかな顔を忘れないでね」と妻坂。

 村井が桐島に声を掛け、自分は今日で最後だけども、頑張って欲し
い。ちょうど良かった。この仕事、きつかったので、と頭を下げる。

 いよいよ、村井の最後の解説が終わり、桐島の紹介。
 桐島は挨拶を振られても、何も言えない。
 カンペを見せても、何も言えない。

 女子アナがまとめようとすると、
 「ボクは、野球選手として悔いが残ることが、2つあります。1つ
は怪我をして、引退したこと。もう一つは5年前のエクスボスとの最
終戦です」と桐島は話し始める。
 「.....あれは八百長ではありません。でも、八百長と同じくらい、
ひどいことをしました。ボクはあの試合、チームの優勝より、ホーム
ラン王になりたかったんです。あの試合で、2本ホームランを打てれ
ば、個人タイトルを取れた。そんなちっぽけな理由で、村井さんの最
後の試合を、台無しにした。ボクは恥ずかしい.....見ているか、龍
二。オレは、野球は1人でできると思っていた。オレがホームランを
打てば、チームは勝てると思っていた。でも、オレなんかより、23
年間、中継ぎをやってきた村井さんの方がスーパースターなんだ.....
勝手なこと言って、すみません。解説の話はなかったことにしてくだ
さい」と桐島は言うと、席を立ってしまう。

 みずきの顔に、笑みが浮かぶ。

 桐島はやってきた妻坂、みずき、翔に、「すまなかったな。お前に
もチャンスだったのに」と謝る。
 「5年前のことなんか、シラッとしていればよかったのに」と妻坂。
 「下りて正解だったわ。カメラ写り、悪すぎるもの」とみずき。
 「じゃ、行きますか」と妻坂。

 そこに村井がやってきて、「ボクはあの試合、負けたの、あなたの
せいだなんて、思ってませんよ。あなたはやっぱり、本物のスーパー
スターだ」と言うと、頭を下げて、去っていく。

 誇らしそうな翔とみずき。

 龍二は1人、龍苑でうなだれている。
 「どんな野球やってもいい。おまえの好きで、いいんだよ。でも、
桐島はいい監督だって思うぞ、オレは」と保。


 試合。
 ジャガーズに、逆転のチャンスが生まれる。
 次は龍二。
 桐島が龍二にスクイズを指示。龍二に目配せをする、ブラックの監
督。

 龍二は見事スクイズを決め、ギリギリセーフでジャガーズに2点入
り、遂にジャガーズの逆転優勝!

 メンバー一同、一塁に立つ龍二に駆け寄り、龍二はもみくちゃ。
 嬉しそうな、明るい笑顔の龍二。
 桐島も嬉しそうに笑う。

 龍二はブラックの監督に、「やっぱりボク、ジャガーズでやりたい
です。済みません」と頭を下げると、ジャガーズの輪に戻る。

 村井は解説者を続ける。

 桐島は、みずきとお茶を飲みながら、村井の解説を見ている。
 「今日、村井さんから電話があって、桐島さん、どうしてるって」
とみずき。
 「あいかわらず、ガキ共に振り回されているって、言ったか?」と
桐島。
 「うれしくて、仕事も手に付かないって」とみずき。
 「ジャガーズが勝っただけじゃないか」と桐島。
 「逆転勝ちだよ」とみずき。

 翔の寝顔を見た幸枝は、「一回り、たくましくなったようね」と言
う。

 桐島が、「寝る」と立った時、電話。
 みずきが出るが、顔色が変わる。
 足を止めた桐島に、竜崎真哉(熊谷知博)が今日、病院で血を吐い
て倒れ、集中治療室に運ばれた、と報告。


寸  評  遂に、桐島が球界から嫌われた最大の事件が判明しましたね。
 桐島が弁明というか、釈明というかをしないのは、彼なりの美学な
のでしょうか?それとも、ニヒル?めんどくさがり?

 また、今回、ジャガーズの初優勝ですね。(メンバーが彼らになっ
てからの)

 2千2百万円を村井への贖罪?のために棒にふるとは思いませんで
したけど、ドラマとしては、ここで桐島が有名人になっては、終わっ
てしまいますからね。

 でも、最後に、折角メンバーになった真哉が倒れてしまうと思いま
せんでした。
 予告では、結構危険そうですが、真哉は助かるのでしょうか!?

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 職場での人間観察第二弾です。
 最近の職場での話題は、兄弟関係は性格に影響を及ぼすのか?ということで
す。
 職場には、現在、一人っ子が3人、姉・弟の2人兄弟の姉が3人、そのほか
は姉妹の妹と、5人兄弟の四男、年の離れた姉と、年の近い弟のいる中間、と
いう人たちがいます。
 話題の中心は、やはり人数の多い、一人っ子と姉にはそれぞれ共通の特性が
あるか、ということです。

 あります。
 まず一人っ子。年代も、もうすぐ50歳のおじさん。40歳の男性、25歳
の女性。
 みんな、程度の差こそあれ、わがままです。そしてマイペース。人と物を共
有することができない.....

 次に姉。こちらは、20代後半から30代半ばで、年齢の開きは小さいので
すが。
 面倒見がいいというのもありますが、ストイックです。厳しいというか.....
 一番、貧乏くじを引きやすいですね。

 皆様のまわりは、いかがでしょうか?(鈴木)

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