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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/02 オレンジデイズ (4)  2004/05/31


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/02 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル オレンジデイズ
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 結城櫂 (妻夫木聡)
 萩尾沙絵(柴咲コウ)
 相田翔平(成宮寛貴)
 小沢茜 (白石美帆)
 矢嶋啓太(瑛太)
 高木真帆(小西真奈美)
 堺田教授(小日向文世)
 萩尾ゆり子(風吹ジュン)
脚本  北川悦吏子

あらすじ  大学のラウンジで啓太(瑛太)は、櫂(妻夫木聡)、沙絵(柴咲
コウ)、翔平(成宮寛貴)、茜(白石美帆)の前にオレンジ色のノー
トを差し出し、このメンバーを<オレンジの会>と名づけて、オレン
ジノートに思ったことや夢など、何でも書き合おうと提案する。

 なぜオレンジ?と皆が訝しむと、「甘くて酸っぱい青春時代の俺達
だから、オレンジなの」と誇らしげに答える啓太。その答えに皆は呆
れるが、茜だけは「いいじゃん、素敵だよ」と喜び、啓太は嬉しそう
な顔をする。

 皆と別れた後、翔平は啓太に「目当ては茜ちゃんだろ」と言い、啓
太は「まずはグループ交際から攻めて、足場を固めようと思ってさ」
と答える。
 
 一方、櫂は沙絵に『彼女がいるくせに、『僕が君を音の闇の中から
救う』なんてかっこいいこと言っちゃ駄目だよ。ああいうことは、何
かを捨てる覚悟をして言うもんだよ。例えば、彼女とか』と言われる。
櫂は驚いて『それとこれとは違うでしょ』と言い、沙絵のことは嫌い
じゃないが、彼女とか、そういうこととは違う、と告げる。

 すると沙絵は憮然として『あなたのことは一生、好きにならないか
ら安心して』と言い捨てて立ち去りかけるが、『こんなこと言おうと
思ったんじゃなかった』と櫂に向き直り、『私、あなたの言うように
頑張ってみるよ。何で私ばっかりって思って生きててもしかたないも
んね。バイオリンは駄目になったけど、今の私でできること、探して
みる』と笑ってみせた。

 その頃、真帆(小西真奈美)は佐野(柏原崇)の部屋のベッドの上
で目を覚ます。昨夜酔っ払って、そのまま寝てしまったのだ。佐野は
既におらず、机の上に『眠れる森の美女みたいにぐっすり眠ってるの
で、このまま起こさないで行きます。俺の心は、真帆の手の届くとこ
ろにいつでもあります』と書かれたメモがあり、真帆はそれを読んで
ため息をつく。

 授業が終わり、茜が食堂で早速オレンジノートを広げていると、翔
平がやって来て「こういうの好きなんだ?こういう青春ごっこみたい
なやつ」とからかい、茜はムッとした顔をしてノートをしまう。

 食堂を出て外を歩きながら、茜は「妹さん元気?昨日は突然ごめん
なさいね」と挑発するように言い、翔平があんなアパートに住んでい
るなんて意外だった、都心のマンションで、真っ赤なオープンカーに
乗るような生活をしていると思っていた、と言う。翔平が「それって
単なるチャラオじゃん。想像力貧困だね」と笑うと、茜は「それ以外
あなたのことどう想像しろっていうの?」と言い返す。

 そこへ、赤いオープンカーに乗った地味な学生が「茜ちゃん、乗っ
てかない?」と声を掛け、茜は翔平に「同じゼミの子なの。私のこと
好きなんだって」と言って車に乗り込み、翔平はそれに背を向ける。
走り出した車の中で茜は浮かない顔をしていたが、やがて「降ろして」
と言い、車を降りる。

 沙絵はゆり子(風吹ジュン)に『昨日はごめんね』と謝り、バイオ
リンが駄目になったことがとてもショックだ、と話す。就職のことな
どはしばらくゆっくり考えてみたら、と言うゆり子に、沙絵は『私、
お荷物ね』と言う。しかしゆり子は明るく『何言ってんのよ。そう思
ったら、パパと離婚する時あなたのこと手放してるわよ。それにお荷
物って言うけど、荷物持たないで歩くのって、不安よ』と笑いとばし、
沙絵も微笑みを返す。

 翌日、真帆は「しばらくの間、距離を置きましょう」と櫂に告げる。
櫂は驚いて「こないだのことだったらごめん、ちょっと無神経だった。
でも沙絵とはそんな関係じゃなくて…」と言うが、真帆は「彼女のこ
とじゃないの。私達その前からギスギスしてたし、ゆっくり1人で考
えてみたいの。いい?」と言い、櫂は「もちろん」と無理に笑みを作
る。

 啓太は櫂から真帆の話を聞き、「それはやばいよ」と心配するが、
櫂は自分も就職のことで色々考えたかった時期だし、と答える。しか
しアルファ時計の最終面接は形だけ、というのは有名な話だから、就
職なら決まったも同然じゃないのか、と啓太。翔平も「お前、何考え
てんの?」と不審げな顔をし、櫂はもう少し考えがまとまったらちゃ
んと話す、と答える。と

 茜はオレンジノートの1ページ目に、『私はオレンジの会って、悪
くないと思います』と書き始める。何かを期待して東京の大学に入っ
たこと、しかし何もないままアッという間に4年生になり、このまま
大学生活が終わってしまうことを淋しいと思っていたこと。そしてそ
んな時にオレンジの会のメンバーになれたことなどを綴り、『私はこ
こで思いきって心を開いてみようと思ってます。色んなことをおしゃ
べりしてみようと思ってます。だってせっかく知り合った、出会った
私達なんだし』と締めくくる。

 ラウンジにやって来た翔平は、オレンジノートが置いてあるのを見、
茜の書いたページを読んで、自分もノートに書き込みをしようとする。

 その夜、櫂は、啓太と翔平にアルファ時計の就職を辞退したこと、
そして自分が本当にやりたかったことは何なのかを考えようと思った
ことを打ち明け、啓太と翔平は声を合わせて「遅い!」と呆れる。

 啓太は、内定だけでも取っておいて、それからゆっくり考えたら、
とアドバイスをするが、自分は弱いところがあるから、内定をもらっ
たらそのまま就職してしまいそうな気がする、と櫂は答える。

 ラウンジで沙絵がオレンジノートを読んでいると、茜が『どうせ私
だけでしょ、書いてるの』と言う。沙絵が『誰か書いてるよ』とノー
トを見せると、そこには『あの頃、大学に入りたてのあの頃、何を思
ってただろうか。最近そんなことをよく考えます。未来なんか何も見
えてなかった』とあり、茜は『これ櫂君の字だ。私ノート見たことあ
るからわかる」と言う。

 沙絵は茜に、バイオリン以外のことを楽しんでいる未来の自分を想
像すると、その中ではいつも櫂がそばにいる、と話す。茜は『そうい
うの、世間一般じゃ、好きっていうんだよ』と言うが、沙絵は『知っ
てるよ。でも私はそうは言わないんだ。卒業したら離れちゃうんだし
さ。だから今の話は内緒ね』と言う。

 ある日、翔平はそよ子(山田優)と一緒にホテルに泊まっていた。
このホテルでCM関係の偉い人に呼ばれてる、と言って身支度をする
そよ子に、翔平が「寝るの?」と尋ねると、そよ子は「ホテルに呼ん
どいて、カルタ取りはないでしょ」とあっけらかんと答える。そよ子
が出て行くのを見送り、翔平はベッドに倒れこんでため息をつく。

 帰ろうとして部屋を出た翔平は、ロビーに向かう途中、同じホテル
で旅行会社の採用試験を受けていた茜と偶然出会う。無視して歩く茜
の後を追いながら、翔平はオレンジノートに書いてあった茜の言葉を
諳んじ、「俺、あのノート読んでさ…」と言いかけるが、真面目に書
き込んだことをバカにされたと思った茜は、「やめてよ!」と怒って
遮る。

 話すのをやめた翔平は、そよ子が中年の男性と一緒にロビーを歩い
ているのに気付き、茜も翔平の視線を追って「あなたの彼女じゃない
の?」と尋ねる。翔平は「CM関係のえらい人なんだって。仕事の一
環なんでしょ」と言い、「あいつと俺は似てる。目的のためなら手段
を選ばない。俺んち見たでしょ?うち、貧乏なの。妹、足悪いし。俺
は自分の手で、色んなものを手に入れなきゃいけないんだ。啓太や櫂
とは違う」と自嘲するように言う。

 しかし茜は「あの人とあなた、似てないよ。だってあなたが望んで
るものって、お金とか名声とか、そんなものじゃないもの」と言い、
翔平の言うことややることは、いつもポーズに見える。本当はいい人
なのに、わざと冷たくしてるように見える、と言う。そして「ごめん、
変なこと言った。忘れて」と茜は走り去り、呆気に取られていた翔平
は、「…忘れられっかよ!」と吐き捨てる。

 櫂が大学の中庭を歩いていると、沙絵が渡り廊下からカバンを投げ
て櫂を呼び止め、櫂は降りてきた沙絵に『空から色んなものが降って
くるわけだ、君に呼ばれる時』と笑う。沙絵に、どうして就職を蹴る
の?と聞かれ、櫂は、大学で福祉心理学を専攻したのは、介護やリハ
ビリの仕事がしたかったからだ、と話す。現実は厳しくて狭き門だっ
たけど、沙絵を見ていて、自分ももっと頑張れるかもしれないと思っ
た、と。

 『誰かを救いたいとか、救えるとか思わないけど、ただ、手助けし
たい。初めて自転車に乗ったときの補助輪くらいにはなれるかもしれ
ないって思う。そのうちその人は補助輪を外して、自転車に乗れるよ
うになるだろ?俺のこと忘れるかもしれない。でもいいんだ。それま
で力になれれば』と言う櫂に、沙絵は『向いてると思うよ。だって私、
櫂に励まされたもの。補助輪以上に』と言い、『応援する、頑張って
よ』と微笑んだ。

 学校の帰りに、沙絵は茜と一緒に楽器店に行き、シンバルを見なが
ら『打楽器も悪くないかな』と言う。

 レストランに入り、沙絵は茜に『私は翔平くん、悪い人じゃないと
思うよ。茜のことが気になるから意地悪言うんだよ』と言う。しかし
茜は『何のとりえもない凡人の私を、バカにしてるんだよ。オレンジ
の会のノートに書いた私のフレーズ、そっくりそのまま声に出して言
ったりしてさ。もうすごく憎々しいの』と顔をしかめる。それを聞い
て沙絵は驚き、『きっと何度も読んだんだよ。茜の文章。じゃなきゃ、
そっくりそのままなんて繰り返せないよ』と言い、茜がハッとした顔
をするのを見て、『バカ』と言って笑う。茜は『そんなんじゃないっ
て、もう私のこと、バカにしてんの。そうじゃなきゃ困るの』とあせ
る。

 その夜、櫂はアルファ時計に電話をし、最終面接を辞退する、と言
う。

 沙絵はゆり子がピアノを弾いているのを見て、『ショパンのポロネ
ーズ』と曲を当て、ゆり子が『何でわかったの?』と驚くと、『なん
かわかるのよ。空気が振動する』と答える。ゆり子は沙絵に『弾いて
ごらんよ。シンバルもいいけど、ピアノも打楽器だよ。こうやって叩
くじゃない』と言い、沙絵はおそるおそる椅子に座り、ポロネーズを
弾き始め、その正確さにゆり子は驚く。

 櫂は堺田教授(小日向文世)の紹介で、病院のリハビリセンターで
のアルバイトを始めていた。バイトを終えて病院から出てきたところ
を、堺田から話を聞いてやって来た真帆に呼び止められ、真帆は「な
んでアルファ時計断ったの?せっかく決まりかけてたのに。私を愛し
てないの?あなたの人生に、私はいないの?」と櫂を問い詰める。櫂
が驚いて「それ、どういう意味?将来を約束するとか、そういうこと
?」と尋ねると、真帆は「…そうよ」と答え、櫂は「それは正直、今
の僕にはできない。でも俺は、真帆のこと好きだし、これからもやっ
ていきたいって思ってる」と言う。

 真帆はそれには答えず、今日は就職のことが聞きたかっただけ、と
言い、車で来たので送っていく、と言う。櫂は真帆の車の助手席に乗
り、足元にライターが落ちていることに気付き、動揺する。

 櫂が「急に距離を置こうとか言い出すなんて、他に好きな人でもで
きた?」と聞くと、真帆は「…好きになりそうな人はいるわ」と言い、
この間その人の家に泊まった、と打ち明ける。ショックを受けた櫂は
車を止めるよう言い、真帆は「待って、これで終わりなの?」と言っ
て櫂を見つめる。しかし櫂は「終わりにしたいから言ったんじゃない
の?泊まったなんて…」と言い、「…ごめん、また電話する」と言い
置いて車を降りた。

 既に夜になっていたが、櫂はそのまま歩き続けて大学に向かい、ラ
ウンジに置いてあるオレンジノートを開いて、沙絵のメッセージを読
む。

 『ピアノを弾き始めました。ピアノも打楽器のひとつということで。
やっぱり自分には音楽しかないみたい。16歳までやっていたピアノ。
シンバルはどうもあのおサルのシンバル叩くおもちゃを思い出してダ
メでした』

 櫂はそれを読み、小さく微笑む。

 学校を出た櫂は夜の街をトボトボと歩き、横断歩道の向こうに自転
車に乗った沙絵の姿を見つけ、思わず「沙絵!」と叫んで携帯電話を
沙絵の方に放り投げる。電話は自転車の前輪に当たり、沙絵は自転車
を止めて、通りの向こうで立ち尽くしている櫂に気付く。


寸  評  前回『打楽器は?』と言われた沙絵が、なぜピアノのことを思い
つかなかったのか、とても不思議です。ベートーベンの話まで出てた
というのに…。(あらすじでは省略してしまいましたが)

 このドラマ、茜と翔平のやり取りが毎回同じパターンで、お互いに
意識し合ってんのがアリアリとわかって、なかなかにさぶいです。偶
然会いすぎだし。
 さらに今回は佐野の置き手紙もイタかった。『眠れる森の美女』に
かなりひいてしまいました。

 北川悦吏子って恋愛ドラマの名手じゃなかったの?ナニコレ??と
ちょっと驚いています。

執筆者  まめを(mico314@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 先日、劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎、「髑髏城の七人」を見てきました。
奇想天外、荒唐無稽な物語がまるで山田風太郎の小説のようで、とても面白か
ったです。座席がかなり前の方だったので、古田新太さんのカッコイイ捨之介
(でもセリフが聞き取りづらい…)や、坂井真紀さんの可憐な極楽太夫等々を
非常に間近で見られて、至福の時を過ごしました。


 最近、あらすじが遅れに遅れていて、ご迷惑をおかけしています。
 バタバタしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、気が付けばもう未見
のオレンジが3話分も溜まっています。非常にあせっているのですが、なかな
か時間が取れず…。本当に申し訳ありません。(まめを)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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