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タイトル:Daily Drama Express 2004/05/03 愛し君へ (3)  2004/05/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/05/03 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 愛し君へ
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 友川四季(菅野美穂)
 安曇俊介(藤木直人)
 麻倉亜衣(伊東美咲)
 折原新吾(玉木宏)
 友川満雄(森山未來)
 安曇良枝(八千草薫)
 友川鉄雄(泉谷しげる)
 降谷圭輔(時任三郎)
脚  本 坂元裕二

あらすじ  麻倉亜衣(伊東美咲)と友川四季(菅野美穂)が、並んで友川家
の台所に立っている。
 折原新吾(玉木宏)からの連絡があるか亜衣が問うが、無い、と四
季。

 弟・友川満雄(森山未來)が、父・友川鉄雄(泉谷しげる)が隠し
持っていた、四季の見合い写真を発見。そこに写っているのは国家公
務員。
 だが、四季はお見合いをする気はないと、断る。


 安曇俊介(藤木直人)のことを詫びる四季に、降谷圭輔(時任三郎)
は、その人が撮る気になるのを待つしかないだろう、と言う。
 四季は、俊介は自分が思っていたような、子供の寂しさをわかって
くれる人でなく、ただの寂しい人だった、と言う。

 俊介は、職場に連絡もせずに、撮影をすっぽかしていた。
 そして俊介は病院へ入り、そこで、四季に会う。
 「どうして、ここにいるんですか?」と四季。
 「君には、済まないことをした」と俊介。
 「謝るくらいなら、約束、守って下さい」と四季。
 「そうだね」と素直な俊介。

 「どこか、悪いんですか?」と四季。
 「まさか.....知り合いが入院していてね。その、お見舞い」

 −− 目を閉じると、今も浮かんでくる景色がある。
     そこには、父に手を引かれ、病院の廊下を歩く、幼い日の
わたしがいた。
     先生がわたしの頬に手を触れて、「大丈夫よ」と言ってく
れた時、あっという間に、熱が下がったように思い、この手
は魔法の手だと思った。
     窓から射した日が、先生の白衣に反射して、輝いていた。

     夢が始まった時のことを覚えていますか?


 職場に出た俊介は、もう、あのクライアントからは、仕事は来ない
ぞ、と言われる。
 今は、俊介の大切な時。
 世界的な雑誌、"New Days" の表紙を、一年間飾る仕事ができるか
どうかの分かれ目。
 そのための写真を撮る日も近い。

 中川健太(宮田雄史)は、もうすぐ手術する子だが、お母さんに会
いたいと言う。
 だが、母・中川美里(小松みゆき)が倒れる。とりあえずを寝かせ
るが、は、気が付くとすぐに起きあがろうとする。下の子供達を託児
所に迎えに行かなければならないから、と。
 美里の夫は、入院費と託児所の費用捻出のために、深夜まで残業。

 四季が代わりに、健太の妹の里奈(志田未来)と弟の大介(小瀬里
久真)を託児所に迎えに行き、美里が帰ってくるまで、中川家で一緒
に留守番。
 だが、大介は、「お母さん」と泣き出す。

 高泉諒子(黒谷友香)の父・高泉晴臣(西岡徳馬)は俊介に、金や
地位は用意できるが、名誉は用意できない。だから俊介に投資して、
名誉を取って欲しい。今まで地べたをはいつくばって商売してきたの
で、財界人達が言う芸術が、わからず、今まで随分、恥ずかしい思い
をしてきた、と言う。

 健太が遅くまで騒いでいる。
 健太は入院して3ヶ月。今は一番難しい時期。中川家も、美里が健
太にかかりきりで、里奈と大介も寂しい思いをしている。

 「病気って、その家族までも、壊すんですねぇ.....」と四季。

 健太のわがままをどうにかして、と言う、四季と同じ研修医の立原
善治(竹井洋介)を、「あれがわがまま?.....二度とそんなこと言
うな!」と降谷は叱る。


 帰宅した俊介は、失明した時を思い、電気をつけず、目をつぶって、
いろいろやろうとするが、ことごとく失敗。

 俊介は仰向けに倒れると、「ハハハ.....こんなの、無理だよ」と
自嘲する。
 そして、カメラが欲しくて、新聞配達のバイトをした、少年時代を
思い出す。

 俊介は、自分の目に向けて、万年筆のペン先を近づけるが、ギリギ
リのところでそれ以上近づけられず、あきらめる。


 亜衣は新吾に、あの男は、何しに来たのかな?とつぶやく。
 認知して貰って、養育費貰ったら?と言う新吾に、
 「振り込まれたお金見せて、『お父さんよ』と言うの?」と亜衣。
 そして、お金のやりくりは大変でも、昼間の花屋の後、夜、フロア
レディーをする、という手もある、と亜衣。


 俊介は、良くなったり、悪くなったりする病気だけど、引き続き、
免疫抑制剤とステロイドを投与しましょう、と言う眼科の主治医・小
笠原行彦(矢島健一)に、俊介は、このままいずれ失明するなら、も
う通院しない、と言う。

 俊介がエレベーターを下りてくると、クイズ少年の佐藤正巳(長島
弘宣)と健太が、俊介に寄ってくる。

 俊介は、健太のクイズに、次々と正解する。

 俊介は、健太に将来の夢を聞く。
 だが、逆に健太から職業を聞かれ、「カメラマン」と答える。
 健太は、「かっこいい」と言い、自分もカメラマンになりたい、カ
メラ持っていないけど、と言う。
 「当たり前だ。お兄さんだって、はじめてカメラ手に入れたの、健
太君ぐらいの時だから」と俊介。

 そこに、2人を、「もうすぐ回診だから」と四季が探してくる。
 そして、俊介に気付き、この間は生意気を言って済みません、と謝
る。
 俊介は、健太の病気について聞く。
 健太は、もうすぐ心臓の手術をする、と四季。

 健太が行方不明になったと、美里が走ってくる。
 里奈と大介が保育園で怪我をし、夫に迎えに行って貰ったのだが、
その会話を、健太に聞かれてしまった、と美里。

 俊介は建物の外に健太を発見し、そばに寄ると、健太は必死で弟妹
が怪我をしたのも、美里が痩せたのも、家にお金が無くなったのも、
全部自分のせいだと、謝っていた。


 健太は個室に移される。
 四季とナースの阿川万里(相武紗季)が、夜の巡回に来ると、子供
達が、サッと懐中電灯を消す。
 「早く寝なさい」と叱った四季だが、子供達の布団から、折り紙が
飛び出していて、それが健太への千羽鶴だと知る。
 「あと180匹足らない」と言う子供達に、四季はカーテンを引い
て、灯りが廊下に漏れないようにすると、電気を点けて、一緒に鶴を
折りながら、
 「無理しない程度にね」と言い、「鶴は『匹』でなく、『羽』と数
えるの」と教える。


 友川家に、亜衣と新吾が来る。
 フロアレディでもやると言う亜衣をびっくりする四季に、今月の家
賃、払えない、とあっけらかんとした亜衣。
 四季は、セクハラ親父はいるけど、自分の家に越してきたら?と言
い、亜衣も、そうしようかな?と答える。


 写真にインパクトが欲しいと言われた俊介は、「サクラソウを用意
して」と助手の西谷陽平(はなわ)に言う。


 健太は、手術前日、心配して付き添う美里に、今日は大介の誕生日
だから、早く帰ってと言い、美里に背を向ける。
 美里は、「今晩は早く寝るのよ」と声を掛けて、健太の肩に手を置
と、帰っていく。

 検温しようとした四季は、健太の手が小刻みに震えているのを知る。
 その手を四季はしっかり、握っている。

 俊介は美里とすれ違う。

 美里が健太の病室に現れ、「早く帰れよ!」と健太。
 続いて俊介が入ってきて、美里の代わりに、自分が大介の誕生日を
祝う。
 だから、健太の本当に望むことを言うように促す。

 「お母さんと、一緒にいたいです」と健太。

 美里は今晩、健太に付き添うことに。
 俊介は、自分1人では心配なので、四季にも来てくれるように頼み、
四季は快諾。

 俊介は、健太に、自分がアルバイトして買った最初の一眼レフを、
プレゼントする。
 喜ぶ健太。

 俊介は降谷に会い、先日のことを詫びる。
 「そちらにも、いろいろ事情がおありだと思いますから。眼科の方
にも.....でも、なぜ、健太君にあれほど」と降谷。
 「もうすぐ、自分は何もできなくなるでしょうから。結婚すること
も、子供を持つことも」と俊介。
 「何もそこまで.....」と降谷。
 「コップに水を注げなくなっても、新聞を読めなくなっても、生き
ては行けるでしょう。でも、写真が撮れなくなったら.....生きては
行けません。診断を受けて以来、ふるえが止まりません。健太君を抱
きしめた時、ボクの手も震えてました」と俊介。

 四季と俊介で、大介にすてきなバースデープレゼント。
 四季と俊介と大介と里奈が、ファミレスで持ち込みのホールケーキ
のろうそくを消そうとすると、「持ち込みはご遠慮下さい」と店員。
 「この子達が火を消すまで待って下さい」と言う俊介に、店員は店
の照明を落としてくれる、粋なサービス。

 そして、四季が俊介にカメラを渡し、俊介はそのカメラを構えるが、
四季に、「撮って」と返す。

 大介はケーキのチョコレートのプレートを食べずに残している。
 なんと、健太にプレゼントするために、我慢しているのだ。

 病院に戻る道すがら、四季は俊介に、「安曇さんって、2人いるん
じゃないですか?ひっぱたきたくなるような安曇さんと」と言う。
 それに続けて、「抱きしめたくなるような安曇?」と俊介。
 「それはないです。風邪でも引いたら、リンゴぐらい剥いてもいい
かもしれないけど」と四季。
 俊介は咳をするふりをする。
 「あっ、悪い安曇さんだ.....今日はありがとうございます。いい
安曇さん。健太君にカメラまでいただいて」と四季。
 「あれ、オレが初めて買ったカメラなんだ。子供の時、ウィンドー
で見付けて、これが夢なんだって、学校帰りに、新聞配達をして、手
に入れた。子供の手にはずっしりと重かったけど、魔法の機会を手に
した気持ちだった。それでサクラソウを撮った。ガンバレって。花に
頑張れもないけど.....」と俊介。
 「そんな大事なカメラ、いいんですか?」と四季。
 「もう、必要ないから」と俊介。
 「そうですよね。今の安曇さんなら、立派なカメラ、いくらでも持
ってますよね」と四季。
 「四季ちゃん.....いや、友川さん」と俊介。
 「どっちでもいいですよ」と四季。

 その時、2人の前に、車の強烈なヘッドライト。
 車が去った後も、俊介は目を押さえている。
 「安曇さん、目!?」と四季。
 「いや、何でもない」と俊介は、ゆっくりと歩を進める。

 四季が帰宅すると、鉄雄がうたた寝している。
 起こすと、四季が悪い男と結婚する夢を見た。だから、結婚は、自
分が心から祝福できる男とするよう、約束してくれ、と言い、四季は
頷く。


 買い出しのついでに新吾が亜衣の働いている花屋に寄り、頑張れと、
オレンジを1つ渡すと、そこに、佳奈の父親・三柴智彦(東根作寿英)
が来て、5千万の小切手を差しだし、「娘を返してくれないか」と言
う。
 亜衣の手から、オレンジが落ちる。


 健太の手術は成功。
 枕元に、千羽鶴とあのカメラ。

 四季は病院の廊下を歩いていて、俊介が先日現れたのは、眼科の方
からだったことに気付く。
 そして小笠原に、安曇俊介という患者がいるか聞く。

 それに気付いた降谷は、四季に、俊介がベーチェット病で、最悪の
場合、あと3ヶ月で失明する、と教える。
 四季はその説明で、俊介の今までの様々な言動について、合点がい
った。

 俊介から四季に電話。
 俊介は、健太の手術の結果を聞く。
 四季は、手術は成功したと言った後、「あなたは、大丈夫なんです
か?」と問うが、俊介は、「また、電話する」と言うと電話を切って
しまう。

 サクラソウを前にした俊介は、なかなか撮れない。
 「頑張れ......頑張れ......」と俊介は自分に言い聞かせるが、な
かなか、目の焦点が合わない.....

 −− 夢は要りません。夢が無くても生きていけるから。
    夢は要りません。夢が終わった時にことを覚えていますか?


寸  評  四季が、俊介の病気を知ってしまいました。
 病気を知った、知られたとなってしまうと、今までの関係とは違っ
て来てしまいますね.....特に四季は医師だし。

 ところで、四季や降谷のやり方は、本当はいいのでしょうか?
 病院の職員だからって、自分の担当していない患者の病気について、
治療目的ではないのに聞き出してしまっていいのでしょうか。
 この個人情報を重視する時代、ちょっとまずくはないでしょうか?

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 小児病棟の場面を見ていると、「電池が切れるまで」とダブって見えてきて
しまいます。
 大人の病気も辛いけど、子供の病気というのも、胸を締め付けられます。
 また、病気の子供の両親も大変ですね。
 「光とともに・・・」を見ていても感じるのですが.....
 最近は、育児休暇を取って、出産後も職場復帰を予定している女性は多いで
すが、もし、万一我が子が障害をもってしまったら.....
 とても、母親は仕事に行けないのではないでしょうか?

 そういう諸々のことを考えると.....(鈴木)

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