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タイトル:Daily Drama Express ホームドラマ! (1)  2004/04/18


===================================================== 発行部数   13 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/04/16 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル ホームドラマ!
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 井坂将吾(堂本剛)
 秋庭智彦(ユースケ・サンタマリア)
 原口仁美(酒井若菜)
 長峰翔子(井上真央)
 中西光太(西洋亮)
 青山宏樹(泉澤祐希)
 新見まゆみ(紺野まひる)
 遠山映子(いしだあゆみ)
 河野清一郎(田村高廣)

 井坂亜由美(岡本綾)
 新見靖彦(岡田浩暉)
 秋庭香 (木村多江)
 矢口俊輔(斉藤陽一郎)

脚  本 岡田惠和

あらすじ 家族として暮らしている光景が流れる。
牛乳を飲みたくない祥吾が光太の前に牛乳をこっそり置く姿や
智彦が俺は飲みたくても飲めないという姿。
傍から見ると本物の家族…のような光景。
しかし、この家族は全員血はつながっていない。

ある日、祥吾(堂本剛)と亜由美(岡本綾)は新婚旅行に出かけた。場
所はバンコクへ。
智彦(ユースケ・サンタマリア)も妻子と一緒にバンコクへ出かけた。
しかし、智彦は仕事があるため、妻と子のみバスツアーに参加した。
仁美(酒井若菜)も不倫相手と一緒にバンコクへ。
光太(西洋亮)も父とバンコクへ。
翔子(井上真央)は両親と弟の4人でバンコクへ。
宏樹(泉澤祐希)は両親と3人でバンコクへ。
映子(いしだあゆみ)は息子2人とバンコクへ。
清一郎(田村高廣)は妻とバンコクへ。
全員タイのバスツアーに参加する人達である。

バスツアーでは、タイの名所を回るようなもので、初めは遺跡に向か
った。
そこでは、祥吾に何か隠し事をしている亜由美を問い詰める祥吾。
亜由美は、「夜に話したい」「もっとロマンチックなとこで」
と言うのだが、祥吾はどうしても知りたいらしく、夜まで待てない様
子。
亜由美はそんな祥吾に根負けし、言うことにした。
祥吾だけに聞こえるように耳打ちをし、亜由美は言った。
祥吾は顔を崩し、「マジで?本当に?」と連呼する。
とても嬉しかった祥吾は亜由美を抱きしめ、共に喜ぶ。
亜由美と祥吾の間に子供が出来たみたいだ。
大家族を作るのが夢である祥吾にとっては、人一倍嬉しいみたいだ。
「いい家庭にしような!」と祥吾。亜由美は頷く。

そんな頃、智彦の妻は、智彦が居なくて拗ねている子供を必死にあや
していた。
仁美は、不倫相手に別れを告げていた。
宏樹は、大のゲーム好きでどこに居たってゲームをしていた。
もちろん、この遺跡でもゲームから手を離していなかった。

次に向かうのは買い物。
そこでは、智彦が居なくて拗ねていた子供が、
「これお父さんにプレゼントする。買っていい?」とお面を母に見せ
る。
機嫌が治ってきたのにも喜びながら、そのお面を買った。
映子は、息子達が海外まで連れてきてくれた事に感激している様子。

バスに戻ると、バスガイドがとっておきの夕日が見える丘に連れてい
ってくれるという。
その場所は、ガイドブックなどにも載っていないとっておきの場所ら
しい。
バスツアー参加者は、そんな所に連れて行ってもらえるということで、
とても喜んでいる様子。
この後に最悪な事態が起きるなんてこの時は誰も知らなかった…

バスガイドが、その丘に向かっていない事に気づき、
運転手に「これ違う町に向かっていない?この丘にいってほしいんだ」
と話しかけると、間違いに気づいた運転手は、バスガイドが差し出し
ている地図を後ろを見て確認する。
その時、前方からトラック2台が近づいていた。
バスガイドが前を見て、運転手に前を向け!と言った時にはもう遅か
った。
運転手はトラックを避けようと、ハンドルを横に切った。
しかし、大きく横に切ったため、崖っぷちで止まってしまった。
車内は緊迫な空気に包まれている。
バスを動かそうとエンジンをかけるが、ビクともしない。
何回かかけているうちに、バスが傾いてきた。そして最悪の事態に。
そのままバスが崖に転落してしまった。

死亡者15人の大事故に。
救急車や報道関係者などが事故現場に集まってくる。
その頃、智彦は会社の会議中だった。
会議が終わり、近くにあったテレビを見てみると、妻と子供が乗って
いたバスが、事故に遭っている様子が流れていた。
「嘘だろ…」と嘆く。
バスツアーを企画した旅行会社に連絡してみるが、旅行会社もわから
ない様子。
どこの病院なんだよ?と聞き、その病院に向かった。

病院に着いた智彦は、人を押しのけ病院に入った。
ストレッチャーで人が次々と運ばれていく光景が目に入る。
必死で妻と子供を捜す智彦。
智彦は、子供が被っていた帽子を見つけた。
そこには、息絶えて寝袋みたいなものに入れられている妻と子供がい
た。
智彦は息絶えている2人を抱きしめ
「お父さん帰ってきたぞ。もう大丈夫だからな。」と囁く。

祥吾は、このバス事故で、妻である亜由美を失った。
仁美は不倫相手を失う。
光太は父を失う。
翔子は両親と弟を失い、自分だけが生き残った。
映子は息子2人を失った。
清一郎は妻を失った。
宏樹は両親を失った。

祥吾、智彦、仁美、光太、翔子、映子、清一郎、宏樹。
この8人は、世界で一番大切な人を失った。

日本に帰り、8人は抜け殻のような生活をする。

リフォーム会社で働いている祥吾は、会社の人達に迷惑をかけないよ
うに一生懸命働いた。

仕事が終わり、家に帰ると誰もいないだだっぴろい一軒家。
バスツアーの事で旅行会社から手紙が来ていた。
手紙の内容は、お亡くなりになられた方の為に慰霊祭をやります。と
の内容。

慰霊祭でまた再会した8人。

お墓参り後、8人で食事をとることに。
しかし、空気は重い。
そんな中、映子が切り出した。
「もっとパーっとやらない?息子達がパーっとやるの好きだったもん
だから」
それに全員賛成する。
しかし、まだ空気を重たいままだ。
そんなとき祥吾が
「俺、家に帰ってお笑いの番組見て笑っちゃったんですよね。
友達とかはすごい冷たい目線で見るんですよね。でも笑っちゃって。
やっぱり友達とかは分かってくれないってのがあるんですよね。
お前のせいじゃないよとか仕方ないよとか。
そうやって言われると子供みたいに拗ねたくなる自分がいるんですよ
ね。
こういうの分かってくれるのってやっぱりここにいるみんなだけかな
って。」と話す。
映子が「また暗くなってきてる〜」と話す。
祥吾が「すいません」と謝る。
そんなとこに清一郎が「何の番組?どんなギャグで笑ったの?今教え
てほしい」と。
祥吾はいきなり言われた事に驚くが、「あんまり覚えていなくて…」
清一郎は残念そうに「残念だな…」と。
映子が「料理食べましょう。早く食べないと冷めちゃう」と言い、皆
で料理を食べることに。
全員スープを飲み始めたが、とても辛くて、ギブアップ状態。
しかし、清一郎のみ、飲み干した。
そんな清一郎を見て、おぉ〜〜と他7人は驚く。
だんだんいい空気になってきた8人。

そんな所に、店員が来て智彦に話しかける。
タイ語で話しかけられたので、他の7人は何て言っているかサッパリ
分からない。
祥吾が智彦に「何て言われたんですか?」と聞くと。
智彦は「家族ですか?」と聞かれた。と答える。
祥吾が「あ。でも俺達家族っぽいですよねー。
長女次女三女、長男次男三男四男…」と言い始める。
そんな祥吾に対して、母にされた映子は、
「私は何人子供産んだことになるのよ〜」
清一郎は、「この人(この人)は、娘か?嫁か?」
だんだん家族ネタで盛り上がってきたときに祥吾が
「でも本当にこの8人で暮らしてみません?こんだけ大人数で住んだ
ら楽しそうですよ。」
と軽く言う。
「食費が高そう〜朝のトイレの取り合いとか凄そう。でも楽しそう。」
など色んな意見が飛び交う。
そう、この時は誰も本気にしていなかったからである。

この時間はこの8人全員が心から笑えた時間であった。

日本に帰ったが、8人は普段どおりの生活には戻れなかった。
世界で一番大切な人を失った心の傷は深かった。

祥吾は、ある決断をした。
あのバンコクの時の食事中に話していた、「家族」の事。
本当にこの8人で家族として暮らしてみようと。
そう決めた祥吾は智彦の元へ向かった。

智彦が勤めている会社に向かった祥吾。
ちょうど出てくる智彦に逢った。
智彦に、「ちょっとお話があるんですが、お時間ありますか?」
智彦は13時から会議があるから、少しならと答える。

そこで祥吾は、その家族になりませんか?という事を伝える。
智彦は「マジで言ってるの?」と半信半疑気味。
祥吾は「はい。」と答える。
智彦は「何言ってるの。家族なんかになれるわけないじゃん。
赤の他人が一緒に住む?ありえないよ。
第一、俺そういうの嫌いなんだよね。絆目当てに一緒に住むとかさ。」
と大反対。
智彦は、「こういう変な話もうやめてね。」という。
祥吾は、納得し、会社を後にする。

しかし、諦めきれない祥吾。
8人に手紙を書くことにした。
一緒に家族として暮らしませんか?もしよろしければお返事ください
と。

ある日、仕事である家具屋さんに行った祥吾は、仁美と偶然に再会す
る。
ここで働いているんだ?など話す2人。
祥吾が、少し遠慮がちに「手紙読んでくれた?」と聞くと仁美は頷い
た。
「どうかな?」と聞くと智彦と同じく「本気ですか?」と返ってくる。
仁美は続けて「私共同生活とか苦手で。」と言った。
納得した祥吾は、「分かった。それじゃあまたね。」と家具屋をあと
にする。

家に帰ると、手紙がきていた。
翔子からであった。
手紙の内容は、こっちの生活に満足しているのでそちらにはいけませ
んとのこと。
しかし、祥吾は翔子の元へ向かった。
翔子と祥吾が再会し、少し話すことに。
祥吾は心配性らしく「本当に大丈夫?」などと聞く。
翔子は「大丈夫です。」と言うが、遠くを見ていて、何か思いつめて
いる様子。
そんな翔子を見て祥吾は心配になるが、本当に大丈夫です。という翔
子を見て、何もいえなくなってしまった。

翔子と別れてから、歩いていると万引きをしている男の子を見つけた。
その子をよく見てみると、それは宏樹であった。
水鉄砲を万引きしていた所をその店の店員に見つかってしまい捕まっ
てしまう。
だが、宏樹の顔を見た店員は、
「あんたあの事故の子だね?これがほしいんだろ?持っていきなさい」
と手渡され店員は立ち去った。
宏樹は、水鉄砲を投げ、次は本3冊を万引きする。

川にやってきた宏樹は川に本を投げ捨てる。
そんな光景を見た祥吾は急いで止めに入る。
「捨てちゃダメだろ?取りにいってこい。」と言うが
宏樹はいやだという。
祥吾は「嫌じゃなくて。じゃぁ俺がとりにいくからお前はここでまっ
とけよ」と言い、祥吾自ら川に入り本を取り、宏樹を連れて、宏樹の
家に帰ろうとする。

その帰り道に、宏樹が
「僕がダメなんだ。僕がゲームばかりしてたから。お母さんたちの言
うこときかなかったから。
誰も怒ってくれない。お母さんとお父さんに怒られたいよ。」と泣き
ながら言う。
そんな宏樹を見て祥吾は「俺が怒ってやるよ」と言う。

宏樹の家に着くと、宏樹の祖父母から
「手紙は宏樹には読ませてません。私たちは宏樹と血がつながってる
んです。家族なんです。
まだ小さい宏樹にこんなこと言うのやめてください。
あなたは宏樹の将来を背負えるんですか?お願いですからこんな話は
やめてください」
といわれ、すぐ帰る祥吾。

映子は清一郎と家が近かったことを思いだし、清一郎の家に行った。
映子は保険の外交員をやっており、つい買える時に食べものをまとめ
買いしてしまうらしい。
1人暮らしでは量が多すぎるので、清一郎にあげようと思い、家に向
かった。
清一郎に、料理を作ってあげようとする。
1人でずっとしゃべってる映子に対して清一郎は
「よくしゃべる人だ…」と言った。
映子は、「あの子(祥吾)から変な手紙きましたか?返事かえしまし
たか?」という。
清一郎は返していないと言った。

祥吾は、家に帰り誰からもいい返事がこないので、やっぱり無理か
な…と思った。
外から、何やら音が聞こえる。
窓から外を見てみると、ブランコに光太の姿が。
光太の大好物のチョコバーを片手に、ブランコに座っていた。
急いで外に出た祥吾。
喜んで光太を迎えた。

一人家族が増えた祥吾。
次は誰が増えるんでしょうか。


寸  評 いよいよ始まりましたね〜
祥吾は色んな人に家族になろうと言いますが、やっぱりそんなうまく
いかないですよね。
私なら正直嫌ですね。
でも先がすごい気になります。
早く金曜日になってほしいです。

執 筆 者 堂本(xxkinkikidslovexx@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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私は2時間スペシャルですごくうれしいのですが、あらすじ書くのには大変で
すね。
文才がないなぁとしみじみと実感しました。
かなり読みづらいかったと思いますが、2話からも頑張りたいと思います。
やっぱり人に伝えるって事は大変なんだなぁ。と思いました。(堂本)

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発行元:ドラマ研究会
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