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タイトル:Daily Drama Express 2004/01/15 異議あり (2)  2004/04/11


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/01/15 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 異議あり! 〜女弁護士 大岡法江
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜20時
キャスト 大岡法江(高島礼子)
 遠山国士(伊東四朗)
 外園律子(戸田恵子)
 村上環希(新山千春)
 岡原文雄(小泉孝太郎)
 藤林防人(金田明夫)
 服部厚実(青田典子)
脚本  戸田山雅司

あらすじ  外園律子(戸田恵子)が法律番組に出ている。
 12例事例が出てきたが大岡法江(高島礼子)の下した判決は、す
べて律子と逆。
 「1つだけ、わかったことがあるわ。わたし、この女と、絶対馬が
合わない!」と法江。

 法江が痴漢事件の弁護依頼を引き受ける。
 依頼主・沼田泉美(久保内亜紀)の夫・沼田博之(井田國彦)が電
車内で痴漢行為を働いたとして、現行犯逮捕される。
 公判で、罰金5万円の判決。
 今回の依頼は、被害者・浦沢里衣(浅井江理名)が、慰謝料を求め
て訴訟を起こした。

 泉美は博之が捕まった後実家に帰っていて、博之と連絡が取れない。
法江に博之の力になって欲しいという。

 法江は考え込むが、村上環希(新山千春)が、原告側代理人が律子
であることを見付け、法江は引き受けることにする。


 裁判所の食堂で、環希が1人うどんを食べていると、岡原文雄(小
泉孝太郎)がジロジロ見ている。「ストーカー!?」と騒ぐ環希に、
先日のオレオレ詐欺の裁判で右陪席を勤めていたと言う。
 「覚えていない」と環希。
 「いいです。これから覚えてくれれば」と岡原。
 「何で!?」と環希。


 法江は、博之を訪ねる。
 博之は仕事も休んでいて、事実上のリストラ候補。家の中も散らか
り放題。投げやりな博之。

 博之は、断じて痴漢をやってないと言うが、警察で自白してしまっ
たことが、最後まで尾を引いているという。
 取り調べの時、「早く家に帰りたいだろう」と言われ、思わずやっ
たことにしてしまった。裁判の時、弁明すればいいだろう、と言われ
て。
 だが、裁判は、博之のわからないまま進み、有罪となってしまっ
た.....
 控訴しても勝ち目はないと言われ、自分も早く忘れたかったから、
あきらめて、罰金の5万円も払ってしまった。
 博之は出社したが、まわりはひそひそ話をしていて、泉美も実家に
帰ってしまった。

 法江は博之に駆け寄り、「私の目を見て、真実を言って下さい。里
衣さんに痴漢はしてないんですね」と聞く。
 博之は法江の目を見て、「していない」と答える。
 「わかりました。引き受けます」と法江。


 博之の有罪判決を出したのが、次期高裁副長官と噂される海東一臣
(寺田農)。海東の単独裁判だった。


 第一回口頭弁論期日・検証。
 遠山国士(伊東四朗)第49部部長の単独裁判。

 律子が実証実験をすると言い出す。
 男女各2体のマネキンが運び込まれる。

 ひらめ判事の藤林防人(金田明夫)は海東に、博之の民事裁判は自
分の部長が担当している。250万円なら妥当では?被告に勝ち目は
ない、と進言。
 そして、海東の高裁副長官の噂の真偽を問い、海東は否定しない。
 藤林は、高裁へ行きたいと婉曲に言い、海東も、「人事は人事課の
マターですよ」と言いながら、「考えておきましょう」と言う。

 藤林は岡原に、ファイルを読ませておく。セクハラ事件。しかも、
女性上司が男性の部下に。

 律子と法江で、痴漢行為の検証をするが、痴漢行為をする男性の心
理がわからない、という問題にあたり、法廷で唯一の男性である遠山
に聞くことに。
 「わたしは、痴漢はしません」と遠山。

 環希が、岡原を屋台のラーメン屋に誘う。
 目的は、痴漢裁判の判決がどうなりそうか聞くこと。
 岡原は、判事の守秘義務があるし、遠山の単独裁判だから、わから
ないと言う。
 「それが誘ってくれた目的?」と岡原。
 「知り合いになったからには、利用しない手はないって」と環希。
 「利用.....」と岡原。

 遠山の隣で法江が飲んでいるが、質問する法江に遠山は、「判事が
法廷の外で酒を酌み交わすなんて、ありえない」と言う。


 法江は、里衣の働いている喫茶店を覗く。
 里衣は、大阪弁の青年に、5万、10万の端金ではなく、大きく儲
けるチャンスだって言っただろ、と言われ、金を取られる。里衣も大
阪弁を使っている。

 法江は、突然大阪へ出張すると、環希に電話。

 岡原が藤林に、機能の事件の研究結果を報告。
 被害者男性は加害者女性が、自分に好意を持っていると吹聴。しか
し、出世争いで彼女に負けた。
 すなわち、セクハラ事件をでっち上げ、意趣返しをしたのではない
か?その可能性も視野に入れて検討する必要がある、と岡原。


 法江は環希に、出張の結果を話す。
 里衣は大阪のJRおよび私鉄の駅で、相当数の痴漢の被害に遭って
いる。
 里衣は今回の事件の3日前に上京。そして、前日泊まっていた場所
とは関係ない路線の一番混む時間帯の一番混む区間に乗車。

 今まで、里衣は、満員電車に乗ると、ターゲットとする男性を決め、
2,3度彼の手が触れたところで、「痴漢!」と騒ぎ、里衣の仲間の
青年がターゲットを駅に降ろす。そして人目につかないところに連れ
て行き、騒がれたくなければ金を出せ、と脅して、金を取っていた。
 「痴漢の当たり屋ってことですかぁ!?」とあきれる環希。
 「そう。痴漢の被害者どころか、恐喝の共犯」と法江。
 「どうして、警察や検察の取り調べでわからなかったんですか?」
と環希。
 「訴えなければ、記録が残らない。しかも大阪だったからノーマー
ク。あるいは、もうこれ以上大阪ではやりにくくて上京したのかも。
そしてあの日は金を要求する前に私服警官に沼田さんは逮捕され、自
白して有罪になってしまった。そこで示談金の5万、10万ではなく、
損害賠償として、大きく稼ぐことにした」と法江。


 第二回口頭弁論期日・証拠調べ。
 法江は、過去5年間にわたる調査結果を発表し、里衣は痴漢の被害
届を大阪で6件提出していると言う。そして、それ以外に数多くの示
談も駅員が目撃している。
 法江が立証したいのは、痴漢にあったこと自体がでっち上げではな
いか、ということ。

 遠山が幌馬車に飲みに来ると、やっぱり法江がいる。
 「わたしが余計なことしたから、大変なことになっちゃった?」と
法江。
 「そうは思っていないでしょ」と遠山。
 「わたしは、何より沼田さんに人を信じられるようになって欲しい
の」と法江。
 「甘いな。甘いのは父親譲りか?」と遠山。
 「父親って?人を信じる。それが島での流儀で、こっちでも変える
つもりはないわ」と法江。


 判決言い渡し。
 傍聴席は満員。
 「主文。原告の請求を棄却する。事実および理由。.....痴漢行為
の証拠が乏しく、事実として認めがたい.....」

 博之は法江に感謝する。
 法江は、この判決を元に、刑事裁判の不服申し立てができると教え
た上で、感謝なら、奥さんにしてください、と言う。奥さんはずっと
博之の無実を信じていた、と。

 律子が里衣の弁護を引き受けたのは、里衣が金持ちの娘だから。
 そして、この裁判世って、里衣たちのやってきたことも明るみに出
るから、自首したら?と勧める。その弁護も引き受けるから、と。

 海東は遠山に説明を求める。
 遠山は、刑事裁判について、何も言ってない。自分はただ、法廷で
語られていることだけに、耳を傾け、熟慮して判決を出した、と答え
る。
 「わたしも、何事にもとらわれず、判決を下した。それだけは覚え
ておいてくれ」と海東は第49部の部屋を出て行く。

 律子は、法江に、浦沢里衣の痴漢は狂言だと薄々気付いていたとい
う。痴漢の供述が、教科書通りだから、と。
 なぜ?と問う法江に、律子は、依頼人は嘘をつくもの。依頼人の依
頼に基づいて弁護するのが、自分の方針。もっとも今回は法江が相手
だから、100%勝ちにいったが、それが失敗したという。
 「気付いたことがあるわ。わたし、あなたとは馬が合わない」と言
うと、律子は去っていく。
 「今頃気付いたの?」と法江は、1人つぶやく。


寸  評  途中まで、法江は過去の事件も探し出してきて、頑張ってる!と
思わせられましたが、最後に、単に法江は効率が悪い、駆け出し弁護
士よね、というオチになってしまいました。
 すなわち、律子がもし博之側の弁護士なら、最初から、里衣の供述
がおかしいことに気付いていたということ。
 法江の視点に立つから、1時間振り回されましたけど。

 今回一番の見所は、判事達です。特に海東対遠山。
 遠山の判事は自分の担当する法廷に出された証拠、法廷でのやりと
りで判決を決める、というやり方を貫きました。
 もっとも、遠山も設定は62歳。出世を考えるより、悔いのない判
事生活の締めくくりを考える年なのかもしれません。
 ところで、東京地裁の判事の定年はいくつなのでしょう?60歳か
と思っていたのですが.....

執筆者  鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 自分が付き合うなら、法江のような弁護士ではなく、律子のような弁護士が
いいなと思ってしまいます。
 弁護士は依頼人のあくまでも代弁者に徹して欲しい、と思ってしまいます。

 まあ、日本では、弁護士は「先生」と呼ばれていて、偉いと思われますが、
本来依頼人が弁護士をお金を出して雇っているわけですからねぇ。(鈴木)

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