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タイトル:Daily Drama Express 2004/03/09 ファイアーボーイズ (10)  2004/04/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/03/09 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ファイアーボーイズ 〜め組の大吾〜
局  名 フジテレビ系
放映日時 火曜21時
キャスト 朝比奈大吾(山田孝之)
 園田まひる(内山理名)
 近藤純(ミムラ)
 甘粕士郎(塚本高史)
 赤星みつる(葛山信吾)
 落合静香(小西真奈美)
 平茂(石黒賢)
 五味一(鹿賀丈史)
脚本  吉田智子

あらすじ 千国市では、殉職した植木(モロ師岡)の消防葬が行なわれていた。
所長の五味(鹿賀丈史)以下、め組の面々はめだかヶ丘出張所の前で、
敬礼して植木を見送ったが、怪我を負って入院中の大吾(山田孝之)
の姿はなかった。

出張所では植木の机の上に置かれた花を見て、みな沈んだ顔をする。
そんな中、甘粕(塚本高史)は大吾が葬儀に来なかったことを怒って
いた。たとえ怪我をしていても、いつもの大吾なら這ってでも来るは
ずだろう、と。

大吾はずっと面会を拒否しており、誰とも会おうとしていないのだっ
た。五味と平(石黒賢)は甘粕に「あいつがどうするかはあいつが決
めることだ、しばらくあいつの好きにさせておけ」と言うが、やはり
甘粕は納得がいかない。

一方大吾は、身体は回復に向かっていたが、目の前で植木を失ったシ
ョックから、植木の最後の言葉を思い出すたびに嘔吐を繰り返し、苦
しんでいた。

ある日、甘粕とまひる(内山理名)、純(ミムラ)が見舞いにやって
来るが、大吾は「誰にも会いたくない」と拒絶。業を煮やした甘粕は
病室に飛び込み、ベッドの上でボンヤリしている大吾に「腑抜けてん
じゃねぇよ!お前それでも消防士かよ!」と怒鳴るが、大吾は反応し
ない。

甘粕は、大吾は怪我を言い訳にして逃げてるだけだ、と言う。自分達
消防士は何があっても前に進まなければならないのに、と。「レスキ
ュー試験、俺は受ける。応援してくれた植木さんのためにも」と甘粕。
しかし大吾はボソリと「がんばれよ」と呟くだけだった。

非番の日、まひるは公園でトレーニングをする甘粕を見かける。「大
吾と張り合ってるだけかと思ったら、1人でも受けるんだ」と声をか
けると、甘粕は「あいつは関係ねぇよ。これは俺の問題だから。俺は
あいつがいなくても絶対受かってみせる。まひるちゃんに見てて欲し
い」と真剣な顔をする。まひるはトレーニングを続ける甘粕を、黙っ
て見守っていた。

大吾の元に、静香(小西真奈美)がやって来、大吾を元気づけようと
学校で起こった他愛ない話をする。黙りこんだままの大吾だったが、
ふと静香の言葉をさえぎり、「俺が残れば良かった…」と呟く。植木
を見殺しにするくらいなら、自分が死ねば良かった、と。堪えきれず
に嗚咽する大吾を見つめ、静香はかける言葉が見つからず、涙を流す。

退院の日、大吾は病院を出たその足で植木の墓を訪れ、墓前にドッグ
タグをそっと置く。そこに純がやって来、ドッグタグに気づいてハッ
とする。

「俺にはもう持つ資格ないからさ」という大吾の言葉に、純は大吾が
消防士を辞めようとしていることを悟り、それが植木に報いることな
のか、大吾の消防への想いはそんなものだったのか、と問い詰める。
大吾は、今まで人を助けることができたのはラッキーだっただけ。い
い気になって熱意や気持ちだけで人を助けられると本気で信じていた
自分が嫌になった、と弱音を吐く。

「植木さんだってきっと、俺と一緒にいなければ死ぬことなかったっ
て思ってるよ…」と言う大吾の頬を打ち、純は「そんな言葉聞きたく
ない。そんなの大吾君じゃない。これ、私が預かる。信じてるから。
絶対戻ってくるって」と大吾のドッグタグを手に、立ち去っていく。

純はめ組の一同に大吾の様子を話し、皆は驚くが、甘粕だけは「辞め
たい奴は辞めりゃいいさ」とそっけない。

本庁で赤星(葛山信吾)に偶然会った神田(的場浩司)は、大吾の様
子を尋ねる。「ああいう傷は癒えるもんじゃない。一生ついて回る」
と赤星。「それを背負って続けるには、あいつは幼すぎたか」と神田
が言うと、赤星は「あいつは乗り越えるよ。あいつは絶対戻ってくる。
賭けても良い」と答える。

ある夜、大吾の家に博士(温水洋一)がやって来る。街を見下ろす丘
の上で、大吾に植木の思い出を語る博士。植木は、自分はいつ死ぬか
わからないから常にやりたいことをやっておくんだ、と言っていたと
いう。だからいつかそんな日が来ても自分は満足だ、俺の死を惜しむ
な、と。

博士は、あの時ハシゴ車のレバーを引いたことは、消防士として正し
い判断だったと思っている、と言う。「僕がハシゴ車を下げて、君が
身を挺して要救助者を庇った。もし君が上に残っていたとしても、植
木さんも同じことをしたと思います。消防士ってのは、そういうもの
です」と真剣な顔で博士は語った。

博士と別れ、大吾が帰宅すると、今度は平が家に上がりこんでいた。
平は大吾を連れ出し、市営グラウンドでたった1人で特訓をする甘粕
の姿を見せる。そして大吾に、消防官を辞めることは恥ずかしいこと
ではないし、それだけ消防は厳しい世界だ、と言う。

人を救いたくて消防士になったのに、救うことができなかった。その
悲しみを乗り越えるためにどうしたら良いのか、皆わからず、もがき
苦しんでいるのだ、と平は言う。「あいつはあいつなりにやってんだ
よ。レスキューに挑戦することで、何かと闘おうとしている。お前は
どうする。何もしないで悩み続けるのか、もがき続けて答えを見つけ
ようとするのか…。後はお前の決めることだ。お前の人生だからな」
と平。大吾はその言葉を聞きながら、甘粕の姿を見つめていた。

数日後、レスキュー試験を翌日に控え、甘粕は懸垂の特訓中に手がす
べり、落下したはずみで足首をひねってしまう。1人で手当てをして
いると、まひるがそれを見つけて「来年もあるんだから無茶しなくて
も」と甘粕を止めようとする。

しかし甘粕は「今じゃなきゃだめなんだよ。俺、絶対受ける」と言い
張る。まひるは肩をすくめて微笑み、甘粕の手当てをしながら「やる
なら絶対勝たないとね。植木さんのためにも、大吾のためにも」と言
い、甘粕は力強くうなずいた。

一方、大吾は母の都子(大島蓉子)から、まひるからことづかったと
いうハガキを受け取る。それは大吾の名前が記された、レスキュー試
験の受験票だった。

試験当日、試験会場にまひると純が連れ立ってやって来る。純は大吾
を待ち、まひるは甘粕が柔軟体操をしながら足を気にしているのを見
て、心配げな顔をする。そこへ平、博士、赤星らめ組の面々もやって
来る。「め組から初のレスキュー隊員が誕生するかもしれないから、
世紀の一瞬を見逃さないようにしないとな」と言う平たち。

その頃、大吾は川原に座り、受験票を見つめていた。そこへ五味がや
って来る。五味は書類封筒を大吾に投げて寄越し、「それ、やるわ」
と言う。「お前すぐ調子に乗るから俺が預かってたんだ。辞めるんな
ら、返してこなきゃな」と言い置き、五味は立ち去って行った。

封筒の中には、これまでに大吾が救出した人達からの、大吾への感謝
の手紙が入っていた。学校火災での≪ガイコツ≫、放火事件での矢沢、
山伏工業の社長、そして耕太の描いたキュータの絵…。大吾は涙を流
しながらそれらを読む。そして植木の「レスキュー受けろ、お前には
そういう天命がある」「がんばれよ、坊主…」という言葉を思い出し、
人命救助への情熱を取り戻す。

試験会場では、神田が受験者達を集め、試験の開始を告げようとして
いた。その時、大吾が会場に姿を現す。それを見て神田は言葉を止め、
甘粕は「おせぇよ」と笑い、め組の皆もホッとして笑みを浮かべた。

「遅くなりました」と言う大吾に、神田は「運動会じゃないんだ。参
加するだけじゃ意味ないんだぞ」と厳しい言葉をぶつけるが、大吾は
「負けを覚悟で来たわけじゃありません」と固い決意を見せる。神田
は「見せてみろ、火事場の馬鹿力」と言って笑った。

いよいよ試験が始まった。懸垂に腹筋、反復横跳びなどが行われ、次
々に受験者達がふるいにかけられていく。そして最終種目、1500
メートル走のスタート地点で、甘粕は大吾に「てめぇだけにはぜって
ぇ負けねぇ」と言い、大吾も「俺もぜってぇ負けねぇ」言い返し、
2人はにやりと笑い合う。

ミキ〈小出早織)に大吾がレスキュー試験に行ったことを聞き、静香
も試験会場にやってくる。トラックを走る大吾を見て、静香は安心し
て微笑んだ。

その時、足の痛みに苦しげにしていた甘粕が転倒してしまう。大吾は
思わず足を止めるが、甘粕は「走れ!」と言い、大吾はうなずいて再
び走り出した。


寸  評 予想通りの展開でした。仲間の死にショックを受け、どんぞこまで
落ち込む主人公。代わる代わる主人公を励ます仲間達(自分も落ち込
んでいるだろうに)。
そして立ち直る主人公。あらすじは長々となってしまいましたが、結
局これだけの話でした。今回。

配役の関係もあるのでしょうか、大吾よりむしろ甘粕君を応援してし
まいます。
主人公なんかに負けるな〜!って。

執筆者  まめを(mico314@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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またもやあらすじが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。
引き続き最終回も、急いで書いて(書こうとして)いるところです。
もうしばらくお待ちいただければ、幸いです。ほんとにすみません。

今回、レスキュー試験の受験者として大勢のエキストラが登場していましたが、
みんな大吾や甘粕ら、め組のメンバと違って髪が短かかったのが印象的でした。

以前『笑っていいとも』で、消防士の人を集めて話を聞く、というコーナーが
あったのですが、そこで『ドラマと現実との違いは?』という質問に、皆さん
『あんなに髪の長い人はいない』『あんなにオシャレじゃない』と言った答え
を返されていました。

今回のエキストラ陣が、短髪&体育会系、とリアルだったので、その中にいる
大・甘コンビは浮きまくりで、少々違和感を感じてしまいました。

それに較べて的場浩二のレスキュー姿は、とても似合ってて格好よかったです。
(まめを)


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