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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/12 エースをねらえ! (5)  2004/03/07


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/12 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル エースをねらえ!
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 岡ひろみ(上戸彩)
 藤堂貴之(吉沢悠)
 竜崎麗香(松本莉緒)
 緑川蘭子(酒井彩名)
 尾崎勇(石垣佑麿)
 千葉鷹志(柏原収史)
 音羽京子(金子さやか)
 愛川牧(森田彩華)
 宗方仁(内野聖陽)
脚  本 瀧川晃代
 高山直也
 金杉弘子

あらすじ  「その代わり、ついてくるんだぞ。たとえ這ってでも、付いてく
るんだぞ」と宗方仁(内野聖陽)コーチ。
 「はい」と岡ひろみ(上戸彩)。

 宗方はひろみにトップ選手の勝負を見せ、「どうだ?憧れないか?」
と聞く。
 「すごく憧れます」とひろみ。

 宗方は、太田健作(甲本雅裕)とテニスをしていた真夏の日、倒れ
て膝頭を骨折し、復帰が不可能となった。
 「オレはまるでせき止められた激流だった。どこかに流れたかった。
そして岡、お前に出会った。岡、もう引き返せないぞ、オレも岡も」
と宗方は思う。


 男女テニス部の部員と宗方は、バスで合宿に向かう。3泊4日、中
山湖での合宿。男子部も女子部も、宗方がみる。
 「何か1つでいい。この合宿で何かをつかむように」と宗方。と

 合宿でも、ひろみは虐められる。
 藤堂貴之(吉沢悠)がかばおうとするのを、尾崎勇(石垣佑麿)が、
「余計ややこしくなる」と止める。

 「おやめなさい。あななたちももうわかるでしょ。音羽さんが辞め
たのは、ひろみのせいじゃないこと」とお蝶夫人・竜崎麗香(松本莉
緒)。


 宗方は、ひろみにだけ、男子と一緒のメニューをこなさせる。
 「基礎訓練は辛く苦しい。まずは土台を作ることだ。しっかりした
体が無くては、お前のプレーなんてできない。まだまだ、お前の腕や
脚は細い。女であることに甘えるな」と宗方は思う。

 ひろみは、夕食時も素振りの練習。
 練習を終えて、コートに寝ころぶひろみに、「オレもよく星見てた」
と藤堂。
 藤堂もはじめの頃、ぶっ倒れるまで練習して、その後星を見ていた、
と言う。
 「男子と一緒のメニュー、辛くないか?」と藤堂。
 「正直言って、辛いです。でも、もっともっとがんばらないと。今
日練習すれば、その分少し、上手くなる。明日練習すれば.....そう
して、少しずつ頑張りたいんです」とひろみ。
 「強くなったね.....」と藤堂。
 そして2人並んで星空を見上げる。

 そんな2人を、そっと西高新聞部の千葉鷹志(柏原収史)が見守る。

 外で一服する宗方に、「妹さんなんですってね、緑川さん。彼女言
ってました。自分でもなく、わたくしでもなく、ひろみを選んだ.....
ううん、非難しているのではありません。わたくしは、どんなライバ
ルも力でねじ伏せてきました。緑川さんさえすごいと思うけど、怖く
思ったことはありません」とお蝶夫人。
 「岡が怖いのか?」と宗方。
 「いいえ、嬉しいのです。わたくしが初めてラケットを握ったのが、
3歳の時。それから父に英才教育を施されてきました。わたくしはい
つも、ひろみの前を走ります。先に倒れたりはしません」とお蝶夫人。
 「そうさ」と宗方。

 ひろみと藤堂は、門限に間に合うように走る。
 途中、ひろみが転びそうになり、藤堂が支える.....

 尾崎がお蝶夫人に、「宗方さんが気になるんですか?認めて欲しけ
れば、そういえばいいじゃないですか。なんで1人で抱え込もうとす
るんですか」と聞く。
 「今までそうして生きてきましたから」とお蝶夫人。
 「ここらで、解放したら?」と尾崎。
 「いえ、放って置いて下さい」と言うと、お蝶夫人は去る。

 「辛いな」と、1人残された尾崎に、千葉が声を掛ける。


 今日も、ひろみは宗方の特訓を受ける。
 だが、今日のひろみは、心ここにあらず。気が付くと、藤堂の姿を
目で追っている。
 それに気付いた宗方は、ラケットをギュッと握り、特訓をやめにす
る。そしてひろみに、「夕食の後、大広間に来い」と命じる。

 大広間。宗方はやってきたひろみに、「自分のテニスを目指すとい
うことは、どういうことか、わかるか?」と問う。
 「は?」とひろみ。
 「女が1つの道を貫こうとしたら、何をしたらいいか、わかるか?」
と宗方。
 「いえ」とひろみ。
 「女であることを忘れろ!一瞬で燃え上がり、舞い上がるような恋
をするな。できれば、忘れてしまえ。お前はオレの手を取った。同時
に2人の男の手は取るな。両方から引かれて、引き裂かれて、バラバ
ラになるぞ。オレはお前の手は離さない。他の誰よりも、お前を選ん
だんだ。話さない」と宗方。

 ひろみは、夜のコートで、1人静かに耐える。


 翌日からもひろみは特訓。
 「どうせ片思い。忘れよう」とひろみは自分に言い聞かせて、ハー
ド・トレーニングに耐える。

 そんなひろみを、千葉、藤堂、加賀のお蘭・緑川蘭子(酒井彩名)
が見ている。
 「恐れていた時が来た。わたしには、あそこまでやってくれなかっ
た。仁は、あの子に夢中」とお蘭は思う。

 夕食の時間になっても、ひろみの特訓は続く。
 ひろみは、遂に倒れて動けなくなる。
 千葉が駆け寄り、なぜここまでやるのかと抗議。
 「部外者は黙ってろ」と宗方。
 「黙っていられません」と千葉。
 その千葉を藤堂が制止する。
 「よく黙っていられるな.....女子への特訓じゃない」と千葉。
 「そんなこと、コーチが一番わかっていらっしゃる。猛特訓する方
とさせる方、どちらがつらいと思う?両者によほどの強い絆がなけれ
ば」と藤堂。
 「オレには、お前の気持ちがわからない」と千葉。

 コーチが藤堂に声を掛ける。
 「岡を好きなのか?」と宗方。
 しばらくの間をあけて、「好きです」と藤堂はキッパリと答える。
 「そうか。じゃ、同じ相手に打ち込むものとして言う。男なら、女
の成長を妨げるような愛し方をするな。それだけだ」と宗方。

 そこに来た尾崎に藤堂は、「宗方さんは、いい人だな。オレの愛弟
子に手を出すな。近づくなって言われると思ったのに」と言う。
 「オレは好きになったら、ハッキリ言うから、わからない」と尾崎。
 「オレ、宗方さんに嫉妬しているかもしれない」と藤堂。
 「愛の形には、いろいろあるんだろ。お前には、お前の愛し方があ
るだろ」と尾崎。

 愛川牧(森田彩華)が、倒れたひろみのために、おじやを持ってく
る。
 「ねぇ、牧。わたし、藤堂さんのこと、好き。でも、今はテニス、
上手くなりたいの」とひろみ。
 「両立出来ないの?」と牧。
 「わたしの片思いだし.....」とひろみ。
 「そうじゃないかもしれないよ.....」と牧。


 ひろみが早朝、自主トレしていると、藤堂がやってきて、「冷える
な」と声を掛ける。
 「そうですね」とひろみが答えて、二人はすれ違う。


 合宿から帰宅したひろみの様子が変。
 お菓子を持ってきた母・岡美智子(高橋ひとみ)に、「初恋って、
お父さん?」とひろみが聞く。
 「そんなはず、ないでしょ。高校の時、頭も良くて、スポーツもで
きて、藤堂さんみたいな人。でも、告白出来ずに終わっちゃった」と
美智子。
 「後悔している?」とひろみ。
 「なんでそんなこと聞くの?何か迷ったら、自分に正直に生きなさ
い」と美智子。


 太田が宗方を訪ね、宗方はひろみに特訓しているが、今まで優秀だ
った少女が、恋に溺れ、女故の弱さで、幾人潰れているのか、と諫め
る。
 「今、まさにその時を迎えている。オレの全部で、磨いてきた宝石
を」と宗方。


 朝、ひろみは藤堂に、練習の後で会いたいと言われる。

 今日の練習で宗方は、ひろみに一年男子・香月と試合をするように
言う。
 その試合を音羽京子(金子さやか)が見に来る。
 「ボールが重い。今までこんなの受けたこと無い。こんなに男子と
差があるのか.....」とひろみはコートで思う。

 だが、香月の余裕な態度に、「バカにしている。クソッ」とひろみ
は燃える。
 「今はきっとあなたが勝つ。でも、楽には勝たせない」とひろみは
思い、宗方の言葉を思い出し、ランニングショットを決める。相手の
打ち込んできた力を利用して攻めるのだが、そのためには、こちらの
体力も必要となる。
 「わかった。わたしのテニスは、女子のテニスを越えることなんだ。
テニス以外のことは忘れよう。もっと鍛えなければ」とひろみは決心
する。

 健闘虚しく、ひろみは負ける。
 「岡さん、負けたと思わないで。ボクも勝ったとは思わない。もし
あなたが男なら、オレも負けていた。すてきなプレーでした」と香月。
 見ていたみんなが、一斉に拍手する。

 「負けてしまいました、コーチ」とひろみ。
 「ああ」と宗方。
 「どんなにダメか、よくわかりました。もっともっと、しごいてく
ださい」とひろみ。
 「ああ」と宗方。

 帰り道で会った藤堂は、「強くなるんだよ、テニスで」と声を掛け
る。
 「え?」とひろみ。
 「テニスで自分を鍛え、テニスを高めていくんだ」と藤堂。
 「はい!」とひろみ。
 「握手しよう」と藤堂が手を差し出し、二人で握手する。
 「ボクは負けない。一緒に行こう、ずっと」と藤堂。
 「はい」とひろみ。

 お蝶夫人は1人コートに立ち、サーブの練習を始める。

 お蘭はコートに立ち、包帯をほどくと、サーブの練習を始める。

 藤堂と尾崎は打ち合い。

 ひろみはランニング.....


 ひみが講堂に駆け込むと、お蝶夫人、お蘭、藤堂、尾崎がいる。
 宗方がやってきて、「五人揃っているな。お前達は、全日本選抜ユ
ースの神奈川県代表として選ばれた。これからお前達が目指すのは、
世界だ」と言う。
 「わたしが世界を目指す!?」ひろみは当惑する。


寸  評  最近、原作マンガをコンビニで売っている1冊約500ページの
漫画本で読んでいます。3巻の半分過ぎ、というところです。
 遂に、神奈川県代表に選ばれるところに到達しました。原作では、
「ジュニア」となっているのを「ユース」にしたのは、時代の流れで
しょうか?
 でも、原作では選ばれるのは2年生になってからなのですが、この
ドラマ、1年での成長が原作の倍のスピード!原作でも驚きだったの
が。だから、原作では、1学年下の男子エース・香月とのゲームだっ
たのが、ドラマでは、同学年になってしまってますよね。
 ところで、最初の頃はアニメと平行して見ていたのですが、もう、
地上波ではアニメの再放送がなく、アニメではこのあたりのエピソー
ドを、どう描いていたのか不明です。

 ファンの方には申し訳ありませんが、最初「エースをねらえ!」は、
高校女子テニス部の物語だと思っていて、今更マンガやアニメを実写
にしたって、とバカにしていました。
 それがなかなか少女マンガ、とひとくくりにすることはできないほ
ど骨太で。それに、ドラマもマンガやアニメのファンを巻き込んで、
盛り上がっています。
 わたしの少し上の世代は、小学生の時、アニメを放送していて、そ
の時の思い出や、アニメに旧作と新作があることなどを熱く語ってく
れます。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 だいぶ遅くなりましたが、無事第五回を貸してくださった方がいて、こうし
て、配信することができました。ありがとうございます。

 あと、最近、配信で遅れていないのが、昨年暮れの「共犯者」の最終回です。
 そろそろ、DVDでも、レンタルされるかな?と思っているのですが、最近
忙しくて、ビデオ屋さんにも行けません。
 そのうち、再放送してくれると、それはそれで便利なんだけどな.....と思
っている今日この頃です。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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