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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/16 プライド (6)  2004/02/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/16 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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0. お知らせ
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 先週、やっと秋ドラマのプレゼントを発送し終わりました。
 もし、当選の通知を差し上げたにもかかわらず、プレゼントが届いていない、
という方がいらっしゃいましたら、大変お手数ですが、その旨をご連絡下さい。

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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル プライド
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 里中ハル(木村拓哉)
 村瀬亜樹(竹内結子)
 堀田大和(坂口憲二)
 池上友則(市川染五郎)
 兵頭雄一郎(佐藤浩市)
 安西容子(石田ゆり子)
 相澤百合(中越典子)
 島村真琴(佐藤隆太)
脚  本 野島伸司

あらすじ  島村真琴(佐藤隆太)が騒ぎながら部室に入ってくる。今日もグ
リーンモンスター(グリモン)が偵察に来ている、と。
 園田冴子(滝沢沙織)マネージャーがハルを呼び出し、何事か伝え
る。

 みんな気合いを入れて、試合に飛び出していく。

 ブルースコーピオンズ一同が、バー『フェイスオフ』に行くと、グ
リモン一同が来ている。
 グリモンには、大会四連覇がかかっている。センターフォワードの
山本玲志(山下徹大)の態度がとても不遜。玲志は、グリモンのオー
ナーの息子でもあるらしい。
 「負けて欲しいって言いに来たのか?」と池上友則(市川染五郎)。
 「頼んだら、負けてくれますか?」と玲志。
 「泣いて頼んだら」と友則。
 「目薬じゃ、ダメかな」と玲志。
 それ以降も玲志は言いたい放題。ホッケーは頭脳プレイ。だからブ
ルースコーピオンズのように突進して無駄な汗をかかない、と。

 そして玲志は用事は兵頭雄一郎(佐藤浩市)をスカウトしに来た、
と言う。兵頭は、ブルースコーピオンにはもったいないコーチだから、
と。


 里中ハル(木村拓哉)は村瀬亜樹(竹内結子)を車に乗せると、仙
台にいる母親が明日上京するという電話があったと、冴子から聞いた。
タイマンで会うと、恨み言を言ってしまいそうだから、一緒に付いて
きて欲しい、と頼む。
 亜樹が答えないでいると、「いいよ、忘れて」と言う。
 亜樹は、付いていってもいいと答える。きれいな人だろうから、興
味ある、と。
 「ただのおばさんでしょ」とハル。
 「ならいいけどね」と亜樹。


 兵頭は、安西容子(石田ゆり子)とその息子と食事をし、容子に就
職祝いを贈る。ハルと自分の仲を取り持ってくれた令も兼ねて、と。
 そして兵頭は、ハルが兵頭の心情に興味を抱いている。兵頭は、容
子には興味が無く、別の理由で帰国したのだが、その理由は今は言え
ない、と言う。


 ハルと亜樹が待つ喫茶店にハルの母・千恵子(松坂慶子)が現れる。

 亜樹は堀田大和(坂口憲二)に、「きれいな人.....ああいう人は
年取らないのね。生活感ないし」と千恵子のことを話す。
 「ぬかみそ臭くないって奴ね」と大和。
 亜樹はハルと千恵子の様子を話す。ハルはほとんどしゃべらず、千
恵子が一方的に話していた。ハルはデレデレしていた。2人の関係を
知らなければ、年の離れた恋人?と見える。

 「ある意味、焼き餅?」と大和。
 「なんか気持ち悪い。乳離れしていないみたいで」と亜樹。
 「してないんですよ。母親が出ていったのは、あいつが幼稚園生の
時ですよ。あいつはそれを必死で早回ししようとしている。普通の親
子に戻れればあつもきっと女性に対して、ビクビクしないで、普通の
恋愛ができる」と大和。

 千恵子は、ハルの兄はひどいことを言い、会ってくれなかった、と
言う。それに比べ、ハルは会ってくれて、こんなに優しくしてくれて
.....と言い、「恨んでない?」と聞く。
 少し考えたのち、「恨んでない」とハル。因みに、ハルの兄はもう
結婚していて、子供もいる。


 兵頭は、グリモンの挑発に乗らず、目の前の練習に集中しろ、と言
う。
 「グリモンにスカウトされたら?」との友則の問いに、「チャンピ
オンチームだ.....喜んで」と答え、真琴を慌てさせる。

 千恵子は亜樹と一緒に、ブルースコーピオンズの練習を見学。
 ハルのインタビューを見て知ったと言う千恵子に、なぜハルがイン
タビューを受けるのか、ハルの性格から考えてわからなかった。ハル
のあんな顔、初めて見た、と亜樹。
 千恵子は、ハルと会って、自分にもくすぐったい気持ちがした。ハ
ルには、こちらに一週間いられると言ったが、明日には仙台に戻らな
ければならなくなった、と言う。
 そして、「ハルはお母さん子で」と言う千恵子に、「なら、どうし
て出ていったんですか?」 と亜樹。
 「.....」千恵子は答えられない。
 「あ、ハルが許しているなら、いいんです」と亜樹。
 「安心したわ。ハルに、あなたのような人がついていてくれて。男
には女が必要」と千恵子。そして、何事かを亜樹からハルに上手く話
してくれるように懇願する。

 亜樹は、部屋に来ているハルに、突っかかる。
 「まどろっこしいんだけど。ハッキリ言ってよ」とハル。
 「お母さんには、もう、会わない方がいい。向こうには、向こうの
生活があるんだし」と亜樹。
 「なら、言うだろう」とハル。
 「今は出ていった時とは別の男の人がいるかもしれないし。昔のこ
と引きずっても」と亜樹。
 「オレ、気にしてないよ。お袋、何か言ってたのか?急に帰っちゃ
ったし」とハル。
 「それじゃ、ダメだ。凍っちゃった心溶かしたいなら、ちゃんと向
き合わなきゃ」と亜樹。
 「お袋に付き合って貰うの、別にお前でなくても、大和でも、真琴
でも良かったんだ」とハル。
 「そんならもう、何も言わない」と亜樹。

 ハルは何も言わずに出ていく。


 ハルが容子の代わりに、容子の息子を迎えに来る。容子が仕事で帰
れないからだ。ハルは容子の息子に、お昼の焼きそばを作ってやる。

 亜樹は昼休み、みんなに黙って、お金をおろしに行く。

 ハルは、容子の息子に添い寝しながら、千恵子に買って貰ったマフ
ラーをもてあそぶ。

 容子が帰宅し、ハルに何があったのか、聞く。彼女のこととか、と。
 「オレ、女子にも厳しいから。けど、オレ、ガキなんですよね」と
ハル。
 「それでいいんじゃない」と容子。
 「でも、みんな言うじゃないですか。優しくないとって」とハル。
 「そういう子って、ダメよ。自分に愛情がたっぷりあったら、相手
に優しさなんて、求めない。そんな子って、滅多にいないけど、見付
けられたらいいネ」と容子。


 相澤百合(中越典子)グリモンの玲志がお金持ちの息子と知って騒
ぐ。
 「大和にいいつけるよ」と石川知佳(MEGUMI)。
 「あたし、お金持ちでも、態度大きいのダメ」と百合。
 「どーだか」と知佳。


 ハルは千恵子を東京駅に送る。
 千恵子は、親子でも無理と思っていたけど、お金の工面(200万
円)してくれたことのお礼は、やはり言いたい。亜樹には、照れくさ
いからと、止められていたけど、と言う。
 それを聞いたハルが、突然、手のひらを返したように、よそよそし
くなる。
 「会いに来たのは、お金のためだけじゃないから」と千恵子。
 だが、ハルは何とも言わない。

 ハルの車を降りた千恵子は、振り返らず駅へ向かう。

 だが、やがて車を飛び降りたハルは、新幹線の駅に駆け上がろうと
して、千恵子が男に紙袋を渡しているところを見てしまい、足を止め
る。
 ハルに気付いた千恵子は固まる.....
 やがてハルは、千恵子に買って貰ったマフラーを振り、千恵子もハ
ルに買って貰った手袋をかざしてニッコリすると、新幹線に乗り、新
幹線は出ていく。
 だがハルは、ホームでしばらくじっとしている。


 暗いリンクの観客席に、1人座っているハルの所に、呼び出された
亜樹が近づく。
 「夕べのこと、謝りたくて」と亜樹。
 「オレも反省している。自分のお母さんのこと、いろいろ言われた
ら、頭来るよね」と亜樹。
 ハルは200万円を「立て替えてくれてありがと」と渡す。
 「もっとちゃんと口止めしておけばよかった」と亜樹。
 「お礼、言われちゃったよ。男が迎えに来ていた。オレの前とは、
全然違う顔しているっていうか、『女』だよね。でも、これでちゃん
と言えた気がする。『さよなら』って」とハル。

 ハルは亜樹を自分の部屋に招く。
 「くす玉でも用意しとけばよかったね。この部屋に入る最初の女子
だから」とハル。
 「わたし、怖くなっちゃった」と亜樹。
 「何もしないよ」とハル。
 「そうじゃなくて、女だから。いつか結婚する。そして、子供を産
むかも知れない」と亜樹。
 「Maybe.....そうだろうね」とハル。
 「わたし、母親になれるかな。特に、男の子の。こんなに心に刻み
込まれる」と亜樹。
 「そんな考えること、ないよ」とハル。
 「ハルは、泣き言言ったこと、ないでしょ。男の子はママに泣き言
言って、練習するのに、あなたにはそれができなかった」と亜樹はハ
ルの手を取り、そしてハルの頭を胸に抱き、ハルの頭をなでる。

 「わたしだったら、あなたを悲しませるすべてから守ると思う」と
亜樹。
 「亜樹はあきれるほどいい女だね」とハル。
 「『あき』の掛詞?」と亜樹。
 「やっちまったかね」とハル。
 そして2人は長く深くキスする。


 百合が大和に亜樹の『彼』がアメリカですごい賞を取ったと言って、
雑誌を見せる。彼とは、夏川啓介(谷原章介)。
 「帰ってくるのかも、亜樹の所に」と百合。


 ハルと寝た後、亜樹は不思議な夢を見たという。自分とハルはゲー
ムのキャラクターで、テレビの中にいた。でも、ゲームをしていた子
供がリセットボタンを押そうとしていた。亜樹はハルに何か言おうと
して、言えない。ハルが亜樹に何か言おうとしたところで、リセット
ボタンが押されてしまった.....。
 「そんなの、簡単じゃん。オレが亜樹に言いたかったことでしょ。
それは、『亜樹を愛している』」とハル。


寸  評  残酷ですが、ドラマとしては今回、面白かったです。
 単純に生き別れになっていた母と再会、では、ハッピーエンドにな
ってしまう.....
 母が会いに来た目的がお金を借りる(貰う?)ため。

 でも、ああいう時、男の人ってどうなんでしょうね。
 自分の母親が自分にお金を借りに来たのに、自分の母に対する幻想
を崩さないために、彼女がお金を渡してしまった.....自分に何も言
わずに。

 また、亜樹も悲劇ですよね。ハルと結ばれると、その時恋人が成功
して帰国するかもしれないという.....

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 最近、インターネットを使った、サイドビジネス、というのが紙面をにぎわ
すようになりました。
 例としては、月額いくら、と稼いでいる人が出てきますが、そうできる人は、
ほんのわずかでしょう。
 編集子自身は、現在当メルマガの編集長代理も務めているため、アンケート
のプレゼントの資金を集めなければなりません。でも、そう思っても、ネット
で稼ぐ、などというのは、ほとんどできないものですね。皆様には、時に広告
をお送りさせて頂き、恐縮です。この資金プラス寄付(編集子自身も寄付して
います)で、また、春ドラマのプレゼントを集める予定です。
 でも、その前に冬ドラマの当選者を決めなくては!(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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