メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2004/02/09 プライド (5)  2004/02/14


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/09 (Mon) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 月曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル プライド
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 里中ハル(木村拓哉)
 村瀬亜樹(竹内結子)
 堀田大和(坂口憲二)
 池上友則(市川染五郎)
 兵頭雄一郎(佐藤浩市)
 安西容子(石田ゆり子)
 相澤百合(中越典子)
 島村真琴(佐藤隆太)
脚  本 野島伸司

あらすじ  村瀬亜樹(竹内結子)、相澤百合(中越典子)と石川知佳
(MEGUMI)は、亜樹の家ですき焼きの準備。

 ブルースコービオンズのバスが、迂回経路を走っていると、堀田大
和(坂口憲二)の様子が変。
 里中ハル(木村拓哉)がカーテンを閉めてやる。
 バスが通り過ぎた道ばたに、花束が一つ。

 亜樹、百合、知佳、ハル、大和、池上友則(市川染五郎)、島村真
琴(佐藤隆太)は、すき焼きを食べている。百合の味が薄い(正確に
は味がない)ことで一騒ぎ。
 やがて、みんなもハルと亜樹のゲーム感覚のつきあいを心配し始め
るが、大和は、人それぞれなのだから、放っておけ、と声を荒げる。

 二人だけで残ると、ハルは、愚痴でも亜樹の心のバランスが崩れそ
うだということでも、何でも言って、と言う。
 「そうなったら、わたしたちの関係は?」と亜樹。
 「Maybe.....」とハル。

 百合は大和にに送ってもらう。百合は、実は料理下手なの.....と
味のないすき焼きを詫びる。
 「今度は、大和の家に呼んで」と百合。
 「散らかっているから」と大和は断る。
 「片づけ、得意だから」と百合。

 亜樹はハルに、大和がどうしたのか聞く。
 ハルは、帰りのバスが、いつもは通らない道を通った.....と言う
だけで、本当のことを言わずに帰る。


 安西容子(石田ゆり子)はハルに、兵頭雄一郎(佐藤浩市)がカナ
ダから帰ってくるのを待てずに安西健吾(時任三郎)と結婚してしま
った。だから、安西も容子も後ろめたさを感じている。兵頭は恋人に
も親友にも裏切られた人.....

 試合。
 大和は凡ミスをする。だが、兵頭はメンバー・チェンジせずに続行
させる。

 亜樹が大和に文句を言う。なぜ百合に別れ話を!?と。
 大和は、百合のことは好きだ。だが、自分は金持ちのふりをしてい
たからこそ、楽しかった、と。

 すき焼きを食べていた時、様子が変だと思ったけど、ハルは何も言
ってくれなかったという亜樹に、「言うと引いちゃうから」と大和。
 亜樹が重ねて聞くと、「オレ、人を殺しました」と大和。
 「ウソでしょ!?」と亜樹。
 だが、亜樹は大和の顔を見て、本当のことだと知る。


 大和は、事故現場に白い花束を投げるように置き、逃げる。

 ハルが亜樹に真実を語る。
 大和は高校生の時、バイク便のバイトをやっていて、飛び出してき
た男の子をはねて殺してしまった。
 男の子の両親は、「息子を返せ!」と大和に言った。
 それから間もなく、スケート靴も履いたことのない大和が入部希望
を出した。男の子はホッケーのジュニアチームに入っていて、将来は
アイスマンになるつもりだったので、彼の意志を継ぐつもりだったの
だ。12年前のことだった。
 「大和さん言ってた。ホッケーを愛してないって」と亜樹。そして、
「古き良き時代の人はこんな時に、どう言うんだろ」とハルに聞く。


 ハルは兵頭と飲む。
 兵頭はハルに、どこかに女を待たせているのか?それとも、男を待
っている女が気になるのか?いずれにしろ、待たせる男が悪いんだ。
オレはむしろ感謝しているよ。オレは、あいつと一緒になるつもりは
ないから と兵頭。
 「それはウソだね」とハル。

 亜樹が百合と知佳に、大和のことを話す。百合には重すぎたね、と。
 亜樹は、大和が「百合と付き合っている間だけ、忘れていられた。
偽りの、自分じゃなかったかもしれないけど」と言っていたことを付
け加える。

 ハルが大和をランニングに連れ出す。
 日が暮れても走り続け、やがてあの事故現場にたどり着く。
 逃げようとする大和にハルは、「お前は加害者なんだよ。被害者面
するなよ!こんなに詫びて頑張っているのに、どうして許されないの
かって。お前、ホッケー好きじゃないって言ってたよな。ホッケーの
方だって、そんなお前、好きになれないさ」と言う。
 大和が遂に本音を言う。
 「あの時、オレはスピードを出していなかった。あんな飛び出し、
誰だってよけられない。学校で同情してくれる奴もいたけど、陰では
自分じゃなくて良かったって思っているだけなんだ!」と。
 ハルは、「オレは事故を引きずっているお前を責めているんじゃな
い。本音を誰にも言わないお前を責めているんだ。人間は、人の悪口
やなんかを言って、ストレスを発散しているんだろ。ここからやり直
すんだ。そうしなけりゃ、お前はあの子の人生も、お前自身の人生も
生きていない。お前が、ドッシリとゴール守ってなけりゃ、オレ達も
安心してプレーできないんだ」と言う。

 そこにブルースコーピオンズのバスが止まり、みんな窓から顔を出
し、大和に声を掛ける。
 ハルはバスに乗って帰るが、大和はどうするか聞かれ、「オレは一
生許されないんだ!!」と叫ぶ。


 ハルが男の子の家に行き、男の子の位牌に手を合わせる。
 男の子の父親は、絶対許さないと言う母親に逆らって、ハルを座敷
に上げ、もう大和を許しているという。
 ホッケー自体激しいスポーツだが、実業団までやれるのは、ホンの
一握り。自分の息子が生きていても、実業団に入れたかもわからない。
最初は大和がどこまでやれるか、お手並み拝見と冷ややかな気分だっ
たが、ボロボロになってあそこまでやるのに、脱帽した。
 大和を認めている父親に対して、母親は「絶対許さない!」と怒る。
 「古き良き時代の母親としてはいいと思います」とハル。
 父親は、憎むのはずっと息子を忘れられずにいて、楽かもしれない。
だが、古き良き時代の亭主として、一度だけ女房に命令する。大和を
許してやれ、と。そして、ハルの決めぜりふ、「Maybe.....」と言う。

 事故現場のお地蔵さんの前には、パックが並んでいる.....ゆっく
り近づいてきた大和が、そっと花束を供える。

 百合がブルースコーピオンズのバスを待っていたが、大和は下りて
こない。
 やがてやってきたタクシーから、大和が降り立つ。
 百合は、「大和の力になることはできないけど、もし大和を悪く言
うような人がいたら言って。わたし、お料理よりも、片づけよりも、
人をけなすことが得意だから!」と言う。


 試合の観客席。亜樹と知佳は百合に、「今日は一段といい女!」と
言う。

 今日は同じ実業団のグリーンモンスター(略してグリモン)が見学
に来ている。
 兵頭は、グリモンが偵察に来るということは、ブルースコーピオン
ズを気にしていると言うこと。だから、みっともない試合はできない、
とハッパをかける。

 ハルは大和に声を掛け、今日はE74,E75に、大事な人が来て
いるから頑張れ、と言う。そして、母親が息子のお守りとして作った
ものを預かってきたと言い、大和の防具に付ける。そして、「今まで
大和を苦しめてきたのは、自分たちの方だった。もう許している」と
いうメッセージを伝える。

 試合。
 大和、ハルをはじめ、みんな頑張る。
 男の子の両親も、大和を応援。
 だが、グリモンの選手の1人は、耳にイヤホンをさしたまま、「つ
まらない試合だ」とつぶやくと寝てしまう。


 夜、ハルと亜樹は、あの橋の上にいる。
 ハルは、「オレ達、ハタから見たら、きっと似合いのカップルに見
えるよな。でも、本気にはなれない」と改めて言う。
 もし、亜樹がハルと付き合ったとしても、亜樹は戻らない亜樹の恋
人のことが気になってしまうだろう、と言う。
 だが亜樹は、その場になってみなければわからない、と答える。
 それに対してハルは、自分は亜樹を奪ってしまったことの罪悪感を
感じてしまうだろう。Maybe.....

 亜樹はちょっと早いけど、と、ハルにバレンタインのチョコを渡す。
 ハルは、チョコは自分たちの関係に似ているという。甘そうだけど、
Maybe.....本当はちょっとビター.....


寸  評  今回の最後のシーンは、ちょっと物語風でした。どういう意図で
しょう?
 「付き合っているけど、恋人になんてならない」という契約は所詮
成り立たない、とでもいいたいのでしょうか?
 これをターニングポイントとして、以降は、急速に2人の距離が縮
まってしまうのか、それとも、離れたままでいられるのか?予告では、
亜樹の恋人が帰国するようなことを言っていましたし。
 でも、個人的には帰国して欲しくないです。帰国したら、単なる三
角関係じゃないですか。

 それと、大和に、あんな無茶苦茶な過去があったなんて、驚き!!

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 また、大失敗をしてしまいました。
 「サッカー国際親善試合」の放送で、30分繰り下がるのに気付かなかった
ため、録画が前半30分しかできませんでした。
 どなたか、失敗せずに、後半30分も録画できた方、いらっしゃいますでし
ょうか?いらっしゃいましたら、助けて下さい......(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。