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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/05 エースをねらえ! (4)  2004/02/12


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/05 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル エースをねらえ!
局  名 テレビ朝日系
放映日時 木曜21時
キャスト 岡ひろみ(上戸彩)
 藤堂貴之(吉沢悠)
 竜崎麗香(松本莉緒)
 緑川蘭子(酒井彩名)
 尾崎勇(石垣佑麿)
 千葉鷹志(柏原収史)
 音羽京子(金子さやか)
 愛川牧(森田彩華)
 宗方仁(内野聖陽)
脚  本 瀧川晃代
 高山直也
 金杉弘子

あらすじ  お蝶夫人・竜崎麗香(松本莉緒)は、岡ひろみ(上戸彩)とダブ
ルスを組むことに対して、「お断りします」と言う。
 だが宗方仁(内野聖陽)コーチは、「竜崎、お前は岡を理解できる。
岡はお前に応えられる」と言うだけ。

 それからダブルスの特訓。
 でも、ひろみとお蝶夫人は、1つのボールを同時に追い掛け、ぶつ
かる。
 宗方は2人に、「シングルスではない。お互い相手に任せろ」と指
導。
 お蝶夫人は、「頭痛がいたします」と言って、帰ってしまう。

 音羽京子(金子さやか)は、宗方がひろみを下ろすわけはないから、
自分の手で下ろさせなければ、と思う。

 藤堂貴之(吉沢悠)は、心配する尾崎勇(石垣佑麿)と西高新聞部
の千葉鷹志(柏原収史)に、ひろみなら大丈夫だという。


 ダブルスの代表二組での練習試合。
 ひろみが集中的に狙われ、体にボールをぶつけられるが、点は取れ
ない。
 それを横目で見たお蝶夫人は、「苦しいでしょうね。でも、これが
あなたの選んだ道。同情はしないわ」と思う。

 愛川牧(森田彩華)が宗方に、ひろみに攻撃が集中することを辞め
させて欲しいと言うが、宗方は、それがテニスだ。ダブルスでは、片
方に攻撃を集中して、チームワークを崩すのは、よくある作戦だと言
う。
 苦しめ。より高く飛ぶためには、より低く身をかがめるしかない、
と宗方は心の中でひろみに言う。


 ひろみが、世も末のような顔をして石段に腰を掛けていると、加賀
のお蘭・緑川蘭子(酒井彩名)が通りかかり、「同情しないわ。あな
たには、テニスがあるじゃない。熱心なコーチがいるじゃない」と言
う。そして、自分の肩の包帯を見せ、全治二ヶ月、と言う。

 ひろみは、自分が四日間テニスを離れていただけでつらかったこと
を思い出す。


 練習。どんなに攻撃されても、ひろみは食い下がる。「テニスがで
きるだけで、幸せなんだから」と心の中で歯を食いしばる。

 ひろみは、藤堂・尾崎ペアのダブルスを見る。2人の息はピッタリ。
 ひろみがその秘訣を藤堂に聞くと、最初から息の合うペアなどいな
い。自分たちも最初は喧嘩ばかり。でも、相手に認められるには、相
手よりも練習するしかない、とアドバイス。


 ひろみは、手の豆を潰しながらも、まだ練習する。
 お蝶夫人に認められるには、お蝶夫人の何倍も練習しなければなら
ない。シングルなら、自分が負けるだけだが、ダブルスではお蝶夫人
の足を引っ張ってしまう.....と、思いながら。

 お蝶夫人は、父親に、宗方が何を考えているかわからない、と訴え
る。
 父親は、宗方は道理に合わないことはしないはずだから、従うよう
に言う。


 試合当日。
 宗方は作戦を授けた後、お蝶夫人には、ひろみをよくリードするよ
う指示。
 お蝶夫人は、「コーチがそうおっしゃるなら、従いましょう」と答
える。

 固くなっているひろみに藤堂は、ダブルスは2人でやるもの。相手
を信じるよう、言う。

 第一ゲームは、ほとんどお蝶夫人だけが頑張って、ストレート勝ち。
 だが、第2試合は、ひろみのミスによって、どんどん点を失ってい
く.....
 藤堂は、どんなに優れた選手でも、2人の息が合わなければ、実力
は半減、と言う。

 中休み。
 みんな口々にひろみの悪口を言う。
 「誰です?わたしのパートナーが動揺するようなことを言うのは」
とお蝶夫人は、声を荒げると、ひろみに向かい、「何です?あのプレ
ー。ミスを恐れるのではありません。コートには、あなた1人だけで
はありません。わたくしがいるのです。わたくしを信じなさい。あな
たがミスしたことを怒りません。力を出し切らないことを怒るのです」
と言う。

 3セット目の2人のプレーは、今までと違う。

 試合は順調に進むが、最後、ひろみは転んだ拍子に、膝を怪我する。
 お蝶夫人が助け起こそうとするより早く、宗方が駆け付け、ひろみ
を抱き上げる。まだ決勝が残っているから、無理するな、と。
 そんな宗方を、お蘭がにらんでいる。

 ひろみは家で、お蝶夫人に認められたことで、有頂天。


 宗方が家でくつろいでいると、チャイムが鳴る。
 お蘭が「仁!」と呼ぶと、テニスができなくて、狂いそう!と訴え
る。
 「オレに何ができる。オレはお前にラケットを握らせただけだ」と
宗方。


 決勝戦。
 宗方は、「いつも勝負を決めるのは1球。後のことは、考えるな」
と言う。

 決勝戦の対戦校・大原高のコーチは太田健作(甲本雅裕)。太田は
宗方と大学の同期。宗方ほどの腕ではないが、お互い手の内がわかっ
ているだけ、面白い試合となる。

 太田は作戦として、ひろみを叩くことを指示。
 宗方は、こちらの方がフットワークがいいのだから、とにかく動
け!と指示。

 ひろみは、自分にはお蝶夫人が付いている、と心強く思う。

 ひろみは途中で転ぶ。膝が痛い。
 宗方は、もう1セットをどうするかをひろみに決めさせる。お蝶夫
人は、無理をしないように言うが、ひろみは試合に出ることを選ぶ。
「わたし、絶対勝ちます」とひろみ。

 ひろみは痛みに耐えて頑張り、お蝶夫人もフォローする。
 「何がこの子をここまで頑張らせるの?あなたが痛みに耐えること
でテニスへの情熱を示すなら、わたくしは、勝って情熱を示すわ」と
お蝶夫人は思う。
 お蘭は、「勝ちなさい。コーチのために」と思う。

 ひろみの最後のショットが、ネットに当たるも相手コートに落ち、
西高が勝つ。
 お蝶夫人は、「よく頑張ったわ」とひろみを助け起こす。

 「2人とも、よくやったな。ひろみ、よく成長したな」と宗方。
 「ひろみとわたくしを組ませたのは、そういうことなのね。でも、
ひろみには支えてくれる人がいる。でもわたくしには」とお蝶夫人は
思う。

 帰り道、尾崎は藤堂に、ひろみはいつか好きな人ができたら、あん
な風に一直線に、と思うと怖い、と言う。

 尾崎はお蝶夫人に、「2人でお食事でも」と言って誘うが、お蝶夫
人、「車を待たせておりますので」と、断る。


 太田は宗方に、完敗だという。お蝶夫人は超高校級。ひろみは荒削
りながら、とてつもない素質を感じさせる。
 宗方は、「時々、怖くなるよ。オレなんかのような若いのが育てて
いいのかと思うと」と言う。
 「変わったな。お前の憎しみをすべてぶつけるようなテニスやって
いたのがな」と太田。


 ひろみが登校すると、牧が、京子がテニスを辞めると言っていると
言う。
 ひろみに対して、みんな、ひろみのせいで京子がテニスを辞めたの
だと非難。

 ひろみは、京子を呼び止める。
 「声を掛けないで。わたし、わかってたの。わたしがどれだけテニ
スを愛しても、トップに立てないの。それをあなたに思い知らされる
なんて」と京子。
 「ごめんなさい.....」とひろみ。
 「謝らないで!でも、1つだけ言っておくわ。あなたがわたしから
テニスを奪ったの。だから、強くなりなさい」と京子。

 そこに現れたお蘭にひろみは、どうしてテニスを始めたのか聞く。
 「強いて言えば、コンプレックスね」とお蘭。
 お蘭は、子供の頃から、背が高くて、それがコンプレックスだった。
だが、ある時であった男性が、その背の高さを、テラスに生かすよう
に言った。それからその人の教えるテニスに夢中になり、その人のこ
とも好きになった。
 でも、その人が異父兄と知り、テニスだけが残った。
 「あなたには傷ついている暇なんて無いわ。わたしの愛した兄・宗
方仁の選んだ人なんだから。兄は、渡しでもなく、お蝶夫人でもなく、
あなたを選んだのだから」とお蘭。

 ひろみは、宗方に、自分にはお蘭のようなパワーもないし、お蝶夫
人のような技術も無いが、強くなれるか聞く。
 「なぜ、鳥が空を飛べるか、わかるか?考えていたら、逆巻く風に
落ちてしまう」と宗方。
 「コーチ、緑川さんに緑川さんのテニスを教えたように、わたしに
わたしのテニスを教えて下さい」とひろみ。
 「よく言った。お前がそういうのを待っていた」と宗方。


寸  評  先週、アニメとこのドラマの違いを書きましたところ、実はその
シーンは原作に描かれていたと読者の方から教えていただきました。
ありがとうござまいす。
 最近見たのがアニメだったため、すっかりアニメに気を取られてい
ました。
 実は、原作を読んだことがないのです。子供の時出版されていたの
ですが、当時、マンガを読ませて貰えなくて.....
 再出版されたマンガを買うか、古本屋に行くか.....と思っていま
す。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 なかなか返信できないことが多くて申し訳ないのですが、読者の方からメー
ルをいただくと、とても嬉しいです。
 自分の知らないこともいろいろ教えて頂いております。

 今回、スポーツ関係が多くて、雑学には強い方菜のですが、スポーツが一番
苦手なので、苦労しています。(鈴木)

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