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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/04 それは、突然、嵐のように・・・ (4)  2004/02/11


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/04 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル それは、突然、嵐のように・・・
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 小川こずえ(江角マキコ)
 深沢拓馬(山下智久)
 小川日出男(柳葉敏郎)
 上島ゆきえ(木村多江)
 石倉喜代子(加藤貴子)
 臼井加奈(山田優)
 牧野佐保(綾瀬はるか)
 中村光三(竜雷太)
脚  本 金子ありさ

あらすじ  小川こずえ(江角マキコ)の携帯が電池切れを知らせる。
 夫・小川日出男(柳葉敏郎)が電話するが、でない。

 こずえは病院に駆け付けるが、特徴は言えるのに、名前が出てこな
い。やっと、「深沢拓馬(山下智久)」と思い出し、病室を教えて貰
う。

 病室に入るなり、こずえは椅子を蹴飛ばしてしまい、拓馬は目を覚
ます。
 心配するこずえに、拓馬は、「前髪、ちゃんとなってる?」「目は
二重になってる?」と聞き、鏡を借りる。そして、「ただの貧血」と
言う。

 そこに看護師が入ってきて、こずえに、「お母さん?それともお姉
さん?あ、おばさん」と言い、こずえは大ショック。看護師は、ダン
ス習ってみようかな?と言って出ていき、「ピンチをチャンスに変え
るとは、まさにこのこと。昔読んだ営業の本に書いてあったんだ」と
拓馬。

 そのころ日出男は、こずえが行方不明になったと帰宅し、一同唖然。

 こずえは、車を飛び出してきてしまったことを思い出し、頭を抱え
る。

 家族総出で、こずえを心配。仕事?人と会う約束?借金取りに追わ
れている?

 こずえが帰宅。ちょうど日出男が玄関にいた。
 「メシ、食ったか?」と日出男。
 「ううん」とこずえ。

 2人はうどんを食べに行く。
 「会社の呼び出しか?」と問う日出男に、「病院に行ってたの。知
り合いが倒れたって」とこずえ。
 「男か?」と日出男。
 「男っていうか.....」とこずえ。
 「やましいことがあるのか?」と日出男。
 「そんなこと、絶対にない」とこずえ。
 「ならいい」と日出男。
 「スキー、ごめん」とこずえ。
 「また行けばいいさ」と日出男。

 帰り道、「子供ができるまでは、オレ達、昔で言う『かすがい』が
ないわけだろ。見付ける努力しないとな、オレ達のかすがい」と日出
男。
 「ウン」とこずえ。
 2人は手をつないで帰る。

 帰宅すると日出男は、こずえが会社の知り合いが倒れて、急に呼び
出された、と説明。

 −−改めて、由梨子さん。わたしは、こんなにも温かいものを見失
うところでした。多分、何か感づいていて、それでも、何も言わない
この人を傷つけることは、しまいと思いました。


 会社でこずえは、「結婚指輪、しないんですか?」と聞かれ、もっ
と実用的なものがいいと思って、ペアウォッチにしたと、腕時計を見
せる。
 こずえの携帯が鳴る。病院からだった。

 拓馬は念のため、2,3日入院することになり、こずえが、必需品
を揃える。あとは保険証で、これはダンス教室オーナー・楠本藤一郎
(井上順)が持っていくが、荷物はこずえに頼む。緊急連絡先がこず
えになっているなら、こずえが持っていくのが、拓馬の希望だから、
と。
 加瀬啓介(勝地涼)はレッスン中で、牧野佐保(綾瀬はるか)は、
別の友達のところへ行っていて、結局、こずえが持っていくことに。

 病院の集会所に人だかりがしている。
 拓馬がダンスを教えていたのだ。
 荷物を持ってきたこずえに気付くと、「ありがとう。おばさま」と
声を掛ける。
 こずえは拓馬に、緊急連絡先を変えるように言う。

 病室に入ると、ナース、女医さん、他の患者さん、売店のおばさん
などなどから貰った花束が沢山。こずえにも、少し持っていくか聞く
が、「うちで売ってるし」とこずえは断る。
 拓馬は、それなら、と自分のお葬式の花を頼む。そういうお花って、
儲かるんでしょ、と。代金は口座から引き落としてくれればいいから、
と。

 こずえが、息子が倒れたら、ご両親がいの一番に飛んでくるので
は?と聞くと、「どこかで踊ってるんじゃない?」と拓馬。
 「ご両親、ダンサーなの!」と驚くこずえに、「それじゃなきゃ、
社交ダンスなんて、やるわけないでしょ」と拓馬。

 こずえが、買ってきたものを見せ、今はディスカウントストアで、
安くていいものがいくらでもある、と自慢すると、拓馬は自分の履い
ているパンツを少し見せて、「今は見せパン。雑誌社に勤めているな
ら、覚えておいた方がいいよ、オレらの文化。って言っても、バイト
か.....」と言う。
 そして拓馬は、こずえでなくても、もっと優しく、甘えさせてくれ
る女の子、いくらでもいるのに.....と残念がる。

 こずえは、それなら、煮るなり焼くなり好きにして!と言い、病室
を出て行くが、拓馬は、「それでも明日来て!」と最後に言う。

 帰りがけ、こずえは若い女性の見舞客とぶつかり、彼女が抱えてい
たカサブランカの花束を落としてしまう。

 加瀬が拓馬を見舞い、いつもと拓馬の様子が違うのは、こずえに恋
しているからでは?と聞くが、拓馬は、「いくらなんでも、年上過ぎ
るでしょ」とはぐらかす。でも、こずえには、普通女性にあんなに当
たらないのに、当たってしまう、と反省する。

 こずえは日出男に、流行の高いブランドのパンツをプレゼントする。
 「ディスカウントストアで、いくらでも安くていいものが売ってい
るのに」と言う日出男に、「それがかすがいかもね」とこずえ。
 日出男は、「明日、外でメシ食おう」という。仕事、早く切り上げ
るようにするから、と。


 こずえがおしゃれして出社すると、杉浦克己(小橋賢児)が、「じ
ゃあ、飲みに行く?」と声を掛けてくる。
 「主人と、銀座でデート」とこずえは断る。

 楠本がこずえを訪ねてきて、拓馬の力になってやって欲しい、と頼
む。
 拓馬は普段、弱音を吐いたり、甘えたりしない。そういうことがで
きるのが、こずえに対してだけだから、と。
 そして、ダンス教室の券をお礼に渡す。

 楠本はこずえに、拓馬の病気は、肺気腫で、生活には支障が無いが、
ダンスは年々踊れなくなっていく。この病気を知っているのは、本人
以外は、楠本と、今話したこずえだけだと言う。

 こずえが拓馬が入院している病院へ行くと、いない。
 もっと精密検査をするために、転院したという。

 こずえが転院先を訪ねると、拓馬の病室は豪華。
 拓馬はこずえの渡したパジャマを着ている。
 「これしか着るものがなくて」と拓馬は憎まれ口を叩き、体を心配
してこずえがGジャンを羽織るように言っても、パジャマと合わない
から、と着ない。
 そして拓馬は、初めてこの病気になったのは、高三になって、友達
とカラオケに行っていた時。
 その後、ちょくちょく倒れるようになって、小さな大会の出番直前
に倒れたら、まわりから人がいなくなっていた。でも、もう、気持ち
の整理はつけたから、と。

 こずえは、病室に昨日のカサブランカが活けてあるのに気付く。
 そして、花束の送り主の若い女性が見舞いに来る。
 彼女は、拓馬にGジャンを羽織るように言い、拓馬は素直に羽織る。
 そして彼女は紅茶の缶を取り出し、「ポット、ないの?」と聞く。
 こずえは、彼女が持ってきた紙袋の中に、拓馬の趣味に合いそうな
高級なパジャマが入っているのに気付くと、気を利かせて病室を出て
行く。

 こずえが銀座へ向かおうとすると、日出男が電話で、急に仕事が入
ってしまったから、今日の夕食は一緒に行けない。この埋め合わせは、
必ずする、という連絡をしてくる。

 こずえは、ビールとおつまみを持って、勤務先の出版社へ行く。杉
浦からの依頼だった。
 杉浦は、1人で飲んでいたら、寂しくなって、と言う。

 杉浦は、妻とは離婚しようと思っているので、帰りたくないのだが、
子供はかわいくて.....と言う。
 子供もいるの!と驚くこずえに、「できちゃった結婚じゃなきゃ、
結婚するわけないでしょ。オレ、まだ、24だよ」と杉浦。
 「待っている家族がいるなら、早く家に帰ろう」とこずえは杉浦を
促す。

 こずえは、チケットを返しにダンススクールに行くが、そこでは、
拓馬が1人、踊っていた。
 こずえは拓馬が退院したのか聞くが、拓馬がGジャンの下にパジャ
マを着ているのに気付く。
 「案外、着心地いいね」と拓馬。

 拓馬は、最近調子が良かったので、ダンスができるかと思ったが、
これでもう、ダメだろうという。
 そして、時々、優勝した時のことを夢に見る。最後の方は、目もか
すみ、音楽も聞こえないぐらいの興奮。気付いた時は、ダンスは終わ
っていた.....

 こずえは、緊急連絡先は、自分のままでいい。退院するまで、全部、
面倒見てあげる、と言う。
 そして、ダンスをやってみようかな、と言い出す。その興奮を自分
も味わってみたい。純粋に、習い事としてダンスをやってみたい。幸
い、無料チケットも貰ったし....とはしゃぐ。

 こずえは、どうしてそんなに悟っていられるのか?自分なら34だ
けど、病気だと知ったら、酒飲んで大声で泣き叫ぶだろう、と言う。
 拓馬は、こういう時考えられる周囲の反応は、3つある、と言う。
同情するか、励ますか、突き放すか、だと。
 「かわいくない!」とこずえ。
 それをきいて拓馬は、こずえの反応はいつも予想外だ、と楽しむ。

 拓馬は、こずえの手を取る。
 こずえが足を引き、踊ろうとすると、拓馬はこずえと組んでいた手
を離し、二人は抱き合う.....

 でも、すぐにこずえは体を離し、レッスンなら退院してからでいい、
と言うと、拓馬をタクシーに乗せる。
 拓馬は、タクシーから、歩いて帰るこずえを、名残惜しそうに目で
追っていた。


寸  評  いよいよ、二人は、一線を越えてしまうのでしょうか?
 でも、ちょっとこずえがダンス始めてみようと決心するところの流
れが強引だったように感じます。
 拓馬の病気が肺気腫だったとは。
 それでダンスに出るかどうか決めていなかったのですね。こずえは、
そんな拓馬に出場を迫ってしまったことを謝らないのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 よく取り上げられていますが、最近の百円ショップの充実ぶりは、目を見張
るものがあります。
 気が付いてみると、自分の部屋のかなりのものが百円ショップでの購入品に
なっている気がします。
 でも、段々百円ショップが当たり前になってくると、たまに、50円で売っ
ていると嬉しくなります。
 もう、いろいろなものが百円で買えるのが、当たり前になってきつつあるん
ですね。(鈴木)

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