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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/02 プライド (4)  2004/02/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/02 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル プライド
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 里中ハル(木村拓哉)
 村瀬亜樹(竹内結子)
 堀田大和(坂口憲二)
 池上友則(市川染五郎)
 兵頭雄一郎(佐藤浩市)
 安西容子(石田ゆり子)
 相澤百合(中越典子)
 島村真琴(佐藤隆太)
脚  本 野島伸司

あらすじ  園田冴子(滝沢沙織)マネージャーがみんなに集まるように言う。
 里中ハル(木村拓哉)のインタビューの放送を録画したビデオ。
 ハルは照れるが、みんなモラルが上がる!と盛り上がる。

 村瀬亜樹(竹内結子)と石川知佳(MEGUMI)もビデオを見ていて、
亜樹はビデオを消去しようとして知佳が必死に止める。

 練習を終えた一同が体育館を出ると、数人の女性が近づいてきて、
そのうちの1人がハルを呼び止める。みんなは、ハル目当ての獲物だ
と騒ぐが、女性はハルの頬に平手打ち一発。

 ハルたちと女性たちは、バー『フェイスオフ』で対峙する。
 謝れ、と言う女性たちに、「女の子に謝る趣味ない」とハル。
 そこに亜樹たちが来る。
 その女性たちは、女性たちの友人、平田真理子(水川あさみ)が妊
娠したと言い、亜樹は「エーッ!」と驚く。そして、「責任取って結
婚したら?」と言う。そして、「この人、軽そうに見えるけど、中身
は詰まっている」と亜樹。
 女性たちはその相手の男の名を、『里中冬樹さん』と言う。

 ハルが「えっ!?」と驚くと、真理子が指さしたのはなんと池上友
則(市川染五郎)で、偽名で遊んだのだ。「最低ー!」と知佳。
 そして、みんな友則を残して飲み直しに行く。

 友則は冗談を言って逃げようとしたが、許されない。

 ハルの車に亜樹は乗り、誤解解けてよかったね、と言う。ハルは、
亜樹が『外は軽そうでも中身は詰まっている』という言葉にジーンと
来たという。
 亜樹が途中からその相手がハルではないと思い始めたのは、その子
にしていたら、自分にも同じことをしているはずだ、と思ったから、
と言う。
 ハルは、亜樹にはそういうことはしないという。
 「魅力ないからでしょ」と亜樹。
 「亜樹は黙ってハッパが紅くなっていくのを眺めているような子だ
から」とハル。そして、今でも橋に行っているのか聞き、「おととい
も」と亜樹。
 そして亜樹は車を降りる。

 部屋に入った亜樹は、「これはゲームなんだから」と自分に言い聞
かす。


 友則は、その子はお金で片が付くと言い、そのお金を渡すのに付き
合ってくれ、とハルに頼む。

 堀田大和(坂口憲二)は、金で解決することに、腹を立てる。
 大和の腹立ちは、ハルにも向かう。島村真琴(佐藤隆太)が退部さ
せられそうな時には何も言わなかったのに、友則の時ばかり相手をす
る。もしかして引退後、友則の父親の会社に入れて貰おうと考えてい
るんじゃないのか?と。
 ハルはキレて、「オレが誰にでも口きかなければならないのか
よ!!」と言い、大和の痛い点−−友則に車を借り、金持ちの振りを
していること−−を突き、2人は対立。
 友則が2人に冗談を言い、ハルは友則と行く。

 待ち合わせの場所はクラブ。


 亜樹は大和に、大和の方が狡いという。引退後のことを考えてるな
んて!と。
 大和はデートのために、軽自動車をレンタルしてきていた。

 そこに友則がやってきて、自分の外車のキーを渡す。
 相澤百合(中越典子)に全部話すから、と大和は断るが、友則は自
分は知佳に貧乏人と言っているから、軽自動車に乗るという。


 ハルは、安西容子(石田ゆり子)の息子に、背番号16のユニフォ
ームを贈る。そして、今月のお金を渡す。
 容子は、「もうやめて。就職、決まったから。兵頭さんに紹介して
貰って」と言う。

 そこに兵頭雄一郎(佐藤浩市)が来て、ハルに、他人に干渉するの
はやめるように言う。
 「他人?」と気色ばむハル。
 兵頭は、他人を真剣に愛したことがない奴が、人のこと言うな!と
言う。
 容子は、「やめて!」と叫ぶ。
 ハルは容子の息子を促して、リンクへ向かう。

 容子は兵頭に、「あなたも人を真剣に愛したこと、あるの?」とい
う言葉を投げる。


 友則は、真理子の男友達に、ボコボコにされるが、「金持ちって、
意外とケチなんだよね。お前たちには、一銭も出さない」と、憎まれ
口をきき、更に蹴られる。


 ハルが亜樹を訪ねてくるが、亜樹は若いのに引退後のことを考えて
いる狡い奴は嫌いだ、と中へ入れない。
 ハルは友則のことを教える。
 友則は、金持ちのボンボンに見えるが、きっと父親の会社は継がな
いだろう、と。母親が二号さんで、未だに認知されていない。それを
知った時ぐれて、暴走族にも入ったが、ホッケーに出会って、ハルと
同期で入団した。
 入団したての頃は散々やり合ったが、男にはそうやって理解し合う
ことがあるという。

 いつしか亜樹もハルの話に聞き入っていて、やがてドアを開け
る....


 友則は傷だらけの顔で、屋上の端に立ち、万札をヒラヒラと舞わせ
る。

 真琴がフェイスオフのトイレで、一時間も友則が出てこないと心配
している。
 ハルも来て、トイレのドアを蹴り開けると、中で友則がうめいてい
る。
 ハルが友則のシャツをめくると、腹が紫色になっている。
 真琴は慌てて救急車を呼ぼうとするが、友則は止める。チームに迷
惑を掛けるから、と。そして退部すると言うが、ハルはそれを止め、
友則に肩を貸す。
 真琴は大和を呼び出す。

 ハルは友則を自分の車に乗せる。その車には亜樹も乗っている。
 友則がお金で解決しなかったのは、あの女の仲間は表向きは学生サ
ークルで、裏ではもっぱらカツアゲをしていたからだ。亜樹が付いて
きたのは、もしもの時、証人も必要だろうと思ったからだった。

 2人は、出会った頃の話を亜樹にする。
 ハルの喧嘩は強かった。でも、友則が怖いのは、何度倒されても、
起きあがること。友則は族時代、喧嘩に負けたことがなかったから、
それが『プライド』と。

 大和がみんなに言う。今まで友則はホッケー辞めたら、父親の会社
を継げばいい。だからホッケーも、友則だけ、ファッションのように
やっていた。そんな友則にハルが力を貸すのは、友則にすり寄って、
引退後は友則の父親の会社に入れて貰いたいと考えているからだ、と
言われていた。でも、本当にそうだろうか?金持ちのボンボンが遊び
で折るには、ホッケーは激しすぎる。そこにハルが友則に味方する何
かがあるのだろう、と。

 クラブに着き、ハルが友則に肩を貸す。亜樹も友則を支える。「古
き良き時代の男たちって感じだもんね」と亜樹。

 友則は、要求が大金過ぎる、と言う。
 傷ついたのだから当然、と言う真理子に、ハルが、「会ったその日
にお持ち帰りされるような女に、『傷ついた』なんて言う権利はない」
と言う。

 亜樹は真理子に、「一緒に病院行こう。わたしたちにも知る権利が
ある」と言うが、真理子は、「バッカみたい」と薄ら笑い。
 妊娠は狂言だったのだ。
 亜樹は一歩前に出ると、真理子の頬を平手打ちし、「そんなの、女
のつくウソのうち、最低のウソだわ!あなたたちのやっている合コン
なんて、気持ち悪い。古いって言われてもいい。女なら、出会いに運
命求めなさいよ!」とどなる。

 男が亜樹を突き飛ばし、ハルが亜樹を助け起こす。

 三人は引き上げようとするが、ハルが最後に振り返り、「お前、男
のくせに、女に手を出したな!」と言うと、男は小馬鹿にして、ハル
の頬を手でピシャピシャと叩く。
 ハルは男に頭突きをくらわせ、男は倒れる。

 男の仲間は、自分たちは200人いるんだぞ!とすごむ。

 そこに、大和たち部員一同が入ってきて、みんなで喚声を上げると、
学生たちに突っ込んでいく!


 容子は兵頭に、もう電話してこないで、と電話で言う。自分や安西
健吾(時任三郎)やハルのような弱い人間は、愛を語って生きていこ
うとする。強い人間の兵頭には、わからないのかもしれないけど、と。
そして、自分が兵頭の帰国を待てずに安西と結婚したことを恨んでい
るなら、謝るわ、と言う。
 兵頭は、「待たせた男が悪いんだ」と言う。


 翌日の試合直前の部室。みんな方々怪我している。
 「そんな体で勝てるの?」とびっくりする冴子に、「オレ達、勝ち
ますよ」とクールなハル。
 兵頭はハルに、「オレも真剣に人を愛したことはないらしい」とハ
ルに言う。
 驚く一同に、「新しい戦略」と兵頭。

 リンクに出ると、友則は懲りずに観客席の女の子を物色。
 白いセーターの彼女は、思いこんだら一筋。あんな子は手放すなよ、
とハルに言う。白いセーターを着ているのは亜樹。

 試合開始。


寸  評  亜樹は、本気でハルを好きになっていっているのでしょうか。ハ
ルも亜樹に真剣になり始めているように見えますが、どうなのでしょ
うか。
 また、気になっていたら、やはり、兵頭と安西は、容子を巡る恋の
ライバルでもあったんですね。

 気になるのは、ホッケー部一同、学生たちと乱闘していましたが、
よくあれで出場停止にならないもんですよね。
 兵頭が、容子の一言で変わっていくようですが、どうなっていくの
でしょうか?

 さすが、野島脚本、登場人物が、それぞれに過去を背負っているよ
うです。月九と過去−−これからどのような展開になっていくのか、
楽しみです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 東京近辺は、今年になって、ずっといい天気が続きます。冬だといっても、
太陽さえあたれば、これだけ暖かいというのが嬉しいですね。同じ大都市でも、
ニューヨークは、よく雪が降るそうですから、それから考えると、東京は住み
やすい都市でしょうか。
 と、いろいろ書きましたが、雪の降る地方の方、ごめんなさい。きっと、雪
が降るところは降るところで、いいことがあるのでしょうね。でも、編集子は、
寒いのが苦手なので.....(鈴木)

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