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タイトル:Daily Drama Express 2004/02/01 砂の器 (3)  2004/02/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/02/01 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル 砂の器
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 和賀英良(中居正広)
 成瀬あさみ(松雪泰子)
 今西修一郎(渡辺謙)
 関川雄介(武田真治)
 田所綾香(京野ことみ)
 吉村雅哉(永井大)
 唐木イサム(松岡俊介)
 宮田誠(岡田義徳)
 扇原玲子(佐藤仁美)
 田所重喜(夏八木勲)
 麻生譲(市原正親)
 三木謙一(赤井英和)
 本浦千代吉(原田芳雄)
脚本  龍居由佳里

あらすじ 和賀英良(中居正広)は崖から飛び降りようとした成瀬あさみ(松
雪泰子)を助けた。宿命にもがき苦しんでいるあさみを見た英良は、
遠い日の自分を見ていたのだ。
英良は「宿命は変えられる。もう一度生まれ変わればいい」とあさみ
に言った。

翌日、英良はあさみを助けたことを後悔していた。
あさみは殺害当日に会った唯一の目撃者。殺そうとあさみの故郷にき
たのに、なぜ助けてしまったのかと自分に何度も問い掛けていた。
あさみは、英良に助けてもらったお礼を言うが、英良は「人として心
配だっただけだ」と言い去っていく。

あさみは英良が忘れて行ったライターを手に、もう一度実家へ向かう。
そして義父の抵抗にも負けず実家へ乗り込み、母の骨壷から骨をひと
かけら持って帰る。

東京に戻ると田所綾香(京野ことみ)が家で待っていた。連絡をして
も通じないと彼女に言われ「曲のことを考えていた」と答えた。
英良は綾香の父親から呼び出され、知り合いが主催するピアノコンサ
ートに出て欲しいと頼まれた。英良は快く頼みを受けるが、その会場
はなんと三木謙一(赤井英和)を殺害した現場のすぐ近くの蒲田だっ
た。

コンサート当日。
蒲田に向かう英良は恐怖に怯えていた。全くの別人が三木に見えたり、
ガードマンが警察官に見えたりしてしまう。

扇原玲子(佐藤仁美)から連絡が入り、英良はこの間渡した物を燃や
したか聞いた。玲子は「もう。燃やしたわ」と言った。しかし、玲子
は燃やすことが出来ずに血で染まり細かく刻まれた白い生地があった。

その夜、英良は魘されていた。そして「何度来ても殺してやる…」と
つぶやいていた。
その時、英良の携帯がなる。相手はあさみだった。あさみは宮田誠
(岡田義徳)に英良の携帯番号を聞いたのだった。
英良は呼び出され、あさみが待っているバーに英良が行くと、あさみ
はライターを返しお礼を言った。あさみは「あなたはいつ生まれ変わ
ったの?」と聞くが、英良は「僕は君みたいに悲惨な宿命を背負った
りしない。人の人生を、勝手に自分と一緒にするな」と言いバーを出
て行った。
英良を怒らせてしまったと思ったあさみは、英良を追いかけ謝った。
そして最後に手を差しのべた。あさみと英良が握手をすると、あさみ
は「温かい。母の手みたい」と言った。

今西修一郎(渡辺謙)は岡山と東北弁の謎が解らず、国立国語研究所
を訪れた。そこで、岡山の一部で東北弁と似た発音をする「出雲弁」
が使われていることを知る。そのことから、色々な地図を広げ出雲付
近を確認した今西が見つけたのは『亀嵩』という地名だった。

ある日、英良がいつもの公園で夕日をみていると、あさみがやってき
た。
そして英良にあさみは「私には、もう一度生まれるなんて出来ない。
自分を消すことなんて出来ないから。私は私をあきらめたくないから、
もう一度やり直してみる」と言った。

『彼女のまっすぐな眼差しが眩しかった。彼女は遠い日の僕が選ばな
かった道を歩き出そうとしていた。僕はもう、その日に戻ることはで
きない。戻るつもりもなかった。ただ、彼女と並んで見る夕焼けの海
に、僕の胸の中に、どうしようもなく悲しみがこみ上げていた。』


寸  評 どんどん英良が精神的に追い詰められていくのが解ります。
些細なことでも気になる。「大丈夫だ」と自分に言い聞かせても気に
なってしまう。そんな様子がすごく現されていました。
私だったら…耐えられないなぁ。

執筆者  西脇(chie_disneylove@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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英良とは違うけど、私も精神的に休まる時間がなく疲れてしまっています。
何処か遠くの温泉にでも行きたいなぁ。(西脇)

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