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タイトル:Daily Drama Express 2004/01/30 奥様は魔女 (3)  2004/02/06


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/01/30 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 奥様は魔女
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 松井ありさ(米倉涼子)
 松井譲二(原田泰造)
 佐々木倉子(冨士眞奈美)
 佐々木周三(マギー司郎)
 野茂詩織(石川亜沙美)
 長谷川洋美(青木さやか)
 ダリア(夏木マリ)
 鈴木一夫(竹中直人)
脚  本 後藤法子

あらすじ 「結局お母様は披露宴に来てくれなかったね」「“さくらんぼ”お
ば様も」「でも、幸せ」 ちゅっ☆

「朝っぱらから脳みそとけてるんじゃないの?」二階から二人のアツ
アツぶりをみてダリア(夏木マリ)はぼやく。

『奥様の名前はありさ(米倉涼子)、だんな様の名前は譲二(原田泰
造)。ごく普通の二人はごく普通の結婚をしました。ただ一つ違って
いたことは奥様は魔女だったのです…』


朝、いつものようにありさは譲二の鞄を手に「ダーリン陳健一さんの
店知ってる?」「俺辛いの大好きだから今日行ってみる?」玄関先で
外食の約束をする。部屋に譲二の携帯をありさが取りに戻る。玄関の
外では異様な物音がする。譲二がドアを開けて確認するが誰もいない。
「じゃあ行って来る」ありさは携帯を譲二に渡すといってらっしゃい
のキスをする。

玄関の外に出るとそこにはピンクの手袋が片方落ちている。


「今日こそお向かいの悪事をあばいてやるんだから」双眼鏡を新しく
した向かいのマンションの佐々木倉子(冨士眞奈美)はベランダに出
てお向かいを覗こうとする。すると、大きな物音がし、ベランダをふ
とみると、植木鉢の上にピンクの頭をしたおば様が…

「あーたあーた」だんなを呼びに戻ったお向かいのおばさんはだんな
の周三(マギー司郎)を連れてベランダへ出ると壊れた鉢しかなく、
ピンクの頭のおば様はいない。だんなに病院へ行ったらどうかと言わ
れる。しかし、壊れた鉢と共にグレイの帽子が落ちているだけだった。


会社への途中譲二は鈴木部長(竹中直人)に会い、披露宴のお礼を述
べる。鈴木部長は妻のエミリの喜びを我が事のように喜び譲二に語る。
すると頭上からピンクの手袋の片手が降って鈴木部長の頭に落ちる。
譲二は自分が玄関先で拾った手袋と同じ手袋を手にする。

「何よこれー」会社へ急ぐ譲二と鈴木部長の頭上には建物にひっかか
ったピンクの頭のおば様が…


「あら、ママいらっしゃい」披露宴を遠慮してくれたダリアにありさ
は機嫌がいい。「新郎はチンパンジーだし、仲人はゴリラだし・・」
披露宴のつまらなさを延々と述べようとするが、ありさは披露宴の夜
のことを思い出し、ソファに転がって喜ぶ。「ふん」といいダリアは
消える。


「予定より遅れていますね」イラブ広告へ現れた、NOMOフーズの
野茂詩織部長(石川亜沙美)はデザイナー、コピーライターの解雇を
ちらつかせながら作業の遅れを指摘する。ミーティング室へ先に入っ
た野茂部長に、部屋にいたダリアが何か魔法をかける。ミーティング
室から出て来た詩織部長は「あなた以外はずしていただけますか?」
と譲二だけをミーティング室へ入れる。部屋の外では心配する秘書の
木田(塩谷 瞬)や、口応えしたからだという鈴木部長や長谷川(青
木さやか)が見守っている。

「やっと二人きりになれたわね?譲二さん」「譲二さん?」「仕事を
しているときはとってもワイルド。夜もワイルドなのかしら?」いき
なり親しげな様子の詩織部長に譲二は驚く。「陳健一さんのお店でと
っても辛い麻婆豆腐を出してくれるらしいわよ」詩織部長は譲二を夕
食に誘う。断ろうとすると「契約はなかったことにさせてもらいます」
と仕事をちらつかせる。

「今出ようと思ったとこ」譲二はありさに夕食の約束の取り消しの電
話を入れる。とっても残念そうなありさ。「仕事仕事という男にかぎ
ってたいしたことしてないわね」せっかくの予約だったため、ありさ
は現れたダリアを誘う。ダリアは承諾し、一足先に消えてしまう。あ
りさはその後を追いかける。

「ありさ!ありさ!」ベランダに現れたピンクの髪をしたおば様はあ
りさが部屋から出て行こうとするのに驚き窓を叩く。
「うーんうーんー古今東西の鍵の神を開かせたまえー」窓越しに魔法
をかけると、ありさの家の中の引き出しという引き出しが開く。

譲二が詩織部長と二人で行きたくないため、同僚の長谷川も一緒に食
事へ行こうと誘う。「クライアントが二人っきりてご指名してるんだ
よ」ビックチャンスだと鈴木部長は譲二に二人っきりで行くように命
令する。

「失礼します」「まずは乾杯」陳健一のお店で中華料理を目の前にし、
譲二は詩織部長と乾杯をする。
「お待たせ」「遅い」ありさも、陳健一のお店でダリアを待っていた。
「ここの中華食べたかったのさー」いつもは人間の作った料理なんて
って言ってるくせにー、ありさに指摘されながらもダリアは店内に入
って行く。ありさが奥へ入って行くと店内に譲二と詩織部長の姿が…
「偶然だねー」ダリアが仕向けたのにもかかわらず、偶然のように言
う。ダリアが口を動かすと、ありさの見ている前で詩織部長が譲二の
口に肉まんを運ぶ。

「たいしたダーリン様だよ。この間は朝帰りしたと思ったら、今度は
“あーーん”」食事もせずに店を出て、ありさは歩く。「急用思い出
したから一人で食事してください」ダリアに言うとありさは一人でゲ
ームセンターへ行く。

「なんなの誰なのあの女。バカヤロー」もぐらたたきゲームに譲二の
顔を思いうかべ思いっきり叩きつける。


「ありさー」ありさがマンションに戻ろうとすると譲二も丁度戻ると
ころだった。「今日はごめんなさい。得意先の部長に捕まったんだ。
今どっかで食べて来たの?」「一人で食べても美味しくありません。
怒ってません」譲二の方を向き言うがあきらかにありさは怒っている。
譲二が食べて来たご飯が陳健一の店で、その得意先の部長が若い女の
子でよっぱらっちゃってるみたいで・・と譲二は誤解を解こうと一生
懸命話す。譲二が嘘をついてないとわかりありさは、腕を組んで譲二
と一緒に家に入る。

家に入ると部屋があらされている。窓もはなたれていて、泥棒と思っ
た譲二は警察に電話をしようとする。「泥棒?えっどこに?」ピンク
の髪のおば様が。そのおば様はありさのさくら(岸田 今日子)おば
様、ありさの披露宴にかけつけたのだが間に合わなかったのだ。窓が
開かなくて他のところが開き、今度は窓は開いたけど閉まらない、分
厚い魔法の本を読みながらさくらが出てくる。譲二は魔法ではなく手
で閉めればいいと開きっぱなしの引き出しを閉めようとするが閉まら
ない。ありさに魔法はかけた本人しか解けないと説明してもらう。本
を読み終わりさくらが魔法をかける。引き出しや窓が突然閉まり、譲
二の指が挟まってしまう。

さくらが南の島に不時着したり、玄関まで来たけど入れなくて、お向
かいのベランダに素通りしたと話しを聞くと、譲二は鞄に入れていた
ピンクの手袋を差し出す。やっぱりそれはさくらの手袋だった。帽子
を探すがないのでさくらは魔法で取り寄せる。グレイの帽子はお向か
いのおばさんの隣にあったが、空中に浮き上がり窓から外へ出てさく
らの手元に戻って来る。

「うちは魔法が禁止なんだけどなぁ〜」譲二は言い残し二階へ寝に上
がって行く。背広を脱ぐと突然現れたダリアが魔法をかけ、譲二のY
シャツに口紅をつける。ありさは驚きの目で口紅をみる。

「ありさ。なんなの魔法禁止って」二人で約束した魔法禁止をさくら
へ説明する。「ダリアはかんかんでしょ?」下等動物との結婚なんて
と反対されていることを話すが、それでもありさは幸せだと言う。
「さくらおば様はいつだってありさの味方よ」

「いってらっしゃい」いってらっしゃいのキスはなし。それに不満そ
うに譲二は出て行く。さくらおば様が顔を出し、譲二の後をつけよう
とウキウキする。監視するみたいで気がすすまないありさと消える。


「松井ちゃん松井ちゃん」譲二が会社に現れると、鈴木部長が嬉しそ
うに声をかけてくる。夕べの野茂詩織部長との食事の内容を聞こうと
すると、午後からの打合せ予定の詩織部長がやってくる。「まてなく
て来ちゃった」譲二を追いかけて来た、ありさとさくらは会社の絵の
中からその様子をみて、さくらが詩織に魔法をかけ恋心を止めようと
するが、詩織の声が出なくなる。次に魔法をかけると、鈴木部長の声
と詩織部長の声がいれかわってしまう。またまた魔法をかけると今度
は犬の泣き声が、社内中パニックになる。

「でも良かったなんとか元に戻って」ありさとさくらがマンションに
戻ろうとすると、お向かいの長谷川夫婦に会う。ベランダに転がって
いたのがさくらだとだんなに言うが、だんなはありさ達に謝りながら
奥さんをひっぱって去って行く。

夜中のバーで、譲二は詩織部長と二人っきりでグラスを傾けている。
「もうこんな時間だ」譲二は帰ろうとするが、詩織は話しかけてくる。
突然ダリアが現れ詩織のお酒に魔法をかける。それを飲んだ詩織は愚
痴をいいながら譲二の方に頭をかたげ、眠ってしまう。

「えっ?こんな時間まで仕事?」譲二はありさに電話をかけ謝る。詩
織が仕事が遅くなると使っているホテルのベットに詩織を運び、「お
願い朝まで一緒にいてね」と抱き付いて来る。帰ろうとする譲二に
「帰ったら契約破棄」と詩織は言うがそれならそれで仕方がないとい
い、譲二は帰って行く。

「さくらおば様。いくら仕事だっていったってそこまでする?」信じ
る気持ちは必ず伝わるとさくらは力づけようとするが、ダリアはちゃ
ちゃを入れる。そんなダリアをさくらは消し、「あなたの信じる気持
ちが伝わらないようだったら人間だって魔法使いだってさよならしち
ゃいなさい。わたし達の魔法でさえかなわない特別な魔法。それは、
人を信じる気持ち。それなら魔法禁止されていても使えるでしょ?」
「それなら大丈夫」ありさはさくらの言葉で勇気づけられる。


「契約破棄か〜首かな〜」頭をかかえながら譲二が帰ってくると、う
たた寝をしていたありさが起きる。「今夜もあの人と一緒だったの?」
「朝まで一緒にいろって言われたけど、帰って来ちゃった。会社首に
なったら一緒に仕事探してね」譲二は落ち込むが、ありさは楽しそう
に「夫婦で仕事探しか〜、それも面白そうね」という。譲二はありさ
の言葉でほっとする。


譲二が営業から帰ってくると、鈴木部長と長谷川が待ってましたかの
ように譲二に近付いてきて、日本進出にあたって日本の広告会社を探
しているスチュアートスカッチさんという方を詩織部長が紹介してく
れるという。なぜかそこにもダリアがいる。「彼を日本の家庭に招待
してパーティーを開きたいんだけど」いきなり入って来た詩織部長に
提案され、鈴木部長が我が家に・・と招待しようとすると、ダリアが
魔法をかけ、「それなら松井くんの家で」とありさの家でパーティを
することに決まる。

「えーパーティ?ええ、そう、わかった」譲二から今日の夕食パーテ
ィすることになったとありさへ連絡が入る。「今夜家でパーティする
ことになったんだって、昨日のあの女も来るんだって」とさくらにい
う。

ありさは食材を大量に買って来て、キッチンで悪戦苦闘する。その様
子をさくらが見ていて、ベランダで料理を出そうといろいろ魔法を使
う。しかし、出て来るのは生きた豚、生きたアヒル、あげくに「最高
の料理人」と呪文を唱えると、陳健一が中華ナベを手に現れる。

「あーた、大変だよ、陳が陳がお向かいにーー」お向かいのおばさん
がその様子を双眼鏡で覗いていた。

陳健一がキッチンへ入り、中華料理を鮮やかな手つきで作る。「本当
に炎の料理人ね〜」さくらは感心するが、ありさは「いいのかなぁこ
れで?」


夕刻、スチュワートスカッチさん、詩織部長、秘書の木田、鈴木部長、
長谷川、がマンションに到着する。最後に譲二が入って行くと「ワン
ダフル!」というスカッチさんの声が、譲二が驚きありさの顔をみる
と「違うの、さくらおば様が…」

「本当においしいものが食べられて」鈴木部長が場を和ませようと話
す。「いや〜んわたし酔っちゃったぁ」そう言って、詩織部長は譲二
にもたれかかろうとする。「こんな素敵なご主人もって幸せですね。
夕べ、ホテルでのあなた。最高だった。ますます好きになっちゃった」
「誤解です。僕なんにもやってません」「わたしは彼を信じています
から」「松井がそんなお下劣するわけありませんから」ありさはこっ
そり、スカッチさんのワインをこぼし、詩織と譲二を離れさす。そし
て、詩織の座っていた椅子の足を一本折ってしまい、詩織が倒れてし
まう。

「二度と魔法を使わないはずだろ」譲二に部屋に連れられて、ありさ
は叱られてしまう。「まぁ、今回はちょっと助かったけど」
その様子を窓の外から見ていたダリアは「なんであーなるの?」と随
分不満げ。さくらが現れ「ありさが一番喜んでもらいたいのはダリア、
あなたのはずよ。ごうじょっぱりだからだんなにも逃げられるのよ」

ありさが氷を用意していると、さくらがあらわれ詩織の恋心の原因は
ダリアのせいとありさにいう。

「ママひど過ぎるよ」ニ階にいたダリアの隣へありさは現れる。「そ
んな悲しい顔をして、おまえを愛しているからこそ」「じゃあお願い。
これ以上愛さないで」
ダリアは突然詩織にかけた魔法を解除する。詩織部長に抱きつかれて
いた譲二はいきなり詩織部長に平手打ちをされる。詩織部長が抱き付
いて来たと譲二は言うが、「冗談じゃありません。場合によっては契
約を打ちきります」と怒り出す。「落ち着きましょう」鈴木部長は詩
織部長を落ち着かせるために、とりあえず二階の部屋へ案内させる。
怒る詩織部長に鈴木部長も譲二もなんとか誤解を解こうとする。その
頃、さくらはトイレの中で呪文を唱える。「野茂部長の心を石仏に変
えたまえ〜どんぶりかんぶりせんぶり〜」

詩織部長が光り、寝室で詩織部長は石になる。それを見た木田は驚き
気絶する。さくらが寝室を覗き、もう一度全てを忘れる呪文を唱える。
「ここはドコですか?」詩織部長と木田はなぜ自分がこんなところの
いるのか理解が出来ない。


なんとかまるく治まりありさたちは安心する。「ダリアのこと怒らな
いでやってね。性格悪いけど芯からの悪人じゃないのよ」譲二は認め
てもらうようにがんばります。そう挨拶をし、帰ろうとするさくらを
送りにマンションの外まで出て来る。
「楽しかった。どんぶりかんぶりとんぶり ご機嫌よう〜」一回めは
失敗するが、次には成功してさくらは帰って行く。

「なんだか次も心配だなー」「これでまた明日から元通り」譲二はこ
の間の忘れ物ということで、ありさにキスをおねだりする。 ちゅ
っ☆

『さてさて、こんなラブラブな二人に更なる誤解とすれ違いが生じる
のですが、、、それまた次のお楽しみ』ナレーション(中村 正)


寸  評 今日のありさの服もかわいかったです。詩織部長役の石川亜沙美の
衣装もだんだんかわいらしくなって行きました。さくらおば様もピン
クのかつらで変な人っていう感じが良くでてました。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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「手話」をやってみようと思い先日手話サークルへ見学に行って来ました。初
心者の部屋へ導かれ、ろうあの先生と健常者と思われる通訳者の方が前で教え
てくださっていました。後ろの席で見学していて、皆さんが教えられた通りに
手話をしているのをみていて、内心「こっぱずかしいなぁ」と思っていたけれ
ど、気がついたら手が動いていました。喋らなくても楽しいのは久しぶり。で
も良く考えてみたら、手で喋ってるんですよね。(田村)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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