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タイトル:Daily Drama Express 2004/01/28 それは、突然、嵐のように・・・ (3)  2004/02/03


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/01/28 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル それは、突然、嵐のように・・・
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 小川こずえ(江角マキコ)
 深沢拓馬(山下智久)
 小川日出男(柳葉敏郎)
 上島ゆきえ(木村多江)
 石倉喜代子(加藤貴子)
 臼井加奈(山田優)
 牧野佐保(綾瀬はるか)
 中村光三(竜雷太)
脚  本 金子ありさ

あらすじ  小川こずえ(江角マキコ)がアイロンを掛けようとすると、夫・
小川日出男(柳葉敏郎)が自分でやっていた。
 こずえは食事の後かたづけをしながら、あの時のことを思い出して
は、恥ずかしくなる。

 妹・上島ゆきえ(木村多江)が飲み過ぎて.....とゴミ捨てをサボ
ろうとすると、日出男が代わりに捨てる。
 父・中村光三(竜雷太)はゆきえかこずえがやるものだと、怒る。

 こずえが日出男に、どうしたのか聞くと、こずえのことを応援する
と言ったのだから、できることをしている、と日出男。
 こずえは、やってもらえば貰うほど、気が咎める。たいした仕事を
していないのに、と言う。
 日出男は、「仕事にたいしたしごともひらめな仕事もない(鯛とヒ
ラメの対比)」と親父ギャグで答え、「たいした仕事、できるといい
ね」と小袋を渡す。


 こずえが社に着いて小袋を開くと、中には携帯電話が入っていた。

 杉浦克己(小橋賢児)がアポの予定を間違え、時間がないから、こ
ずえに代わりにメロンパンを買ってきてくれるように頼む。

 こずえが路上で、携帯でお店の電話番号を聞いていると、深沢拓馬
(山下智久)が邪魔をする。
 こずえは無視して、ドンドン行こうとすると、拓馬は大通りの真ん
中で動かない!と頑張る。
 が、トラックが迫ってきて、さっさと渡る。
 そして、こずえの探している店なら知っているという。
 自力で探す、とこずえは歩き始めるが、拓馬に、「そっちじゃない」
と言われ、「どっち?」と聞く。

 その店にたどり着くと、長蛇の列。
 でも、拓馬がもう店にほど近い場所にいて、こずえを呼ぶ。拓馬は、
列の途中の女性に入れて貰ったと言う。
 こずえは、最後尾に並ぶからいいと断る。あの時のことなら、たい
てい当たっているから、気にしなくていい、と。

 拓馬は金蔓と言うのはウソ。年上の女性はたいてい優しくしてくれ
るけど、こずえのことはそう思っていないから、と。そして携帯のグ
ループ分けを見せる。
 牧野佐保(綾瀬はるか)はグループ2。
 グループ1はやりたい女性。グループ2は、やれるけどやりたくな
い女性か、男。
 こずえは怒るより、むしろすがすがしいと感想を言う。

 こずえの携帯が鳴る。日出男が外で友人とメシ食おう、と言う。

 拓馬はこずえの番号をゲットし、自分の番号をこずえの携帯に入れ
る。

 お店の人は、拓馬のファンで、今年も応援しに行くと言うが、拓馬
は今年出るか、決めていないと答え、お店の人はがっかり。
 こずえは拓馬に、ダンスにプライド持ってるんでしょ?ならば、あ
んな言い方、ないんじゃない、とたしなめ、もうついてこなくていい、
と言う。

 こずえはやっと店に入れ、拓馬は去っていく。

 −− 言えました、由梨子(?)さん。最後にあいつに、ちゃんと。
そして、わたしはちゃんと、自分のいるべき場所へ。
 とこずえ。


 こずえと日出男は友人たちと会食。友人の婚約者は、こずえたちの
なれそめを聞く。
 男女四・四のスキー旅行。その時の幹事が由梨子。由梨子は今、ニ
ューヨークのホテルでコンシェルジェをしている。

 母・中村はなえ(白川由美)が光三とのなれそめを話す。光三はそ
の頃はハンサムで、はなえが一目惚れした。
 ゆきえは海でナンパされた。


 加瀬啓介(勝地涼)は、8歳年上の彼女と一心同体。パートナーで
もあるので、あした教室に来ると言う。
 拓馬はこずえをグループ3に入れている。グループ3は、1人だけ。

 こずえはマニュアルを見ながら、拓馬の登録を消そうとしたが、そ
の時日出男が部屋に入ってきて、こずえは消せないまま、携帯をしま
う。そして日出男に旅行に行きたい、たまにはスキーでも、と言うが、
日出男は気乗りしない。


 こずえがこのことを杉浦に愚痴ると、杉浦は女房と旅行行く気はし
ない。行っても、何話していいかわからないから、と慰め(?)られ
る。

 今日はこずえは原稿待ちで残業。
 日出男の方が早く帰ってきて、光三はこずえの仕事に文句を言う。

 加瀬の(恋人でもある)パートナーが教室に来る。彼女は友人で去
年5位だった女性を連れてくる。加瀬は彼女は拓馬同様パートナーを
捜していると言うが、拓馬は、去年優勝してしまったし、もうダンス
は飽きたから、今年は出ないかもしれない、と言い、加瀬を怒らせる。
 そこには、佐保もいた。

 佐保は拓馬の部屋へ一緒に戻ると、加瀬は嫌い、と言う。
 拓馬は、加瀬は佐保のことを気にしているかも。殴られた痕も心配
していたし、と言う。
 そして、話したくなったら、いつでも言えよ、と言う。
 佐保は拓馬を押し倒す。拓馬は、「何度も言うけど、こういうの、
困るんだ」と言う。
 「今、誰、思い浮かべた?」と佐保。
 拓馬はハリウッド女優の名前を挙げる。

 原稿到着。
 みんな飲みに行こう!と盛り上がるが、こずえは数に入っていない。
フリーライターの石倉喜代子(加藤貴子)に「誘ってくれても」と言
うが、喜代子は「家庭があると思って」と。
 そこに日出男から電話。「やっぱりね」と喜代子。

 こずえが駅を出て、家路を急いでいると、日出男から電話。坂の上
からで、「あ、見えた」と言う。近所でひったくり事件があったので
心配した、と言って。
 こずえは、スキー旅行の時の帰りも、こんな風に送ってくれた、と
懐かしがる。
 そして2人で帰宅し、「スキー旅行に行くか。記念すべき10回目
の冬だし」と日出男。

 こずえの携帯が鳴る。拓馬からだった。
 こずえは慌てて店の方へ行くと、深夜迷惑だから切る、と言う。
 拓馬は、いつも女性には甘口でしか話さないのに、あの夜、なんで
あんな厳しいことを言ったから、反省した。その結果、自分と同じだ
から、こずえのこと、よくわかった。自分も、自分をさらけ出すのが
怖い。去年優勝したのを無くすのが怖い。優勝したら、急にまわりが
チヤホヤして、いい話しが沢山来た。これを無くすのが怖い。オレか
らダンスを取ったら、何が残る。これをわかっていたんだろう、と。
 そして、こずえを入れたグループ3を説明。グループ1にも2にも
属さない。こずえは特別なんだ。どう特別かわからないけど、心をさ
らけ出せる相手。今度来たら、純粋にダンスを教える、と拓馬。

 こずえは自分は正社員ではなく、時給980円の、ただのバイト。
大事な仕事も任されなければ、飲みにも誘われない。そこで拓馬に救
いを求めた。まだ夢見ることができた高校生の頃に戻れるか、と。
 でも、そんな自分をいいと言ってくれる人がいる。だから、もうこ
れっきりに、とこずえ。

 拓馬は、切れた携帯を乱暴に置く。

 こずえは、携帯のメモリーから拓馬を消す。

 −− 由梨子さん、この間のメールで、恋人との出会いを、突然、
嵐に飲み込まれたようだと書いていたけど、だとしたら、夫婦は、晴
れでもなく、雨でもなく、毎日が穏やかな曇りのようなものです。
 とこずえ。


 こずえと日出男はスキー旅行に出発。
 車中、こずえは拓馬からの、『ラストメール』という題のメールを
受け取る。

 拓馬は出場を決定。パートナーとして、加瀬のパートナーの友人と
組む。
 さっそく2人は激しい練習を始めるが、途中でいきなり拓馬は、
「今日は疲れた。ここまでで」と胸を押さえて帰る。

 拓馬は途中の公園で、息づかいも荒く、胸をかきむしるようにして、
ベンチに座る。
 また、フラフラと歩き出すが、途中で地面に倒れ、もがき苦しむ。

 車中、こずえの携帯が鳴る。
 病院からで、拓馬が呼吸困難で運び込まれたという。ナースは至急
来てくれるか、ご家族に連絡を、と一方的に言うと、電話を切られる。

 こずえは『ラストメール』を開く。
バイバイ!幸せにね
 と書いてあった。

 「止めて!」とこずえは叫ぶ。
 いぶかりながらも日出男が車を止めると、こずえは車を飛び出し、
走っていく。

 処置室のベッドの上で、拓馬の手が、ダラリと落ちる.....


寸  評  題名の「突然、嵐のように」は、由梨子が「恋」を形容した言葉
だったんですね。
 拓馬とこずえが惹かれ合うのは、2人が似たもの同士だったから、
ということだったんですね。
 でも、拓馬がダンス大会に出場する気になったのはいいことですが、
拓馬の呼吸困難は何なのでしょうか?肺気腫でも持っている?命は?
 でも、病気は一気に感情を燃え上がらせる導火線にもなりますよね。
 さあ、これで拓馬とこずえのお互い気付いてはいけない気持ちはど
うなるのでしょう。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 また、ドラマの舞台についてですが.....
 「エースをねらえ!」の高校を神奈川県の高校にするとは思いませんでした。
(神奈川県大会とありましたので)別に、単なる「県大会」で特定の県にしな
くてよかったんじゃないですかねぇ。

 「彼女が死んじゃった。」は、地元です。ロケで出てくる風景はよく知って
います。
 最近鎌倉、続いてますよね。「ライオンハート」、「恋文」そしてこのドラ
マでも、江ノ島、134号線、鎌倉、江ノ電.....

 「白い巨塔」は、相変わらず大阪の雰囲気ないし。(というか、町中が出て
こないし)(鈴木)

 そういえば、この「それは、突然、嵐のように・・・」と「乱歩R」に出て
くる交差点って、象徴的に何度も出てくるのですが、いったいどこでしょう。

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