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タイトル:Daily Drama Express 2004/01/14 それは、突然、嵐のように・・・ (1)  2004/01/19


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2004/01/14 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル それは、突然、嵐のように・・・
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 小川こずえ(江角マキコ)
 深沢拓馬(山下智久)
 小川日出男(柳葉敏郎)
 上島ゆきえ(木村多江)
 石倉喜代子(加藤貴子)
 臼井加奈(山田優)
 牧野佐保(綾瀬はるか)
 中村光三(竜雷太)
脚  本 金子ありさ

あらすじ  「妻が恋しちゃだめですか」

 小川こずえ(江角マキコ)はおばさん丸出しの言動。応募券を集め、
不倫には絶対反対。

 だが、結婚前に勤めていた出版社にアルバイトとして勤めることに。
上手くいけば正社員に復帰できるかも、と期待している。
 だが、夫・小川日出男(柳葉敏郎)は反対。
 2人は昨年こちらに戻ってきて、こずえの実家に同居し、こずえは
暇をもてあましている。

 こずえも日出男も、お互い相手にガツンと言ってやると意気込んで
いたが、いざ2人が顔を合わせると、お互い謝る。


 こずえは朝、懸賞に当たって手に入れたが、つけていくところが無
かったため、今まで使えなかったシャネルの口紅を塗り、日出男と一
緒に家を出る。

 こずえの初出勤。最初の仕事はおつかい。
 だが、その途中で雨に降られてしまう。
 走って横断歩道を渡る途中、真ん中で立ったままの深沢拓馬(山下
智久)のそばを通る。

 拓馬が立っている間に車道の信号は青になり、バイクが走り出す。
 こずえは拓馬を助けようと駆け出し、おつかいの持っていた読者葉
書をばらまいてしまう。
 葉書は雨に濡れ、車に轢かれ.....

 拓馬は、「それじゃ.....」と歩き始めようとするが、こずえは、
拓馬の足を押さえる。

 拓馬はこずえをバイト先に連れて行く。拓馬はずっと茶化したこと
ばかり言う。そして、こずえに無料レッスン券を渡す。
 拓馬は高校生だが、ダンススクールの先生もしていた。

 こずえの母・中村はなえ(白川由美)は、こずえが今までに当てた
中で最高額の、ロイヤルコペンハーゲンのカップを割ってしまい、困
った挙げ句、日出男にまで電話掛ける。

 こずえは拓馬が先生なんて信じられない、と怒り続ける。こずえは
ずっと拓馬におちょくられっぱなし。

 ダンスしたら?と拓馬はこずえの腰に手を回すが、こずえは拓馬の
頬を叩く。

 さこに突然、竹刀を構えた加瀬啓介(勝地涼)が突進してきて、当
ダンススクールに入会するなら、自分にご指名を、と言う。

 こずえは外へ飛び出すが、まだ雨が降っている。

 こずえは加瀬の傘を一方的に断ると、借りていく。拓馬を助けよう
としてひねった首が痛い。


 社に戻ったこずえは、吉沢和美(濱田マリ)に、世間からは主婦は
クオリティーの低い時間しか過ごしていないから、市場価値がないっ
て言われるんだ、と言われる。

 フリーライターの石倉喜代子(加藤貴子)は、以前、こずえに応援
すると言われて独立したが、キャリアウーマンを続けていくと思われ
たこずえは、さっさと壽退社してしまって、今でも根に持っている。

 こずえが帰る時、まだみんな会議中で、「お疲れ様」も言ってくれ
ない。


 拓馬が先生をやっているだけで、中年女性がダンススクールに入会
する。

 帰宅したこずえは、雑用のままでは悔しいから、自分ならではの企
画書を提出して、下克上を起こしてやると、息巻く。

 拓馬と加瀬が部屋で食事していると、家出した牧野佐保(綾瀬はる
か)が来て、置いてくれと言い、拓馬は仕方なく2,3日置いてやる
と言う。佐保は「同棲!」と喜ぶ。

 日出男が口ではこずえを応援していると言うが、心の中ではそうで
ないことを、こずえは感じていた。


 こずえは翌日もコピー取りにコーヒー出し。

 夜、日出男が寝ている傍らで、こずえは企画書を打ち、遂に完成さ
せる。


 企画書を受け取った和美は、検討すると言う。こずえが趣旨を説明
しようとするが、和美は検討すると言うだけで、忙しそうに次の会議
へ行く。

 トイレの個室でこずえがボーっとしていると、女子社員が入ってき
て、こずえの企画書は主婦丸出し、この雑誌は主婦向けじゃないのに、
ああなったらおしまい、と言う。こずえはそのまま個室の中で悔しさ
をかみしめていた。

 疲れ切った様子のこずえが買い物を両手に提げて帰宅すると流しは
食器が洗われないまま積まれていた。

 着替えないままそれを片づけ始めたこずえは、コペンハーゲンのカ
ップが割られたことに気付き、妹・上島ゆきえ(木村多江)を責める。
一日中、ゴロゴロしているだけだから、主婦はダメだって言われるん
だ!そんなだから、ゆきえは結婚に失敗したんだ!と。
 ゆきえは、こずえは何でも仕切りたがる。家事を手抜きしたって、
誰も死ぬわけじゃない、と反論。

 父・中村光三(竜雷太)はゆきえを慰め、こずえは、一生懸命だけ
なんだ、と言う。

 こずえは自分の企画書のファイルを削除する。
 日出男が部屋に入ってきて、たまには2人で外に食べに行くか?と
聞く。
 「ねぇ、わたしって痛い?わたし、何かあると思うの。わたしがで
きること」とこずえ。
 「そろそろあきらめないと。若い時は何でもできると思うけど、そ
れは無謀な若さ。もう何も無いって、腹くくらなけりゃ。わたしらも、
もうそういう年なんだよ」と日出男。
 「だったら、わたし、子供が欲しい」とこずえ。
 「そうだな」と日出男。
 こずえは声を出さずに泣く。

 加瀬が拓馬がダンスに出ないということを責める。
 拓馬は、ダンスで勝った負けたというのがイヤだ。疲れた。だから、
次の試合に出るかは気分次第だ、と言う。
 加瀬は拓馬に、あの日、拓馬を見て、くやしくて剣道を辞めてダン
スを始めたのだと、なおも拓馬を責める。

 楠本藤一郎(井上順)は、加瀬を、ダンスの相手から電話、と呼び
に来たついでに、拓馬に、「いつまでも好きなだけ、ここにいろ」と
言う。


 こずえが読者葉書を整理していると、拓馬のものとわかる一葉があ
り、先日は暴言を吐いたかも、と思って、こずえの部署が出版してい
る雑誌を全部読んでみたけど、やはりどの雑誌も似たり寄ったりだと
書いてある。

 こずえは借りた傘を持って、ダンススクールに来る。
 折角だから踊ってく?と誘う拓馬に、その暇はない、とこずえ。そ
して自分の夢は、優しくて包容力があり、銀行に勤めていて、家族思
いの夫と、結婚したら仕事を辞めてあっさり専業主婦になって、子供
産んで家族のために.....と言う。
 「なれるよ。それだけ明確なビジョンがあれば」と拓馬。
 「そんなんじゃない。もうこの年になると、夢なんて見られない」
とこずえ。

 拓馬は、簡単なステップを踏んでみせる。
 「案外、簡単じゃない」とこずえ。
 「これを続けていけば、ダンスになる。むかし、親父が言っていた。
続けていけば、生活になる。理想と違う生活も、理想と違う自分も、
続けていけばいつか理想になる」と拓馬。
 そして、こずえの手を取って、一緒にステップを踏む。
 こずえの顔から、いつの間にか笑みがこぼれる.....
 「ほら、踊れるじゃないか」と拓馬。
 「踊れるんだ、ダンス」とこずえ。

 拓馬はあの時、道路の真ん中に突っ立ってた理由を聞かれ、「どう
して雨が降ると、おでんが食べたくなるんだろう」と考えていたとい
う。
 「くだらない」とこずえ。
 「おかげで会えた。関係ないよ。年がどうとか言っていたけど、あ
の前へ突き進んでいく姿、美しくて。また会いたくて、愛しく
て.....」と拓馬。

 日出男が職場でメールを開くと、由梨子(?)からの新しい恋人が
できました、という報告だった。

 −−由梨子さん、わたしがこの時驚いたのは.....

 こずえは加瀬に、「もうそういうのいらないから」と言うと、ダン
ススクールを出て行く。

 −−彼の言葉がこんなにも。


寸  評  うーん、なんとなく登場人物がまだ生き生きしていない気がしま
す。
 江角も一生懸命やっているのですが、彼女と主婦臭さ、というのが
対極の概念に思えて。「ショムニ」の印象が強いのか、彼女自身にそ
ういう雰囲気がないのか.....
 これから、登場人物たちがなじんでくることを期待して。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 年下の男性との不倫.....
 そういえば、「年下の男」のヒロインの母を思い出してしまいます。
 最近の中では、主人公としては、年齢の高い方のドラマですよね。
 こずえが、江角と同じ年齢だとすると30代後半。そして拓馬は高校生。 
松浦亜弥とか、モーニング娘。のメンバーの母親の年齢から見ると、母子でも
ありかも、と思われる組み合わせですね。

 ところで、ホームページの山下君の写真、やっぱりアップされていませんで
した。恐るべし、ジャニーズ。(鈴木)

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