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タイトル:Daily Drama Express 2003/12/11 マンハッタンラブストーリー (10)  2004/01/15


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/12/11 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル マンハッタンラブストーリー
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 店長  (松岡昌宏)
 赤羽伸子(小泉今日子)
 別所秀樹(及川光博)
 江本しおり(酒井若菜)
 蒲生忍 (塚本高史)
 船越英一郎(船越英一郎)
 土井垣智(松尾スズキ)
 千倉真紀(森下愛子)
脚  本 宮藤官九郎

あらすじ  ――当たり前だが先週から1週間経った。
 マンハッタンでいつも通り珈琲を淹れる店長(松岡昌宏)は、赤羽
(小泉今日子)からの手紙はやはり自分への恋文で、赤羽に連れ回さ
れたのは実はデートだったのではないかと思っていた。
(もしそうなら…私はとんでもない無礼を働いた事になる…)
 考え出すと居ても立ってもいられなくなる店長だった。さらに、も
し赤羽が自分を好きなのだとしたら、店長がコスモレッドに扮して土
井垣(松尾スズキ)を説得したとき、「レッドが好き!」と告白して
きたコスモピンクの正体は赤羽なのではないかと考える。
 赤羽に対する無礼をあやまりたいと思うが、ここ最近赤羽は店に来
ておらず寂しい店長なのだった。

 店にやってきた船越(船越英一郎)が土井垣と江本(酒井若菜)の
結婚パーティーをサプライズ(二人には内緒)でやろうと提案する。
もちろん店長も忍も大賛成。時期柄、クリスマスパーティとして二人
を誘おう、など計画は着々と進む。すっかり乗り気になり、店内の飾
り付けを楽しげにアレコレ思案している店長だった。


 別所(及川光博)と別れ、店長一筋で行く!と心に決めた赤羽だが、
別所の事を吹っ切る事ができない。ベッシーも好きだけど、店長はも
っと好きだと井堀(尾美としのり)に相談する。二股でもかければ、
と赤羽をそそのかすイボリーの言葉にその気になってしまう赤羽。
 さらに、赤羽を誘ってもずっとすっぽかされている別所は、千倉に
赤羽の事を相談するのだった。

 二股への意欲満々の赤羽がマンハッタンへやって来た。忍が24日の
クリスマスパーティ(本当は結婚パーティ)の招待状を渡すと、
「24日はぁ〜彼氏に聞かないとぉ〜」と言いつつ、店長をチラチラ見
る。赤羽の視線にドギマギする店長。ブレンドを頼んだ赤羽に
(さあ来い!私のことが好きならこの珈琲を飲むがいい!さもないと
カラオケ置くぞ!)と心の中で勝手に賭けをする。
 予想に反して、赤羽は突然店長に話かけて来た。思わず、言葉を発
してしまう店長。ついに赤羽と店長は会話を交わしたのだ。

 そこへ別所が入ってくると強引に赤羽を連れ出して行く。店頭には
「カラオケ一曲100円」の張り紙。カラオケ喫茶への道を順調に歩
むマンハッタンなのだった。

 別所に「好きな人いるの?」と問いつめられた赤羽は、店長の事が
好きだと言ってしまう。
 つれない赤羽の気を引くため千倉に狂言自殺を勧められたベッシー
は、睡眠薬を一瓶飲んだと赤羽に電話をするが、赤羽の部屋では、イ
ボリー、蒲生、船越、遠山(遠山景織子)、赤い女(池津祥子)、千
倉らが集まって結婚パーティーの打ち合わせ中。赤羽の代わりにイボ
リーが迎えに行くと言い出し、計画は大失敗してしまう。

 赤羽宅に連れて来られた別所に、悩んでいるベッシーは嫌いじゃな
いという赤羽。また二人の距離が縮まったかに見えた。
 だが、そのやりとりをまんま『軽井沢まで迎えにいらっしゃい』の
脚本に使われてしまう。ベッシーが千倉に話したのだ。プライバシー
の侵害だと怒る赤羽だったが、話の流れで千倉とベッシーが男女の関
係にあったと聞いて大ショックを受ける。


 23日になった。明日のパーティに備え飾り付けに余念の無い店長。
そこへ赤羽がやって来ると、「単刀直入にいいます。あなたが…好き
です!」と、とうとう告白をした赤羽。そのまま店から出て行こうと
する赤羽を呼び止めると、店長もハッキリ答えた。
「私も貴方が好きだ。でも珈琲も好きだ。二股はかけられないので、
人間の中で一番貴方が好きだ」ふっと笑うと赤羽は出て行った。

 店長は”人間の中で”と中途半端な答えをしてしまった事で自己嫌
悪に陥っていた。心の片隅で忍の事も引っかかる。自分は本当に赤羽
が好きなのか…?人の恋愛事情は冷静に分析していた店長だったが、
自分の事になるとまるっきりわからない。
 さらに、自分のアドバイスで千倉と別れ赤羽を選んだ別所が、今、
赤羽も失おうとしている事に気付いた店長は、たまらなくなって別所
のいる中央テレビへ走り出す。

 スタジオではドラマ『軽井沢〜』のダンスリハーサルが行われてい
る。ベッシーと踊っているバックダンサーに紛れ込んだ店長は、ベッ
シーに近付くといつもの様に熱いメッセージを語る。

 だが、店長に気付いたベッシーは店長に反撃する。
「だったら僕も言わせてもらう。君にはグルーヴ感が足りない。ダン
スに例えるなら…」
「イヤ・・ダンスは専門外なんで・・」口篭もる店長。
「赤羽さんの事好きなんだろ?僕も彼女を愛している。だけど君は僕
と同じステージに立とうとしない!お客さんとか珈琲とか言う前に、
まず自分だろ!」
鋭い別所の指摘に、店長は言葉が出ない。

「いいか店長。僕の経験と人生と魂を込めて言わせてもらう。心の赴
くままに行動する。それがグルーヴだよ!エモーションだよ!」
語り終えた別所が手を差し伸べる。二人はガッチリと握手をする。ず
っと見ていたスタジオの人々は満開の拍手を二人に贈るのだった。


 夜が明けて12/24。結婚パーティがある日だ。ワクワクしながら皆
を待つ店長だったが…時間になっても誰も来ない。
実は、店長はマンハッタンでパーティだと思っていたが、パーティは
「優作の店」で行われていたのだ。
…しかもみんな店長に招待状を渡す事を忘れていた。

 店長がマンハッタンでしょんぼりと過ごしていると、土井垣の娘あ
やめが弟を連れてやって来る。店長は用意していたプレゼントを二人
に手渡す。招待状を持っていたあやめ達は優作の店へ行き、そのプレ
ゼントを「店長から」と言って土井垣と江本に渡した。
 そこで初めて、みんな店長を忘れていた事に気付くのだった(ひど
い)。プレゼントは珈琲メーカーとマンハッタン特製・珈琲豆セット。
店長の心遣いに感動する常連客達。あやめは土井垣と江本に笑顔で祝
福の言葉を贈り、パーティはなごやかに進むのだった。

 赤羽を始め、常連客達が自然とマンハッタンへ集まって来た。クリ
スマスの飾りつけがされた店内で、寝袋で一人フテ寝していた店長は
寝言で常連客一人一人にメッセージをつぶやく。
 普段は何も話さない店長のやさしく暖かい本音を聞いた常連客達は、
そっと店長を囲むと起こさないように珈琲カップで乾杯する。
店長とマンハッタンにメリークリスマス!

 ひっそりと終わったマンハッタンのパーティ。店を出た常連客達は
「また明日マンハッタンで!」と言いながら帰って行く。一人残った
赤羽はサンタギャルのコスプレをして店長に見せようとするが、ひた
すら爆睡している店長なのだった。


寸  評 今回は前半はいつものドタバタ、後半はクリスマスらしい、しみじ
みとした暖かい雰囲気でした。
店長の置いてけぼりシーンはスゴクかわいそうだったけど、その後の
皆のフォローがとても良かったです。
赤羽はもちろん、常連客みんなから慕われてる店長(しかも本人それ
に気付いてない)ってのが微笑ましくていい感じでした。
さて、とうとう赤羽が店長に告白、ベッシーは可哀相だけど、二人は
ラブラブマンハッタン。いよいよ次が最終回です。

執 筆 者 ごんた(gonta_tvdr@hotmail.com)

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2. 編集後記
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今更ですが、公式サイトに各話のサブタイトルがアップされていたのでここで
ご紹介しときます(1/5)。
1:「君の瞳に恋してる」 2:「二人だけのダンスパーティ」
3:「ロマンスの神様」  4:「ハリウッドスキャンダル」
5:「お魚になった私」  6:「少年レントゲン」
7:「君は薔薇より美しい」8:「宇宙のファンタジー」
9:「恋のハッピーデート」10:「恋人がサンタクロース」
(ごんた)

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