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タイトル:Daily Drama Express 2003/11/25 ハコイリムスメ! (8)  2004/01/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/25 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ハコイリムスメ!
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 古森花 (飯島直子)
 古森灯 (深田恭子)
 高村徹郎(吉沢悠)
 小泉純平(玉山鉄二)
 田久保健(勝村政信)
 山田十郎太(古田新太)
脚  本 中園ミホ

あらすじ  キース・コーベット(マーク・コンドン)と古森花(飯島直子)
は、高尾山を歩く。
 2人の前に古森吉太郎(地井武男)が現れ、「絶対許さない!外人
に店を継げるのか?あいつ、日本に骨を埋める気、あるのか?絶対ダ
メ!!」と反対。

 吉太郎と花はずっと対立。

 花は、真っ赤な紅葉を探す。『紅葉の縁結び』
 紅葉に好きな人の名前を書き、高尾山の風に飛ばす。赤が濃ければ
濃いほどいいのだ。


 古森灯(深田恭子)は、高村徹郎(吉沢悠)のことは、もうスッパリ
思い切った。自分がいつまでも思ってたら、再出発する徹朗の邪魔に
なる、と。


 花の紅葉ができあがり、展望台からとばす。

 田久保健(勝村政信)は灯に、「純平のことも見てやれ」と言う。
 灯は、今日店手伝うから、お団子食べに来て、と純平に言い、純平
は喜ぶ。

 −− なぜ人と人は出会うのだろう。なぜ惹かれあったり、離れた
りするんだろ。誰もが台風のような恋愛に出会えるわけではない。普
通の恋愛だから悩む。人生遠回りしても、絶対あるはず。本物の恋愛
が。


 花はキースと共に、川で釣り。
 勤めていた時は、時間に追われていて、時間を埋めるために恋愛し
ていて、こういう普通の恋愛は初めて、と花。
 キースは、これから何度も普通の恋愛しましょうと言い、「好きな
人といれば、何をしていなくても、人生の宝物」と英語で言う。


 灯は、介護士の資格を取るのに、2年くらいかかりそうだから、ケ
ーブルの時間を気にして外でバイトするより家でバイトすることにし
た、と言う。


 花とキースがコーヒーを飲んでいるところに健たちが来て、吉太郎
の打ったそばを絶賛すればいいと、入れ知恵。

 キースはとろろそばを食べることに。
 だが、一口食べたキースは箸を落とし、息が苦しくなり、様子が変
になる。
 なんと、そばアレルギー!!

 医者から注射を打って貰い、事なきを得る。
 「花さん、かたじけないです」とキース。「ううん、謝るのはこっ
ち。でも、どうして食べたの?」と花。「花さんの力になりたかった
んです」
 花が送ると言っても、キースは1人で帰っていく。

 吉太郎は、そばアレルギーがそば屋は継げないと喜ぶが、花は、
「勝手に外人アレルギーやってればいいわ」と怒り、灯に「ここの三
代目はあんたに任せた!」と言い、家を飛び出し、キースに吉太郎と
は相性悪いから駆け落ち、と言う。

 終電が終わってしまい、花とキースはラブホに。
 キースは、駆け落ちはいけないと言う。花の気持ちは嬉しいし、一
生花と一緒にいたいが、今花を連れて行ったら、傷つく人がいる。花
の家族を好きだ、と。
 「またわたし、早まっちゃった?頭より先に足が動いちゃって」と
花。「幸せになる方法、考えましょう。家族四人いたら、幸せも四倍。
いつかボクもお父さんに認められるように頑張りましょ。ボク、送っ
ていきます」とキース。

 花がそっと入ると、古森朝子(吉田日出子)が1人晩酌をしている。
 「花も飲む?」と聞かれ、2人は乾杯。
 「キースさんに、家に帰りなさいって言われたんでしょ」と朝子。
「うん。みんなで幸せになりましょって。うちのような家族に入りた
いって、変わってるよね」と花。「うちみたいなにぎやかな家族に憧
れたんだね。キースさんのお母さん、シングルマザーだから」と灯。
 「え!?」と花。「そんなこともお姉ちゃん知らなかったの!?」
と灯。
 「あんないい人、ちゃんとつかまえておきなさいよ」と朝子。「で
も、お父さんの外人アレルギーも」と花。
 「お父さん、外人アレルギーじゃないよ。いつかキースさんがアメ
リカに帰っちゃったら、花も一緒に連れて行かれるから、寂しいのよ」
と朝子。「そんな先のことを心配してもしょうがないのに」と灯。


 灯が介護福祉士の勉強をしていると、小泉純平(玉山鉄二)が、酔
った吉太郎を負ぶってくる。
 灯は純平にいつも優しいわね、と礼を言い、純平が灯に何か言おう
とするが、その時、吉太郎が起きあがり、純平は誤魔化す。


 徹朗は医学部受験の勉強をする。
 止める兄(袴田吉彦)に、また医者になる決心をさせてくれた人が
いるし、ある人には、一生かけて償わなければならないから、もう、
患者扱いはやめて欲しい。事故の後遺症に甘えたくない、と言う。


 花は元気よく店を手伝う。
 朝子は健の息子・太郎に、「女はいい恋愛していると輝くの」とい
う。

 買い出しにいった花の前に徹朗の兄が現れ、話があるという。
 徹朗の兄は、徹朗が花に負い目を感じているらしいのだが、何かと
聞き、花はあのことなら気にしないで、という。
 だったらもう、徹朗をけしかけるな、と徹朗の兄。徹朗には父の病
院の経営を任せる。医者を目指すなんて、いい世間の笑い者だという。
 花は、灯は一生懸命徹朗の邪魔にならないように頑張ったのだ。兄
は、医者の白衣を着て、徹朗を患者として閉じこめたいだけじゃない
か、と花。

 徹朗の兄は徹朗を訪ね、徹朗が事故の時持っていた指輪を渡す。
 「これって?」と聞く徹朗に徹朗の兄は、「オレは知らん。患者扱
いされたくないんだろ」という。
 その指輪を見た徹朗は、灯のことを少し思い出す。

 純平は灯に告白しようとするが、みんなの茶々が入り、「山中の人
が知っているようなこと、今更言ってどうするんだ」と冷やかされる。
 「山中の人が気付いているようなこと、気付かなくてごめんね。こ
れからは純平のこと、男として見るね」と灯。

 灯の前に徹朗が現れ、灯を傷つけたと謝る。灯も追いつめちゃって、
と謝る。徹朗は、灯に会ってたら、何か思い出せそうな気がして、こ
んな風に会って欲しいと言うが、灯が何も言わないと、「ごめん」と
背を向け、ポケットからあの指輪を取り出す。


 キースはボスに呼ばれる。

 会社を出たキースは、肩を落として歩き、いつしか高尾山口に.....
 太郎がキースに気付き、紅葉の縁結びを教える。
 健がキースを捕まえ、そば作戦は失敗したから、第二弾!と。
 向かったパブでは、吉太郎が飲んでいて、健はキースにお酌させる。

 だが、吉太郎は悪酔い。健はキースに吉太郎を家まで送らせる。
 酔った吉太郎はキースの背で、「オレも酒弱くなったな.....でも、
オレもいつまであいつらと喧嘩できるかねえ。30過ぎた娘をいつま
でも家に置いておくわけにもいかないけど、できればギュッと抱きし
めてやりたい....」と言う。

 その頃花はお風呂に入って、明日こっちから電話してみようかな、
と言う。
 そこに灯が、キースが吉太郎を負ぶってきたと言い、花は急いでお
風呂から上がるが、もう、キースはいない。

 キースは、夜の展望台で、ふところから航空券を取り出す。
 なんと、ボスの話とは、ニューヨーク本社への転勤の辞令だったの
だ。
 キースは今までの花とのことを思い出す。

 花はキースが帰ってしまったのは、自分が重荷になってしまったの
かと、心配していた。

 十一丁目茶屋にキースから電話。キースは足元にスーツケースをお
き、「花さんとの約束が守れなくてごめんなさい。さよなら」と言う。

 花は急いでキースの所へ向かう。携帯に電話するが、携帯はつなが
らない。会社に電話すると、キースがニューヨーク本社勤務になり、
今日の便でニューヨークに向かうと言われる。 そこに純平が軽のワ
ンボックスで通りかかる。花はその車を奪うと、成田空港に向かう。

 キースの乗る飛行機の搭乗開始。キースは太郎に貰った紅葉を見つ
める。

 花は、成田空港に着き、駆け込む。
 だが、ニューヨーク行きの便は出発済み。
 「なんでよ.....」と立ちつくす花の足元に、真っ赤な紅葉の葉....

 花が元気を装って帰ってくる。
 「わたし、キースに逃げられました。最初からできすぎてたのよ。
7つ年下の194の男がいるわけないし、いてもわたしの所に回って
くるわけないでしょ。古森花、目が覚めました。お騒がせしました!」
と花。

 −− あんないい男見たこと無い.....いい夢見たな。


寸  評  本当にキースは行ってしまったのでしょうか?
 よくあるパターンは、「行っちゃった.....」と落胆しているとこ
ろに、実は飛行機に乗らなかったキースがやってくる、というのです
よね。
 ここでは、果たしてどうでしょうか?

 思うのですが、キースは、よくあんなに花に尽くしますよね。現実
感がないです。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 週末、年の瀬と思える寒さでした。皆様がお住まいのところはいかがでした
か?
 大晦日から元旦と暖かいらしいのですが、元旦の東京の予想天気は雨。初詣
に行くには大変ですよね。

 ところで、先週から、東京ではミレナリオが点灯されました。年々距離が伸
びているようで.....また、人手も多いようです。(鈴木)

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