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タイトル:Daily Drama Express 2003/12/02 ハコイリムスメ! (9)  2004/01/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/12/02 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ハコイリムスメ!
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 古森花 (飯島直子)
 古森灯 (深田恭子)
 高村徹郎(吉沢悠)
 小泉純平(玉山鉄二)
 田久保健(勝村政信)
 山田十郎太(古田新太)
脚  本 中園ミホ

あらすじ  古森花(飯島直子)は、古森吉太郎(地井武男)の指導でそばを
打つ。

 田久保健(勝村政信)は花に、キース・コーベット(マーク・コン
ドン)が帰国した事情を聞いた方がいいとアドバイスするが、「ニュ
ーヨークって、何のこと?あたしは、この十一丁目茶屋を継ぐことに
したの」と花。

 妹・古森灯(深田恭子)に、「本当は山を下りたいんじゃないの?」
と聞かれても、否定し、キースに会って1つだけ良かったことは、
「この山もうちの家族もまんざらじゃないってわかったこと」と答え
る。

 お風呂に入りながら花は、「そば職人になって、一生1人って言う
のもいいかも」と思う。


 翌日の朝食の席で、吉太郎は見合い相手を呼んでおいたと言い、母
・古森朝子(吉田日出子)は、花に振り袖を着せる。

 そこにスーツを着た健がやってくる。
 なんと、花の見合い相手は、健だったのだ。
 花は茶化すが、健は花のことが好きだったと告白し、だが花の心に
はまだキースがいて、待っている。そんな花の心を考えずにだまし討
ちするなんて、と吉太郎に文句を言う。

 そこに、派手なスーツを着た山田十郎太(古田新太)が帰ってくる。
十郎太がいいアイディアがあると言うが、吉太郎は一度は猿知恵はい
らないと断るが、やはり、十郎太のアイディアを聞いてしまう。

 健に告白された花は、明日からどんな顔をして会えばいいのかと悩
む。


 高村徹郎(吉沢悠)から灯へのメール。
 事故前に灯からもらったメールを読み返しても、さっぱり思い出せ
ない。灯とのメールの中に、自分の知らない自分が居るのが不思議だ、
と書かれている。
 灯は、メールでならいつでも話せるから、何でも聞いて、と返信し、
徹朗は灯の知っている自分について聞く。
 「国家試験目指して、徹也で勉強していました」と灯。


 今日も花はそば打ちの練習をしているが、突然吉太郎が倒れて苦し
がり、急いで救急車を呼ぶ。
 花は、吉太郎が倒れたのは自分のせいだと責める。
 吉太郎は、「店を頼むぞ」と言い、花は、店は自分と灯で頑張るか
ら、朝子は吉太郎についていてと言う。

 店は満員。
 そばを楽しみに来たというお客さんが、そばが出ないなら帰ると言
いだし、花は慌ててそばを作るが失敗。
 そこに健が生そばを持ってやってくる。こんなことだろうと思って、
ふもとのそば屋で、打って貰ったと言い、健も一緒に店を手伝う。
 更に健は、灯のお父さんが倒れたと聞いてやってきた灯の友達にも
店を手伝わせる。

 十郎太が吉太郎の見舞いに来る。店は健が頑張っているから大丈夫、
と。


 翌朝、ケーブルの始発前に、健は団子の串刺しの手伝い。

 健がケーブルの運転に行った後、一緒に朝食を食べながら健の息子
・太郎は、花とこれまで通り、友達でいたいから、健をよろしく、と
頼む。
 今日は、朝子も店にいる。

 そこに徹朗の両親がやってくる。灯には、徹朗と接触しないよう頼
んだのに、未だに会ったり、メールを交換していることを非難する。
 それを怒る花に対して、朝子は店を頼むという。

 十郎太が吉太郎に電話する。吉太郎はそこにやってきた小泉純平
(玉山鉄二)に、渡りに船と車に乗せて貰う。

 徹朗の両親は、灯がウソを付いて徹朗に近づいたと非難。
 だが、吉太郎が病気と聞いて、徹朗の両親は恐縮。

 でも、吉太郎がそこに勢いよく乗り込んで、灯と徹朗を会わせなけ
りゃいいんだろ!と言う。
 徹朗の両親は帰っていく。

 実は吉太郎は仮病。
 吉太郎が倒れれば、花と健が仲良くなるだろうとの十郎太の作戦。


 徹朗の両親はその足で、徹朗に実家に帰るよう言うが、徹朗は、も
うこれ以上、灯を傷つけるな、と両親を追い出す。

 徹朗は十一丁目茶屋に電話し、花に会いたいという。灯と会ったの
は、自分から短大に会いに行ったんだし、メールも自分から出した、
と。

 花と会った徹朗は、自分がもう一度医大に合格すれば両親もわかる
だろう、と言う。
 花は勉強に煮詰まったらそばを食べにおいで。自分の打ったそばを
食べさせるから、覚悟しておいて、と笑う。

 戻った花は、灯に徹朗が謝っていた、と伝える。


 純平が灯をショパンのコンサートに誘い、灯はOKする。

 朝子が花に、吉太郎の健康状態を話す。肝炎が進んでいて、即入院
が必要なのだが、吉太郎は、花と灯を嫁がせるまで、自分はそばを打
つと、頑張っている、と。

 そして、理由をつけて飲みに行こうとする吉太郎を、朝子は全力で
止める。

 吉太郎は花が病院に行くよう進めても頑として聞かない。


 純平が、ホストに見えるようなスーツを着ている。クラシックのコ
ンサートだからと気張ったのだった。
 そこに灯が入ってくる。そして2人はショパンのコンサートに向か
う。

 コンサートが終わって、花が純平と、「何食べようか?」と話して
いると、徹朗が来る。
 席を外そうとする純平を灯は止め、今、純平と付き合っているとい
う。
 徹朗は、今日ここで灯に会えて良かったと言い、純平にも散々迷惑
をかけたことを謝り、去っていく。

 灯は酔ってはしゃぐ。純平は灯に自分の前で無理するな、自分もシ
ョパン聞いても、何もわからない。でも、灯を好きな気持ちだけは、
世界中の誰にも負けないと言って、灯を抱きしめる。

 1人帰宅した徹朗は、部屋で灯に渡すはずの指輪を眺め、そして乱
暴に抽斗にしまうと、ベッドに横になる。

 花は灯に、吉太郎のことは自分が首に縄を付けてでも病院に連れて
行くから心配しないように言い、デートがどうだったか聞く。
 灯は、今まで純平の気持ちに気付かず、ひどいことばかりしていた
けど、これからは純平としっかりと付き合う。その方が自分の幸せだ
から、と言う。


 翌朝花が病院に連れて行こうとすると、吉太郎がいない。

 その頃吉太郎は、病院に行きたくないからと、猿園の前で、時間つ
ぶしをしようとしていたのだ。

 だが、十郎太の前で苦しんで倒れる。
 十郎太は、また?と思うが、実は、本当に倒れていた。

 そこに花がやってきて、病院に入院させる。

 健も駆け付ける。
 そして健は医者に吉太郎を助けてくれるよう、頭を下げる。吉太郎
は健の親代わりのようなもので、中途半端な不良だった自分を立ち直
らせてくれた、と言う。

 吉太郎は花に、無理して店を継いでくれる男を探す必要なんて無い。
好きな男と一緒になるのが一番だという。

 花は健に話があるという。


 キースが高尾山の麓側の駅に来る。
 その姿を見かけた十郎太に話をする。会社を辞めて日本に帰ってき
たと。仕事よりも大切なものがあるから、と。
 十郎太はキースに、「とっとと会いに行け」と言って、行かせる。

 キースは夜の山道を確かな足取りで登っていく。

 展望台で待っている花の所に、仕事を終えた健がやってくる。

 そこにキースがやってくる。
 キースは2人に気付き足を止めるが、2人はキースに気付かず話を
している。
 花は健に結婚を申し込む。
 健は驚く。そしてキースも.....

 花の「あたしを幸せにして下さい」との言葉に、健は「はい」と答
える。キースは黙ってきびすを返す.....そして唇をかみしめながら
来た道を戻る。


寸  評  姉妹揃って、相思相愛(徹朗は「事故前」だが)の相手と、事故、
転勤という理由によって別れ、自分を好きだと言ってくれる相手と一
緒になろうとする.....それは、山の中の人たち.....
 最大のテーマですよね、本当に「相思相愛」の仲だったら問題が無
いのですが、そういう相手に巡り会えなかった時、「自分が好きな人」
と一緒になるか、「自分を好きだと言う人」と一緒になるか?答えは
あるのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 新年明けましておめでとうございます。
 遂に年が変わってしまって済みませんでした。
 最初予定が無かったのですが、お正月休みを戴いてしまいましたので、これ
から配信を再開させて頂きます。
 本年もよろしくお願いいたします。(鈴木)

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