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タイトル:Daily Drama Express 2003/12/01 ビギナー (9)  2004/01/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/12/01 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ビギナー
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 松永鈴希(奥菜恵)
     桐原勇平(堤真一)
 羽佐間旬(オダギリジョー)
     楓由子 (ミムラ)
     森乃望 (松雪泰子)
     崎田和康(北村総一朗)
 黒沢圭子(横山めぐみ)
 田家六太郎(我修院達也)
脚  本 水橋文美江

あらすじ 楓(ミムラ)達は検察実務修習で実際の被疑者の取り調べをするこ
とになった。指導担当検察官の相島忠子(中島宏海)から取り調べにお
ける諸注意を聞かされる。取り扱う事件は比較的軽いものだが前科者
も多く、決して油断することのないように、と引き締める相島。

取調べは2人一組で行われるため、楓達の仲間8人も二人ずつに分け
られる。桐原勇平(堤真一)と田家六太郎(我修院達也)、羽佐間旬(オ
ダギリジョー)と崎田和康(北村総一朗)、森乃望(松雪泰子)と黒沢圭
子(横山めぐみ)、そして楓由子と松永鈴希(奥菜恵)。

楓たちが取り調べる被疑者は、カード詐欺で逮捕されたOL相模冬子
(京野ことみ)。楓は、警察の捜査記録があっさりしすぎていることか
ら、被疑者本人に犯行に至った心情などを追及しようと意気込むが、
松永は取調べは検察官志望の自分にまかせて口を出すな!と楓に言う。

淋しい気持ちの楓だが、検察志望の松永のために応援しようと取り調
べに臨む。しかし、松永が進めたいようには被疑者冬子は口を開かず、
さらに相模は「あなたみたいなOLをしたこともない年下の小娘が!」
となじりどんよりした雰囲気になってしまう。

それまで黙っていた楓だが思わず耐えきれずに、自分もOLだったと
言ってお茶を汲むと言い出す。そんな楓に冬子は親近感を表す。

それを感じた松永は、自分がお茶汲みに行くので同じOLとして冬子
から聞き出して欲しい、と楓に提案する。

一方、試し乗り自転車を泥棒した男を取り調べた桐原と田家は、男を
詐欺罪で訴えることに決めたが直属の担当検察官からは判子がもらえ
たものの、さらにその上の上司からは窃盗罪だと言って判子をもらえ
ず、二人の間を何往復もさせられる。

その無駄な往復に桐原はくじけそうになるが、それを田家が励まして、
二人の仲は急速に身近になる。

研修所の教室では、桐原、田家、羽佐間、崎田で、森乃と黒沢が担当
した食い逃げ事件の検証をしていた。被疑者がジリジリと車でそば屋
の店主ににじり寄ったのが恐怖感を与えていたかどうかが論点だった
が、議論の結果、恐怖感は与えなかったとして詐欺罪が適用という結
論になる。

そこへ楓と松永が登場。楓たちの担当したカード詐欺の事件について、
松永の話に耳を傾ける一同。松永は、冬子の供述に沿って事件の経緯
述べた。冬子はジョン(葉山力樹)というホストからカード詐欺の手
口を教わったということだった。

松永は冬子には余罪はないとして取調べを終わらせようと言うが、羽
佐間に取り調べの印象を訊かれた楓は、似たような犯罪が何件もある
ことから犯人は他にもいるはずなので、ジョンをきっかけに事件全体
を解決しようと言い出す。

結局ジョンが取調室に呼ばれた。楓が検察官として質問するが、男慣
れしていない楓はついついジョンのペースにはまりそうになる。しか
し、ハッと正気に戻った楓は、勇気をふりしぼって未解決のカード詐
欺事件について切り出した。 

背後に複数のカード詐欺全体を操る者がいると指摘する楓に、ジョン
が突然切れて椅子を蹴飛ばす。女二人は固まるが、そこへ仲間達が入
ってきてジョンはおとなしくなる。

仲間の登場に楓も自分のペースを取り戻して取り調べを始める。同じ
人として犯罪をしていないか尋ねたい、と真剣に訴える楓に問いつめ
られて、初めは渋っていたジョンだったが、松永の援護もありついに
供述をはじめた。

数日後、寮の食堂で松永が羽佐間と田家に取り調べの顛末を語ってい
た。やはり、ジョンの背後には大きな窃盗・詐欺団が存在していた。
下っ端役のジョンは、3万円で受けていた自分の仕事を冬子にさせよ
うと試しにやらせてみたのだ。

羽佐間と田家は、松永の手柄をたたえるが、松永は全てが楓の力によ
るものだったと話す。冬子の心を溶かして、松永を信用させたのは楓
の努力の結果だったのだ。「あの子は将来私なんかよりずっといい女
になるよ。」そう呟く松永。

羽佐間への気持ちを抑えながら、涙を浮かべて「映画にでも誘ってあ
げたら?」と松永は羽佐間に促した。落ち込んで食堂を出る松永を田
家は追いかけると「松永さんもいい女ですよ!」と励ました。

その頃、楓は冬子の最後の取り調べを終えようとしていた。自分のし
たことを涙ながらに後悔する冬子に、もう悪いことはしないで下さい
ね、と楓は励ました。

森乃は野佐木教官(石橋凌)に呼び出され卒業後札幌の弁護士会には
いるように勧められる。その話を桐原に愚痴る森乃。「私、あなたと
同じ東京で働きたい・・・」その台詞に浮き足立つ桐原だったが、森
乃は「だって寒いの苦手なんだもの!」と笑顔で続けた。

翌朝早く、楓は羽佐間に呼び出され研修所に駆け込んだ。期待一杯の
楓に、羽佐間は「君は検察官に向いてるよ」。もし検察官になれば、
弁護士志望の羽佐間と将来戦うことになるかも?と心配する楓に、羽
佐間は、誰より君の努力を知っていてそれを認めているからこそ君に
は負けたくないな、と真剣な顔で告げた。


寸  評 今回の放送で、第一回目の放送のミムラさんがちらっと出てきまし
た。特に意識はしていなかったのですが、やっぱり今から見ると初々
しいというかぎこちなかったですね。今はだんだんきれいになって、
演技も自然になってよくなってきた気がします。

執 筆 者 井村(beginner_mon9@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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天皇家の愛子様が2才を迎えられたと言うことで、お誕生日の映像がTVで放
映されていますが、あそこに出てくる木のお料理セットのすごいこと!木の調
理器具ぐらいはよく目にしますし私達庶民でも手の届く程度ですが、あんなに
すごいシステムキッチンはいままで目にしたことがありません!天皇家の収入
で購入しているのか、それとも企業から寄付されるのかわかりませんが、いや
はや、改めてやはり庶民とは違う生活をしているのね・・・とこんなところで
実感してしまいました。(^_^;)(井村)

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