メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2003/11/19 共犯者 (6)  2003/12/26


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/19 (Wed) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 水曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル 共犯者
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 冬川美咲(浅野温子)
          男   (三上博史)
          高杉亮 (池内博之)
          坂下舞 (奥菜恵)
          小林浩介(吹越満)
         中尾文彦(佐野史郎)
脚  本 秦建日子

あらすじ  高杉亮(池内博之)は、坂下舞(奥菜恵)に、あの防犯ビデオの
感想を聞く。
 「もしかして、冬川課長?」と舞。

 中尾文彦(佐野史郎)常務は、紙袋から黒い服、黒い帽子、口紅を
取り出す。

 舞は、誰かが冬川美咲(浅野温子)を陥れるために変装しているか
も知れない、と言う。

 高杉はカード利用履歴を、中尾常務の命令で清水深雪(有坂来瞳)
に消させた。舞に頼んでも、正義感が強そうで、やってくれそうにな
かったので、深雪に頼んだという。そして、もっと早く話したかった
けど、舞のこと好きだから、と言い訳して、舞の肩を抱く。
 「ずるいよ、そんな言い方」と舞は抗議するが、高杉は強引に舞に
キスする。


 男(三上博史)は、暗い浜辺で気が付く。


 木場圭一郎(石橋蓮司)は、小林浩介(吹越満)に、車がどこにい
ってしまったか、本当のことを話してくれと懇願。小林の車が、この
事件の最重要証拠物であり、大村いずみ(はしのえみ)が、美咲が車
を借りたことを証言していると言う。
 小林は下唇の怪我に手をやるが、何も言わない。木場は事件当夜、
美咲が会社に入った記録は無いという。


 男は美咲を探す。美咲は砂浜に倒れている。
 美咲と男は、救急車で病院へ運ばれる。

 男の心拍がゼロになる。徐細動機でも戻らない.....

 浜辺に倒れている女.....怪我をしている.....


 −− 冬川美咲。殺人の時効成立まで、あと1ヶ月と17日。


 北岡希(加賀美早紀)がまた、美咲の部屋を覗いている。そして携
帯で美咲に電話するが、美咲の携帯は、電波が届かないか、電源が入
っていない。

 小林が美咲の部屋のチャイムを鳴らすが、誰も出ない。

 希は美咲に、「.....あなたがいなくなったら、いったい誰がわた
しを殺してくれるの?」というメールを送る。

 会社では、美咲が休暇のままで、高杉が代理を続けている。

 GSカード取締役社長・池澤俊郎(黒部進)から問われた中尾は、
このまま管理職不在のままでは.....と答える。
 社長は、美咲の不在と、塔山紗江(中山忍)の事件に関係があるの
か聞いた後、中尾の機嫌が最近いいと噂になってますよ、と言う。中
尾は社員たちに動揺が広がらないようにと思って、と誤魔化す。


 美咲の意識が戻って、美咲が隣のベッドを見ると、男が眠っている。
 所持品が無く、身元がわからない。名前を教えて欲しいと医者に言
われて、美咲が黙っていると、男が、「ウエヤ ミサキ」とつぶやく。
 美咲は、「ウエヤ ミサキ」と繰り返す。

 男が美咲の車椅子を押し、お願いがあるという。だが美咲は「絶対、
お断り」と繰り返す。男の提案は、このまま、男の妻となってこの街
で、ずっと暮らす。もう会社のことも沙江のことも忘れて、というも
のだった。意外そうな美咲。
 「どう?」と男。
 「忘れるなんて、そんなこと、できるわけない」と美咲。
 「できる、できない、じゃない。大事なことは、望むか、望まない
かだ。前向きに生きるか、生きないかだ。この街で、ボクと暮らそう」
と男。


 木場はコンビニで聞き込み。毎晩コンビニ弁当だった美咲が、急に
食材を、それも2人前買うようになった。絶対男だよ、と店員・竹田
元(佐藤二朗)。
 その時、木場の携帯が鳴り、美咲に関しての有力な情報が入手でき
たという。


 中尾は、ビデオテープを切り刻むと、火を付け、静かに自分の唇に
口紅を塗る。
 チャイムが鳴り、「宅配便でーす」と聞こえる。
 中尾は口紅を塗ったまま、ドアを開ける。小林が立っている。
 「お前」と中尾。
 「入りますよ」と小林は勝手に上がり、中尾は手の甲で口紅をぬぐ
う。


 男は眠っている美咲に、「ぐっすり眠って、15年分の夢を見るん
だ」と言う。

 美咲は目覚め、ソファーの上を見るが、男がいない。
 美咲は455号室を出る。
 男は、金が要る。だが、小田広海(乙葉)のカードはもう使えない、
と電話で話している。
 美咲は、広海のカードを使ったのは男。電話の相手は自分に変装し
た女だろうといい、ヒステリーを起こして倒れる。
 誰かが、美咲を起こす。

 美咲を起こしたのは木場だった。
 木場は美咲を探していて、小林の車を使って何をしたか話して貰う、
と言う。この街では「ウエヤ」と名乗ってるが、本名は、「冬川美咲」
だと、木場。


 男は断崖の縁まで歩いていく。

 美咲は、木場に対して、何の取り調べか聞く。「どの事件ですか?」
と美咲。
 「昇進祝いの夜のことから聞きましょうか?あの日、あなたと小田
広美くんは、二次会に出なかった」と木場。
 「一次会で帰りましたので、誰が二次会に出なかったのか、知りま
せん」と美咲。
 「それでは、小林さんの車を借りて、どちらへ行かれたのですか?」
と木場。
 「覚えていません、頭を強く打ちましたから」と美咲。
 木場ににらまれても、美咲は何も言わない.....

 斉藤茂(川端竜太)が木場を呼びに来て、どこかに出ていく。

 会社では、美咲が警察に捕まったという噂でもちきり。中尾の部屋
で聞いてしまった計算課課員がいたのだ。
 深雪は、舞から広海の履歴を消したことはどれくらいの罪になるの
かと言われたことが気になっていた。

 男は美咲同様、爪を噛んでいた。

 深雪が捜査本部に話があると来ていた。そして、話す前に殺人事件
の共犯の範囲を教えて欲しいと言う。

 GSカンパニーに大勢の捜査員たちが、深雪と共にやってくる。
 そして舞は高杉に話があるという。深雪に広海のカード履歴を消さ
せたこと、及び、高杉が入手した防犯ビデオの件だった。

 戻ってきた木場は、美咲に、「ようやく我々にも風が吹いてきまし
たよ」と言う。

 高杉は何も知らない、オレに振られて、逆恨みしているのか? と
言う。
 深雪は、マスターテープは中尾常務が持っていて、高杉はダビング
したテープを『ダイハード』というウソのラベルを貼って、ビデオラ
ックに隠してあるという。
 「自分からモーションかけて、怖い女」と高杉。

 警察は、調べればわかる、と、二手に分かれ、片方は中尾常務の部
屋へ、片方は高杉の部屋へ行く。
 だが、中尾は不在。


 男はじっと断崖の上から海を見ていた。


 捜査員が高杉の部屋のビデオラックを調べるが、テープはない。
 「そんなもの、最初から無いって。刑事さんたちに謝れよ。嫌がら
せしたかっただけじゃないの?」と高杉は言い、深雪は必死でビデオ
を探す。

 舞は自宅に飛んで帰ると、ビデオデッキからビデオを取り出す。題
名は『ダイハード』。
 「どうしよう」と舞。

 捜査員が、中尾宅の呼び鈴を鳴らす。裁判所の捜査令状を持って。

 その頃、中尾は橋の上から下を見ていた。

−− −− −− −− −− −− −− −− −− −−
 中尾は9時ちょうどに、遠山沙江の部屋へ行き、沙江の誰何に、
「宅配便でーす」と答えた。
 沙江の部屋で物音がした後、ドアを開けたのは美咲。そしてその背
後には、腹に包丁を突き刺された沙江が横たわっていた.....
−− −− −− −− −− −− −− −− −− −−

 斉藤は木場に高杉の部屋からはビデオが発見されなかった件と、中
尾が行方不明の件を報告。

 美咲は立ち上がり、帰らせて貰うという。新しい証拠も出なかった
し、15年前勉強させて貰ったから、警察に自分を拘束する権利がな
いことがわかる、と。
 木場は最後に、「ウエヤ」とは誰か問うが、美咲は答えず、警視庁
を出る。
 その後ろを小林が付ける。
 気配に美咲が振り向くと、小林は大慌てで姿を隠す。

 美咲は夜の公園で1人、ブランコをこいでいた。
 そんな美咲を、小林がじっと見ている。
 だが、小林は何者かに襲われ、倒れる。

 美咲の前に中尾が現れ、美咲はブランコを止める。そのブランコを
中尾は揺らし、「よくここでこうしていたね。どうして戻ってきたの?
どうしてあそこにいてくれなかったの?ボクはこの15年間、君のこ
とで頭がいっぱいだった。不公平だよ。ボクは誰も殺していない。た
だ、『宅配便です』と言っただけ。証拠隠滅を手伝っただけ。君のた
めに、いくつかのウソを付いただけ。だのに君は親友の体に刃物を突
き立て、首を絞め。これじゃ、『生殺し』じゃない。どうして27日
おとなしくできなかった」と中尾。
 「あんたが命じたんじゃない」と美咲。
 中尾は包丁を取り出すと、「もっと脂肪がついていれば、刺さりや
すかったのにな。君は生殺しにはしない。すぐ楽にしてやる」という。
 「助けて!マサト!!」と美咲は叫ぶ。

 男が現れ、中尾の手から包丁を落とし、中尾に組み付く。
 だが、中尾が上になり、男の首を絞める。
 美咲が中尾に体当たり。
 男は包丁を拾い、中尾の腹に突き立てる。

 美咲は自分から男の唇にキスする。激しく。

 −− 冬川美咲。殺人の時効成立まで、あと27日。


寸  評  あの海辺の街に美咲は約20日間板ということが、時効までの日
付の減り方からわかります。
 ところで、中尾が殺されてしまうとは予想していませんでした。し
かも、沙江の犯罪の目撃者にして、証拠隠滅に手を貸していたとは。
 でも、男の正体は不明です。そして、あの海辺の20日間に、どう
いう意味があるのでしょうか。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 冬ドラマのアンケート、さっそく多くの方からご投票をいただき、ありがと
うございます。ただいま、集計中です。(締め切ったら、すぐに執筆担当者を
決めて割り振らなければならないため、毎日、到着した投票を集計してます)
 投票のメールに一緒に一言添えてくださる方も多く、大変嬉しく読ませて頂
いています。
 ただ、申し訳ないながら、時間が無くて、返信を書けないままになっており
ます。
 メッセージをくださった方々、メッセージはありがたく読ませて頂いており
ますので、返信は、期待しないでいてください。(済みません....)
 秋ドラマでは、配信が遅くなってたくさんご心配をおかけして、済みません
でした。(鈴木)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。