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タイトル:Daily Drama Express 2003/11/18 ハコイリムスメ!(7)  2003/12/22


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/18 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ハコイリムスメ!
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 古森花 (飯島直子)
 古森灯 (深田恭子)
 高村徹郎(吉沢悠)
 小泉純平(玉山鉄二)
 田久保健(勝村政信)
 山田十郎太(古田新太)
脚  本 中園ミホ

あらすじ  あれから一週間。
 古森花(飯島直子)は、元気そうに茶店の仕事をするが、父・古森
吉太郎(地井武男)は、落ち込んでいる。
 「こんな時は、体動かすのがいいのよ」と母・古森朝子(吉田日出
子)。

 小泉純平(玉山鉄二)が花に謝りに来るが、花はそのことに触れず、
「純平、見てないで手伝ってよ」と言う。
 花は田久保健(勝村政信)の息子とも明るく飛び回る。

 純平はずっと暗い。山田十郎太(古田新太)は、女と駆け落ちした
らしい.....

 謝る純平に花は、山道で転んだだけだから、うじうじ気にしてない
の!と、はしゃぐ。


 明くる朝、花は1人で山を下りた.....

 −−二ヶ月前、小さな命を大切に抱えて山に帰ってきたお姉ちゃん
は、静かに山を下りた。誰にも心を打ち明けずに.....

 花が出ていったと聞いた吉太郎は、派出所へ届けろ!と騒ぐが、朝
子は、花はみんなに気付かれるのがイヤだったから出ていったのよ。
そのうちケロッと帰ってくるわ、と言う。

 キース・コーベット(マーク・コンドン)は、ハードに仕事をして
いた。

 古森灯(深田恭子)がキースの会社の受付に来る。キースは、「古
森さん」と聞いて、花が来ていると思って飛んでくる。
 「キースさんのところにも連絡無いんだ」と灯。「うん」とキース。

 灯は、いつも落ち込むと、花が連れてきてくれたラーメン屋に、キ
ースを連れて行く。


 花は求人誌を見て電話するが、34歳と言った途端、切られる。面
接にこぎ着けても、自宅が高尾山と言ったり、34歳で足を露出して
いたりと、いろいろな理由で、不採用となる。

 花はパチンコで大当たりし、「なーんだ、あたしにもまだ、憑きが
あるんだ!」と喜ぶ。

 花は料金が払えずに携帯が止められていて、連絡が付かない。

 朝子は灯をそっと仏間に呼ぶと、吉太郎が考えていた、花の子の名
前を見せる。男の子の名ばかり。「将来使えるかも知れないから取っ
ておこう.....」と朝子。

 純平は飲みに来た吉太郎に、自分が花を突き倒してしまったと謝る。
吉太郎は純平の胸ぐらをつかんだが、殴っても花の子は戻ってこない、
と途中で止める。

 酔った吉太郎が、健に負ぶわれて帰宅。吉太郎は、「純平のバカ野
郎!」と繰り返している。


 花は元同僚と会う。でも、忙しそうにしている彼女に、話をしない
まま、別れる。

 純平は、吉太郎に許して貰うために、丸坊主になろうとするが、灯
は止め、純平は誰をかばっているのか?と問いつめるが、純平は言わ
ない。
 灯が出ていった後、丸坊主になろうとする純平を健が抱き留める。


 花はウィークリーマンションでカップラーメンをすすりながら、職
探しをしていた。

 灯があのラーメン屋にまた、花が来てるか聞きに来ると、先客とし
てキースと健がいた。

 職を探して歩く花の前に、高村徹郎(吉沢悠)が現れ、「先日は済
みませんでした」と謝る。花は「図書館で勉強なんて、医大生は違う
わね」と言うが、「退学になりました。授業に付いていけなくて」と
徹郎。
 最短コースで行ける人もいるし、回り道をする人もいると、花。
 灯に会うと自分を覗かれているようで、つらく当たってしまう、と
徹郎。
 「灯に何か言われた?」と花。
 「医者になるの、あきらめるなって。でも、そのためには、もう一
度、医大受験からやり直さなければならない。今、それだけの気力が
ない」と徹郎。
 花は自分はスタート地点にも立っていない状態だという。


 花は、ウィークリーマンションのバスにつかりながら、明日にはこ
こも出ていかなければ.....とため息をつく。
 そして、花はあのラーメン屋に顔を出す。皿洗いのアルバイトをす
るためだった。
 そこにキースが来る。「いつもの」とラーメンを注文するキース。
花はびっくりする。
 キースはこのところ、このラーメン屋に、昼夜、食べに来ていた。

 花はキースとバッティングセンターに行く。でも、全然打てない。
 「花さん、帰りましょう。山の人たち、心配します」とキース。
 「あたし、全然平気よ」と花。
 「無理せず、泣きたい時は泣いて下さい」とキース。
 「あたし、涙出ないの。この四ヶ月、今までの200倍ぐらい、い
ろいろなものに感動しちゃった。ケーブル乗っていても、まっすぐな
レールの上を、子供と2人、どこまでも上っていける気がして、胸が
ドキドキした。あれはなんだったんだろ」と花。
 「花さん、明日ケーブルに乗って帰りましょう」とキース。
 「あの時、もっと早く病院に行ってればって、自分を責めてばかり
なの」と花。
 「花さん1人で背負い込まないで下さい。メリーランドの祖母が言
ってたんです。『心が傷ついた時は、どんな薬より、家のスープを飲
めば治る』と」とキースは言うと、花の肩に手を置き、元気になれば、
またやりたいことが見つかる。Babyから教わったことは、花の心に生
きている、と言う。
 花はキースの胸で泣く。


 徹郎は必死に勉強していた。その合間にメールを開く。

 灯も必死に勉強している。徹郎からのメール。会って報告したいこ
とがあると書いてある。でも、先日ひどいことを言ってしまったから
無理かも知れない.....とも書いてある。
 灯は喜びながら、「めんどくさいけど、会ってやるか」とつぶやく。


 キースの言葉を思い出した花は、急いで荷物をまとめる。

 徹郎が純平の店に現れ、純平に謝る。純平も妙に下手。
 そこに灯がやってきて、純平ははるか(堀越のり)に口止めすると、
席を外す。
 徹郎は、もう一度医大を受験することを灯に報告。受験することに
したのは、花と灯のおかげだと徹郎。
 おととい花に会ったという徹郎に灯はびっくり。
 「お姉さん、どうしたの?」と徹郎。
 「お姉ちゃん、流産しちゃったの」と灯。

 徹郎は、花を突き飛ばしたのは純平ではなく自分だと告白すると、
ドンドン歩く。

 純平は必死に吉太郎に許して貰おうとするが、吉太郎は許さない。
 そこに徹郎が来て、花を突き飛ばしたのは、純平ではなく自分だと
言う。


 ケーブルに乗る花に付きそうキース。
 2人が十一丁目茶屋の前に着くと、徹郎が吉太郎に殴ってくれと言
っている。
 灯は、徹郎は花が妊娠していたことを知らなかったのだから、とか
ばう。
 そこに花が飛び込んできて、自分の不注意で転んだからだと言う。
 「花、あんた何言ってるの。あんたがフラーと出ていくから、みん
な心配するのよ」と朝子。
 ひとしきり吉太郎は花を怒る。

 花は吉太郎にあって欲しい人がいると、キースを紹介。
 「電撃的な恋に落ちちゃったの!やっぱ女は恋よね」と花。
 吉太郎は純平と徹郎に、そばを食べさせる。
 「おいしいです」と2人。「おいしいに決まってるだろ」と吉太郎。

 灯は花に、徹郎が花のおかげで、医大受験することになったことを
報告。
 花はあの後、ボロボロになって泣いちゃった。あの子は生まれてこ
なかったけど、いろいろ教えてくれた。それを教えてくれた人がいる
の、と言う。「お姉ちゃん、男運あってよかったじゃない」と灯。

 驚かせて、と謝る花に、「今度は恋人の振りができて嬉しいです」
とキース。
 「あたし、そんな器用なこと、できないよ。あなたはずっと前から
わたしの心の中にいたのに」と花は言い、そして2人はキスをする。


寸  評  灯にも花にも明るい兆しが見えて、中盤の山場、というところで
しょうか。
 さあ、これからまた、2人に不幸が襲ってきそうに思いますが、今
度はどんな不幸なのでしょうか?
 このドラマ、わかりやすいと言えば、わかりやすいですからねぇ...
..
 でも、家族を描いていても、TBSの「末っ子長男姉三人」とは、
全く違います。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 最近友達と話をしていて、クリスマスがもう来週だというのに、あまりクリ
スマスを実感しない、ということに二人で気付きました。このごろ、デパート
とかにあまり行っていないせいかもしれませんが。
 でも、そこで二人で出した結論は、11月から町中でもデパートでもお店で
もホテルでもクリスマスの飾り付けがされていて、すでに一ヶ月もたっている
と、その光景はもはや新鮮みを失って、ただの風景と化してしまうのではない
か、ということでした。
 皆様は、クリスマス、盛り上がってますか?(鈴木)

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