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タイトル:Daily Drama Express 2003/11/12 共犯者 (5)  2003/12/22


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/12 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 共犯者
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 冬川美咲(浅野温子)
          男   (三上博史)
          高杉亮 (池内博之)
          坂下舞 (奥菜恵)
          小林浩介(吹越満)
         中尾文彦(佐野史郎)
脚  本 秦建日子

あらすじ  中尾文彦(佐野史郎)常務は肉のかたまりに包丁を突き刺し、
「死亡の多い方が、スルリと刃が通る.....」とつぶやく。

 坂下舞(奥菜恵)は、警備員室で高杉亮(池内博之)が落とした携
帯電話を受け取り、小田広海(乙葉)からのメールを読む。

 −−面白い人からの誘いがありました.....
 電話が鳴る。清水深雪(有坂来瞳)から。電話したが通じない.....

 やがて深雪は、「もしもし、いつまで待たせるの?もう高杉さんの
部屋にいまーす」と吹き込む。


 高杉は双眼鏡を目に当てている北岡希(加賀美早紀)をマンション
の前から見ている。


 男(三上博史)は、小林浩介(吹越満)を殺した方がよかったか聞
く。
 「もうやめて!」と冬川美咲(浅野温子)。
 「ボクは、もう人を殺さないでと言う君の意向に沿ったつもりだ。
ボクは君と一緒に生きたい.....そして死にたい」と男。

 木場圭一郎(石橋蓮司)から美咲に電話。「実は、冬川さんにお願
いしたいことがありまして」と木場。

 木場は、広海の両親が大変なショックを受けているので、直属の上
司である美咲に、話をして欲しいと、美咲を霊安室に招き入れる。
 木場が白布をめくると、広海は、カッと両目を見開いている。まる
で美咲をにらんでいるように。木場が、「小田広海さんに間違いあり
ませんか?」と問うが、美咲は固まっていて、答えられない。


 −− 冬川美咲。殺人の時効成立まで、あと1ヶ月と22日。


 美咲が席にいない.....

 舞が、「メール、勝手に読んじゃった」と言って、高杉に携帯を返
す。広海とも付き合っていたし、それ以外にもこの計算課の女子社員
と......と言って。


 記者会見。

 計算課に斉藤茂(川端竜太)、中尾、美咲が入ってきて、広海の死
体発見を告げる。

 警察は広海と渡辺由梨(さとう珠緒)の接点を探すと発表。

 高杉から舞に、昼休み、2人きりで話がしたいとメールが来るが、
舞は話すことはないから、と返信。

 深雪から舞に、足裏マッサージの誘いのメールが来るが、舞は興味
がないと返信。

 美咲が電話を取ると、男が、大事な話があるから、電話でなく、会
って話したいと言う。美咲は仕方なく昼休みに、と答える。

 木場はGSカード社長・池澤俊郎(黒部進)に、小林の車は見なか
ったかと聞く。


 担当の大村いずみ(はしのえみ)が小林に原稿について聞くと、小
林は、本当の恐怖を知ってしまうと、ミステリーはもう描けないと答
える。
 振り向いた小林の唇に噛み痕.....小林は慌てて唇を手で覆うと、
「帰ってくれ!」と叫ぶ。


 沢井恭子(松尾れい子)は中尾に、美咲が昼休みに外で誰かに会う
らしい、そして高杉と舞はどこか様子がおかしい、とメールを送る。

 高杉は舞に、必死に広海とは何でもない。すぐ振るつもりだったけ
ど、お偉いさんの関係者だから.....と必死になだめようとするが、
舞は広海が死ぬ直前に高杉にメールしていたこと、キャッシングのこ
とを高杉に話した直後、その履歴が消されたことを警察に話すと憤る。
 だが、中尾は舞を止める。舞の出方一つでこの会社の浮沈に関わる
から、自分に任せてくれと中尾。

 高杉が中尾に舞の件で礼を言い、昨日美咲を追ったら、誰かに襲わ
れた。美咲には共犯者がいると報告。


 男の待つ喫茶店に駆け付けた美咲は、急いで注文をする。男は、
「お別れを言いに来た」と突然言う。

 美咲が社に戻ると、木場が声をかける。

 美咲が帰宅するところを、高杉が尾行している。
 コンビニで美咲は刺身盛り合わせ二人前を購入。マンション前まで、
高杉は美咲を付け、双眼鏡で見ている希の方を向くと、目に手を筒に
して当て、手を振る。希美は慌てて身を隠す。

 自宅の前で立ちすくむ美咲を、そっと小林が覗いている.....

 深雪は、会社で警察が犯人のものとして捜査している車の写真を見
せられる。小林の車.....美咲が仮に来たことも思い出す。

 帰宅した美咲は、男が隠れているのではないかと、家中を探し回る
が、誰もいない。


 恭子は、一緒にタクシーに乗っていた中尾に、タクシー代を渡され
るが、タクシーを降りると、中尾の家に上がりたいという。中尾は、
誰も家には上げないことにしていると言い、いきなり恭子の首を絞め
ると、「1ヶ月後に君を我が家に招待する。そしてプロポーズする」
と言う。
 「どうして1ヶ月後なの?」と恭子は聞いたが、中尾は恭子にキス
しながら何か言ったが、恭子には中尾がなんと言ったかわからない。

 恭子がタクシーに乗っていった後、いきなり、「1ヶ月じゃないで
しょ。正確には1ヶ月と21ヶ月後、塔山紗江(中山忍)殺害の時候.
....」と男が言う。
 「何しに来たんだ?まさか小田広海を殺したのは自分だと告白しに
来たんじゃないだろうな」と中尾。
 「はい、わたしが殺しました」と男。
 「何をバカなことを!」と中尾。
 「あなたも殺人クラブの会員でしょ、中尾常務。自分だけ助かろう
なんて思わないで下さいね。捕まる時はあなたも道連れだ。お休みな
さい、中尾常務.....」と言うと、男は笑いながら去っていく。

 美咲は男の分の皿にラップをかける。


 広海の葬儀がニュースで流れる。

 高杉は体調不良で葬儀を休む。

 希は、自室でチョコを食べながらテレビでそのニュースを見ている。
 チャイムがしつこく鳴り、希が「今、うち、親いないんで」と出る
と、高杉が強引に入ってくる。
 「警察呼びますよ!」と希。
 「他人の家覗くのも、犯罪だと思うけど」と、高杉はあの窓から希
の双眼鏡で覗き、「君が見たこと、教えてくれないかな」と言う。


 美咲が広海が殺された時のことを思い出していると、木場が、「い
っそ捕まった方が楽なのにね.....また15年、ひっそりと」と言う。
「『また』?」と美咲。「それって、生きているって言えるんですか
ね」
 だがその時、木場の携帯が鳴り、木場はどこかへ行く。

 木場の前にいずみがいる。そして駐車場に着くが、小林の車はない。
いつか雨も上がり。車が止まっていた場所の地面は乾いている。

 美咲がショーウィンドーの赤いドレスをボーっと見ていると、「着
たいものを着る」と男の声。男は小林の車のボンネットの上に座って
いて、ドライブへ行こうという。
 「もう現れないんじゃ?」と美咲。
 「君が、もう、1人じゃ生きていけないという声が聞こえたから。
一緒に死のうか?1人じゃ寂しいって声が聞こえたから」と男。


 和泉は編集長の船田吾郎(宇梶剛士)に、特ダネ、つかんでしまい
ました、と言う。

 希は高杉に、何も話すことはないと言う。
 夕方になり、「そろそろ入ってきても言い時間なんだけどな」と相
変わらず、希の部屋の窓際に座っている高杉。

 その頃、美咲は男とドライブ.....

 帰宅した中尾に木場が声をかける。葬儀の途中から姿を消してしま
った美咲を探していると、木場。
 「さあ、会社だけのつき合いですから」と中尾。
 「本当ですか?15年前は冬か和讃と恋人同士だって」と木場。

 深雪が、「ちょっくらお茶していこう」と言うが、舞は1人で帰る
という。
 「言いたいことあるなら、はっきり言いなさいよ!高杉さんと遊び
で付き合っただけ。ごめんなさいです。これでいいでしょ」と深雪。
 「小田さんのカード履歴消したの、あなた?殺人の証拠隠滅って、
懲役どれくらいかな、と思って.....」と舞。

 その頃美咲は、車を走らせる男に、どこへ行くか聞いていた。
 「天国」と男。
 「わたしがそんなところ、行けるわりないじゃない」と美咲。
 「一緒なら、どこでもいいんだよ。好きなんだ。これはこれで、ボ
クはいい結果だと思って」と男。

 男は、『危険』と書かれたところへ車を乗り入れる。
 「危ないじゃない!」と美咲。
 「あれ?生きるに値しない人生なんてあるんだろうか。遠山紗江は
果たしてあんたが死ぬのを喜ぶだろうか?オレが今まで冗談言ったこ
と、あったか?オレは死にたい、死にたいって言って、死なない奴が、
一番嫌いだ。だって、一番卑怯な脅迫じゃないか。死にたいって言う
自分に、酔っているだけだ。君は死にたいのか!?死にたくないの
か!?どっちだ!!」と男は迫る。
 「死にたくないー!!!」と美咲は叫ぶ。
 男は車を止めるが、「返事するの、遅いんだもーん」と笑って言う.
....


 −− 冬川美咲。殺人の時効成立まで、あと1ヶ月と17日。


寸  評  男がますますわかりません。何者!?
 そして、美咲と中尾が沙江の事件当時恋人同士だって、本当?舞と
高杉はどうなってしまうの!?高杉と中尾の関係は???とハテナだ
らけです。
 ところで、今回は時効までの残り日数が一気に5日縮まりました。
でも、このペースでいったら、最終回までに時効に到達しません。ど
うなるのでしょう?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 このところ、急に忘年会の予定が増え、平日の夜は、忘年会続きです。
 みなさまはいかがですか?
 最近、宴会の参加費も昔に比べれば安くなってきてはいますが、人数の多い
忘年会となると、それなりの金額になって、ちょっと大変な毎日です。(鈴木)

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発行元:ドラマ研究会
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