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タイトル:Daily Drama Express 2003/11/11 ハコイリムスメ! (6)  2003/12/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/11 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ハコイリムスメ!
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 古森花 (飯島直子)
 古森灯 (深田恭子)
 高村徹郎(吉沢悠)
 小泉純平(玉山鉄二)
 田久保健(勝村政信)
 山田十郎太(古田新太)
脚  本 中園ミホ

あらすじ  「話って?」と古森花(飯島直子)。
 「ボクは花さんと赤ちゃんを一生守りたい」とキース・コーベット
(マーク・コンドン)。
 「意味、わかってるの?」と花。
 「はい。花さんが好きだから」とキース。
 「冗談でしょ。わたし、今、それどころじゃないの!」と花は怒っ
て、ズンズン歩いていく。

 その前方に、高村徹郎(吉沢悠)を追いかける古森灯(深田恭子)。
 徹郎は振り向き、「お百度参りなんて、いいかげんにしろよ!迷惑
なんだよ」と言う。

 花は、父・古森吉太郎(地井武男)にひどいこと言われたのだろう
と聞くが、「そんなことなかったよ。記憶喪失だって言ったら、お父
さん、頭の中、真っ白になって」と灯り。そしてキースの姿を見ると、
「大変だね」と花に言い、花も「大変だね」と灯りに言う。

 ケーブルカーの中、ため息をつく、キースと徹郎。そして、お互い
顔を見合わせる。

 田久保健(勝村政信)の息子がキースを呼び止める。
 健がキースに、失礼した。キースを応援すると言いだし、小泉純平
(玉山鉄二)と山田十郎太(古田新太)も同意。

 花は、高尾山の観光客の似顔絵を描いて、お金を貰っていた。
 花がキースから求婚されたことが高尾山中の噂に。
 花がきっぱり断ったことから、『魔性の女』と呼ばれているという
噂まで。

 吉太郎は花に、結婚はいいから、立派な跡継ぎを産んでくれと言い、
花も結婚しないと言う。

 −− うちの家族は山のお天気のように変わりやすい。山の雨はい
つやむんだろう。でも、やまない雨はない。わたしは雨上がりの青空
が好きだ。生まれたてのように、透き通って.....

 谷に向かって灯は、「徹郎のバカ!」と叫び、花も「バカ、キー
ス!」と叫ぶ。

 花は古森朝子(吉田日出子)が自分と灯を産んだ病院で産むと、先
生に言う。

 灯は短大の就職課で、ボランティアをしたいと相談。障害を持った
人の役に立ちたい、と。そして、福祉の仕事のパンフレットを貰う。

 灯の友達は灯に、高尾山でのボーリングが楽しかったという話を振
るが、灯は一心にパンフを読んでいる。

 高尾山の仲間が花を呼び止めるが、キースと花を会わせる相談に失
敗。山田十郎太(古田新太)が花のバッグから母子手帳を盗む。
 「これで花さんの心をわしづかみ!」十郎太がキースに電話する。

 日が暮れても花は母子手帳を探していた。
 気落ちして花が帰宅すると、キースがいる。キースが花に落とし物
だと花に母子手帳を渡す。
 「どこに落ちてた?」と花。詰まるキース!!だが花は、「とにか
くありがとう」と礼を言う。
 キースはおそばを食べるよう言われても断り、十郎太から渡された
と白状。怒る花。キースにも、「顔を見たくない!」と怒る。1人喜
ぶ吉太郎。

 十郎太がキースに、日本では、男が女に愛の告白をする時やる、神
聖なセレモニーがあると教える。

 吉太郎、花、灯が朝子の誕生日パーティーの相談。でも、それを聞
いてしまった朝子が、キースも呼ぼうという。断る吉太郎と花に、
「わたし、あの人、好きよ」と朝子。「じゃあ、結婚すれば?」と花。
「そうしようかしら」と朝子が言い、焦る吉太郎。


 田久保健(勝村政信)の息子が花を呼ぶ。
 健の息子と花の2人が駆け付けると、キースが滝に打たれていた。
 「やめなさい!風邪を引くわよ!!」と花。

 キースは咳をしている。
 キースの髪を拭き、甲斐甲斐しく卵酒を作る花。キースは顔をしか
めながら「おいしいです」と言う。
 「キース、あなた、みんなにからかわれているのよ。そんなことも
わからないの」と花。
 「ボクも日本にそんなしきたりがないとは知ってました。でも、あ
の人たちが好きだからです。ボクは日本人が苦手でした。ビジネスで
仕方なく来ましたが、早くアメリカに帰りたかったです。でも、あの
人たちはボクの心の中に入ってきました。でも、あなたの心の中に入
れませんでした。滝に打たれてすっきりしました。もう花さんに迷惑
かけません」とキース。


 花を灯が、「婚約者の振りまで頼んだのに、ひどいよ。妊婦が恋愛
してもいいんじゃない?」と責めるが、「わたしは一度に一つのこと
しかできないの。仕事も恋愛も結婚も手に入れようとして、三つとも
だめだったの!恋愛なんて、寝不足になること、もうできない」と言
って、花は寝てしまう。

 −− 濃い恋愛してきたお姉ちゃんは、リセットボタンを押しまし
た。それに対してわたしは.....

 灯は、インターネットで介護士について調べる。

 ふもとのバーで朝子の誕生日会。
 吉太郎のプレゼントも朝子に気に入られる。今日はキースは来ない
し、十郎太も自宅謹慎。

 灯は、就職ではなく、介護福祉士の資格をとることとし、それまで
はアルバイトすると言う。
 吉太郎は、「OLになるんじゃないか?あんな男のために一生を棒
に振るのか」と怒る。朝から晩まであんな男のこと考えてるのか、と
責めるが、朝子が吉太郎の留置所からの手紙で、一日中朝子のことを
考えていると書かれていたから、山なんて嫌いなのに、駆け落ちして
茶屋の女将さんになったと言う。
 ふてた吉太郎が行ってしまうと朝子は、花と灯に、「でも、結婚し
たこと、一日も後悔したこと無い」と言う。

 お酒の燗をする花に、健が、1人で産むと突っ張らない方がいいん
じゃないか、と言うと、キースのことなんてわからない。図体大きい
から、余計に目障り、と言う。
 「それがもう花ちゃんの心にキースが住んでいる証拠だよ。オレは
一言も『キース』なんて言ってないんだよ」と健。

 灯は徹郎に、明日、高尾山の小学校分校に来て欲しいとメールを打
つ。

 徹郎は家族の手で、退学届けを出されていた。教授も、このままで
は留年間違いないのだから、しばらく静養して、別の道を探した方が
いいと言う。

 灯があきらめながら待っていると、徹郎が来る。
 「何でこんなところにオレを呼んだんだ?」と徹郎。
 「ここで最後に徹郎と会ったの」と花。
 「そんなこと言われても、思い出せないよ」と徹郎。
 「いいの、来てくれただけで。徹郎、子供の頃、パイロットになり
たかったんだよね。でも、小学校4年生の時、スキーで骨折して、お
医者さんになろうとしたんだよね」と花。
 「何でも知ってるんだね」と徹郎。
 「全部、徹郎が教えてくれたんだよ。もう会わないから、お医者さ
んになる夢だけはあきらめないで」と灯。
 「わかったようなこと、言うな。もうこんなことしないでくれ」と
徹郎は言うと、小学校を出て行く。

 徹郎の前に小泉純平(玉山鉄二)が現れる。

 花は今日、15人もの似顔絵のお客様がいたと、バーで喜んでいる。
 そこに純平が徹郎を連れて入ってきて、花が灯の姉だと、徹郎に紹
介する。
 「灯からいつも聞いてたの」と花。
 「オレ、もう、灯さんの彼氏じゃないんです。こういうの、迷惑だ
からやめて下さい。そんな心配なら、あなたが付き合えばいいじゃな
い」と徹郎は純平に言い、徹郎と純平はとっくみあいの喧嘩を始める。
 止めようとした花はとばされて、お腹を机にぶつけるが、大丈夫、
と言い、徹郎に深いな思いをさせたことを謝る。

 灯が帰宅すると、キースが朝子に誕生日プレゼントを渡してくれと
頼む。
 「お姉ちゃんのことなんて、気にしなければいいのに」と灯は言う
が、キースの顔を見て、「そうだね.....」と同情。

 花は最終ケーブルに乗るが、車中でお腹を押さえて苦しむ。
 それをすれ違った下りケーブルの中のキースが見付ける。そして、
ケーブルがふもとに着くやいなや飛び降り、一目散に山道を駆け上が
る。

 花はお腹を押さえながら家への道をたどる。
 だが、途中で遂にうずくまる。
 そして、やっと携帯を取り出すが、かける前に意識を失う。

 そこにキースが駆け付け、花を助け起こす。
 「キース.....助けて」と花はつぶやき、意識を失う。

 朝子がキースからのプレゼントを開けていると、電話が鳴る。花の
ことを伝える電話。

 三人は病院に駆け付ける。廊下で、うなだれているキース。
 「何でお前がここにいるんだ!お前のせいか?」と吉太郎。

 花は病室で寝ている。
 胎児は助からなかった.....

 廊下ではキースが声を殺して泣いていた.....

 −− 産まれてくる小さな命を抱えて、お姉ちゃんは何もかも捨て
て、山に帰ってきた。その小さな命が、今夜、消えてしまった。


寸  評  なんと、花の赤ちゃんが亡くなってしまうとは思いませんでした。
まさか、姉妹共々不幸に見舞われるとは.....
 この不幸を、姉妹それぞれがどのように乗り越えて、そして、幸せ
になれるのか、あるいはなれないのか、それが、後半の山ですね。
 多分、この手のドラマは、ハッピーエンドの気がしますが。

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 広末涼子ネタを書こうとしていたら、またまた、すごいことになっているよ
うです。
 妊娠&結婚とは、びっくり。
 もともと書こうとしていたのは、結局退学してしまうなら、どうして、あん
な方法まで使って大学に入学し、しかも退学の少し前のインタビューで、大学
院に行きたいとか言っていたのか?というのと、YAHOO BB! の広告で見る広末
の目の印象が変わった気がするけれども、やっぱり整形したのかな?というこ
とだったんですけどね.....(鈴木)

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