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タイトル:Daily Drama Express 2003/11/04 ハコイリムスメ! (5)  2003/12/17


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/11/04 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ハコイリムスメ!
局  名 フジ系
放映日時 火曜22時
キャスト 古森花 (飯島直子)
 古森灯 (深田恭子)
 高村徹郎(吉沢悠)
 小泉純平(玉山鉄二)
 田久保健(勝村政信)
 山田十郎太(古田新太)
脚  本 中園ミホ

あらすじ  小泉純平(玉山鉄二)は軽のワンボックスで、古森灯(深田恭子)
を十一丁目茶屋に送り届ける。「純平、ありがと」と灯。

 古森吉太郎(地井武男)は、「灯、何時だと思ってんだ!」と叱る。
 自室に戻った灯は、高村徹郎(吉沢悠)からのメールを受け取る。
急いで開くと、「君を傷つけたことだけ、謝りたいと思う。 / も
う会わない方がいいと思う」とだけ書かれていた。

 古森花(飯島直子)はお風呂の中で、吉太郎に対して怒っていた。


 翌朝、花は薪割りに出ているはずの吉太郎を待っていた。キース・
コーベット(マーク・コンドン)のことで、本当のことを話すつもり
だったのだが、「早起きしてお父さん、東京行ってしまった」と古森
朝子(吉田日出子)。

 吉太郎は手みやげを持ってキースを会社に訪ねる。キースが花と結
婚してくれれば、子供のことを認めるという。
 「花さんはなんて?」とキース。
 「そりゃ、子供までこさえたんだから、一緒になりたいに決まって
るだろ」と吉太郎は頭を下げて頼む。

 男が花を訪ねてきて、十一丁目茶屋への行き方を田久保健(勝村政
信)に聞く。

 朝子は花と灯に、吉太郎は寝ていても2人のことを心配していると
話す。

 −− 家族って不思議だ。傷ついて立ち直れないと思っても、お母
さんのおいしい朝ご飯を食べると立ち直れる。

 男が団子を売っている花に、「よう、いいところだな」と声をかけ
る。

 花は男と展望台へ行く。花は男に対して、ぶっきらぼうな態度だっ
た。男は先週ミラノから帰ってきて、自分が悪いので、自分を責めて
くれと言う。
 「もういいよ。よたし、デザイナーよりお団子売っている方があっ
ているかも。父も年だし」と花。
 「花はサバサバしているな」と男・西谷弘一(佐々木蔵之介)。
 「あ、言うの忘れていた。ご結婚おめでとう。ミラノ支店長、ご栄
転おめでとう。じゃ」と花。
 「もう行っちゃうの?」との西谷の言葉を無視して、花は戻る。

 十一丁目茶屋は、花の結婚話で持ちきり。キースは、花さえよけれ
ば、と吉太郎に答えていた。

 山を下りてきた西谷が、健の、花が重い物持って流産でもしたら...
..と言う言葉に足を止める。

 最近帰りが遅いが、恋愛より勉強だ、と言う吉太郎に、灯は、もう
徹郎に会わないと言う。

 花は吉太郎に、キースは子供の父親でも婚約者でもないと告白。赤
ん坊の父親は誰だと問う吉太郎に、花は絶対言わない!と頑張る。吉
太郎は、顔をくしゃくしゃにして泣く。

 花は、やっと言えた!と大きく伸びをする。

 花は灯に、徹郎のことは本当にいいのか聞く。灯は、今の自分では
ダメだし、徹郎からも、もう会わない方がいいとメールが来たという。

 徹郎の父から灯に電話。

 十一丁目茶屋の電話が鳴り、花が出ると、西谷からで、「会って話
そう」と言う。

 花に灯が、明日徹郎の父親から呼ばれ、「どうしよう?」と相談。


 花が付き添って、灯と徹郎の両親と会う。
 徹郎の両親は、徹郎の暴言を謝った後、灯が徹郎とサイトで知り合
ったこと、父親が会社社長でなく、高井戸に住んでいるわけじゃない、
先日の非礼はこれで許して欲しい、と500万円の小切手を差し出す。
 花が、「手切れ金ってこと!?こんなんで灯の気持ちは消せない
わ!!」と激昂。
 灯の気持ちを知りたいと徹郎の父が言い、灯は、黙って小切手を破
る。

 花と灯は、あのラーメン屋へ行く。そして、花はもう一仕事あるか
ら、と灯に千円札を渡して、ラーメン屋を出て行く。

 吉太郎が寝込んでいて、健が見舞いに来る。吉太郎は健の妻が亡く
なってから何年になるか聞く。「7年です」と健。吉太郎はこんなこ
とになる前に、健に花を貰って貰えばよかったと言い出す。キースは
当て馬だったから、と。と

 花は西谷と純平の店で会う。そして、純平に出ていって貰って、
2人きりで話をする。
 西谷は、花が妊娠していることを確かめる。
 「4ヶ月目に入ったとこ。でも、あなたに迷惑かけないから」と花。
 「オレの子か.....どうすりゃいいの?もう入籍しちゃったし、ミ
ラノで式を挙げちゃったし、社長にも気に入られているし」と西谷。
 「わたしが産むんだから.....あの時と同じね。社長の娘に迫られ
てって、頭抱えて」と花。
 「あの時、もう妊娠してたってことか?何も言わずに」と西谷。
 「大丈夫。父親のことは誰にも言わないから」と言うと、花は西谷
を振り返らずに、店を出て行く。

 花は1枚千円で似顔絵描きを始める。通りかかった灯は、「仕事っ
て?」と聞く。
 「もう終わった。ふっきれた。赤ちゃんのために少しは資金稼ぎ、
しないとね」と花。


 灯は自分は徹郎のために何ができるだろ.....と考え、お百度参り
を始める。−−徹郎が元の生活に戻って、また、勉強できますように、
と。
 そんな灯を純平が見る。

 純平が、花と灯に、ボーリング大会のお誘いを持ってくる。
 「短大の友達、呼んで言い?」と灯。そんな純平に、花は、「灯を
元気づけようと思ってなの?いいとこあるじゃん」と言う。
 吉太郎は、花は今が一番大切な所なんだから、重い玉持たせるなよ、
と釘を刺す。

 ボーリング大会には、なぜかキースも呼ばれている。「もうオレ達
の仲間だから」と健。

 ボーリング大会の後、川原で打ち上げ。焼き芋を見て、灯は、徹郎
との焼き芋を思い出す。
 「灯さん、焼き芋、嫌いですか?」とキース。
 「キースさんは、何であんなことしてあげたの?」と灯。
 「ボクが昔好きだった女の子に似てたから。それに、ボクもお父さ
んの顔を知りません。お母さんは結婚せずにボクを産みました」とキ
ース。
 「シングルマザーだったんだ。でも、思っているだけじゃ、思いは
通じないよ。特にあの鈍感なお姉ちゃんには」と灯。

 朝子が吉太郎に、はじめにお腹の子の父親がキースだと勘違いした
のは、健だと教える。だから健がキースの会社に押しかけ、そこでキ
ースがお腹の子を守った、と。

 山田十郎太(古田新太)も、純平も健も、花の子が生まれたら、い
ろいろ教えてあげるという。
 「こんなに父親いたら、参観日、部屋に入れない!」と花。

 純平が徹郎を訪ね、いきなり、「悪いけど、ちょっと来て貰ってい
いですか?」と言うと、有無を言わさず車に乗せる。
 そして、灯がお百度踏んでいるところを見せる。徹郎のためにこの
ところ、毎日やっていると。

 灯が徹郎に気付く。
 「どうしたの?どうやってここまで来たの?わたしのこと、思い出
してくれた?」と花が聞くが、徹郎はクビを横に振る。
 そこに吉太郎がやってきて、「灯、その男は誰なんだ?」と聞く。
 そして、2人を十一丁目茶屋に連れてきて、徹郎を問いつめる。そ
こに朝子が割って入り、「入院していたそうですが、もういいんです
か?」と聞く。
 徹郎は、自分には関係ないから帰ってもいいかと聞く。
 「帰ってもいいが、灯は、お前に会ってからおかしくなっちまった
んだよ!」と吉太郎は怒鳴る。灯が、徹郎は記憶を失っちゃったのだ
とかばう。

 似顔絵を描いている花の前に西谷が現れ、花の子を認知する。妻も
説得する。そして、独身時代の貯金全部と言って、300万円程度の
札束を花に渡す。そして、先日のことを詫び、街で赤ん坊のことを見
るたび、花とお腹の子のことばかり考えてしまう、と言う。
 「弘一、優しいよね。前のわたしは、そんな弘一に寄りかかってた。
でも、お金もいらない。認知もいらない。、戸籍だけのお父さんはい
らないの。一緒に遊んでくれたり、叱ってくれるお父さんが、この山
には何人もいる。もう、後ろは振り返らない。それじゃ」と言うと、
花は店を出て行く。

 高尾山にやってきたキースは、健の息子・太郎に会い、太郎を肩車
する。
 その前に花が現れる。キースは花のところに駆け付け、「ボクは花
さんとお腹の子を、一生守ります」と言う。
 「一生?意味、わかってるの?」と花。
 「はい。花さんが好きだから」とキース。
 2人は顔を見合わせて、じっとしている.....


寸  評  花のお腹の子の父親、現れないままかと思っていたら、現れまし
たね。
 わたしの中では、佐々木蔵之介、すっかり要領がよさそうで、でも
抜けていて.....というイメージができあがっているのですが。
 「あした天気になあれ」に沢村一樹が出ていましたが、ここでも佐
々木蔵之介が.....「白い巨塔」と掛け持ちです。
 灯は、徹郎の両親に見栄を張ってしまったことが、ここへ来て、裏
目に出ているのでしょうか?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 先日、映画「阿修羅のごとく」を見てきました。4人姉妹、末っ子は深田恭
子......「おとうさん」とオーバーラップしてしまいました。
 ホームドラマを成立させるのに、兄弟の数が4人というのはちょうど便利な
のでしょうか?「末っ子長男姉三人」も文字通り4人。
 「阿修羅のごとく」がTBSの日曜夜9時と違うのは、姉妹の両親が生きて
いることでしたが。
 「阿修羅のごとく」で気になったのは、どうして舞台を昭和54年のままに
したかですね。深田恭子も髪を黒くしていましたが。携帯があると、不都合だ
った!?(鈴木)

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