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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/11/30 (Thu) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.木曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 木曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル マンハッタンラブストーリー 局 名 TBS系 放映日時 木曜21時 キャスト 店長 （松岡昌宏） 赤羽伸子（小泉今日子） 別所秀樹（及川光博） 江本しおり（酒井若菜） 蒲生忍 （塚本高史） 船越英一郎（船越英一郎） 土井垣智（松尾スズキ） 千倉真紀（森下愛子） 脚 本 宮藤官九郎 あらすじ ――土井垣（D）は千倉（C）と江本（E）の二人とW不倫中。フリ ーになった別所（B）と赤羽（A）は…。 写真誌に「エモやんドロ沼不倫？！ベテラン声優（40)と熱愛三連 泊！」とすっぱ抜かれた土井垣（松尾スズキ）と江本（酒井若菜）。 喫茶マンハッタンでは店長（松岡昌宏）が出したナポリタンを食べな がら憮然とする千倉（森下愛子）とその前で小さくなっている土井垣 の姿があった。 怒りながらもナポリタンをおいしいと誉める千倉の言葉に思わずニ ヤリとする店長。 （い、いかん！何を喜んでいるんだ！経験と人生を重んじる私がこん なジャンクフードごときで一喜一憂してどうする！） と思いつつ、他の客からも注文が入るとイソイソとナポリタン作りに いそしんでしまう店長なのだった。 千倉と土井垣の口論はエスカレートする。 別所（及川光博）と別れた後、千倉は土井垣がいるスタジオのガラス 越しに指で字を書いて愛を告白し、お互いの気持ちを確認し合ったつ もりだった。 だが、スタジオの中から左右逆に字を読んでしまった土井垣は、 「好き」→「別れる」「ハート」→「バーカ」とありえない勘違いを しており、てっきり千倉に振られたと思い込んでいたのだ。 誤解が解け、千倉と別所が別れた事を聞かされた土井垣は、自分の 愚かさを悔い江本との過ちを深く詫びる。土井垣の真摯な態度を見た 千倉は浮気を許してしまう。さらに、今まで通りの不倫関係でいいか らその女子アナとは速攻別れるよう土井垣に告げる。ついうなずいて しまう土井垣。 一方、中央テレビアナウンサー・江本の方は始末書だけで済んだが、 土井垣とは別れるよう会社から言われる。 他の女子アナ達に「それで済んでよかったじゃん、どうせそんなに 好きじゃなかったんでしょ？」と言われた江本は「まあ…そうなんだ けどね」と答えながら廊下を歩いて行く。 その会話を土井垣の娘のあやめ（森本ゆうこ）が聞いていた。 土井垣の自宅。土下座しながら自分の署名・捺印をした離婚届を恐 る恐る差し出す土井垣だが、妻・春子（YOU）に「子供が二人いるか ら離婚はしません。私に謝る前に、子供達に謝って下さい」と言われ る。逆らえない土井垣は「こんなお父さんでゴメンな」と必死にあや まるが、「バカじゃないの？」と言い放つ春子を始め、あやめ達家族 の反応はとても冷ややかだ。 ナポリタンを始めたことをきっかけにパスタの世界に魅了されつつ ある店長。気分を切り替えようと控室の黒板に相関図を書いて入り組 んだ常連客の恋愛関係を整理しようと試みる。 C（千倉）はE（江本）がD（土井垣）と付き合っている事を知ってい る。しかしEはCとDが付き合っている事を知らない。そしてDの妻（春 子）はCの親友。 （あー！もう！黒板一枚じゃ足りないよ！） 複雑な人間関係に頭を痛める店長だが、ふとA（赤羽）はB（別所）と Cが別れたことを知っているのか考える。 AはBを好きなのだから、チャンス到来ではないか！ フリーになった別所は若い女友達とパブで飲んでいた。そこで行わ れていたテキーラ相撲というイベントで優勝し、景品の熱川バナナワ ニ園のペア招待券をゲットしていたのが、なんと赤羽。 20杯ものテキーラを飲み干し泥酔状態の赤羽を部屋に送った別所は、 千倉と別れたことを赤羽に伝える。二人きりの部屋でなんとなくいい 雰囲気になる。さらに別所がシャワーを浴びると言い出し、身悶えし ドギマギしてしまう赤羽。 だがそこへ同僚の井掘（尾美としのり）が来てしまって雰囲気は台 無しに。結局、何も起こらないまま朝が訪れる。しかし飲みすぎで爆 睡している別所の寝顔を見ながら、なぜか気分は爽快な赤羽なのだっ た。 マンハッタンでもいつもと変わらぬ朝が訪れていた。 バイトの忍（塚本高史）がいれば代わりにナポリタンを作ってくれる ので、店長は珈琲に専念できる。かいがいしく動く忍を見ながら （頼もしいぞ、忍くん！君を雇ってよかった。君のように良く気の付 く女性がいたらお嫁さんにしてもいいとさえ思う私だ！） などと強引な理論を展開する店長。さらに、 （結婚か…経験と人生を重んじる以上、避けては通れない言葉だ） モンモンと妄想を広げる店長の前に赤羽が現れる。動揺する店長。 店長がほんの数秒、赤羽との新婚生活を想像していたことは店長だ けの秘密なのだ。 気を取り直し、いつものように自信作を差し出す店長。 今日は、熱風焙煎した経験という名の豆を人生という名のミルで挽き、 魂という名のお湯を注ぎ淹れた、まるで一編の詩のように心に響く一 杯！ 今日は何も賭けてはいなかった店長は忍の「モーニングを始めた ら？」という一言がきっかけで、結局、心の中で賭けをしてしまう。 結果、赤羽は店にやってきた別所と仲良く出て行ってしまい、珈琲に はノータッチ。 マンハッタンのメニューにモーニングが加わった。ついでに、モー ニングのために開店時間が11時から7時に早まる事になった。 店に千倉と土井垣がやって来る。店長はなぜ土井垣がこんなにモテ るのだろうと考え、何かモテる秘密があるに違いないとその秘密を探 ろうとする。 どうやら二人は映画の話をしているようだ。土井垣は千倉の話にうん うんと相槌を打ち、さらに 「君の声を聞いているとそれだけでイライラも吹っ飛ぶよ。君は僕に とってカルシウムみたいな存在だね」とやさしく言う。 （エーーーーーーッ！！） と驚きつつも、”気の強い年上の女性に対しては決して自己主張せず 聞き役に徹し、キリマンジャロを頼む”という土井垣のテクをメモる 店長。 先ほど出て行ったばかりの土井垣が今度は江本と入って来る。懲り ない土井垣は結局江本との密会を続けていた。 かみ合わない会話を続けつつ土井垣は言う。 「君は僕にとってタンパク質だね」「どういう意味？」「スタミナ源 さ」 （うーむ。その例えはどうだろう…？） とツッコミつつ、”年下の女性には夢の話で少年ぽさをアピール、そ して興味のない話はせず、珈琲はブルマン”というテクをメモる。 次に土井垣は春子とともにやって来た。 （またかよ！なんでウチに来るんだ！他の喫茶店に行けよ！） と毒づく店長をよそに、カウンターに座った二人はいきりなり戦隊モ ノの台本を取り出し読みあわせを始める。夫婦二人とも声優なのだ。 そのやりとりをワクワクしながら忍が聞いている。読みあわせの合間 に土井垣は言う。 「君は僕にとって炭水化物だね」「どういう意味？」「無くてはなら ない物だから」 店長は”…そして、妻には頼りない自分をさらけ出し、珈琲はグァ テマラ”というテクをメモる。 そう、土井垣は珈琲の種類を変えるように違う男を演じ分けている のだ。実際違うのを頼んでいたし。 （それにしても…本当の所、土井垣さんは誰が一番好きなんだろ う…？） 意を決した店長が、ロッカーからコロンボコートを取り出すと、なぜ か白いブラジャーが転がり落ちる。 （な、何故マンハッタンにブラが…？？） 謎の多いマンハッタンなのであった。 中央テレビでは何事もなかったかのように、江本がお天気ニュース に復帰した。局内のトイレで口さがない人々が江本と土井垣の噂話を している。さらに、土井垣は千倉と付き合っている事も。 個室の中でそれを聞いてしまうあやめ。 マンハッタンでは赤羽と千倉がドラマ「軽井沢〜」に見入っている。 千倉と土井垣の関係など当然知らない赤羽は、土井垣と江本はまだ続 いている！などと鋭すぎる発言をし、店長はヒヤヒヤしまくりだ。 そこへ江本がやって来る。好奇心剥き出しの赤羽と思わずムッとして そっぽを向く千倉。 中央テレビの会議室で、土井垣とあやめ、プロデューサーとマネー ジャーが話をしている。あやめが遅刻したせいでスケジュールが押し てしまい、撮影できないシーンが出てしまい出演者達に迷惑がかかっ てしまったのだ。 平謝りしながら、あやめをたしなめる土井垣に、あやめがキレる。 「お父さんのこと、現場のみんなが噂してるの！お父さんのせいでわ たし芝居に集中できないの！！」 あやめは走って部屋を出て行く。 テレビ局を出た土井垣は江本に電話をし、大切な話があるから会い たいと言う。江本はマンハッタンで待ってると答えた。 江本の電話を聞いた店長は、ロッカーで常連客の恋愛を整理する。 D（土井垣）はC（千倉）・E（江本）の両方と別れるべきだ。だが、C はDを必要としている。Dに振られたCはB（別所）とくっついてしまう。 そうなるとA（赤羽）はまたこの店に来なくなる。 …考えながら、店長は、どうして自分がこれほどAに固執するのか 悩み出し、ワケがわからなくなってしまう。 江本が栃木の実家に電話している。話の内容を聞いた店長は仰天す る。どうやら土井垣を親に会わせるつもりらしい。しかも、結婚とい う単語まで飛び出している。 （ま、まずいッ！絶対阻止しなければ！！） 忍が出前から帰ってきた瞬間、店長は店を飛び出して行く。 店長は土井垣が出演しているラジオ番組に電話で生出演し、土井垣 に人生相談をするフリをしながら熱いメッセージを語る。 「ある女性が好きなのだが、その思いをどうやって伝えていいかわか らない。」 「まあね〜、恋なんて熱病みたいなもんですからねぇ。ハハハ！」 「…そうかな？確かに、熱に浮かされているだけかもしれない。だけ ど、その熱し方を間違えると、せっかくの恋も台無しになるんじゃな いのか？」 土井垣の顔がだんだん真剣になってくる。 「そうだろ、土井垣さん。アンタは熱に浮かされているだけだ！珈琲 に例えるなら、摘み立ての若い豆を直火で焙煎するようなものだ。し かも、若い豆を手に入れて浮かれる余り、長い事愛した珈琲の味を捨 てるようなものだ！…確かに新しい豆は香りが強い。」 店長はここぞとばかりに畳み掛ける。 「私の経験と人生と魂を込めて言わせてもらう！本当にいい豆はな、 賞味期限ギリギリまで美味しいんだ！」 そして、店長は思い出の曲をリクエストする。――郷ひろみのハリ ウッド・スキャンダル。土井垣の好きな曲だ。 メロディアスなイントロが流れる。黙って聞いている土井垣、その ラジオを赤羽のタクシーの中で聞いている千倉。 土井垣はマンハッタンへ駆け込む。キリマンジャロを頼み、江本の 座るテーブルに座る。珈琲を一口飲んだ土井垣はしみじみ言う。 「…忘れてた。こんなに美味しかったんだ…」 土井垣は心を決めて江本に別れを告げる。江本も好きな人がいるか ら付き合えないと言い、二人はきれいに別れた。 さらに、家族か千倉を選ぶという決断がまだ土井垣には残っていた。 意を決して家族に別れを告げようと家に帰るが、子供達を見ていたら 言えなくなってしまう。 結局、千倉とも別れられずにいる土井垣だったが、彼の身に大きな 問題が降りかかることになる。 なんと、江本が土井垣の子供を妊娠したらしいのだ…！！ 寸 評 エスパー忍くんより、ヒゲを取った店長、あなたも十分超人です。 出演者のみなさん、非常に上手だし面白いのですが、私は酒井若菜さ んのとてつもないブリっこ（死語）女子アナがツボです。 いいなぁ、これだけ思い切りやってくれたらいっそ潔よくて気持ちい いです。周りにいたらちょっとイヤですが。 ラブコメ・・・なんですが、話が少々強引な展開になってきました。 見てる人、付いて来てるかな？ 執 筆 者 ごんた(gonta_tvdr@hotmail.com) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 木更津キャッツアイ、なかなか評判いいみたいですね。フジの踊る大捜査線、 テレ朝のトリックに続くヒットとなるか？ そういえば、スカイハイの映画も公開しています。このドラマ版を見ていまし たが、なかなかおもしろかったです。（ごんた） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) 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