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タイトル:Daily Drama Express 2003/08/27 ひと夏のパパへ (9)  2003/09/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/08/27 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ひと夏のパパへ
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 望月まりも(上戸彩)
 井上麻美(桜井幸子)
 桐島薪平(北村一輝)
 岡本章介(柳沢慎吾)
 細野一作(松重豊)
 安西わか菜(北川弘美)
 ラン  (つぐみ)
 柴田ジュン(松田悟志)
 外古葉修二(小日向文世)
 寺沢タマミ(江波杏子)
 佐戸井秀樹(渡辺いっけい)
 小成大五狼(小林稔侍)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  倒れたまりも(上戸彩)を家まで運び心配する薪平(北村一輝)
に「いろいろあったのよ」と麻美(桜井幸子)は言う。麻美は薪平の
家で酒のおつまみを作っている。そんな麻美の後ろ姿を見て、「麻美
の手料理が久しぶり」と薪平は喜び、麻美にじゃれつく。その声を隣
の部屋で寝ていたまりもの耳に嫌がおうでも聞えてしまう。絶えられ
なくなったまりもは壁に水枕を投げつけ「気持ち悪いっていうの」と
大声を出す。

 そんな昨日の様子をまりもは『まねき猫』へバイトに来てタマミ
(江波杏子)に愚痴る。タマミはまりもが麻美に嫉妬していると分析
する。


 “金賞”と書いたのし付き袋を持って薪平は帰って来る。一泊温泉
旅行ペアチケットが当たったから一緒に行こうとまりもを誘う。しか
し、まりもは麻美さんと行きなよ。と断る。そこへ、大きな荷物を持
った燐太郎(市原隼人)が、家出して来たからしばらく置いて下さい。
とやって来た。しかし、薪平は迷惑だからと追い返す。

 家を出たまりもは、外古葉(小日向文世)が倉庫で働くのをみかけ
る・・

 『まねき猫』で夜のショータイムが終わって今日の反省をしている
と、外古葉がきっと帰って来ると信じている店長(柳沢慎吾)らと、
ダンサーらで意見の対立がある。

 外古葉の働いているところへバイトが終わったまりもがやって来る。
店に戻らないのか聞きに来たまりもは「結婚する子供のために悩んで
るお父さんっていいなぁ〜って思ったんです。でも外古葉さんらしく
ないから嫌です」と外古葉に言う。

 麻美と居酒屋で飲んでいる薪平は、温泉旅行を断られたと麻美に愚
痴っていた。「このチケット高かったのに、親の心子知らずって言う
んだよ」と。


 店長とのん(小林千晴)が喫茶店にいると、陽子と外古葉が入って
来た。外古葉は今の勤め先の名詞を陽子へ渡す。陽子はありがとうと
顔を輝かす。その様子を店長は真剣な顔で見ていた。

 家の前の階段で、まりもと燐太郎は薪平の帰りを待っていた。燐太
郎は自分の逃げ場を薪平に求めていたのを謝ろうと待っていたのだが、
夜の講習があるので、あらためて謝りに来ると言い残し、帰って行っ
た。

 『まねき猫』へまりもがやって来ると、店長が電話の最中。その電
話の相手は皆が応募したミュージカルの演出家。明日来店する連絡で
皆と大喜び。
 フォーメーションを決めて練習を始めようとするが、またしても外
古葉のポジションを巡って言い合いが。まりもはきっと来ると言うが、
店にやって来た薪平は外古葉さんは今は他の仕事をしているから来な
いと言う。まりもは外古葉を呼びに行こうと店の外に出る。追いかけ
て来た薪平は父親として決めた外古葉に理解を示そうとする。そんな
薪平に「どうしたの?普通の親みたい」

 「ねえ変わったよね?私が原因だったら…」そこへ薪平の携帯が鳴
り、細野(松重豊)が外古葉のところへ陣中見舞いに来たら、外古葉
が窃盗犯と争ったみたいで顔面血だらけで救急車に乗せられて運ばれ
た…と連絡が。

 病院へついたまりもと麻美に「救急車に乗せられたときに陽子(松
本莉緒)には知らせないでくれ」と言った。と説明する。ドアが開き
医者が出て来る。その後ろから右手に包帯をまいた外古葉も出て来る。
処置室から出て来た外古葉に警察官がやってきて事情徴収へ同行願わ
れる。


 「悪い人って本当にいるんだよねー」皆の心配をよそにお気楽に
『まねき猫』へ来た外古葉は一部始終を話す。手に怪我をしたがその
手で顔を触ったから顔面血だらけになった。店長はそんな外古葉に
「どういうつもりでここ来てるの?俺たち否定されたんだよ?少しは
気を使え!」他のダンサーらも「明日ミュージカルの演出家が来るん
だよ」皆の真剣な様子でも外古葉は自分は陽子のために父親をやって
る。とまじめな様子。そこへ薪平が陽子を連れて入って来た。

 「結婚式ではこのこと言わないで」陽子は体裁を気にするが、店長
やダンサーらは夢を諦めて子供のためにしてることを責める。ダンサ
ーらは、外古葉は夢を語っているだけで、夢から逃げた。と責め、体
裁を気にするのは子供のわがまま。と言う。外古葉は全部自分が悪い
と謝る。薪平は外古葉の肩を持ち、「自分の夢よりやらなきゃならな
いことをやってるんだよ」その言葉にまりもは、「変わるって何?子
供を理由にしないでよ。何で燐太郎先輩の親に頭下げたの?父親に抱
いた理想像私にもあった。桐嶋薪平は桐嶋薪平で親友みたいで、ムチ
ャするけど心優しいし、他の人がやらないようなことたくさん見れた
から…でも、頭下げるような人だったら他の人が親でも良かった。私
は桐嶋薪平の背中がみたいの…」


 店が終わり、まりもが外にいると陽子が来て、子供の頃の父親は確
かにかっこよかった。何時までもそうあってほしい。と言う。「一度
外古葉さんの夢見て下さい。ちょっといいですよ」まりもは陽子に言
う。陽子はお礼を言って帰って行く。そこへドリンクを持って麻美が
やって来る。「薪平戸惑ってるだけだと思うよ。温泉旅行のチケット
買っちゃって、今はちょっと背伸びしてるだけだから・・」そう薪平
とまりもの仲を取り持つ麻美に「私があの人独占していいんですか?」
麻美は素直に「ちょっと微妙かな?」といい、二人で乾杯する。

 別の場所で、薪平と外古葉と細野はまりもの言葉を思い返していた。
細野は薪平と外古葉のやってることを尊重するが、薪平は「人事だと
思って軽く言うな!」と怒る。「あいつに合わせて生きようなんてう
そつきの始まりだったんだよねー」


 そのまま朝を迎えた薪平は、外古葉に何事か決心を口にする。「俺
なりにもがくだけ」と言葉を残し、薪平はなぜか海へ飛び込み泳いで
行く。

 ずぶ濡れの薪平は燐太郎の家の前までやって来た。チャイムを鳴ら
そうとしていると丁度出勤前の燐太郎の父親が家から出て来た。薪平
は「先日はどうも。こないだ言ったことあれ嘘。お宅やばいですよ?
そのうち子供にそっぱ向かれちゃいますよ」と先日燐太郎の父親に頭
を下げたことを撤回し、2階から顔を出した燐太郎に、今度家出して
来たら俺のとこに来い。といつもの薪平に戻り、意気揚々と帰って行
く。


 家に帰って来た薪平に、朝ごはんの卵焼きと肉じゃがを作りながら
まりもは昨日帰って来なかった薪平を責める。夜一人は怖いというま
りもに一瞬真剣な顔になった薪平だが、「大学行きたかったら行けよ」
と勧める。前は行きたかったが、『まねき猫』の皆や佐戸井に出会っ
てからは変わって来た。「私の夢ってなにかな?」と聞くまりもに
「知るかよ。自分で見つけろ」と薪平は言う。


 『まねき猫』では外古葉が来ると想定してポジションを開けて皆で
練習していた。そこへずぶ濡れの外古葉が入り口から顔を出し「入っ
ていいかな?」と控えめに言う。店長とダンサーらは「お帰りーー」
と抱き合って喜ぶ。そこへ電話が鳴り、モーニング娘。の振付師の夏
まゆみが今夜来店する予約が入る。一同雄叫びを上げる。


 『まねき猫』では、夜のショータイムが始まろうとしていた。
「あ゛―――」まりもの大声で皆で見ると陽子とその婚約者が。外古
葉がちかづき、おどおどしながら「この度はおめでとうございます」
と婚約者へお祝いの言葉を口にする。そんな父親の様子に陽子は素直
に「パパの夢みたいな」と言い、婚約者もぜひと続ける。

 有名振付師らが見守る中、店長は名詞を配り、緊張して司会を務め
ようとする。しかし、言葉が出て来ないのをみかねてタマミが司会を
勝手に変わり、ダンサーらの踊りが始まる・・

♪いきていくんだぁそれでいいんだーぼくがいるんだみんないるんだ
♪いきていくーんだ♪

 ダンサーらの踊りを見ながら、まりもは薪平に「温泉連れてって
ね?」と素直に言う。その言葉を聞いた麻美は「やっぱ微妙だな」と。


 楽しい顔しているこの人が好き。この人がいるだけで何かが幸せに
感じる。そろそろパパと呼んでもいいかな?明日から9月です。


寸  評  そうか、明日から9月か。そうだよね、まだまだ残暑が厳しいけ
ど来週はもう9月ですね。私も薪平が謝ってたり、人に頭を下げてる
場面は嫌いです。どんなことしても堂々としてた方が嘘がなくていい
ですね。外古葉さんがダンスを夢にしてるとはとても思えないけど、
そのギャップがまたいいです。最後に陽子が父親を夢も含めて認める
場面は良かったですね。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 夏の暑い最中に“チゲ鍋”を食べて来ました。家でチゲ鍋をやったことが無
く、案外美味しく手軽に出来るので今度やってみようかな?と思いました。食
べている時はなんともないですが、一度外へ出て部屋へ入って来るとかなり臭
いです。週末しか出来ないかな?と思いました。(田村)

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