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タイトル:Daily Drama Express 2003/08/25 14ヶ月 (8)  2003/09/01


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/08/26 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜
局  名 日本テレビ系
放映日時 月曜22時
キャスト 五十嵐裕子(高岡早紀)
     井上悟 (中村俊介)
 藤本晴美(戸田恵子)
     堀川美弥(酒井若菜)
     堀川千鶴子(丘みつ子)
     綿貫潤一(羽場裕一)
 ナツキ (伊藤沙莉)
 神田勉 (石黒賢)
脚  本 瀧川晃代

あらすじ  裕子は夢を見ていた。
 ブランコに乗っている。「いっしょにあそぼう」と男の子の声。背
中を押してくれるが、その力がだんだん強くなっていく。大きく揺れ
るブランコにしがみつくように乗っている裕子が振り返ると、そこに
は不気味に微笑む神田(石黒賢)が!
 夢から覚めた裕子は、悟(中村俊介)と話す。
 「(あのクスリを飲んだ)神田さん、どうなるんだろう」
 「高校生のころはどんなだった?」
 「普通よ。千夏の初恋の人で、3人でよく話したりしたのに…。ど
うしてこんな風になっちゃったんだろう」
 悟に促され、裕子は再び眠りについた。

 朝になり、悟はダモーレに向かった。シェフ長の小松(鈴木ヒロミ
ツ)や美弥(酒井若菜)に、昨日料理の取材を放り出して出て行った
ことを謝る悟だったが、その理由をどうしても説明できない。
 「あれだけがんばりたいと言っていたのに、一体何があったん
だ?!」
 「理由は言えません」
 「いい加減な気持ちで、料理なんか作るな!!」
 小松に怒鳴られ、また、美弥からもキツイ言葉が。
 「理由が言えないようなあなたには、辞めてもらうしかないわね」

 その頃神田はナツキ―千夏と会っていた。神田は大学の講義で、先
週の講義の内容を覚えておらず、それを学生たちに指摘されたことを
打ち明ける。
 「クスリを飲んだから?」
 「…僕が?!…覚えていない…」
 神田は愕然とする。神田にはあのクスリを飲んだ記憶が全くないの
だ。ナツキは、自分や裕子とは違う症状が神田に現れたと推測する。

 ダモーレでは、解雇を言い渡された悟に美弥が最後の給料を渡して
いた。
 「裕子さんのことで飛び出していったこと、どうして説明しないの
?あなたを捨てて出て行った人を、どうしていつまでも思い続けるの
?」
 「裕子は、いつも一緒なんです」
 悟の言うことを理解できない美弥だったが、悟はそのまま一礼して
出て行った。しかしその直後、事務所の外で大きな音が聞こえ、美弥
は飛び出す。
 「井上君!!」
 悟が廊下に置かれたものにぶつかって床に倒れ、メガネを探してい
た。美弥は悟にメガネを拾って渡すが、その目があまり見えていない
ことに気づき、2人は病院に向かう。
 病院では、医師が悟に早めの手術を勧める。
 「ストレスや精神的な緊張が視力を低下させることがある。このま
ま放っとくと失明する危険もある」
 悟は愕然とする。「今はまだ、手術はできない…」

 夜遅くなっても戻らない悟を心配して、裕子がダモーレに電話をす
る。病院に行ったと聞き、裕子はたまらず家を飛び出す。
 裕子は夜の繁華街を走る。しかし名前も小学校名も言えないため、
声をかけた補導員に捕まり、保護されてしまう。

 悟は児童相談所に裕子を迎えに行くが、“義理の妹”である関係を
証明できるものがないため会わせてさえもらえず、悟は仕方なく帰宅
する。関係を証明するものなんてそもそもないし、35歳だとも言え
ない。
 しかし裕子は、深夜、児童相談所を裸足のまま抜け出し、明け方マ
ンションに戻った。リビングでうたたねしていた悟は驚く。
 「自分のことを説明できないよ。あそこにいたら、絶対に出られな
いから」
 目のことは大したことはないと言う悟にほっとする裕子。

 ベッドで裕子が眠っていると、児童相談所の職員がマンションを訪
ねてきて、ユミ(子供の裕子の仮の名)が戻っていないかとたずねる。
その目は明らかに悟を疑っている。しかし悟は、ユミの小学校や両親
のことも答えることができない。
 「警察に通報することになる」
 と言い残し、職員は帰っていった。

 「もうここにはいられないのかな?」
 「一緒にいられれば、いいよな。…ここを出よう!」
 「お店は?!」
 「辞めたんだ。もうイタリアンは辞めたんだ」
 取材を放りだしたからだと裕子は知る。2人は荷物をまとめだす。

 「うちにくればいいのに」
 と海外出張から戻って、ここに直行した晴美(戸田恵子)。
 「晴美さんを巻き込むわけには行きません。生活することまで頼っ
たら、何のために2人で一緒に生きていくのか、わからなくなるから」
 と2人の決意は固い。せめて晴美は2人のために、家財道具を売っ
てお金にかえるなど、このマンションの後始末を引き受けることに。
 夕方、2人はバスに乗ってどこへともなく、街を後にする。
 夜になり海沿いの公園で簡単な食事をとる悟と裕子は、電柱に張っ
てある募集広告を見つける。その雀荘の店員募集のチラシには“住み
込み可”と書いてある。
 「行ってみようか」

 ………………………………………………………………………………

 1ヵ月後、悟はその雀荘で働いていた。傍らには犬を連れた裕子が
いる。悟が作ったオムライスの味に客が驚く。
 「うまいっ!!」
 「あったりまえじゃない。この人は東京の有名レストランでシェフ
してたんだから!」
 と雀荘のマスターの娘サチコ(岩崎ひろみ)。その言葉を聞いた客
たちが、次から次にオムライスを注文する。
 「この腕なら、ほかのレストランでも働けるのに…」
 とマスターは言うが、“登校拒否の妹ユミ”と一緒にいてやりたい
から、と悟は答える。パスタを作らないのかと裕子は聞くが、悟は黙
ってオムライスを作る。

 その頃ダモーレでは、小松たちが悟のことを懐かしく思い出してい
た。
 「あいつずいぶん役に立ってたんですね」
 「辞めたやつのことを言っても、仕方ないだろ…」
 そんな時、美弥を訪ねて神田が店に現れる。連絡先をしつこく聞い
てくるが、美弥は知るはずもない。
 「最後に話したのは1ヶ月前ぐらいかしら。…神田さんは井上君と
どういう関係ですか?」
 「僕は五十嵐裕子さんと、高校時代の友人でした。その縁で…」
 「井上君の目のことも心配ですよね」
 悟の目の病気のことを始めて知った神田だったが、何とか美弥を協
力させたいと、さも知っているかのようにいい医者を紹介したいよう
なことを言い出す。美弥はそんな神田をすっかり信用してしまう。

 この頃夜になると、イタリア語の勉強をし出す裕子だが、悟はあま
りいい顔をしない。
 「将来イタリアンの勉強するかもしれないでしょ?」
 裕子は、いまだに悟の夢の実現を信じている様子だ。
 その時アパートのドアをたたく音。悟は「来た!」とイヤな顔を見
せる。そこにはサチコが立っていた。3人でケーキを食べる。
 「サチコさん、今日デートだったんでしょ?なんで結婚しないの?」
 「もともと結婚願望ないからね」

 一方美弥は悟のことを思い出して、相変わらず元気がない。そんな
美弥を元気付けようと小松が話しかける。
 「あなたはお店の舵取りですよ。精一杯ぶつかって傷ついた気持ち
は、時間がいつか癒してくれる。でも、自分がぶつからなければ先に
は進めません」

 同じ頃、神田はガード下で道に迷っていた。どっちに行けば家につ
くのか分からない。電車の通り過ぎる音にまぎれて、子供が笑う幻聴
が聞こえ、神田の顔が裕子と同じ、あの輝きを見せる。そして道の脇
に座り込んでしまう。
 連絡を受けたナツキが、神田の元にやってくる。前の家の場所も住
所も分かるのに、3年前に引っ越した今の家がどうしても思い出せな
い。
 「クスリを飲んだ日から、記憶が3年前までさかのぼっているの
か?!」
 愕然とする神田とナツキ。

 ある日、ダモーレに届いた郵便物の中に悟からの便りがあった。
 『やっと生活も落ち着きました』
 横須賀の住所に、美弥は嬉しそうな顔をする。

 一方裕子と悟は、平凡ながらも平和な生活を送っていた。
 娘のサチコが30過ぎても結婚しないので裕子にグチをこぼすマス
ター。
 「ユミちゃんはあんな女になるんじゃないよ」
 「おじさんのことが心配なのよ。この店の看板娘がいなくなったら、
おじさんが大変だと、思っているんじゃない!」

 今夜も裕子はイタリア語の勉強をしている。そのテープレコーダー
を悟はパチッと切ってしまう。
 「ダモーレを辞めた時に、イタリアンは辞めたって決めたんだ。中
途半端に作るくらいなら忘れたほうが楽だよ」
 「だったら、どんなことがあっても辞めないでほしかった」
 「裕子と一緒の今の生活の方が大切だよ」
 「悟が輝いてないと、好きなことして夢を追っていないと、悟じゃ
ない!」
 「時間がないんだから、夢なんて言うなよ!」
 「そんな悟のこと、ずっと好きでいられるか自信なくなっちゃっ
た…」
 言い争いを聞いてサチコが部屋に入ってくる。
 「兄弟げんかならいい加減にしてよね!」
 小さい体でまるで大人のように説教する裕子に、たじたじとなるサ
チコ。
 「サチコさんも好きな人いるなら、離れなきゃいいじゃん。相手の
こと思って自分を犠牲にするなんて愛じゃないよ。その方がつらいん
だよ!」

 裕子はそのままうたたねしてしまった。イタリア語のテキストの下
に、以前コンテストに出したレシピの絵があるのに気づき、悟はいつ
か自分の店を持ちたいと燃えていた頃を思い出す。

 翌朝裕子が目覚めると、悟がもういなくなっていた。慌てていると
サチコが入ってくる。
 「昨日はいろいろありがとう。ユミちゃん、何か同じ年の女友達み
たい。じゃあね!」
 サチコが出て行き、裕子はテーブルの上に悟の手紙があるのに気づ
く。
 『夕方6時 三笠公園に 来てください』

 同じ頃、美弥は神田の運転する車の助手席にいた。昨日悟の居場所
が分かったと神田に連絡を入れた美弥は、神田と2人でその住所を訪
ねることになったのだ。
 「高校時代の五十嵐は、走っている姿が輝いてた」
 懐かしげな神田の言葉から、神田の裕子に対する想いが見て取れた。
 「それくらいにした恋って、きれいなまま残りません?でも、大人
になって自分の気持ちに決着つけられないのってつらいです。きっと
一生引きずって、次の恋も出来なくなる。傷ついても自分の心を整理
することが大事なのかなって…」
 「好きなら好きでいいじゃないですか。一生引きずったって、次の
恋が出来なくたって…」

 夕方6時、裕子は公園に向かった。悟がこっち、と手を振るところ
に行ってみると、そのビニールシートの上にはケーキとイタリア料理
がズラリと並べられていた。ケーキの上には
“Happy Birthday”の文字が。
 「誕生日おめでとう。俺、欲しい物も大切な物も一つに決めなきゃ
ってムリしてきた。裕子との毎日も、レストランの夢もあきらめない。
これからは欲張りに生きていく」
 ご馳走をほおばりながら、裕子がふと漏らす。
 「子供の頃は、こうやって祝ってもらってたな」
 「お母さんも、きっと裕子のこと、考えてるよ」

 夜になり2人がアパートに戻ると、マスターが嬉しそうな顔で話す。
 「サチコが出て行くと言い出した。30過ぎて、籍を入れると…。
でも、毎日ここに通って来るんだってよ…」
 イヤそうに言って見せても、本心は通ってきてくれるのがものすご
く嬉しいのだ。マスターは去り際に、店に悟を訪ねて客が来ていると
言っていく。
 悪い予感がした悟は、自分だけ店に出かける。案の定そこには美弥
と神田がいた。美弥に席をはずしてもらい、神田と悟の2人で話すこ
とになった。しかし美弥は、その間に出会った裕子に、悟の目の手術
のことを言ってしまったため、そのことを初めて聞いた裕子は驚き店
に急ぐ。

 「もう裕子に近づかないで下さい!」
 そこに裕子が飛び込んでくる。
 「目の手術って?言ってくれなきゃ分かんないじゃん」
 神田は裕子に話しかける。
 「記憶が若返ってるんだ。君への想いももうすぐ忘れてしまうかも
しれない。その間、一緒にいてくれないか?」
 しかし裕子は神田を拒絶。悟の足元に逃げる。
 「俺と裕子は2人で生きていくんです。邪魔しないで下さい!」

 「…どういうことなの?」
 店の入り口で3人の言い合う声を聞いていた美弥が、とうとうその
秘密を知ってしまった。突然悟が目を押さえてしゃがむ。裕子の顔が
ぼやけて見えない…。
 「目が…」
 悟の目はどうなってしまったのか。


寸  評  面白くなってきたんですが、登場人物が中途半端な気がしてなり
ません。最初の頃、ギラギラした目つきで若返った裕子を見つめてい
たニュースキャスター(羽場雄治)も、イヤミな若手シェフの長谷川
(乃木良介)も、今回お父さんの店のために結婚しないらしいサチコ
(岩崎ひろみ)も、いなくてもよかったような気がするんです。
 予告によると来週はいよいよ裕子の母が登場します。2人の間には
何やらシコリがあるらしいというのを、最初の頃に晴美が裕子に言う
せりふで知ってはいましたが、ドラマが終盤を迎えるにあたり、どう
もこの母親がキーになるような感じですネ。

執 筆 者 三森(anponhana@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 昨日は夏休み最終日で、息子は夜中の12時までかかって、自由研究を仕上
げてました。驚いたことに、宿題のワークブックもまだ10ページほど手付か
ずで、そのことをお昼ごろ初めて知った私はボーゼンとしてしまいました。私
ものんびりしてましたけど、ここまでひどくなかったなあ。ひょっとしてもの
すごい大物かもしれない。今朝になって「名札がない」と焦る彼の背中を見て、
親として言葉はありませんでした。(三森)

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発行元:ドラマ研究会
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