Daily Drama Express 2003/08/20 ひと夏のパパ(8) 2003/08/27

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タイトル：Daily Drama Express 2003/08/20 ひと夏のパパ(8) 2003/08/27

===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ 　　　　　　　　　　　 ☆☆ 2003/08/20 (Wed) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 　　1.水曜日の連続ドラマ　　2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1.　水曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル　ひと夏のパパへ局　　名　TBS系放映日時　水曜22時キャスト　望月まりも（上戸彩）　井上麻美（桜井幸子）　桐島薪平（北村一輝）　岡本章介（柳沢慎吾）　細野一作（松重豊）　安西わか菜（北川弘美）　ラン　　（つぐみ）　柴田ジュン（松田悟志）　外古葉修二（小日向文世）　寺沢タマミ（江波杏子）　佐戸井秀樹（渡辺いっけい）　小成大五狼（小林稔侍）脚　　本　樫田正剛あらすじ　　ジュン（松田悟志）と外古葉（小日向文世）が「何やってるの？台風来てるよ？」とダンサーらが練習しているところへ心配してやって来た。トレーニングをしていたダンサーは一枚のちらしを目標に練習していた。そのちらしには“欠員につき緊急オーディション”の文字が・・しかし、ジュンと外古葉はそのちらしのことは知らなかった。ジュンにはダンサーとしての素質がライバルと感じているダンサーらは知らせなかったのだ。それを知った外古葉は「絶対に受かってやる！」とちらしを握りしめかけて行く。　「調査報告書」を事務所で書いている薪平（北村一輝）のところへ外古葉が駆け込んで来た。ダンサーらに仲間はずれにされたことを言いつけに来たのだった。その後からダンサーらが追いかけて来て、とりあえず一件落着する。　『まねき猫』でバイトをするまりも（上戸彩）が麻美（桜井幸子）に注文の品を出す。そのときにくしゃみをして麻美が心配をする。今夜デートなのについてない・・と嘆くまりもに麻美は最近デートしてない・・とつまんなそう。薪平と燐太郎（市原隼人）は『まねき猫』で食事をしていた。応援して下さいと頼む燐太郎に、ラン（つぐみ）の家で会ったことを秘密にしろと薪平は念を押す。その燐太郎の視線の先には外古葉がにやにやしてみていた。細野（松重豊）とタマミ（江波杏子）も燐太郎と薪平の傍に興味深々と寄って来る。燐太郎と薪平が仲の良さに疑問を感じているまりもはダンサーらに燐太郎とのことをからかわれる。　外古葉が店の入り口をふとみると一人の女と眼が会う。女は外古葉に頭を下げる。『まねき猫』を出た外古葉とその女は喫茶店で話をする。帰って来た外古葉から皆が話を聞く。店に来たのは外古葉の別れた娘：陽子。陽子(松本莉緒)は妊娠して、結婚するから結婚式に出席してほしいとお願いに来たのだった。しかし、条件があり肩書きが飲み屋で踊っている父親だと格好がつかないから変えてほしい。と言うのだった。まねき猫の面々は仕事を変えることには否定的だが、外古葉は真剣に考えている。　桐嶋探偵事務所では、まりもが浴衣を着て出て来る。夏らしいと誉める薪平にまりもが「私が結婚したいといったら、その時相手にあわせて仕事変えてって言ったらどうする？」とさっきの外古葉の立場になったときの感想を薪平に聞いて来た。まりもは外古葉の言葉にとても感動していたが薪平は親を馬鹿にした話と一蹴する。　まりもは浴衣を着て燐太郎と花火を見に来る。その花火を麻美は柴田医院の側で昨年は薪平と見たなぁと回想しながら一人で眺めていた。傍には、なぜかタマミも・・　「先生」まりもをかかえた燐太郎が麻美の診療所へやって来た。麻美はまりもをベットに横たえ手当をし燐太郎とまりもに休んで行ってと優しく言い鍵を渡す。自分は合鍵があるからと二人を残して薪平の元にいそいそ向かう。　薪平のところへ行くと、薪平はビール片手に細野と外古葉と外古葉の娘陽子の言ったことについて意見を言い合っていた。てっきり薪平一人だと思った麻美はつまらなそうにその様子を眺め、薪平のところで朝をむかえる。　まりもと燐太郎は診療所で朝をむかえる。　ランのところにいた薪平の元に燐太郎が左頬を腫らしてやって来る。ランは大喜びで燐太郎にのっかるが、燐太郎は真剣に薪平に「迷惑をかけてごめんなさい」と謝りに来たのだった。　「皆嫌がるんですよねー」外古葉は仕事探しのため商事会社の倉庫へ案内されて来た。暗い倉庫での仕事内容は荷物の管理。監視カメラでは効き目がないから警備員を雇って窃盗犯が来たらドラム缶を木材で叩いて追い払うのが主な仕事内容だと説明される。外古葉は躊躇するが、案内された係の社員証の「四菱商事㈱」を見て「やります」と答える。　まりもが『まねき猫』でバイトをしているとまりもに会いたいとお客がやって来る。その客は燐太郎の両親だった。喫茶店で燐太郎の両親に燐太郎が浪人生で、昨日みたいなことは迷惑だ。この夏は燐太郎の将来がかかってるんだ。恋とか愛とかいってる暇はないんだ。更に、まりもの父親薪平が大学を出ていない、職業が探偵をやっていることに不信感を抱き、「家庭環境が違う。燐太郎とはこれっきりにしてもらいたい。」と言い放ち帰って行く。たまたま同じ喫茶店に来ていた麻美はそれを聞いていた。　「ひどいこと言う人は言うね～」まりもを慰めようとして二人で喫茶店から出て来る。薪平には傷つくから黙っていてほしいとお願いするまりもと麻美の視線の先ではおちゃらけた薪平が・・「いよっお二人さん」これから仕事だという薪平は報酬が入ったら奢ってやるという薪平を明るく送り出す。まりもは心配する麻美にも明るく振舞い麻美と別れる。　薪平が依頼主から預かった“猫”の写真を手に歩いていると、作業服を着た外古葉が・・　休憩時間になった外古葉は薪平に今の仕事のことを語る。「娘の結婚式のために、親は暗い倉庫でドラム缶を鳴らす。やっぱおかしいよ」薪平は指摘するが、陽子に恨まれて同然なのに、会いに来てくれた。その思いに答えたい外古葉は休憩時間が終わり、暗い倉庫へ木材を持って帰って行く。　薪平の携帯が鳴り、小成事務所へ急ぐ。　小成法律事務所でまりもに何かあったか聞く小成（小林稔侍）に「何もないです」と応える薪平。小成はまりもが学校を辞めてここで働きたいと言って来た。わか菜（北川弘美）もまりもは眼に涙ためていたと言う。「金を稼ぐのもおまえの仕事だ。心を豊かにするのもおまえの仕事だ」と言われてしまう。　家に戻った薪平はまりもの部屋に行くとまりもは段ボール箱に要らないものを詰めていた。整理しているというまりもだったが、薪平が段ボールから“高校３年”と書いてある教科書を放り出す。「学校辞めてどうする？後半年だろ？」まりもは、小成法律事務所で勉強して２０代になったら司法試験受けて認めてもらう。と言う。誰に認めてもらいたいんだ？と聞く薪平に「世間」と答えをはぐらかす。　『まねき猫』に外古葉がスーツ姿でやって来る。「店長お世話になりました」頭を下げる外古葉はロッカーに荷物をとりに来た。他のダンサーらは一緒に上に行こうと約束したじゃないですか？」と止める。店長（柳沢慎吾）も「外古葉さん居てよ。こんな店でおっさんが頑張ってる姿かっこいいよ」と外古葉が辞めて行こうとするのを止める。力づくで止めようとするダンサーらに「陽子のためなんだよーー」と応える。　屋上にいた薪平のところへ麻美が来ていた「麻美って優しいよな」と薪平が言い、麻美といい感じのところを燐太郎が「薪平さん。ごめんなさい！俺の親がまりもに酷いことを・・」とやって来る。　薪平が『まねき猫』にやって来て、何も言わなかったまりもに「どうして何も言わない？」と責める。まりもは悔しかったけど、事実なんだもん。だったら良い事実作っちゃえばいいんだよ。そこへ燐太郎を追いかけて来た父親が入って来る。麻美は燐太郎の父親に「あなたの言葉でまりもちゃんすごく辛い思いしたんですよ。あなたも人の親なら・・」親だから心配する。という燐太郎の父親に薪平が掴みかかる。燐太郎の父親が「未成年をこんなところで働かせてどう思ってるんだ？」と言う。まりもは薪平を燐太郎の父親から離し「口出ししないでよ。ほっといてよ」と言う。　急ぎ足で歩く薪平の後を麻美と外古葉がついて来る。「待ちなさい燐太郎」家から燐太郎が飛び出し、母親が追いかけて家から出て来る。その家の前に薪平がやって来て、家に入って来る。燐太郎の父親が帰ってくれ、警察を呼ぶと脅しても薪平は土下座して自分の境遇とまりもの気持ちを真剣に話す。自分は、母親を交通事故で亡くし、親の気持ちがわからない。でも、あいつの小さな幸せ壊さないで下さい・・　『まねき猫』に戻って来た麻美はまりもの顔を見て何か言おうとするが、タマミに止められる。察したまりもは事務所へ行く。　家には誰もいないが、屋上から音が…屋上へ行くと薪平がラジオを聞いていた。「さっきはありがとう。ごめんね」親をやるのも大変という薪平は学校辞めるな、大学行け。と励ます。まりもは「変わらないでね。あんたの生き方好きだよ」　店長は「外古葉」のロッカーの名前を外す。その、外古葉はショータイムを店の隅で見守る。そして、スーツ姿のまま舞台へ上がって一緒に踊り出す。その姿を見た店長はもう一度ロッカーに「外古葉」の名札をつける。　パパと言われるこの人と出会って２ヶ月。言葉は雑だけど心の熱い人とわかった。なのに・・『まねき猫』でショーを観ていたまりもは、倒れてしまう。寸　　評　　燐太郎の両親がまりもに喫茶店で父親の大学と職業を聞き出して見下した言い方をした場面。世の中にあんな失礼な親って居るんですかね？物語では良く出て来る場面ですが、実際にあんな失礼な人が幸せにも居ないので、現実感をがありません。学歴や職業が社会的に良いと言われてる人は人間的に出来てる人が多く存在してると思うんですけど… 執筆者　田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2.　編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 　１０月からのドラマで北村一輝さんが「あなたの隣に誰かいる」に出演するそうです。ホラーサスペンスとのことで、悪役を演ずるんじゃなかろうかと思われます。「ひと夏のパパ」ではおちゃらけた父親を演じているので、かなり違いますが、演技は上手いなぁと思います。（田村） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。（http://www.mailux.com/) ======================================================================

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