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タイトル:Daily Drama Express 2003/08/06 ひと夏のパパへ(6)  2003/08/11


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/08/06 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ひと夏のパパへ
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 望月まりも(上戸彩)
 井上麻美(桜井幸子)
 桐島薪平(北村一輝)
 岡本章介(柳沢慎吾)
 細野一作(松重豊)
 安西わか菜(北川弘美)
 ラン  (つぐみ)
 柴田ジュン(松田悟志)
 外古葉修二(小日向文世)
 寺沢タマミ(江波杏子)
 佐戸井秀樹(渡辺いっけい)
 小成大五狼(小林稔侍)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  『まねき猫』でまりも(上戸彩)は、さつき(沢尻エリカ)、久
美子(臼田あさ美)、燐太郎(市原隼人)と鉢合わせる。さつきと久
美子はまりもが燐太郎と一緒にいることを問い詰めるが、まりもは自
分がなんで逃げるのかわからないまま3人の前から逃げて行く。

 楠木刑事(嶋大輔)が麻薬密売の情報を掴んだため、埠頭で張り込
みをしていると何者かに拳銃をつきつけられ、振り向いたところを撃
たれてしまう。犯人の男2人はあわてて黒塗りの車に乗って逃げて行
く。

 埠頭で息をきらしているまりもの前を黒っぽい車が猛スピードで通
りすぎて行く。まりもの視線が車の中の男に注がれる。
 「おい見られたぞ?」「かまうものか」男たちはそのまま逃げて行
く。

 …運命は神様が考えることだ。とエライ人の本に書いてあった。こ
れが私の運命だったら神様はいじめっ子かも知れない…


 家でまりもは、額にアイスノンをつけ、牛乳片手に新聞を読む。見
出しには“男をめぐっての、女二人の刺殺劇、三角関係のもつ
れ・・”の文字が踊っていた。「やだなぁ」と言っていると、居間に
薪平(北村一輝)がおならをしながら入って来る。二人で言い合いを
しているとかき氷の道具を持ってタマミ(江波杏子)が入って来た。

 「三角関係なんだってねぇ?」薪平の方を向きながらタマミが言う
と薪平とまりもはドキッとする。まりもは、はっきりしなきゃいけな
いと思ってるけど・・と今の心境を吐露する。そのことで、今まで薪
平とタマミに黙っていたのに悩みを知られてしまう。薪平にからかわ
れまりもはバイトへ行って来ます。と家を出て行ってしまう。残った
薪平にタマミは麻美のことを聞く。


 “勝手ながら本日休業させていただきます”まねき猫の入り口には
張り紙がしてある・・

 『まねき猫』の中では、店長(柳沢慎吾)がのん(小林千晴)にダ
ンサーの誰を辞めさせるか相談をしていた。店長は、最近ダンサー達
に始めた頃の勢いが感じられなくなり、皆がてっぺんを目指していた
頃とは違って来ている。と感じていた。

 帰ろうとしていたまりもに外古葉(小日向文世)が「これから自主
稽古いかない?」と声をかけて来た。屋上で集まってダンサーの皆が
稽古を始める。店が休みのときは皆で集まって夢のために、稽古をし
ているとのこと。「夢かぁ〜」

 子守法律事務所で、佐戸井(渡辺いっけい)が子守(小林稔侍)に
来週の26回目の司法試験で結果を出してみろ、世間というところは、
結果しかみないと言われていた。そしてこれが最後だと言うことも…
わか菜(北川弘美)に「一緒に合格できるといいですね?」と言われ
るも、「なんだその余裕は?」とあたる。

 屋上で練習していると、佐戸井が突然ラジカセの音を切ってしまう。
非難をあびる佐戸井は司法試験に自信がないんだと言い当てられてし
まう。


 薪平のところへ来て、外古葉と佐戸井が言い合っていると細野(松
重豊)が飛び込んで来た。

 埠頭に細野と薪平、外古葉、佐戸井がやって来る。昨日楠木が発見
された現場で聞いたことを細野が語り出す。殺された楠木は同期の中
でも一番のまじめで明るさだけがとりえだった。昨日相談があるって
言われたけど聞いてあげられなかった。その楠木の背広から麻薬が出
て来た。このままだと楠木が汚名をきせられる、家族のためを考える
と楠木の潔白を信じたい。だから薪平に犯人を探してくれ。と懇願さ
れる。目撃者がいたとしても、「そいつも殺されるだろう」と薪平は
言う。

 診療所のそばを歩いていると麻美(桜井幸子)がまりもをランチへ
誘う。まりもは友達か男かなんて選べないと言うと、麻美に「欲張り
だねぇ」と言われる。カチンと来たまりもは「麻美さんはどうなんで
すか?昔の婚約者と会っていたわけじゃないですか?」大人にはいろ
いろ駆け引きがあるのよ。とあいまいに答える麻美に「子供にもいろ
いろ駆け引きがあるんです」と言い捨ててまりもは帰って行く。「そ
うなのよね〜どうするのよ私。」と自分でも答えを出せないで麻美は
考え込む。


 薪平が聞きこみをしていると、まりもがさつきと待ち合わせをして
いた。燐太郎とのことを謝るまりもはさつきと燐太郎が一週間の付き
合いで、まりもとの付き合いの方が長いし、これからも友達でいたい
し。と言われる。その後を薪平がこそこそつけて来る。

 さつきと別れたまりもを、薪平捕まえ、「腹が減っているだろう」
と勝手に牛丼屋へ連れこむ。減ってないと言っているのに無理に進め
る。店から出て焼肉屋の看板の隣のキムチを進めたり、薪平は焼肉を
勧めようとはしない。まりもは薪平が心配してくれているのは感じて
いて、せめて「焼肉」と言ってよ。という。
 焼肉の話から、授業時間の話をし、男と女は難しいから制限時間が
ないんだ。今日決められなかったら明日決めればいいし。まりもは麻
美のことを聞くと、大人の問題だからと薪平はかわす。そこへラン
(つぐみ)から呼び出しの電話が入る。「あせんな」といいおいて薪
平はランの元へ向かう。

 ランから最近埠頭で50%オフで薬が手に入る噂を聞く。多分元締
めかなんかが絡んでるのかなぁ〜と匂わす。薪平の真剣な様子に調べ
ればわかるかも。と。

 外古葉は司法試験の参考書を持った佐戸井に「試験落ちるよ?帰れ
よ」と言いながら、なぜか一緒に聴き込みへ行く。怪しいバーへ入っ
て行くが、びびる佐戸井と外古葉は噂でもいいから・・と一生懸命聴
き込みを続ける。

 捜査一課で無念そうな表情で楠木の書類をダンボール箱へつめ運ぶ
細野に、上司の北岡(升毅)が容疑者の書類を勝手に持ち出すな!と
言われる。北岡も楠木の無実を信じていて、「俺にまかせろ」と言う。

 考え事をしていたまりもは焦ってもしょうがないよね。とつぶやき
自分が何者かに見られているのを感じて自転車で逃げて行く。すると、
まねき猫の扉が開いているのをみつけ入って行く。

 「だいたい首ってなんだよ?!」ダンサー達が店長に詰め寄ってい
た。店長は反論するが怒ってダンサーらは出て行く。その扉の外でま
りもは話を聞いてしまっていた。
 まりもは店長に誰が辞めさせればいいか意見を聞きたいといわれる
が、誰もががんばっていて、決められないという。しかし、店長は求
めているのは結果であって、過程が良くても仕方がない。いい人だけ
の集まりだとダメになる。甘さが才能のあるヤツをダメにする。今の
あいつらには闘争心が欠けている。「金八的には腐った林檎だよ」の
んが一番辛いのは店長だからわかってあげてと言われるが、「わかり
ません、わかりません」とのんともみあいながら店から出ようとする。


 薪平のところへ麻美が入って来る。「誰か狙われてるの?」麻美の
言葉に薪平らが窓の外を見ると紺色の車が出て行くところだった。昼
間もその車をみたという麻美だったが、そのときまりもと一緒だった
ことを薪平に言う。

 皆でまりもを探しに『まねき猫』へ来る。紺色の車がまねき猫の前
から走り去るところだった。「まりもーー」と薪平らが追いかけるが、
まりもはまねき猫から這って出て来た。「のんさんが…」


 子守法律事務所で子守は佐戸井に試験が終わるまで来るなと宣告す
る。わか菜が「佐戸井さんがんばっていると思います」とフォローす
ると子守は佐戸井は集中力がないから試験が終わるまで出入り禁止に
しただけだ。と言う。

 ランの元に話を聞きに来ると、ランの言葉が詰まるたびに薪平はラ
ンに万札を握らす。ランが調べたことはその薬が大陸からの密輸入で
一度警察にパクられたもので、警察が横流ししているらしい。まりも
と細野、麻美に詰め寄られる。


 薪平の家に戻ったまりもらは、まりもに事件の概要を説明する。昨
日の夜の事件を知ったまりもは「そういえばあの時・・」

 薪平の部屋に戻ったまりもらは、麻美や外古葉もその車のことをは
っきりとは思い出せない。まりもはまねき猫の前を走り去った車を思
い出し、ナンパーまで思い出す。
 外古葉は陸運局に勤めている知り合いから車の持ち主が“北岡修
三“という人だとつきとめる。

 「北岡?」って俺の上司?名前を聞いて住所を途中まで聞くと細野
は驚きの声をあげる。「ミイラ取りがミイラになったっていうことか」
薪平がつぶやく。麻美が警察を呼ぼうとするが、細野は尊敬する上司
だから何かの間違いだとそれを止める。しかし、まりもが「友達が殺
されたんでしょ?悪いのは悪い」と細野の思い込みを止め、のんが連
れ去られているのを思い出し救出へ向かう。


 佐戸井が子守に言われたことをタマミに愚痴っていた。タマミも慰
めながら佐戸井を抱き締める。そばにあった扉に入って行こうとする
と中には縛られたのんが・・

 薪平らが倉庫前に来ると数人が…木材を持って出て行くと、降り返
った人はまねき猫のダンサーだった。皆で練習をしていたのだった。

 ダンサーらも交えて、倉庫へ入って行く。のんが縛られて北岡が車
に乗りこむところだった。「北岡さん」細野が叫び、降り返った北岡
の手には拳銃が・・北岡は一度だけのつもりだったが、押収した薬売
って金は入るし、そうしたら楠木が気がついて…と容疑を認める。


 無事北岡を警察へ引き渡し、まりもは薪平に「どうして人って変わ
っちゃうのかなぁ」「年の数だけ欲が増えるんじゃねーの?」

 「燐太郎先輩」家の前に燐太郎をみつけまりもが声を出すと、薪平
が燐太郎の肩を抱いて「おまえの好きなヤツってこいつなの?」にや
にやした薪平は燐太郎に小遣いを握らせデートに行け!と送り出す。
薪平と燐太郎が親しい様子を疑問に思ったまりもが問うが、ランのと
ころで息投合したなんて言えない二人は黙ってしまう。燐太郎は薪平
をかっこいいと言い、まりもの手をひきデートに向かう。

 今日一日頑張ったご褒美なんですかぁ?


寸  評  まねき猫のダンスで終わらなかったのは始まって依頼初めてです。
久しぶりにまりもの笑みが見れて嬉しかったです。まねき猫の中の人
間関係と細野の人間関係。まりもの恋と麻美の恋の対比がわかりやす
かったです。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 台風が去りとても暑い日になりました。久しぶりに車を洗ったんですが、汗
なのか水が飛んで濡れるのかわからないくらい汗が滴り落ちました。やっと
夏!らしくなって来ましたね。(田村)

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