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タイトル:Daily Drama Express 2003/07/23 ひと夏のパパへ(4)  2003/07/30


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/23 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル ひと夏のパパへ
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 望月まりも(上戸彩)
 井上麻美(桜井幸子)
 桐島薪平(北村一輝)
 岡本章介(柳沢慎吾)
 細野一作(松重豊)
 安西わか菜(北川弘美)
 ラン  (つぐみ)
 柴田ジュン(松田悟志)
 外古葉修二(小日向文世)
 寺沢タマミ(江波杏子)
 佐戸井秀樹(渡辺いっけい)
 小成大五狼(小林稔侍)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  まりも(上戸彩)が部屋で寝ていると、変な音がする。薪平(北
村一輝)の部屋に行くと不倫をしている男女の写真がたくさん積まれ
ている。トイレに行こうとまりもがトイレの扉をあけると薪平が鼻歌
を歌って便座に座っている。

 「トイレに入るときは、鍵閉めてよ」「ノックぐらいしろよ」

 2人で生活を始めてから些細なことでぶつかりあってしまう。年頃
の娘がいるからいやらしい写真を置いておくな!というまりもの気持
ちもわかるが、それは薪平の仕事の写真でそのお金で生活をしている
のも事実。部屋の中にはまりもが持って来た電化製品があり、誰が見
ても1個多い。

 「まりも、生活して行くのは大変なんだよ。気持ち悪いと言ったこ
の写真で、俺は生活をしている。生活のこと真剣に考えてるんだよ」
いつにない真剣な顔で薪平は言う。まりもは、お金の入った茶封筒を
出し、行かないことにした予備校のお金を薪平に渡そうとする。薪平
はまりもからそのお金を奪い、「無駄使いできないんだよ」と真剣に
言う。

 薪平が出て行った後、まりもは母親の定期預金通帳を眺める。


 『まねき猫』にバイトにやって来たまりもは「どう元気?」元気が
ないまりもを心配した外古葉(小日向文世)が悩み事があったら聞く
よ。と声をかけてきた、相談しようとしたまりもの声を店長(柳沢慎
吾)の怒号が遮る。

 「なんで売上の計算が合わないんだ!?」昨日の売上が合わなく、
疑いたくないが従業員を疑ってしまう店長を皆が責める。また従業員
同士も疑い合う。「昨日の売上金合わないんだって」やって来たまり
もに売上1万5千円が合わないと説明する。その、まりもにも疑いが
かかる。店長は「今月の給料考えさせてくれ」と連帯責任だ。と言
う・・


 例の写真を持って薪平は小成事務所へ来る。これで裁判は有利にな
ると確信した小成(小林稔侍)は薪平に「大事に使えよ」と報酬の現
金を渡す。


 小成にもらった報酬とまりもから取りあげた予備校のお金を持って、
雑貨屋のタマミ(江波杏子)の元に薪平は自慢をしに来た。まりもに
説教をしたことも得意そうにタマミに話す。薪平の嬉しそうな様子に
「薪平独立しな。あんたのこの“ツキ”尋常じゃない。子供の出来た
おまえに、試練のとき勝負のとき」という「マジ?」薪平は応える。


 薪平はそのお金を持って銀行にやって来る。順番を待っている間見
知らぬ客に話しかけたり、夏なのにジャンバーを着て、サングラスを
かけている薪平は皆から警戒される。薪平の順番になり、封筒や印鑑
を取り出そうとポケットに手を入れるたびに皆がおどろく。受付の銀
行嬢の手は机下の防犯ベルを押そうとしている。

 そこへ「金を用意しろ!」と覆面をした本物の銀行強盗が押入る。
防犯ベルが鳴り、今薪平が出してカウンタへ置いた現金を掴んで強盗
は逃げて行く。薪平はそれに驚き挙動不信のまま強盗を追いかけ銀行
から出て行く。その様子は一部始終カメラがとらえていた。


 「お客さん全員出ました」『まねき猫』では今日のランチの売上を
集計する。「ランチタイムの売上、54,890円」「ぴったりです」
従業員の中で拍手が起こる。そこへ、夜のバイトが入って来る。昨日
の売上の金額があわないという話しをし、また従業員同士疑い出す。
はては、時給とダンス料金の金額の話になり、古い従業員は3年も据
え置いたままや、ダンス料を払っていなかったり、矛盾がわかってし
まい、ますます収集がつかなくなる。


 「まずいよ。やっぱまずいよなぁ〜」『まねき猫』のバイトから出
て来たまりもは、『マツヤデンキ』の前に“バイト募集”のちらしが
貼ってあるのをみつけ、バイト変えようか悩む。そこのショーウィン
ドウへ飾ってあるテレビに薪平が映っている。報道を聞いていると薪
平は2人組の銀行強盗として逃走中。被害にあった行員のインタビュ
ーでは「最初っからおかしいと思ったんですぅ。怖かったのー」と応
えていた。


 薪平は銀行強盗をおいかけるが見失ってしまう。路地裏に入りこん
だ薪平は居合わせた警察官にお金がどっか行ちゃったぁと泣きつくが、
警察が薪平を捕まえようとしているのを察し、カンフーで警察官を殴
りつけ逃げて行く。ジャンバーを裏返しにして「やべっ俺逃げてる
よ・・」


 ニュースを見た麻美(桜井幸子)が薪平の部屋をノックする。しか
し誰もいない。外古葉も薪平に助けを求めに来るが、麻美をみつけ麻
美に助けを求める。

 『まねき猫』に来ると店長と従業員が口論中。


 逃げて来た薪平をみつけたラン(つぐみ)は「見たよニュース。ニ
ュースでやってるよ?」薪平は自分が疑われていることを確信し、
1万円とジャンバーをランに託しまた逃げて行く。


 『情報売ります』の文字が書いてある場所へ薪平が出向き、銀行襲
ったヤツの情報を知ろうとする。しかし、「あるけどお金持って来て
ね」とお金と交換でしか情報を教えないと言われてしまう。

 わたしのせいかな?…まりもは家の前においてある薪平のバイクを
見て、後ろに乗せてもらったときのことを思い返していた。

 まりもが部屋の中に入りまんじりせずにいる。「やっぱりここでよ
ぉ」と薪平はお金を探しに家へ帰って来る。まりもの母親の通帳をみ
つけまりもが止めるのも聞かずに持って行こうとする。まりもが薪平
を強盗犯と疑っているのを知ると、「警察勘違いしてやがる。通帳作
りに銀行に行ったんだよ。俺、生活費がいくらかわかんないし、おま
えの授業料も知らないから、そなえあれば憂い無しって言うだろ?」
と強盗をしに行ったわけじゃないと弁明する。「神様に誓うよ。まり
もに誓うよ」そこへ警察が押入る。薪平は逃げて行く。


 まりもは小成事務所へやって来て、薪平はやっていない、自分はそ
れを信じることが出来る。もし捕まったら助けてほしいとお願いに来
る。小成は「もし、捕まったときは助けてあげよう。弁護料は20万
だ。正しいことをした人を助けるには金がかかる」「わかりました。
お金もってきます」

 まりもが帰った後、二人のやりとりを聞いていた佐戸井(渡辺いっ
けい)は「先生質問します。どうして、そんな大金ふっかけるんです
か?それも薪平の子供なんですよ?」小成は不適に笑い、「試したく
なったんだよ」


 まりもは帰り道『ペンギンローン』の前を通る。看板には“18歳
未満への貸しつけは行っておりません”の文字が…

 「どうしよう…20万か…」家に帰って部屋で考える。廻りを見渡
すと不要な電化製品が・・まりものあたまに“不要な家電製品買取ま
す 店主”と書かれた看板を思い出。

 『まねき猫』では、まだもめている。その様子を見ていた麻美は
「お金の話って大事は大事だけど・・」と辟易している。

 まりもはリアカーに家電製品をつむ。持ち運ぼうとすると動かない。
振りかえるとリアカーの荷台にランが座っている。「薪平ここに住ん
でいる?」薪平がここにいなくてまだ捕まっていないと知ると、まり
もにジャンバーと1万円を渡し「返しておいてくれるかな?」とお願
いする。そのまま帰って行こうとするランに名前を聞くために呼び止
めると、逆に「あなたも薪平がやったと思う?」とランは質問して来
た。まりもは薪平は強盗していないことを信じているというとランは
飛び跳ねて近付いてきて、嬉しさのあまりまりもにキスをして帰って
行く。「何考えてるんだろう…」


 まりもが『まねき猫』を覗く。話しは売上金の話しから、薪平の話
しへ移っていた。「麻美ちゃんとも楽しみたい。まりもちゃんともき
っちり生活したい」と最近薪平がちょっと変わって来た。外古葉が言
う。麻美もそれに同意する。

 「いらっしゃい。まりもちゃん」まりもが覗いているのがバレ、ま
りもが店に入ると「お金貸して下さい」と深々と頭を下げる。


 事情を聞いた『まねき猫』の面々は小成事務所へ押しかける。小成
先生がいないと知ると佐戸井へ現金20万をつきつけ、「悪どい商売
するな!」「皆で集めた金だ!とっとけ」と佐戸井に罵声をあびかせ
る。


 麻美と帰って来たまりもは「ねぇご飯食べようか?」と病院の前で
麻美に誘われる。みると誰もいないはずの病院に電気がついている。
もしかして泥棒?

 用心して病室へ向かうと中では薪平が「へそくりぐらいねぇのか」
と家捜ししている。「あれからずっと心配してたんだから。親ならこ
んなことで心配させないでよ。私、本当に本当に・・」まりもが薪平
を心配していたことを話していると、「先生痛ぇよー」と手を怪我し
た男が入って来る。その腕の刺青が強盗犯と同じなのに気がついた薪
平は「おまえ馬鹿だろ?」と強盗犯を捕まえようとする。その強盗犯
の後ろから大勢の警察官がつめかけ、強盗犯と薪平は取押さえられる。


 「良かったな疑いがとけて」小成に連れられ薪平が警察署から出て
来る。まりもは玄関前で待っていた。「まりもちゃん薪平のことよろ
しくたのむよ」小成にまりもは挨拶され、「薪平この子のためにもが
いてみたらどうだ?うちの仕事待ってるだけじゃなく、本格的に探偵
をやれ」小成は薪平とまりもを残し帰って行く。

 「ねえ?探偵じゃなかったの?」最初に職業を聞いたときに探偵と
紹介されたのを思い出しながらまりもは聞く。「いいんだよーいちい
ちうるせーよー」


 SHOW PUB『まねき猫』で、お客さんが集う中、従業員から預かった
ボードの間になくなったはずの、1万5千円がみつかる。細野(松重
豊)にみつかった店長だったがなんとか誤魔化す。

 屋上にいた薪平の前にまりもが作って来た薪平の通帳を差し出す
「いいねー」薪平は嬉しそうにその通帳を手にする。

 SHOW PUB『まねき猫』で、ショータイムが始まる。


 信じるというのは頭で考えることじゃないんだ。今日なんとなくわ
かった気がする。


寸  評  今日は薪平がずっと追いかけられていました。1/4くらいは走る
シーンじゃないか?と思ったくらいです。内容はだんだん薪平とまり
もの距離が近付いて来た感じがするので嬉しいです。

執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 週末は「踊る大捜査腺」を観て来ます。先回のTHE MOVIE も映画館で観たん
ですが、先回以上に期待を裏切らない出来だそうでちょっと楽しみです。エキ
ストラに参加した人から様子を聞こうとしましたが、内容は口外しないと書面
で約束させられるらしく、くわしくは聞けませんでした。でも「観てねー!」
としっかり宣伝されましたので週末がとっても楽しみです。(田村)

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発行元:ドラマ研究会
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