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タイトル:Daily Drama Express 2003/07/23 幸福の王子(4)  2003/07/28


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/23 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル 幸福の王子
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 鳴川周平(本木雅弘)
          安元海 (菅野美穂)
          与田良介(渡辺篤郎)
          光石繭 (綾瀬はるか)
          光石桃子(井森美幸)
         見城則子(坂下千里子)
脚  本 遊川和彦

あらすじ     「命の灯が消える時…炎の中のプロポーズ」

 今日 ガラス越しに周平を見守っているのは、繭ではなく桃子。 
周平は桃子の小学校の同級生で 初恋の人なのだと打ち明ける。 良
介の告白を聞き 嫌悪感を拭えないでいる繭だったが、その後の事を
訊ねる。
 良介 「人が人を殺したい時って どういう時だと思う? 僕はあ
の時 本当に周平に消えて欲しいと思ったんだ。」


 良介の告白(回想)。
周平の結婚式から半年後、周平は研修医2年めで これから何科に進
むのか 決める時期が来ていた。 亡くなったまもるの事がトラウマ
となり 子供の診察ができなくなっている周平。 志望していた小児
科に進む事を止めようと考えている。 そんな中 則子が妊娠し、家
族が喜びに包まれる。 

 一方、海は 両親から勘当されて家を出ていた。 居場所は 良介
にも周平にも知らせていない。 海の事が気掛かりで 医師国家試験
の受験をやめようとしている良介。 病院に周平を訪ね、周平が知る
はずの無い海の事を尋ね、連絡があったら教えてと頼む。 周平は、
結婚式の日 海にあった事を知らず、良介と結婚するものと思ってい
た。

 心配になった周平は、海の実家を訪ねる。 海の事を尋ね、海の父
に 殴られる。 周平が 身ごもった海を捨て 他の女性と結婚した
と思っているのだ。 海の母は 周平を信頼し、海の居場所を教え 
事情を聞いてくれるよう頼む。

 海は、大きなお腹を抱え 逞しくコンビニで働いていた。 産科の
検診を受けた海は、診察費を払えない洋子に お金を貸す。 彼女も
また 不倫による妊娠で 一人で出産しようとしていた。

 アパートに海を訪ねた周平は、海が良介と付き合っていたと思い込
んでいるので、良介を許してやって欲しいと頼む。 そして、どんな
に離れても、海とずっと親友でいたいと話す。 しかし、海は拒絶す
る。  
 海 「友達ではいられない。 あなたのような生き方はしない。 
自分に素直に生きる。 私は 愛してる人としか結婚しない。」
海に謝りたいと思っている良介は、周平の後をつけ はじめて海の妊
娠を知る。

 産気づいた洋子が 海を頼ってくる。 リストラにあい 出産費用
が無いと言うのだ。 思い余った海は ちょうど当直をしていた周平
の病院に運び込む。 産科の医師と連絡が取れず、医師は周平しかい
ない。 だが、まもるが亡くなった様に自分には助けられないと 尻
ごみする。
 海 「あの子は 周平のお陰で 短い間でも生きる希望が持てた。
 幸せになれたのよ。」
海に叱咤され 初めての出産に立ち会う覚悟をする周平。

 海は、出産の痛みで弱気になった洋子をも 叱り付ける。
 海 「たった一人の大事な家族が生まれるのよ。 今、頑張らない
でいつ頑張るの?」
 周平「怖い人でしょう、怒ったり泣いたり。 この人みたいに 素
直に生きられたらステキだと思っているんですよ。」
洋子は2人に励まされ 無事に出産を終え、反対に周平を励ます。
 洋子「先生なら、これからだって素直に生きられると思います。」

 夜通し立ち会った周平と海は、海の部屋で 食事と仮眠を取る。 
落ち着いて語り合う2人。 海は、良介の子を産む事で 周平と会え
ないと覚悟した寂しい気持ちを打ち明ける。 そして、気がかりだっ
た周平の言葉の意味を問う。
 海 「どうして自分を人殺しだと言ったの? そのことで ずっと
苦しんでいるのでしょう?」
 周平「怖かったんだ。 もう、愛されなくなるのが。」

 周平が 秘密を打ち明けようとした時、表で待っていた良介が 訪
ねてくる、用意した指輪を持って。
 良介「ごめん、どうしても話したかったんだ。 ・・・周平、何や
ってるんだ、ここで。」 



 そこまで話して、耐え切れなくなった 現在の良介は、告白を中断
する。 そこへ 少年を連れた洋子が、周平を訪ねてくる。
 洋子「私は周平さんに助けられたのです。 …周平、この人があな
たを取り上げてくれたのよ。」
洋子は、自分の子に周平と言う名をつけていた。

 繭 「先生は周平のようなお医者さんになりたいんでしょう? 周
平は そんな罪悪感を忘れて欲しいんじゃないの?」
 良介「あの時の自分が 本当の自分じゃないかと思うと怖いんだ。」


 再び良介の告白(回想)。
海に結婚して欲しいと頼み、一人で育てると断られる良介。
 海 「良ちゃんは周平に負けたくないだけ。 私を周平から奪いた
いだけ。」  
的を射られた良介は 周平に矛先を向ける。 そして 何でここに居
る お前には家庭があるだろうと、周平につかみかかっていく。
 良介「俺は昔からお前が大嫌いだ。 人を見下しやがって。 お前
さえ居なければ 俺は幸せになれるんだ。」

 弾みで倒れたストーブから 火の手が上がる。 気付くと、争う2
人に弾き飛ばされた海が 炎の中に倒れている。 火の勢いに怯んだ
良介は 空しく海の名を呼ぶ。 一方 周平は迷わず火の中に飛び込
み、とっさに海を庇う。 大火傷を負った周平は、救急車で病院に運
ばれ、良介は 渡せなかった指輪を持ったまま 警察に連行される。
 また、警察車輌で休んでいた海の体にも 異変が起きる。 


寸  評  童話の『幸福の王子』の善行は 誰にも知られないままだったと
 記憶しています。 周平も 表立って感謝されないのかと思ってい
ましたが、今回 出産を助けた洋子が現れました。 『周平』と言う
名前まで持って。 感謝する事を忘れずにいてくれて よかった。
 繭は 第一章で、周平に会った覚えがあると 盛んに言っていまし
た。 だから、第一章で周平と海を結び付けた 赤い風船の女の子が
 繭じゃないかと思っていました。 でも、繭のお母さんが周平と顔
見知りとなると 違うのでしょうか? 第3章のピアノのまことちゃ
んも 名前が出るまで 繭? と勘ぐりました。 周平と繭の出会い
は いつなのでしょう? 
妊婦さんが火の海から助け出されたら 病院に連れて行って欲しいで
すね。 最近の警察官の不手際に 似た様なのがありましたね。

執 筆 者 飯塚(iizuka.g@infoseek.to)

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2. 編集後記
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 梅雨明けが遅れてますね。 先日 雨の間をぬって 川遊びをしました。 
街の中の小さい川ですが、ウグイやヨシノボリ・ドジョウが獲れました。 暑
かったら もっと楽しいのですが…。 お日様の登場を 期待致しましょう。

 と 思ったら、お日様ではなく 大きな地震が来ました。 地盤も緩んでま
すから、皆さん お気をつけ下さい。(飯塚)

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